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写真アップロードしました [番外]

お待たせいたしました。 ヨッシーはいま、奄美の中心地、名瀬におります。 商店街の中にある、アイアイ広場って休憩所に、無料で使えるパソコン発見! それを駆使して、今まで書いた日記のすべてに写真を入れました。 やっぱりパソコンは作業が早い。 さあこれから龍郷、笠利方面に出発します。携帯電波の関係で、またしばらくは日記の更新がストップするかもしれません。 また名瀬まで帰ってきたら、ここのパソコン借りて更新しますね~。
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ヤドリ浜~古仁屋~油井岳 [九州編その2]

2010年4月29日 木曜日・昭和の日 173日目 晴れ。海岸を朝の散歩。 DSCF2960.jpg DSCF2961.jpg DSCF2962.jpg キャンプ地に隣接しているリゾートホテル。その庭にあったデッキでくつろぐ。 8時にヤドリ浜を出発し、古仁屋までの同じ道を戻る。やっぱり上り下りを3回繰り返して図書館到着は9時。まずは図書館前の園地で、電波のいいところを選んで、画像ファイルの送信作業。 デジカメで撮った写真は、カードリーダー経由で一旦携帯端末にコピーする。そしてウィルコムのインターネット接続でFC2ブログの管理画面にアクセスしてファイル送信機能のページを使ってあっちがわのサーバーに送ってやる。これがなかなか時間がかかって、はかどらない。一度に6枚の写真を送信できるんだけど、処理が終わるまでだいたい2分から3分かかる。100枚の写真を送るのに、40分から50分くらいかかってしまう。 ヨッシーはできるだけたくさんの写真を載せたいので、どうしても作業が多くなってしまっている。さて、ファイル送信したからといって本文に写真が入る訳ではない。 今度は、管理画面の過去の記事編集画面から、該当する日の日記編集画面に行って、本文の合間に写真ファイルへのリンクを作って行って、初めて写真入りの日記が完成する。 結構旅先でありながら、面倒なことをコツコツとやっているわけである。 さて、こんなことを書いているうちに11時になってしまった。まだ全部送信出来てないがタイムリミットなので、こんどは図書館のパソコンを借りて本文にリンクを挿入していく。11時半にひととおりの作業が終わり、やっと出発することができる。図書館前で出会った自転車旅の若者に別れを告げて走り出す。 DSCF2964.jpg まずは昼飯の問題である。ファミレスのジョイフルがあったのを思い出し、Uターン。ちょっと贅沢だが奄美ではしばらく外食する店もままならない過疎地を行かねばならんだろうから、今日は特別ね! 11時半。ヨッシーが一番客のようである。かなり迷ったが、ダブルハンバーグのご飯セットを頼む。やっぱ肉でしょう~。 DSCF2966.jpg DSCF2967.jpg 食事が来るまでの間、またファイル送信の続きをやる。 そして出てきたダブルハンバーグ! お~、肉~。しかしちょっと待て。せっかく鉄板の上に乗っておるのに、いささかもジュ~とかいっとらんではないか?あれが楽しみなんだがなあ。ジョイフルの肉系は、どこの店でもジュ~、となってないんであろうか? しかしまずまずの味に満足し、付属のスープバーも6回くらいお代わりして798円。 古仁屋から県道79号線を、島時計周り向きに走る。北上する向きといったら解りやすいか。左に海、右に山を見て進む。 う~ん!なんて快適な道なんだ。坂があってもたいした距離ではないし、勾配もカケロマなんかに比べたら屁のカッパ程度のもんである。ぐんぐん進んで、1時間後の3時には油井(ゆい)に着いてしまった。 さてどうしようか。油井岳の展望台まで上がるか。それとも先に進むか?しかし道の駅住用で会ったタツニイもモンタさんも、ここからの景色は最高だったと言っていたからなあ。よしじゃあこうしよう。 標高482mだから、予想では1時間半で上がれると思う。そしたら4時半ごろになる。展望台で泊まれそうならそこでキャンプ。泊まれないなら一気にくだり降りて、この油井公園で泊まる。どうや! モンタさんいわく、狭い道だと言っていた通り、車一台通れるだけの幅しかない。乗ったり押したりしながら格闘し、もうあとちょっとで頂上やあ~、というところで駄目押しの急坂!おまけに駐車場入口も短いながら急にナットル! DSCF2971.jpg 展望台眺めよし! DSCF2972.jpg DSCF2973.jpg DSCF2974.jpg トイレ、水道あり! でも草刈りしていたおじさんと話してたら、ここの水道の水は飲用ではないと言われ、宿泊断念。 DSCF2978.jpg DSCF2980.jpg DSCF2981.jpg 油井公園まで一気にくだり、5時過ぎには公園あずまやでくつろげた。まずは米を炊く。2キロの袋しかなかったから重たい!早く食って減らさんといかん。サバの缶詰とみそ汁で、ご機嫌の晩御飯。目の前の美しい夕暮れの湾を観ながら食事していたら、通り掛かりの軽自動車がヨッシーに向かって手を不利ながらピッピーっと警笛を鳴らす。 だれかなあ?旅で会った人かなあ~と考えながら立ち上がって停まった車に近づくと、おりてきたメガネのおばちゃんがヨッシーを見て第一声、「あなた誰?」。自分で人違いをしておきながら、あなた誰もないもんだ。 さて、日記を読んでいただいてる皆さん、ここからは人によってはあまり楽しくはない話題になるかもしれんので、飛ばし読みたい人はずっと下の空白のあと、「続き」のところから読んでほしい。 おばちゃんは続けて、「なにしてるの?」、とヨッシーに食ってかかる。もうすでに頭にカチンと来ているヨッシーは、注意深く、「ご飯食べてる」とだけ答えておく。 ゴミや汚したりしないでよ、ここは集落の若者が集まるとき使ってるからね。 (?公園やからみんなで使う場所やのに?) あなたどこに泊まるの? 「まだこれから考える」 呑気なことねー。 「はあ、呑気なんですわ~」 ちゃんとご飯食べたら片付けてねっ。 去ろうとするおばちゃんが誰なのかまだわからなかったので、 「すみません、どなたですか?」 私は民生委員をやってます。スクールガードもやっていますっ! 一方的に話し続けて一方的に去ってった。 カチンカチンカチーン!玉突きでもこんなにカチカチいわんやろう。やるな、おばちゃん。 ヨッシーはそのとき、これだけでは終わらない予感があった。 せっかくの夕暮れどきのディナーが台なしである。 テーブルのお片付けして、日が暮れてから芝生にテントを張る。ラジオがきれいに入って、山本コータローのフォークソング特集が始まった。おっ!これって番組予告で聞いていて、聞きたいなあと思ってたやつやんか。 黒糖焼酎のお湯割をやりながら、ごきげんで聞く。番組の半分も聞かないうちに、 「あの~、ちょっとすみませ~ん」 来たっ!おまわりさんである。 おばちゃんやっぱり通報したなあ。まあそれが仕事みたいなもんやからそれはいいけど。 もし、この日記を読んで、今後貧乏旅行をしてみたいなあとか、いままさにそれをやっている人の参考になればと思い、この体験を綴ることとした。 お相手がおまわりさんだろうが、警備員だろうが管理人だろうが、毅然とした態度で接して欲しい。公園で泊まるのは犯罪ではない。細かく言えばルール違反かもしれないが、取り締まる法律はない。だから堂々としていてほしいと思っている。 テントの外に出て、お決まりの職務質問を受ける。名前と生年月日を答えてあげると、ハブに注意してね~と親切に教えてくれ、10分ほどで帰って行った。彼等も仕事なので、通報を受けたら来なくちゃいけないし、なんらかの情報を持って帰らないといけないから。 今回旅に出てから初めて(熊本の人吉の事件は別として)の職質なのに、写真とか撮るの忘れた~!ラジオが終わっちゃうと思って急いで帰ってもらったからなあ。 続き ラジオを聞いて、眠りにつく。動物の鳴き声が近く聞こえる。今夜も寒くなりそうである。 走行 36キロ 出費 798円 (ジョイフル)
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嘉入~生間~古仁屋~ヤドリ浜 [九州編その2]

2010年4月28日 水曜日 172日目 6時半にやっとこさ起きる。軽く二日酔い。布団を畳んだりごそごそしてたら、カイが、「お母ちゃ~ん、ヨッシーやっと起きた~」、と言ってるのが聞こえた。 7時にそろって朝ごはんする。カイが別れを言って登校して行く。お父ちゃんとイッセイが、別れを言って出勤していく。お母ちゃんがヨッシー用の弁当を渡してくれる。(涙)しかもドカベンだ。 DSCF2947.jpg 8時過ぎに花田家を出発。家の前でお母ちゃんとあかりちゃんが手を振ってくれている。 さて、嘉入山越えの坂道が待っている。天気は良いが、朝の爽やかな空気が汗を押さえてくれる。一度通った道は、2回目は近く感じるものである。 俵から県道614を南下する。瀬相のフェリー乗り場に寄って、お母ちゃんの焼いたカレーパンを買ってみる。100円也。でもまだ食べない。 DSCF2948.jpg ここから生間(いけんま)までは、未走の道である。これを走ると、カケロマの主要道路はほぼ制覇したことになる。 DSCF2949.jpg さすがに県道はキツイ登りもあまり無く、快調に走って11時に生間到着。次の古仁屋行きフェリーは12時25分発である。待合いのテレビで水戸黄門をやっている。里見浩太郎のやつ。なんだか話しの作りが荒いような気がした。ツッコミどころが満載であった。カレーパンを味わいながら観る。 番組をきっちり始めから終わりまで観たらいい時間になり、船に乗り込んだ。考えたら来るときの船ではまったく写真を撮ってなかった。網野子峠越えでへろへろになり、それどころではなかった。 DSCF2950.jpg DSCF2951.jpg DSCF2952.jpg DSCF2953.jpg DSCF2954.jpg 自転車好きで坂道大好きな人は、加計呂麻島をぜひとも走ってほしい。ひいひい言いながら喜ぶこと必至である。 古仁屋に渡り、やっとウィルコムの携帯電波が入った。フェリー待合所のベンチでブログ更新にかかる。それからお母ちゃん弁当をありがたくいただく。 DSCF2956.jpg 待合いに俵の駐在さん一家が船待ちしていた。なんで俵の駐在さんというのがわかったかというと、昨日カイの小学校で、自転車の安全講習と不審者対応の予行演習があって、そのとき新任の駐在さんが来ていて、なかなかイケメンである、とカイがお母ちゃんに報告していたからである。 さらにお母ちゃんは、奥さんのほうは見たことがあって、なかなか島にはいないタイプの都会的な美人だ、とカイに言っていた。 そしたらその御一家が隣のベンチで船待ちをしていたので、ヨッシーはイケメンと都会美人の両方を一度に拝見することが出来た。ラッキーである。 ブログ更新がひととおり終わったが、写真の挿入作業がまだ残っている。3時に図書館のパソコンを借りて、それをやった。 5時になり、今日の宿泊予定地、ヤドリ浜に向かう。古仁屋から東南に延びる半島を10キロほど走ったところ。道路の終点にあたる。ここは無料でキャンプが出来る、と地図に載っていた。 DSCF2957.jpg DSCF2958.jpg 結局また登りとくだりを3回繰り返して、ヤドリ浜に6時着。園地内の休憩所?内にテントを設置。昼に半分食べたお母ちゃんのドカベン残りと、インスタントラーメンで夕食。明日からちゃんとご飯炊きます。 7時ごろ、子供の声がするので見てみたら、炊事棟の電気がついて、家族がご飯の準備をしていた。笠利、という奄美の北側にある町からキャンプしにきたそうである。今夜はキャンプ場に一人かと思ったら、同宿者がきてくれて、ちょっとうれしい。 走行 38キロ 出費 2874円 (カレーパン、フェリー、コロッケ、コーラ、缶詰、ラーメン、お米2キロ、黒糖焼酎)但しお米は前田くんのお米券にて購入
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嘉入 雨の日は走らない [九州編その2]

2010年4月27日 火曜日 171日目 昨夜の予報どうり、朝から雨である。花田家にはテレビがないし新聞も取ってないから、電話の天気予想が頼りである。しかし沖縄も徳之島もそうであったように、あんまり当てにはならん。海にぽつんと浮かぶ島の宿命だろう。天候はこっちの都合を考えず急変する。 お父ちゃんのすすめで、もう一日厄介になることにした。体もまだ疲れて痛いところもあるし、左手はタレは右手は薪にやられて若干不自由である。 カイは今日はさぼらずに学校に出ていった。あかりちゃんもお母ちゃんと、保育園に行くので、午前中はヨッシーとタレが留守番だ。 雨なので読書。お父ちゃんの昔読んでた本を出してくれて、その中から何冊か飛ばし読みする。 九里(くのり)のりやすの人力、地球旅マニュアルとかいう本。昔しヨッシーが若かりしころ、ネパールのカトマンズで九里くんと会ったことがある。そのときヨッシーは、ヒマラヤ高地4000mからのカヤックダウンリバー遠征で、彼の地を訪れていた。コスモトレックという山岳ガイド派遣や頂上アタックのサポート全般をする会社のオフィスで、まだこういう本を書く前の彼に会ったのである。 なんとなく連絡先を交換して、日本に帰ってからも年賀状のやりとりをしていたが、いまは遠い昔になってしまった。あらためて今、自分が人力で旅する立場になって読んでみると、以前よりずいぶん役に立つ箇所がある。いろいろ参考にさせてもらおう。 お昼過ぎ、お母ちゃんとあかりちゃんが帰ってきた。あかりちゃんはすっかりヨッシーに馴染んで、寝転んで本を読んでるヨッシーの膝の上に馬乗りになって遊んでいる。ヨッシーが膝を立てて、左右に揺らすと大喜びである。 昼ご飯は、オーブンで作ったドリア。チーズがいっぱい乗って美味しい。 午後からも読書。こんどは、「あなたの夢が実現する簡単な70の方法」。 DSCF2935.jpg 70もあるの!簡単って言うのに70も実践せんといかんの?なんとか7つくらいにならんのか?と思いながら読み進む。 参考になったところがいくつかあった。 1、音読する 声に出して本や新聞を読むとよく頭に入るそうである。しかしそれで幸せになるか?物覚えがよくなるだけじゃないの? 2、幸せから出発する 目標に達成したら幸せになる~、と考えるのが普通だが、それに至るまでの過程がすでに幸せでないといかん、と書かれてある。 あにょ~、幸せになる70の方法じゃなかったかな?もう今幸せなら、なんもこんな本を読まんと思うが・・・。 3、目標に意識を集中する 「失敗したらどうしよう」、と考えるから失敗する。例え話として、ある監督が、「幅10cmの角材の上を10m歩いて見ろ」と言えば、誰でも簡単に渡るだろう。でももしその角材が、2つの高層ビルの屋上同士にかけられていたら、「落ちたら死ぬ」、という考えで頭が一杯になって必ず失敗する。 まず目先の課題をクリアして行けば、必ず目標にたどりつく、という話し。 これに似た話しを聞いたことがある。日本の戦国時代。ある殿様が忍者の頭に、「忍者の極意というやつを見せてみよ」、と言った。頭は座敷の襖を開け、その敷居の上を爪先立ちでツツツーッと歩いて見せた。 殿様は、そんなことならわしでも出来るではないか!っと頭を叱った。そこで頭は、「この敷居の両側が千尋の谷底であっても、忍者は迷う事なく渡れます。これすなわち極意」、と言った話し。 似とるなあ。どっちが先やろうか。 もう読む本があんまりないなあ、と思っていたらナント!移動図書館がキター!あかりちゃんと一緒に走っていく。読みたい本はあるんだけど、今日読んでしまわないと明日からまた旅に出るからなあ。 なんか旅に役立つやつ、と思って世界や日本の地理のうんちく本をお母ちゃんに借りてもらった。もうヨッシーも家族あつかいである。 夕方、また薪のお風呂が沸いた。あかりちゃんと一緒に入る。お父ちゃんも帰って来て、お母ちゃんとご飯の準備をしている。 子供をお風呂に入れるのは初めてなので要領がわからんかった。結果わかったことは、「自分のことに集中できなくて、洗いが中途半端になる」こと。 風呂上がりにビール。お決まりコースに突入。パパイヤの千切りにとろけるチーズをかけてオーブンで焼いたのが超ウマ。パパイヤはそこらに成っているので、ただでいくらでも手に入る。花田家の定番おかずである。ちなみに果物のパパイヤみたいに熟したやつではなく、まだ青いままのやつを野菜感覚で使うのが奄美以南の島の料理法。 明日ヨッシーが旅立つので、お父ちゃんとの話しにも熱が入る。話題はほぼ、島の暮らしを楽しみながら皆さんへの恩返しをする方法。 お父ちゃんはいま、養蜂家にチャレンジしている。無添加の美味しいハチミツ作りを試行錯誤している。ブランド名は、「かけろまハニー」。ええではないか。なんか昔のヒーローもののテレビドラマタイトルみたいで。 夕日が沈む水平線に去って行くかけろまハニー・・・・。平穏な日が訪れるのはいつのことであろうか・・・。なんて。 商品化はまだ先になるだろうが、みんな覚えといて通信販売で買おうね。 日付が変わって0時半まで熱く語り、布団にはいる。 走行 0キロ 出費 0円
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嘉入 一回休み [九州編その2]

2010年4月26日 月曜日 170日目 6時半起床。花田家の朝は早い。お母ちゃんはもっと早い。5時から、瀬相のフェリー乗り場売店に置いてもらうパンを焼いているのだ。現金収入は家計を助けている。 カイが体温計を探して計っている。一回目35度7分。あかん、とつぶやき2回目を計ると36度6分。よし!お母ちゃん熱っぽいから学校休む~。 ずる休みか~い! そこに隣のふうかがカイを迎えにきた。カイに友達来たぞ~、と呼ぶと布団の中からヨッシーに、休むと言っといて~、となかなか人使いが荒い。ふうかに、「カイはずる休みするらしいで、ずるやで」、と何回も言ったら、ふうかはキョトーンとしておった。 みんなでそろって朝ごはん。お父ちゃんはイッセイくんを車に乗せて、草刈りに出勤していった。イッセイくんは俵の中学校に通っている。峠道を越えて通学するので、親の送り迎えが必要。一回自転車で行ってみたら、50分かかってへとへとになったそうである。 隣の須古茂集落のお家に、京都から自転車できた女の子がいるそうで、お母ちゃんがその家に電話したら今日出発して名瀬まで自転車で行って、フェリーで沖縄に行くという。それなら通り道だから家に寄ってヨッシーと話して行って~、ということになった。9時半ごろくる。それまでお母ちゃんと話したり、あかりちゃんと遊んだり。カイは一応布団に入ってマンガ読んでる。 9時半を過ぎてやっと来た。石野ちゃん。 DSCF2926.jpg あんまり時間なかったが、旅のことや沖縄で仕事を探すことなど話す。 みんなで記念撮影。 DSCF2927.jpg DSCF2928.jpg DSCF2929.jpg DSCF2930.jpg 細いタイヤ、身軽な荷物で颯爽と去っていった。カイが、ヨッシーのほうがモタモタって感じや、となかなか厳しい。 見送りのあと、カイは本格的に遊びモードに突入。まずはドラえもんの日本旅行ゲーム。これを2回やったらお昼になった。 みんなでお母ちゃんの作った焼き飯を食う。 それから犬のタレと遊びました。遊んでいたら、ヨッシーはタレに左手を噛まれました。ちょっと血が出たけど、包帯をあててテープでぐるぐる巻きにしました。ヨッシーは生まれて初めて犬に噛まれてびっくりしました。 それからお昼寝して、1時半からお父ちゃんに頼まれた薪割りをやりました。ヨッシーが斧で割って、カイがそれを並べます。ヨッシーが小さめの木を割ろうと斧を振り下ろしたら、当たり所がよくなくて跳ね返り、右手の人差し指にあたってまた怪我しました。 なんてよく怪我する日だろうか。もうやる気がなくなったので薪割りは終わり。つぎはカイと海で貝取りをします。カイが貝取り、とか駄洒落言ってカイが笑っています。ヨッシーは、こんどは海で溺れたら大変なので、危ないところはカイに行ってもらおうと、こっそり心の中で思いました。 引き潮の海岸を歩いて亀岩の下を通りすぎ、岩場を伝い歩いて貝をさがします。ヨッシーは全然見つけられないのに、カイはどんどん先に行って貝を見つけます。さすが田舎育ちの子供だなあ。 30分ほどでそこそこ見つかり、お家に帰りました。結局ヨッシーは一つも見つけられず、ついていっただけでした。 それからカイの自転車を修理してやり、試し乗りに小学校のある隣の集落、須古茂まで2人で競争しました。写真判定でヨッシーの勝ちでした。 家に帰ると、カイはこんどは将棋盤を持ってきて、将棋をします。でも駒が全然足りなくて、ある駒を2人で分け合って無理矢理対戦しましたが、イマイチの勝負しかできず、盛り上がりに欠けました。 あかりちゃんは一緒にやりたいみたいで、朝からゲーム盤の駒をかってに動かしたり踏ん付けたりして、絶えずお兄ちゃんのカイに怒られています。 結局一日ゲームしたり、怪我したり、海に行ったりして一日が終わりました。なんだか親戚の田舎に里帰りしたみたいな、夏休みみたいな楽しい一日でした。 お風呂のあと、やっぱりお父ちゃんとビールを飲みます。最後は焼酎まで飲んで、11時になったので寝ました。カイは家族全員で日本旅行ゲームをしたかったけど、お父ちゃんとヨッシーが酔っ払ったので参加せずそれが不満そうでした。 DSCF2933.jpg またしても布団で寝る。 走行 2キロ 出費 0円
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実久~西阿室~嘉入 [九州編その2]

2010年4月25日 日曜日 169日目 6時起床。カップ麺の朝ごはん。もう手持ちの食料無し。あとは沖縄の百合子さんにいただいた、飴とスッパイマンしかない。 今日も晴れ。7時半に実久出発。昨日下ったつづら折れの坂道を上がって行く。一晩休んだのと、低周波治療器をあてた(そんなの持って旅しとるんやぁ~!)から足も腰もやや軽い。 朝一の元気さで、思ったより早く峠を越えられた。来た道をそのままもどる。県道619も登り下りはやはりあるが、西海岸の田舎道よりはマシ。その分ぐんぐん走れて瀬相まであっという間にもどれた。 さてここからまた西海岸に出る山越えで、西阿室(にしあむろ)まで出る。やっぱり山越えだ(T-T)。しかしここは標高150程度の峠なので比較的楽勝。ヨッシーもだんだんカケロマに慣れて来て、こんくらいは平気になってきとる。 DSCF2870.jpg DSCF2872.jpg DSCF2873.jpg 西阿室にちょうどお昼に到着できた。暑くてかなわんので、売店で生麺の天ぷらうどんと発泡酒ゲット。占めて300円なり。おばちゃん計算すんのにそろばんいるか~?2品やで。 漁港に行ってまずはプシュー、乾杯。ちょうど港には漁師のみなさんがお集まりで、陸揚げしてある漁船の移動をされておる。面白そうなので高見の見物。 DSCF2874.jpg DSCF2875.jpg DSCF2876.jpg 船を上げ下げするためのウインチが高い場所にあり、ワイヤーを船台につなげて操作する方式。もちろん船台には車輪が着いている。場所によってはコンクリート地面に所々打ってある支点に滑車をかけて、ワイヤー引く位置を変える。 しかし面白かったのは、ウインチを小屋の中で操作するおじいが耳が遠いらしく、皆がやってほしい操作がなかなか伝わらない。めいめい勝手にわあわあ大声を出しているからますますおかしなことになっている。 しまいに前に停めてある船に、引っ張ってる漁船がぶちあたったり、その勢いで途中の滑車が壊れてワイヤーが動かなくなったりしている。ウインチと港の中継役のおじいは滑車が壊れたのをみて、「ダメダメダメ」、ばっかし言ってるから港で作業している人達にはなにがダメなのか全然伝わらん。 まさに船頭多くして船山に登っと~る。笑いをこらえるのが大変やった。 漁港の横でコンロを出して天ぷらうどんを自炊。天ぷらと書いてある割に中には天カス(揚げ玉)しか入ってない。これは詐欺にはならんのか?キャベツも入れて、やや豪華に仕上げた。 集落内の散歩をして、展望台なんかにも登る。 DSCF2877.jpg DSCF2878.jpg DSCF2879.jpg DSCF2881.jpg DSCF2882.jpg DSCF2883.jpg DSCF2884.jpg 2時に再スタート。目指すは嘉入の花田家である。さっき電話を入れて、3時ごろ着くと奥さんに伝えてあるから大丈夫だ。ここからは、地図に「悪路」と書かれている西阿室林道で嘉入まで抜ける。 DSCF2900.jpg 走る前から不安になるが、花田さんに聞いたらちゃんと舗装されているそうなので安心した。 やや舗装が荒れている場所もある。 DSCF2898.jpg DSCF2901.jpg DSCF2904.jpg DSCF2906.jpg DSCF2907.jpg 12%!つまり100m進むと12m上がるという意味。簡単に言うと、キツイ坂! 13%!めちゃキツイ坂!つぎは14%か?15%か!なんでも来い~。 DSCF2908.jpg 途中観光バスと行き会う場面もあった。たしかに見下ろす海は綺麗で、ちゃんとした舗装なら観光道路としてもOKそうだ。 DSCF2909.jpg DSCF2910.jpg 林道が終わり、嘉入の浜が見えてきた!浜の向こうに見えるのは亀岩という一枚岩で、奄美地方で一番大きいそうである。 一昨日嘉入に来たときは、すぐに花田家にいってしまい、村内をきちんと見ていないのでまずは村内散策。 DSCF2914.jpg DSCF2916.jpg DSCF2919.jpg DSCF2920.jpg やったーお家に3時とうちゃく~。 DSCF2923.jpg DSCF2922.jpg さっそくお風呂をいただく。なんと薪で沸かすお風呂である。 DSCF2924.jpg DSCF2925.jpg めちゃあったまるし気持ちいい。今日は日曜日なんで、花田さんもお家にいた。風呂上がるとすぐに缶ビールを出してくれる。う~ん贅沢くぅ~。まだ時間も4時である。 夜ご飯はお好み焼きをしてくれるという。感激~! DSCF2921.jpg さあ、ここで花田家の登場人物について押さえておきたい。 お父ちゃん → 花田家の大黒柱 お母ちゃん → 埼玉出身の明るい母 イッセイくん → 長男 中学生 カイくん → 次男 小学生 あかりちゃん → 長女・末っ子 タレ → 犬 ふうか → 隣の子供 これで行くのだ。 お父ちゃんお母ちゃんとあかりちゃんの4人で、ビールを飲みながら5時前なのにお好み焼き開始! あかりちゃんは未熟児で生まれたため、発育が未発達である。いまは保育園に通っている。人見知りしない子で、会って一時間もしないうちにヨッシーに馴染んでくれた。 そのころに隣の須古茂(すこも)集落の学校から帰ってきたカイが加わった。ヨッシーに泊まりに来て欲しかったらしく、お母ちゃんに「あの人泊まってくれるんだよね」、と確認していたという。 ビールが次々空になる。お父ちゃんは他所から来たヨッシーと話せるのがうれしいようである。 長男のイッセイくんは、ソフトテニスの試合で名瀬まで行っている。帰りは遅く、午後9時に自力で帰ってきた。 花田家も早寝なそうなので、10時前には布団に入った。おー、久々の布団じゃ~。 走行 32キロ 出費 590円 (ジュース、うどん、発泡酒)
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俵~嘉入~実久 [九州編その2]

2010年4月24日 土曜日 168日目 6時、レストハウスに張ったテントの中で起床。このところ雨を避けるために建物内などに泊まるため、コンクリートの上で寝ることが多くなっている。やっぱり地面の上に比べて固いせいか、疲れが取れにくいような気がする。腰がだるいのもそのせいかもしれん。 夜半までずっと降っていた雨は上がり、晴れ間が覗いている。今日は予定どうり走れそうである。テントを畳んで7時半出発。俵は東海岸側、県道614号沿いである。ここから嘉入(かにゅう)までは、嘉入山越えの、山越えルートしかない。 地図で見ると、標高300m近いところを通る。もう諦めてます。はい。カケロマにいるかぎり、坂道から逃げることは出来ません。わかってます。文句言わんと登りますってば。 晴れて道も乾き、走りやすい。このところ山登りの連続で次第にわかってきたのは、ヨッシーはだいたい標高100m上がるのに10分から15分かかるとういうことである。それで地図から逆算すると、300mの峠に上がるのには、30分から45分かかると読める。 また走っている途中でも、かかった時間を見れば、今半分くらいかな?とか、もうすぐ頂上のはず、とか読めるようになってきた。 峠越えのあと、集落まで下る途中に嘉入の滝があった。 DSCF2849.jpg DSCF2850.jpg DSCF2851.jpg 昨日の雨のせいか、まあまあの水量である。 再び下りだしたとき、上がってくる軽トラックが停まった。花田さん親子が乗っている。長男のイッセイくんを、港まで送っていく途中であった。嘉入のおうちの場所を聞き、先に行ってますと告げて別れた。 嘉入(かにゅう)の集落に入った途端、なんだか日本昔話の里村みたいな綺麗なとこだなあと思った。教えられた道を入って2軒目を訪ねると、ドンピシャ勘があたって花田家だった。奥さんに挨拶すると、すでに伝わっていたようで、すぐにお家に上がらせていただく。 花田家は、田舎暮しするため大阪から淡路島、長野と渡り住み、いまは南の島に住んでいる。「なんにもないところ」、が移住先の条件で、嘉入はその条件を満たしていたそうである。 しばらくすると花田さんも戻って来られて、一緒に旅の話しなどで盛り上がる。良かったら今夜泊まってくださいと進められるが、天気のいいうちに島を一回りしておきたいので、では明後日戻ってきたときに泊めていただきます、とお願いしておく。 9時に再スタートして、嘉入から島の西海岸を北に走る。須古茂(すこも)、阿田地(あだち)と小さな集落を過ぎ、瀬武林道に入る。林道といっても舗装はされているので心配はない。しかし道は細い上、木々が覆いかぶさるように生えているので、ジャングルを進むようである。 かなりの登りをゼイゼイ言って上がったり下がったりする。途中から実久(さねく)林道を通りたかったが、舗装工事中で通行止め。本意ではないが、しかたなくそのまま瀬武林道を進んでいったん東海岸に出る。瀬武からは県道614を北に進み、薩川の集落で食料補給のため集落をうろつくが売店がみつからん。中学のグランドでソフトテニスの練習してる子供と先生に尋ねると、売店はあるが今日は休みなので、実久にも売店あるよと教えてくれた。 さあここから本日最後の峠越えが始まった。標高250あたりまで登り、そこから一気に下ると実久海岸である。道はここまで、ドンつきで行き止まり。到着時間は11時半。まだ午前だが、俵~嘉入~瀬武~実久と、かなりの坂道をこなしたからもう今日はおしまい。 DSCF2854.jpg ログハウス作りのバス停兼休憩所で休む。すぐとなりに売店ぽいのがある。店前のおばちゃんに食べるものある?と聞くとカレーならあると言われ、あとで食べに来ると言ってバス停にもどる。 バス停にはちょうど路線バスが到着し、運転手が降りてきた。客は無し。走るほど赤字になる路線だろうが、やめるわけにいかんのだろう。 運転手と話すといろいろわかってきた。カケロマに坂道が多いのは、昔は船で移動していたから道なんかなかったそうである。そらそうだ。船なら楽だし無茶早いに違いない。なので道路ができたのはずっとあとで、それもお金をかけられないので最低限の道だけ通したようである。 そうか~、それでこんなに登り下りが多いのか~。文句いってもしかたないけど、一日の走行距離が稼げないのでもどかしいのだ。 しかも運転手は島の生まれだが、バスの仕事をしだしたとき初めて実久まで来たという。だいたいみんな島の人はそんなもんであるらしい。 売店のおばちゃんが、「お客様。カレーが出来ました」、と呼びにきた。?まだ注文してないけど?まあええか。店の前の空き地に作ったデッキハウスでどうぞ~、と愛想はいい。 ヨッシーのカメラを目ざとく見つけ、シャッター押しましょうか ~?と言ってくれる。サービスはいいんだが、なんだか商売っ気満々が見え隠れしてちょっと引くヨッシー。でも撮るのは撮ってもらった。 DSCF2855.jpg DSCF2856.jpg DSCF2858.jpg 味はまあ売店並。でもお腹が減っていたので美味しかった。 DSCF2859.jpg 食ったあといくら?と聞くと、600円~。バリバリ観光地プライスやった。(T-T)でもここの他にもう一軒ある売店 は休んでいるらしく、買い物もできないようなので昼食をここでできて良かった。 坂道ばかりでかなり足が痛い。もう今日はダメって感じ。村内を散歩。ヤギ発見。 DSCF2860.jpg ネコ発見。 DSCF2868.jpg 沖縄以来、この2種はセットのようになって現れる。 夕方近く、移動販売の軽ワゴンが来た。スピーカーから流れる演歌の方角目指して急ぎ足! もう今日はご飯無しかと思っていたところ、ラッキーな登場だった。ついてるツイてる。ギョウザ330円、カップ麺180円。そこそこの値段やがいたしかたなし。 販売車のおっちゃんは昨日泊まった俵の人で、しかもあのレストハウスの真ん前にお店があった。なのでヨッシーが泊まっていたのも知ってござった。村内に人影がなくてもちゃんと見てるんだな~田舎の人は。 おかげで今日は水餃子ができる。キャベツとにんじんも刻んでほうり込み、最後に生米をスープに投入して粥にした。満足。 DSCF2861.jpg DSCF2863.jpg DSCF2864.jpg DSCF2865.jpg 休憩所内にそーっとテントを張って寝る準備。売店のおばちゃんすかざず来て、浜のほうにはってくださいい~。 そこはもう百戦練磨のヨッシーだから、素直に聞く訳なく、理屈をこねて明日の朝までなら良しの了解をとりつけた。 携帯もラジオも入らない最果ての浜。日がくれれば寝るしかない。 走行 25キロ 出費 1210円 (カレー、コーラ、ギョウザ、カップ麺)
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