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鹿児島~宮之浦 屋久島初 上陸! [九州編その2]

2010年5月25日 火曜日 199日目 5時起床。昨夜の残り物、ちくわの天ぷらで朝ごはん。6時から切符売場がオープンする。左の窓口の女の子が、細くて幸薄そうなメーテル系美人。 DSCF3585.jpg 屋久島まで人間3200円、自転車900円の、合計4100円。フェリー代が旅の予算を圧迫する~! DSCF3583.jpg DSCF3584.jpg 6時半ごろ乗船して寝場所を確保。 種子島に行くとき、沖縄に行くとき、それぞれ鹿児島港から船旅に出ているので、見慣れた光景にはなっているが、やっぱり朝の桜島は綺麗である。 DSCF3586.jpg 7時に出港したらすぐに船室で爆睡した。書こうと思っていた日記も書けずになる。天気は晴朗なれど波高し。佐多岬を過ぎて外洋に出たとたん揺れはじめる。 DSCF3586.jpg DSCF3587.jpg DSCF3588.jpg DSCF3589.jpg DSCF3592.jpg DSCF3593.jpg 11時前に遠くに屋久島の姿が見えてくる。 DSCF3596.jpg DSCF3595.jpg DSCF3594.jpg そこに後方から高速船が追い上げてくる~。 ピューンと、あっという間に追い越された。 船から降りたとたん、ジモティっぽいおっちゃんに話しかけられる。 フェリー待合室の観光案内所を覗く。船から降りたばかりの観光客でごったがえしている。混んでるのは嫌いなので、外に出たらこんどは違うおっちゃんに声かけられた。 「あんた、口永良部島には来るかね?来るなら訪ねておいで」、と。 言い残しておっちゃんは船に乗り込んで行った。一瞬のすれ違いだけなのに、訪ねておいでとはオープンすぎる。 まだ時間は2時前だが、なんだか眠たいので港の反対側に見えた公園で昼寝する。風が強い。 ベンチでひたすらうとうとして、結果晩御飯もここで食べ、あずまやで寝る。なんと!ここは公園のくせに夜間はトイレが施錠される。う~ん、屋久島はなかなか厳しそうである。 暗くなって現れたのは、フェリー乗り場で声をかけてきたおっちゃんその1。東京からの移住組で、旅をしながらたどり着いたというだけあって、野宿できるポイントをいくつか教えてもらった。助かるなあ。 風が強すぎるので、あずまや下で寝袋だけで横になる。 DSCF3600.jpg 走行 9キロ 出費 5048円 (フェリー、缶詰、弁当、ココア、餃子、発泡酒)
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隼人~鹿児島 いよいよ屋 久島へ [沖縄編]

2010年5月24日 月曜日 198日目 大崎でお世話になったホリーは、屋久島の一年で一番いいのは5月の後半から6月始めごろだと思う、とヨッシーに言った。その期間は晴れることが多く、それに石南花(しゃくなげ)が咲くのだ。 それは見に行かなアカン。 週間天気予報によると、しばらく晴れが続くようでもある。よし!出発だ! 荷物をまとめ、古民家を出る。シオさんに電話してお礼を言った。雨のあいだ避難させてもらってホントに助かりました。おおきに。 DSCF3560.jpg DSCF3561.jpg 先日シオさんと買い物に行ったスーパーAZに寄る。AからZまで、なんでも揃うからだそうだが、確かに店舗もでかい!車も売ってるそうだ。 まだ8時半なのに営業中で、お客もそこそこ来ている。それに品物が安い。60歳以上の人と身障者には5%割り引きがあって、シオさんはサービスカウンターで会員証を見せて5%分を払い戻してもらっていた。 シオさんいわく払い戻しにしているのは、あんまり小さい金額の払い戻しだと受け取るのが恥ずかしいから、受け取らずに帰ったり、あるいは余計に買い物する効果があるという。なるへそ。考えとるなあ。 国道10号線を鹿児島目指して走る。車やトラックが多い。海岸線なのでほぼ平坦であり、時速30キロくらいで走れる。これなら午前中に鹿児島市内に入れるだろう。 DSCF3562.jpg 琉球人松なるものを発見。琉球からの交易船が、鹿児島入港の目印にしていたという。看板を読むと、なんだか琉球人は異国人のようなニュアンスで書いてある。当時はそうなんだろうが、今は沖縄は同じ日本であり、ヨッシーもこないだまで旅していた場所であるから、なんだか違和感を感じた。 市内手前の公園に、東郷平八郎のお墓と銅像が建っている。 DSCF3564.jpg DSCF3565.jpg DSCF3566.jpg DSCF3567.jpg DSCF3568.jpg DSCF3569.jpg 大崎のホリーに教えてもらった場所で、異国の船乗りたちは鹿児島に入港した際、必ずお参りに訪れるそうである。でも日本人はあんまり知らんらしい。 よし!昼前に鹿児島到着。まずは吉牛で腹ごしらえ。 DSCF3570.jpg それからスポーツデポを捜す。自転車チェーンとブレーキパッドを買うためである。特にチェーンは佐多岬で切れてしまい、応急で繋ぎ直したままなので絶対交換したい。じつは朝、AZでもチェーンは売っていた(さすがAからZ)のだが、愛車・赤い流星号に合うのがどれかわからず、店員もその場にいなかったから、ちゃんとした専門のスタッフがいるスポデポで買うほうが良いと判断して、朝は買わなかったのである。 住所から適当に探してデポの入ってるショッピングセンターを発見。 そこに人吉ランドアースの社長、シゲから電話。明日種子島でシーカヤックの客が入ったから、いま鹿児島に車で向かってる途中だという。ほんならデポにおるから時間あったら会おうね~、と言って電話切る。 店内まで流星号を持ち込み、店員さんにコイツに合うのはどれかな?と聞くと、なんと普通のチェーンではなく、IGチェーンという特別のしか使えないタイプなことが判明。やっぱAZで買わんで正解。 そこにシゲが到着。「お客さん、汚い自転車持ち込まれたら困りますねぇ」、とか言いながら登場した。 4時の高速船まで時間があるというので、時間潰しに付き合う。 DSCF3571.jpg シゲがごはん食べながら、屋久島観光のスポットや、縦走登山コースなどを教えてくれた。シゲのシーカヤックやレスキュー講習の弟子が屋久島にいっぱいいるので、その連絡先も教えてもらう。 3時過ぎにシゲと別れ、デポの駐車場でチェーン交換。 DSCF3572.jpg チェーンの交換は初体験だが、デポの店員にコツを聞いてあるので大丈夫だぁ。 なるほど前輪ギアのところに、 IG chain only DSCF3575.jpg と書いてあった。 まず古いチェーンをはずす。 DSCF3576.jpg 新しいのは長いめになっているから、サイズに合わせて切って合わせないといかん。そのコツを聞いてあるのだ。 まず前後のギアの、お互い一番大きいのどうしに新しいチェーンを掛け、変速機を通さずに廻す。ピンと張った状態の長さから、チェーン2コマ分長くとって切ればいい。そこで繋げば、ちょうどいい長さになる。 DSCF3577.jpg DSCF3578.jpg 交換完了!試しに駐車場内をくるくる周ってみる。 おう!なんてスムーズな変速ができるのだ! おう!まるで新車のごたる乗り心地バイ! ちゃんとメンテナンスしたら調子良くなる。なんて機械は正直なんや。 さあ、それからフェリー乗り場に移動。明日屋久島に渡るので今夜は待合室の前とかで寝るつもり。その場所と、フェリーが欠航していないかの確認。 乗り場前で初老の男性に話しかけられる。健康のため、自転車で市内を走るのが日課になっているそうで、以前は心臓を患って死にかけたと言うから、すごい回復ぶりである。 最寄りでオススメの安い温泉を尋ねると、わざわざその前まで自転車で先導して下さった。 DSCF3581.jpg DSCF3580.jpg 着いたのが、「かごっま」という温泉。330円也。源泉掛け流し。 じっくりたっぷり温泉に浸かってから、隣のコインランドリーで洗濯する。洗濯待ちに発泡酒イットケー!湯上がりビール、サイコー。 銭湯のおばちゃんに聞いて、近くのスーパーで買いだし。屋久島は物価が少し高い、と聞いたので缶詰とか焼酎とか買っておく。 フェリー待合いに着いたら夕方6時前。6時で待合が閉まると、あとはほぼ自由にできる。玄関前の屋根のしたにテントを張り、寝る準備完了。もう一人、バイクで旅してる若者がいて、今日屋久島から帰ってきたところだという。情報交換する。 いよいよ明日は屋久島初上陸である。はたして屋久島はヨッシーに優しいか?厳しいか?ちょっとワクワク、ちょっとドキドキ。 走行 50キロ 出費 5245円 (吉牛、チェーン、ブレーキパッド、缶詰、ハンバーグ、弁当、温泉、コインランドリー、発泡酒、芋焼酎)
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隼人 定期券&雨宿りの一 [沖縄編]

2010年5月23日 日曜日 197日目 屋根の下で寝ていても、早起きしてしまうヨッシーである。6時起床。 朝から大雨になっている。こうゆうときは屋根の下で寝られるのがありがたい。ラジオではあちこちで大雨洪水警報が出ている。電車も止まっているようである。 昨日の残りごはんでおじやを作って朝ごはん。そしてすることがないので、二度寝する。 10時に起きて縁側のテーブルでブログ原稿書きする。佐多岬以降の分が書けて無い。いかんなあ。 古民家はいま無人なので、電気ガスは来ていない。水道のみ使えるので、部屋の中でキャンプしているような生活である。 昼飯自炊のあと、2時に雨が小降りになったので外出する。徒歩で20分ほど歩けば、スーパーとマクドナルドがある。 傘をさしてぶらぶら歩いていたら、歩道に白い定期入れが落ちている。拾ってまわりを見渡すと、前方に交番あり。すぐに届ける。 2人いた警官はどちらも若く、やや先輩が後輩に指導しながら書類作りをするので時間がかかる。ヨッシーは暇人だからいいけど、忙しい人がこの2人に当たったらイライラするだろな~。 交番からすぐにJR隼人駅がある。なんとなく寄り道すると、切符売場の前でかばんの中身を全部出して探しものをする女子高生がいた。 ヨッシー 「あんた定期入れ落としたかね?」 女の子 「あ!は、はい」 ヨッシー 「白いやつかね?」 女の子 「そうです!」 ヨッシー 「ほんじゃ今さっき交番に届けたから取りにいきなさい」 お礼を言ってあわてて交番に行こうとする女子高生。 ヨッシー 「あー!また携帯とタオルが置きっぱなしやんか」 考えたら拾ったのがJRの定期だったから、交番に届けるより駅に持っていったほうが良かったなあ。届けたあと交番の警官に、定期に名前が入ってるし学割定期だから落とし主探そうと思えば探せると思うけど警察はこのああとどうすんの?と聞いたら、落とした人が取りに来るまで預かるだけだと答えが返ってきた。なんじゃ~、そうなんか~と思っていた。 でも、駅に届けたら連絡先とかもそっちで解るし確実に手元に戻るだろうから、始めからそうしたら良かった。そしたら余計な時間を交番で使う必要も無かったし。 マックに入って、午前中に書いた日記原稿や写真などを送信する。私服の中学生や高校生が多いのは、今日は日曜日であったか。曜日感覚がない。 マックで7時ごろまで粘って古民家に戻り、自炊&ラジオ&寝る。 走行 0キロ 出費 260円 (マック、メール便)
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隼人 旅の仲間と再会 [九州編その2]

2010年5月22日 土曜日 196日目 9時起床。やや二日酔い気味である。 曇り空。雨が降らなかったら、キャンプ仲間と25年ぶりの再会をしにいくつもり。 DSCF3542.jpg DSCF3543.jpg 11時にシオさんの古民家を愛車で出発。まずは最寄りのスーパーでお買い物。目の前のマクドナルドでネット接続&ブログ更新。 1時半にマックを出て、目の前の1200円散髪でほぼスポーツ刈にCUT!思い切っったぜベイビイ! そんでから国分中心街にある、模型ショップ・マルタカヤを探してうろうろ。 店主の通称・隊長と出会ったのは、まだヨッシーが24歳のとき。バイクツーリングで北海道を回ったとき富良野のキャンプ場で出会い、何日間か一緒に楽しんだ仲である。 25年ぶりの再会だが、その橋渡しをしてくれたのは、いま旅ライダーをしながらライターをしている藤原かんいちくんなのである。右のリンク欄にある、全国国道制覇10万キロの旅をしているライダーライター(ややこし)。 商工会議所の隣と聞いていて、それなりに調べて行ったらすぐわかった。 DSCF3544.jpg 店内に入ると懐かしい顔があった。お互いすぐわかり握手で再会を喜び合う。店内を見回すと、かなり大きな模型店である。かつてヨッシーが子供のころに通ったような店舗と、大きさがまず違う。 最近のラジコンはすごいことになっとるなあ。この戦車なんて走って曲がってバックもして、さらに砲塔が回って弾も発射できるんである。しかも射程が25mもある。化けもんである。いいなあー。ええなあー。欲しいなあー。 DSCF3545.jpg DSCF3546.jpg さらにこの戦艦大和なんか、まるで海の上を行くように、自走するんである。最近のプラモデルやラジコンの世界はこんなところまで進化しておったか!見たか!そうやったか! DSCF3547.jpg DSCF3548.jpg 隊長は25年前、富良野をあとにしてから九州の実家近くまでもどったが、そのまま沖縄を目指そうと走っていたとき台風に遭遇して、乗っていたハンターカブというバイクが荷物ごと海に転落してしまったという。 泊まっていた漁師小屋の屋根が飛びそうだったので、隣にある建物に移っても大丈夫そうか見に行った瞬間、後ろでメキメキという音とともにその漁師小屋が、バイクや荷物ごと海に落ちていったという。 命びろいしたわけだがそのときすべて失い、沖縄に渡る事なく隊長の日本一周は終了したそうである。 そういうことの顛末を25年間ヨッシーは知らなかったわけだが、今回やっと聞くことが出来た。 DSCF3549.jpg DSCF3550.jpg DSCF3551.jpg DSCF3552.jpg DSCF3553.jpg 隊長はいまでは老舗の模型屋店主であるから、その時の様に長期でツーリングも出来ないそうだが、やはりいまだに1泊か日帰りでキャンプに行ったり山登りに出ているそうである。同年のヨッシーが自転車ツーリングしていることをホントに喜んでくれて、応援してくれていることがわかり、ありがたかった。 帰りにはビワとキュウリと、お母さんが作った煮しめを持たせてくれた。 店頭で撮った記念の一枚。 DSCF3554.jpg 3時に再会を約して別れ、昨日もシオさんと行った日当山温泉に向かう。じつは昨夜温泉に黄色い日本手ぬぐいを忘れてきたようなのだ。この黄色いのはけっこうお気に入りで、奄美大島でも一回忘れたが、わざわざ取りに戻った代物である。 昨日はシオさんの車で行ったので、場所はうろ覚えだったけど勘とインスピレーションを頼りに捜し当てた。 しかし残念ながら黄色い手ぬぐいは無かった。人にも物にも寿命があるわけで、無くなったのは寿命だったと思うことにする。 それとここは100円で入浴できるのが魅力なんだなあ。もうすぐ120円に値上がりするから、行きたい人は急いだほうがいいぞ! 5時に古民家にもどり、自炊する。豚汁とごはん。さすが鹿児島。ラジオがよく入る。土曜日は夕方から、NHKのAM放送で、地球ラジオをやっている。ヨッシーが海外を旅していた時には考えられ無かったような番組手法である。 メールやファックス、インターネット経由で世界中からメッセージや、質問に対する答えが寄せられて来る。それを紹介するのが番組の肝なんだが、女性アナウンサーのオオワカギク(どんな字書くん?どこまでが名前?)と男性アナが交代で読者メッセージを読み上げる。その時オオワカギクは男性の読んだメールなどに、一応ウフフフフ、と反応するけどすぐに自分がメッセージを読む番になるので、いままで笑ってたのが嘘のように冷静に自分の原稿を読むところが面白いというか恐ろしい。 短い番組の中で一つでも多くの読者の便りを紹介したいのはわかるが、あまりにも機械的に呼んでる合間での笑いや合いの手は、不自然さが目だって変な感じなんである。一回みんなも聞いてみな。 9時、古民家の畳みの上で寝る。 走行 15キロ 出費 1956円 (弁当、マック、とうふ、散髪、発泡酒)
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経過報告 [沖縄編]

今日まで屋久島の縄文杉から宮之浦岳を巡る縦走登山に行ってました。 またその日記は明日以降にがんばって書きます。かなりたまってるのでちょっと憂うつ(+_+)
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おおさき アホ&敵討ち [九州編その2]

2010年5月20日 木曜日 194日目 アホである。まったく学習しておらん。こんなのに引っ掛かるとは情けない。 朝から雨が激しく降り、道の駅エリアから表に出る気にならんのでホテルのロビーなどをうろついておった。 ちょうど温泉の入口前に、ゲームコーナーがある。その中にこんなの発見! DSCF3507.jpgDSCF3506.jpg 景品に温泉券11枚綴りがある!100円でゲットできたら2900円の得である。気兼ね無く、一日3回でも4回でも温泉に入れる~。 と思ったのが運の尽きでした。始めの500円でやめといたら良かった。 ルーレットが回り、下のボタンを押せば止まる。止まったところの数字分だけ、景品を乗せたトレイが上がり、5段階上がれば勝ち。景品が取り出し口に落ちてくる仕掛けだ。 もちろん「5」、に止まったら一発で当たりだが、その横にはー4とかー3とかもある。 しかし、たとえば10回とか20回とか練習して、目で見てルーレットを止めるタイミングが測れたら、もうこっちのもんやないか!と思ってしまったのが運の尽きである。 100円で3回止める権利があるので、500円使った時点で15回チャレンジしていることになる。このへんでおかしい、と気がつかなあかんかった。 しかし自分の中の悪魔が囁くのである。 (もしあと500円使って取れたら、それでも1回あたり100円以下で入浴できるで~。リタイヤ組の面々に、一枚250円で売ったらもうけも出るかもよ~) と。 1300円使いました。アホです。 最後の方になって気がついた。いつも同じタイミングでボタンを押すのに、止まる場所がまちまちになる。始めの内は押し方が正確じゃないからかな?と自分のせいにしていたが、39回もチャレンジしていたら流石に気がついた。 「押したタイミングでルーレットは止まってない!」 だからズレるのである。ずらすことが意図的にできるのであれば、端から5に止まらないように細工もできるやないか! 自分は大丈夫、と思っていながら騙される振り込め詐欺の被害者も同じ心境だろうか。 本日の温泉は、合計1600円になりましてござい。アホでござい。 この敵(かたき)はどっかで討たなあかん。そこでヨッシーは温泉の休憩所にあるセルフ式の食堂で、おかずだけ200円で買い、自分で朝炊いたごはんを持ち込んで食べることに成功した。 みみっちい。 無料のお茶を飲んでテレビを見る。隣で一緒にテレビを見ていたガッツさん(道の駅に遊びに来る近所のおっちゃん。見た目がガッツ石松)は、病院に行くから、と去って行った。 DSCF3508.jpg 5時になったので、外に出てあずまやで晩飯を作る。今日はホテルロビーの物産展で、じゃがいもやたまねぎを買ったので、カレーにする。 やっぱじゃがいもが入ると違うわぁ。 DSCF3509.jpg 飯のあとは温泉。たっぷり1時間半楽しんでから、休憩所の座敷でテレビを見ながら、持ち込んだ焼酎を備え付けの冷水機の水で割って、ここでも敵を討つ。みみっちい。 みみっちい、とは全国共通語だろうか?自分は昔から使っているがどうなんやろう。意味は、けち臭いとか気が小さいとかのこと。 さて、テレビではゴチバトルのあと、ケンミンショーをやっておる。 高知室戸の人は、おいらの船は300トンという歌をみ~んな歌える、という秘密で盛り上がっておった。ヨッシーも室戸に行ったら、ぜひケンミンの皆さんと歌ってみたい。 さて、明日はいよいよ晴れるらしい。出発して霧島市の国分まで走っておきたい。それで、先日たるみずの駅でお会いして、シゲと3人で飲んで盛り上がったシオさんに電話する。目的は宿泊のお願い。 空き家になっている家があるから、こっちに来たら連絡ください、とおっしゃっていたのである。 しかしヨッシーの足で、1日で国分まで行けるかどうか怪しいところがある。するとシオさんが、着かないみたいだったら途中まで車で迎えに行きます~、と提案された。 わかりました。できるだけ自力で行きますが、お昼の時点でどこにいるかまた電話します、ということにする。 おおさきの駅、最後の夜。ひさしの下にテントはって寝る。 走行 0キロ 出費 1800円 (ルーレット、温泉、おかず)
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大崎 朝湯&宮崎ギュー [九州編その2]

2010年5月19日 水曜日 193日目 道の駅で泊まるときの唯一の困りごとは、車の音がうるさいこと。エンジンや走行音じゃなくてドアの開け閉めや、トラックのアイドリング音である。 5時半になるとリタイヤ組が起きだし、なんだか廻りがざわざわし始める。ヨッシーは100円ショップで買った耳栓をして寝ているのでたいがいの音は大丈夫だが、人の立てる気配とかには敏感なので起きてしまう。 あずまやに行って朝ごはんしていると、リタイヤ組のおじさんにコーヒーを勧められて、ありがたく頂戴する。岡山から一人旅で来たおじさんは、82歳だそうで、旅の目的は山登りなのだそうだ。もう見るからに元気そうで、70前半にしか見えん。もう100名山も200名山も全部登ってしまい、そのなかでも印象に残った山を再訪しているところだという。 DSCF3494.jpgDSCF3495.jpg 6時半から朝湯に入る。敷地内のホテル、アスパル大崎の中に温泉があって、今朝は朝湯がある日だ。昨日入れなかった敵を打つ。 300円也。お湯は透明であまりニオイもしないが、湯上がりのホカホカは長く続いた。 たるみずのソーダくんから、ここの観光案内所の責任者、イケベくんを紹介してもらった。案内所の周辺なら無線LANが使えるときいて、しっかり利用させてもらいブログ更新。 昼はお向かいのローソンでおにぎりとラーメン。その後、鬼平犯科帳立ち読み。 3時からまた駅でブログ更新。鹿屋以降佐多岬を回っていた分が溜まっていたのでなかなかはかどらん。 5時半に、これもソーダくんの紹介で連絡をもらったホリーがやってきた。このすぐ近くの、くにの松原キャンプ場の管理人である。ビールを差し入れてくれて、その場で少し話すと、ホリーも少し前まで鹿児島市内でシーカヤック中心のショップをやっていたそうで、年齢もヨッシーと近いので当時の業界の話しや共通の知り合いなどで盛り上がる。 そしてホリーは晩御飯に誘っていただき、いっしょに焼肉に行くことになった。オー!奇跡!神! DSCF3499.jpgDSCF3500.jpgDSCF3501.jpg 車でいっしょにキャンプ場までもどり、奥さんのなっちゃんと弟さんのコーイチくんと合流。志布志市内の焼肉屋さんまでGO!雨でも車なら濡れずに移動できるのだ!当たり前か!テンション高くてごめんね~!なんせ焼肉なんで! 置いてあった消防団の帽子とヘルメットを勝手にかぶって撮影!こめんね~。 DSCF3502.jpg 焼肉なかにし?やと思う。 DSCF3503.jpg 他に一組いた先客の焼く煙りで部屋中真っ白になる~。 DSCF3504.jpg 我が方も焼く。 DSCF3505.jpg 宮崎牛やぞ!分厚いぞ!厚さがマチマチやけど・・・・。 美味い。ビールもうまい。米もウマイ。 それからそばのアピアに移動して、エスプレッソコーヒーを頂く。 駅まで送っていただき、楽しく美味しい出会いは一段落である。 9時を回っているので、即テントはって休む。 走行 0キロ 出費 1518円 (温泉、おにぎり、カップ麺、野菜、発泡酒、カセットボンベ、電池)
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でんしろう~内之浦~大崎 [九州編その2]

2010年5月18日 火曜日 192日目 午前3時。トイレで起きたらお腹が減って、そのあとなかなか寝られない。うとうとしていたら、鳥のさえずりが始まり、6時に起きる。これで晴れていたらすがすがしい山の朝~、てなことなんだろうが、空は曇り。 朝ごはんをゆるゆる食べていたら雨になった。始めは霧雨のようだったのが、しだいに雨粒が大きくなって本降りになる。このままここにいればあずまやもあるので、雨に濡れることはない。もう一泊するか逡巡するが、ラジオも携帯も入らんのでは明日の天気もわからん。このままここに閉じ込められるのもかなわんなぁ、と思い出発することに決定。三箇条の、「雨の日は走らない」、に反するがいたしかたない。 DSCF3478.jpg DSCF3480.jpg バッグに雨カバーをかけて出発。上り坂が続く。歩いたり乗ったりして40分で峠に到着した。案外早く下りになったのは良かったが、急に激しくなった雨がバチバチと顔に当たって痛い。目にも入ってくるので薄目で下らねばならずスピードが出せない。 海岸沿いにでても下りは続く。山の合間に海が見えたとき、晴れていたらさぞ気持ち良かろうて、と思った。 浜の集落まで下り、そこからまた内之浦に向けて登る。美濃峠、標高300mと地図にある。その横に急坂注意のマークがついているが、幸い乗ったまま漕ぎ続けられるくらいで楽勝だった。余計なマークを入れるな~。 峠には内之浦ロケット基地跡があり、資料館に寄ってみる。 DSCF3482.jpgDSCF3484.jpg 人口衛星の模型とか、ロケットの模型とか置いてあって、いろいろ説明書きがついているが専門用語が多すぎてすぐに読み飽きた。完全に自分達目線で作った資料館なのが丸わかりである。 面白がるヨッシーの目線に引っ掛かったのは、大昔に実験ロケットの打ち上げ風景を撮った写真の展示。白黒なのと、服そうやメガネのデザインなどから当時が偲ばれる。 DSCF3485.jpgDSCF3486.jpgDSCF3487.jpg しかし報道席、っていっても吹きさらしだし、NASAとの交信の模様も最近のアマチュア無線のほうが機材もそれらしいんちゃうの?ちゅうくらいあっさりしとる。打ち上げ成功記者会見での喜びの笑顔の裏に、良かった~成功した~、という安堵感が伺われて面白い。 大阪の誇る人口衛星、まいど1号の模型はなかった。こんど来るまでには置いといて欲しい。 内之浦まで真っすぐ下り。ちょうど12時になり、Aコープを見つけて弁当買って食う。内之浦ではちょうど鯵まつりが開催中で、ソーダくんからもメールでお知らせがあったが、残念ながら食す機会がなかった。 雨は小止みになっている。早い事今日の宿泊予定地、道の駅おおさきについて温泉に入ってあったまりたい。 山中で会った郵便屋さんの言ったとおり、内之浦からあとはたいした登りも無く、距離が進む。 肝付町に入ってから、道沿いの家々が大きく立派になったように思う。 DSCF3489.jpg とうとう平野部に着いた。あれに見えるは志布志石油備蓄基地じゃ!ここから海岸に沿って10キロほど北上すれば道の駅である。もう慌てることはない。平地だけどお尻が痛いので降りて押す。 歩いていると道路沿いのいろんな風景や人がよく見える。あるところで砂を採っている建設会社?の敷地があって、サッカーコートくらいの土地の境界いっぱいまで地面を掘った跡がある。パワーショベルもあるし、まだまだ掘っている最中のようだが深さがもう限界ちゃうの?ちゅうくらい深い。3階か4階建てのビルがすっぽり入るくらいになっとる。 立ち止まってポケーと見てたら、休憩してたおっちゃんが気づいてこっちを見た。すかさず、 「こんなに掘ったらもう掘れんやろ?」、聞いたら、 「いやいや、まだまだ掘るよ」、だと。 しかしどうやって掘るんや?道路や畑に囲まれているから下手に掘ったらまわりが崩れると思うんやが。 DSCF3492.jpgDSCF3491.jpg 4時ちょうど、道の駅おおさきに到着。でっかいカブトムシが飾ってある。この道の駅は以前だれかに、旅人が集まるって聞いていたのでそれも楽しみにやってきたのである。 まずは温泉に~、と! 定休日! 月に一回の定休日に当たるヨッシー。大当りの巻。 濡れて寒いので着替え、あずまやのテーブルでごはんの用意をする。駐車場にはキャンピングカー始め、他府県ナンバーのワンボックスカーなどが集まって来ておる。なるほどね。みなさんリタイヤ組のようである。 無料休憩室は9時に閉まり翌朝7時に開く。エアコン効いているし快適だが、テレビはない。ただの部屋って感じ。 DSCF3493.jpg 休憩室前の屋根の下でテントを張って休む。今日は雨なのにかなり走ったから疲れがピークである。予報では数日雨が続くようなので、そのあいだに休まねばならん。 走行 66キロ 出費 2363円 (餃子、弁当、コンソメ、焼鳥、発泡酒、焼酎)
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大泊~でんしろうの森 [沖縄編]

2010年5月17日 月曜日 191日目 5時半起床。晴れ。大泊キャンプ場をあとにして、反時計まわりで大隅半島をまわる。佐多岬まで行ったからこんどは東海岸を北上するルートになるんだが、地図を見ると海岸寄りの道はかなり山有り谷有りカーブ有りの模様。あっさりあきらめ、半島中央を真っすぐ縦断する県道68号線を進む。 大泊から古里という集落まではほぼ海岸沿い。そこから山に入って行く。じわじわ登ったあと、県道564に交わる直前で急な下り坂になり、谷底に落とされたような景観に変わる。 DSCF3460.jpgDSCF3462.jpg 左右に岩肌荒々しい崖が迫る。564はこの谷に沿って半島をほぼ横断しているようである。しかも風が強い。びゅんびゅん風が吹いて行く。もしかしたらここは風の谷? 空を見上げるがナウシカの凧は飛んでいない。飛んでたら追い掛けるのに。 そのまま564を左に進み、ほとんど西海岸側に近いところで県道74を右折、北に向かう。すごい遠回りしてまった。本意やないが、県道68の入口が見つからんかったのだ。 じたばた登ったり降りたりしているうちに、距離ははかどらん割に時間は経つ。昼になったが見つけたのは小さな商店で、パンぐらいしかないよ、と店のおばちゃんに言われた。 ソーセージパンとコーラで空腹をごまかす。 DSCF3464.jpg 本土最南豚?ほんどさいなんトン!の幟発見。このあたりは確かに本土最南端に近いのであるが、そんなこと言ってたらなんでも最南~になるではないか! 本土最南温泉、とか本土最南牛、とか最南ガソリンスタンド、とか。いまはこのヨッシーでさえ、本土最南端ヨッシーではないか! そういえば、佐多の町で立ち寄ったAコープには、本土最南端のAコープです、と書いてあった。まあ怒ってもしゃーない。 それからちょっと行くと、おう!風車じゃ! DSCF3465.jpg やっぱりここは風の谷やったぜよ。黄色い花がキレイね。 その後も、どこまで登るんじゃ?ちゅうくらい坂道が続く。 しかし上れば必ず下がる。盛者必衰の理のごとし。県道68がバイパス道と別れるところあたりから、約10キロ先の田代という町までゆるゆるの下りが延々続いた。30分くらい、漕がないでも自転車が進む!これはかなり気持ちいい。 DSCF3466.jpg 途中神社の鳥居に、狛犬ならぬ仁王の石像があるのを見つけた。 DSCF3467.jpgDSCF3468.jpgDSCF3469.jpgDSCF3470.jpg 国道448と合流するところが田代。交差点の小さなスーパーで頼むと冷やす氷をもらえたので、ここで発泡酒とか仕入れておく。 DSCF3471.jpg 時間は2時。どこまで行けるか?と思いながら448を東へ、内之浦方面に走る。さすがに国道だけあって、道は広く斜度もゆるいのでペダルを漕いで登って行ける。それでもお尻が痛くなると降りて自転車を押す。 やっと新田峠のトンネルに着き、それをくぐると下り坂。それも申し訳程度の下りで、また登りになる。 DSCF3472.jpg 時間はそろそろ3時。こりゃあ今日は山の中で泊まらんといかんなあ、と思い始めたところで、カーブの先の山の陰に、あずまやのようなものが見えた。 でんしろうの森休憩所発見。水洗トイレと大きなあずまやがあり、これなら泊まれる。ありがたや。すぐに冷蔵庫から発泡酒プシュー。 DSCF3473.jpgDSCF3475.jpgDSCF3476.jpg 水道の水は「飲めません」、と書いてあるが冷たくて気持ちいい。沢の水を引いているようである。頭と顔と首を洗うとさっぱりした。 携帯圏外。ラジオ入らず。これでは明日の天気もわからん。 トイレを借りに来た郵便屋さんに、これから先の道のことを詳しく教わった。 キャベツしか野菜が無いので、キャベツカレーを作って食べる。うまくない。やっぱりじゃがいもが入らんとカレーらしくならんなあ。 走行 48キロ 出費 1208円 (カレー粉、パン、コーラ、発泡酒)
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本州最南端 佐多岬へ [九州編その2]

2010年5月16日 日曜日 190日目 晴れ。6時半に起きて飯食って、テントなどはそのままにしておいて空荷の流星号で佐多岬に向かう。 おう!自転車が軽い。坂道もぐいぐい登るやないか。岬までには3回の上りと下りがあったが、空荷のおかげで全部漕ぎ登った。 DSCF3429.jpgDSCF3430.jpg 8時40分観光用の駐車場に到着。遠くに小さく灯台が見える。 DSCF3431.jpg ここからは300円払って、徒歩で岬に行かねばならぬ。 DSCF3432.jpgDSCF3433.jpgDSCF3434.jpg DSCF3435.jpg トンネルをくぐって広場に出ると、展望台が見えた。なかなかの距離を歩くことになりそう。 DSCF3436.jpgDSCF3437.jpg まずは神社に参る。 DSCF3438.jpgDSCF3439.jpg 遊歩道を歩くと、展望台の手前に廃業したレストランが放置されている。 DSCF3440.jpg そして展望台に上がるのは150円いる。入口にいるおばちゃんに、1階は無料?と聞くとそうであると返事が返ってきた。よし!1階からの展望に決定。 DSCF3442.jpgDSCF3441.jpg 間近に灯台が見える。あそこが本当の本州最南端だが、保守の人も船でないと渡れないとおばちゃんは言う。一般の人は行けない。 窓から見ると島影がある!もしかして屋久島と種子島?と早合点して地図と照らし合わせるが、そばに置いてあった案内によれば、右の尖った方は硫黄島である。なあんだ。 DSCF3443.jpgDSCF3444.jpg 反対方向に尖って見えるのは、開聞岳である。あれにも登るのかなあー?多分登るやろなあ。 DSCF3446.jpg DSCF3448.jpg 外に出たら、こんな看板が。 DSCF3450.jpgDSCF3451.jpg こんな盟約があったのか。多分先々これらにも立ち寄るんやろうか?立ち寄るやろうなあ。 その横で記念撮影。 トンネルをくぐって駐車場まで戻ると、流星号の隣にハーレーがとまっとる。 青森から来た大橋くんとお話して記念撮影。 DSCF3452.jpg 帰り道、道路を横切っているヘビと遭遇した。沖縄や奄美ではさっぱりハブに出会わなかったが、鹿児島で普通のヘビと出会うとは。 DSCF3453.jpg テントに戻ったのはまだ10時過ぎ。案外簡単に行って帰れた感じ。(あくまでも個人の感想です) あとは一日ゆっくり過ごす。 気がつけば夕方。 自炊して。 海岸で寝転んで。 DSCF3455.jpg あとは寝るだけ。 走行 20キロ 出費 1000円 (佐多岬、発泡酒、缶詰)
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