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ヤドリ浜~古仁屋~油井岳 [九州編その2]

2010年4月29日 木曜日・昭和の日 173日目 晴れ。海岸を朝の散歩。 DSCF2960.jpg DSCF2961.jpg DSCF2962.jpg キャンプ地に隣接しているリゾートホテル。その庭にあったデッキでくつろぐ。 8時にヤドリ浜を出発し、古仁屋までの同じ道を戻る。やっぱり上り下りを3回繰り返して図書館到着は9時。まずは図書館前の園地で、電波のいいところを選んで、画像ファイルの送信作業。 デジカメで撮った写真は、カードリーダー経由で一旦携帯端末にコピーする。そしてウィルコムのインターネット接続でFC2ブログの管理画面にアクセスしてファイル送信機能のページを使ってあっちがわのサーバーに送ってやる。これがなかなか時間がかかって、はかどらない。一度に6枚の写真を送信できるんだけど、処理が終わるまでだいたい2分から3分かかる。100枚の写真を送るのに、40分から50分くらいかかってしまう。 ヨッシーはできるだけたくさんの写真を載せたいので、どうしても作業が多くなってしまっている。さて、ファイル送信したからといって本文に写真が入る訳ではない。 今度は、管理画面の過去の記事編集画面から、該当する日の日記編集画面に行って、本文の合間に写真ファイルへのリンクを作って行って、初めて写真入りの日記が完成する。 結構旅先でありながら、面倒なことをコツコツとやっているわけである。 さて、こんなことを書いているうちに11時になってしまった。まだ全部送信出来てないがタイムリミットなので、こんどは図書館のパソコンを借りて本文にリンクを挿入していく。11時半にひととおりの作業が終わり、やっと出発することができる。図書館前で出会った自転車旅の若者に別れを告げて走り出す。 DSCF2964.jpg まずは昼飯の問題である。ファミレスのジョイフルがあったのを思い出し、Uターン。ちょっと贅沢だが奄美ではしばらく外食する店もままならない過疎地を行かねばならんだろうから、今日は特別ね! 11時半。ヨッシーが一番客のようである。かなり迷ったが、ダブルハンバーグのご飯セットを頼む。やっぱ肉でしょう~。 DSCF2966.jpg DSCF2967.jpg 食事が来るまでの間、またファイル送信の続きをやる。 そして出てきたダブルハンバーグ! お~、肉~。しかしちょっと待て。せっかく鉄板の上に乗っておるのに、いささかもジュ~とかいっとらんではないか?あれが楽しみなんだがなあ。ジョイフルの肉系は、どこの店でもジュ~、となってないんであろうか? しかしまずまずの味に満足し、付属のスープバーも6回くらいお代わりして798円。 古仁屋から県道79号線を、島時計周り向きに走る。北上する向きといったら解りやすいか。左に海、右に山を見て進む。 う~ん!なんて快適な道なんだ。坂があってもたいした距離ではないし、勾配もカケロマなんかに比べたら屁のカッパ程度のもんである。ぐんぐん進んで、1時間後の3時には油井(ゆい)に着いてしまった。 さてどうしようか。油井岳の展望台まで上がるか。それとも先に進むか?しかし道の駅住用で会ったタツニイもモンタさんも、ここからの景色は最高だったと言っていたからなあ。よしじゃあこうしよう。 標高482mだから、予想では1時間半で上がれると思う。そしたら4時半ごろになる。展望台で泊まれそうならそこでキャンプ。泊まれないなら一気にくだり降りて、この油井公園で泊まる。どうや! モンタさんいわく、狭い道だと言っていた通り、車一台通れるだけの幅しかない。乗ったり押したりしながら格闘し、もうあとちょっとで頂上やあ~、というところで駄目押しの急坂!おまけに駐車場入口も短いながら急にナットル! DSCF2971.jpg 展望台眺めよし! DSCF2972.jpg DSCF2973.jpg DSCF2974.jpg トイレ、水道あり! でも草刈りしていたおじさんと話してたら、ここの水道の水は飲用ではないと言われ、宿泊断念。 DSCF2978.jpg DSCF2980.jpg DSCF2981.jpg 油井公園まで一気にくだり、5時過ぎには公園あずまやでくつろげた。まずは米を炊く。2キロの袋しかなかったから重たい!早く食って減らさんといかん。サバの缶詰とみそ汁で、ご機嫌の晩御飯。目の前の美しい夕暮れの湾を観ながら食事していたら、通り掛かりの軽自動車がヨッシーに向かって手を不利ながらピッピーっと警笛を鳴らす。 だれかなあ?旅で会った人かなあ~と考えながら立ち上がって停まった車に近づくと、おりてきたメガネのおばちゃんがヨッシーを見て第一声、「あなた誰?」。自分で人違いをしておきながら、あなた誰もないもんだ。 さて、日記を読んでいただいてる皆さん、ここからは人によってはあまり楽しくはない話題になるかもしれんので、飛ばし読みたい人はずっと下の空白のあと、「続き」のところから読んでほしい。 おばちゃんは続けて、「なにしてるの?」、とヨッシーに食ってかかる。もうすでに頭にカチンと来ているヨッシーは、注意深く、「ご飯食べてる」とだけ答えておく。 ゴミや汚したりしないでよ、ここは集落の若者が集まるとき使ってるからね。 (?公園やからみんなで使う場所やのに?) あなたどこに泊まるの? 「まだこれから考える」 呑気なことねー。 「はあ、呑気なんですわ~」 ちゃんとご飯食べたら片付けてねっ。 去ろうとするおばちゃんが誰なのかまだわからなかったので、 「すみません、どなたですか?」 私は民生委員をやってます。スクールガードもやっていますっ! 一方的に話し続けて一方的に去ってった。 カチンカチンカチーン!玉突きでもこんなにカチカチいわんやろう。やるな、おばちゃん。 ヨッシーはそのとき、これだけでは終わらない予感があった。 せっかくの夕暮れどきのディナーが台なしである。 テーブルのお片付けして、日が暮れてから芝生にテントを張る。ラジオがきれいに入って、山本コータローのフォークソング特集が始まった。おっ!これって番組予告で聞いていて、聞きたいなあと思ってたやつやんか。 黒糖焼酎のお湯割をやりながら、ごきげんで聞く。番組の半分も聞かないうちに、 「あの~、ちょっとすみませ~ん」 来たっ!おまわりさんである。 おばちゃんやっぱり通報したなあ。まあそれが仕事みたいなもんやからそれはいいけど。 もし、この日記を読んで、今後貧乏旅行をしてみたいなあとか、いままさにそれをやっている人の参考になればと思い、この体験を綴ることとした。 お相手がおまわりさんだろうが、警備員だろうが管理人だろうが、毅然とした態度で接して欲しい。公園で泊まるのは犯罪ではない。細かく言えばルール違反かもしれないが、取り締まる法律はない。だから堂々としていてほしいと思っている。 テントの外に出て、お決まりの職務質問を受ける。名前と生年月日を答えてあげると、ハブに注意してね~と親切に教えてくれ、10分ほどで帰って行った。彼等も仕事なので、通報を受けたら来なくちゃいけないし、なんらかの情報を持って帰らないといけないから。 今回旅に出てから初めて(熊本の人吉の事件は別として)の職質なのに、写真とか撮るの忘れた~!ラジオが終わっちゃうと思って急いで帰ってもらったからなあ。 続き ラジオを聞いて、眠りにつく。動物の鳴き声が近く聞こえる。今夜も寒くなりそうである。 走行 36キロ 出費 798円 (ジョイフル)
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