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秋名~とうふ屋~蒲生崎 [沖縄編]

2010年5月5日 水曜日・こどもの日 179日目 風の無い穏やかな夜だった。天気は晴れ。あずまやで冷や飯にフリカケ、野菜入りみそ汁で朝ごはん。フリカケはのり玉味に限る。 子供の頃食卓に乗っていた3色フリカケは、いつもゴマ塩味だけ最後まで残っている。のり玉がまず無くなり、そのつぎはタラコ味。この順番はたぶん各家庭でも同じであったとヨッシーは思っているがどうやろうか? 8時出発。県道81号を北に走る。すぐに「かがんばなの夕日」、に出会う。 DSCF3118.jpgDSCF3119.jpg 秋分秋分の日には、トンネルにすっぽり夕日が入るそうで、「竜に目が入る」、と表現する人もいる、と看板に書いてあった。 つぎは西郷さんの暮らした家に到着。 DSCF3120.jpgDSCF3121.jpgDSCF3122.jpgDSCF3123.jpg まだ時間が早かったので門が閉まっている。しかし有料だったから、開いていても外から見て失礼したであろう。裏手に回ってこっそり写真撮る。 DSCF3124.jpg すこし走ると西郷松。西郷さんが奄美に着いたとき、この松に船をつないだ。そんなものまで観光名所になるんか?150年後くらいに、「これはヨッシー翁がテントを張ったとき、ロープを結び付けた松でございます」、とか言われておるだろうか?言われておらんだろうな。 DSCF3125.jpgDSCF3126.jpgDSCF3127.jpgDSCF3128.jpg 県道81号の終点、浦に到着。ここで国道58号に合流する。やっとウィルコムが繋がり、メール受信完了。ずっと平坦路だったので、まだ時間は10時過ぎである。今日の昼ご飯は、ハカセに教えてもらった島どうふ屋に行こうと思っている。浦からは58号線を逆行して名瀬に向かうことになってしまうが、まあシャーないやろ。 旅好き仲間のキーボーが住んでる家がその道沿いにあるらしい。特徴のある場所だったのですぐに発見!キーボーは今日まで大浜でキャンプの予定だからまだ帰宅していない。置き手紙をして近くのコンビニに行き、お昼の時間調整を兼ねてブログの原稿書き。 11時半。ええ時間なのでとうふ屋に出発。キーボー邸前を通りすがったら、ちょうど本人が駐車場で何かの作業中だった。しばし立ち話しする。その後島どうふ屋に走る。 思ったより遠かったのですこし後悔。 DSCF3129.jpgDSCF3131.jpgDSCF3132.jpgDSCF3133.jpg 塩豚の煮物定食800円也。ここは何を注文しても、バイキングコーナーに置いてある湯豆腐と作り立ての豆腐、それから豆乳がいただき放題である。定食もそれなりのボリュームなので、あんまり欲張ると苦しくなるぞ、というハカセの注意も聞かず、始めからお代わりに精をだす。しかし案外豆腐は腹にたまらんから、最初から飛ばすくらいでちょうどいいぺーすじゃった。 女将さんも美人だし、また来たい。 ビッグⅡという大型ディスカウントショップを冷やかしに入る。最初に目に入ったのは、「母の日フェアー」、のPOP。あ!こんどの日曜やんか!もう一年たったのか。早いなあ。 ヨッシー地元の花屋さん、フィオレットフリーのまみに電話して、紫陽花の花を実家に届けてもらう手筈を整える。 次は、ハブ取り棒とハブ箱を見学。なんと!こんな単純な造りの棒が、4980円やと~!箱のほうも7800円とは高すぎやないか?こんなん自作できるし。 DSCF3136.jpgDSCF3135.jpgDSCF3134.jpg 奄美ではハブを生け捕りして役場に持って行くと、4000円でひき取ってくれるという。そしたら4匹取らんと元とれんがな。奄美に住んでいるキーボーに、ハブとの闘いかたのコツを聞いたら、「闘わないほうがいいです」、と言われた。やっぱそうか~。 でもハブに追い詰められて、もう逃げ場がない!ヨッシーピンチ!という状態になったときはどうしたらいい?と重ねてキーボーに聞いたら、やっぱり「闘わないほうがいいです」、と諌められた。 改めて58号線を北上して、奄美大島最北端へ進む。アップダウンが少ないからびゃんびゃん走れるが、朝からかなりの距離をこなしているので疲れ気味。今日の宿泊予定地は、蒲生崎公園。地図の案内に、夕日がキレイ、とある。 笠利まで58号を走る。この国道の終点が、つぎは種子島に繋がっていくのだが、終点にはなんの案内板もなかった。左に道をとって、県道602号に進む。右に山、左に海を見る、時計周りルートである。 時間は4時をまわり、けっこうへとへとになってきた。案内看板を左に入り、県道から外れて岬への海岸ルートを進むが、これがかなり大変な登り下りである。ルール無視?っぽい急坂があって、押して歩いても登れないくらいのところもあった。 5時、やっとこさ蒲生崎の駐車場に到着できた。足は痛むがすこし先の展望台まで歩いてみる。人はおらず寂しい感じ。 DSCF3137.jpgDSCF3138.jpgDSCF3139.jpgDSCF3140.jpgDSCF3142.jpg 雲がかかっていて夕日は期待できない模様。しばらく待っていたが、雲は晴れずあきらめて駐車場にもどる。 DSCF3143.jpg 駐車場の隅にテントを張る。トイレは汲み取り、水道は雨水で飲めない。水はあとペットボトルに1リットル少々。これで明日まで持たさないといかん。しかしまずは黒糖焼酎の水割りにして楽しむ。昼間の豆腐の残りが今夜のご飯になりそうである。 寒いのでテントに入ってしまい、そのまま暗くなって寝る。ドコモの中継局が駐車場の隣にあるので、電波はがんがんに入る。ラジオは入らない。 走行 57キロ 出費 1036円 (とうふ屋、オレンジジュース、コーラ)
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大浜~名瀬~秋名 [沖縄編]

2010年5月4日 火曜日・みどりの日 178日目 6時半、かろうじて起床。二日酔い風。飲み過ぎた風。ああ、同じことの繰り返し人生。 昨夜の豚汁革ジャン男の作った豚汁に、冷ご飯を入れておじやにして食う。 朝からみんな騒々しいと思ったら、海岸に海亀が産卵したらしい跡がついている。はじめはミステリーサークルばりの、誰かのいたずら?とかの意見もあったが、やっぱり本物っぽい。 DSCF3093.jpgDSCF3095.jpgDSCF3097.jpg 海亀の産卵に詳しい人、これはほんまもんですか? 体が重いので、ゆるゆる撤収して、9時に準備調う。記念写真に集まってくれた皆様。 DSCF3496.jpg ああ、後ろ髪を引かれるくらい発ちがたい。しかもヨッシーにはまだ幸い、後ろ髪は豊富である。ぜひまた次回も参加したいとは思うものの、来年のいまごろはどこにいるかわからん。サラバ旅好きの仲間達よ。 ゲロゲロの坂道を押しながら登り、峠からまっすぐ名瀬を目指す。坂を下るとまだ名瀬ではないのに、急に都会になった感じになる。車が多い! 坂を下るまでは、車なんて10分に1台通るかどうかだったのに、いまは数珠繋ぎで下手したら渋滞しそうな感じである。 まだ9時半なので、まずはコンビニのイートインスペースでブログの更新作業をする。こういうときに買うのは、最近オレンジジュースが多い。なんだか朝のオレジューって、贅沢な感じしない?ヨッシーはもともとオレジューが好きなんだが、それも朝飲むと贅沢な感じがするのだ。アメリカの朝やで~って思う。 11時に奄美新聞に向かい、掲載紙を受け取る。取材してくれた油井記者は不在だった。つぎはFM局に突撃。地元のミニFM局で、旅の途中で会った人に出演できるかもよ、と言われて行ってみた。 プロフィールを渡し、担当者からの連絡を待つ形になる。 そのまま名瀬の街中をうろうろ走ってみる。 ある商店街に、あいあい広場なるもの発見。 DSCF3104.jpgDSCF3103.jpg 無料休憩所のようだが、これが恐ろしく充実している。テーブルと椅子があり、テレビがかかっている。 冷たい麦茶は無料である。トイレも綺麗で無料である。さらに、パソコンが3台並んでいて、無料である。ブラボー! DSCF3102.jpg DSCF3099.jpg お昼のおにぎり弁当410円也を食べさせてもらい、そのままパソコンを借りてブログ更新する。デジカメ画像もファイル送信できて、至れり尽くせりでないか。 そこになんとハカセが自転車で現れた。彼もたまたまここを見つけてはいったらヨッシーがいた、みたいな~。赤い糸は繋がっているのか? 2時半に作業終了。ハカセと別れ、ダイエーで買い物。その後いよいよ奄美大島の北部に向かう。 時計周りにこだわるヨッシーは、県道81で大熊(だいくま)方面に進む。地図をみて覚悟していたが、ここはかなりの峠越え。北部は比較的坂道が少なくて楽、と教えられていたがそうは問屋がおろさんわいな。 ほとんど手で押して登る。 DSCF3105.jpgDSCF3109.jpg 中途にあった展望台で一枚。名瀬の町と、港が一望である。 峠越えに1時間半かかった。大浜で2泊して休んだつもりが、ぜんぜん体えらいやん。とほほ。 奄美カントリークラブから先は、待望の下り坂。有良まで一気に下る。その集落にはお店が無く、教えられて隣の芦花部まで走る。犬の散歩をしていたご夫婦と立ち話。奥さんはヨッシーが自転車を押しているのを大浜で車の中から見かけたという。 大熊(だいくま)を越えてきたというとびっくりしていたが、この先にはもうあんな坂道はないよ。と教えていただく。それを聞いたヨッシーが、「良かったあー」、と大袈裟目に喜んだら、奥さんがそれを聞いて大笑いされていた。お店の詳しい場所を聞いて先へ急ぐ。 教えられた酒屋は、午後5時にならないと開かないという。昼間は何をしておるのか?入口の戸を引くと閉まっている。トントンたたくと奥の部屋で寝転んでいたおじさんが起きてきた。 「鍵開けたと思ってた」、と苦笑いで迎えてくれた。ビール220円也。 店前でちょうどやってきたバスからおりたおばちゃんと話す。 「家族いなかったら一緒についていくのになあ~」、と残念がられる。それも楽しいかも。 先の秋名(あきな)の集落まであと10分だよ、とおばちゃんに聞いたのでもうちょっとがんばって走る。なんだかんだでけっこう走ったり登ったり下ったりして、もうしんどい。はやく座ったりビールのんだりご飯食べたりしたい。 漁港の公園にナイススポットをみつけ、あずまや下に宿泊。ご飯炊いて缶詰とみそ汁で晩御飯。 DSCF3112.jpgDSCF3113.jpg 走行 57キロ 出費 966円 (缶詰、ジュース、さんまフライ)
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