SSブログ

あやまる岬~名瀬 奄美最 後の夜 [九州編その2]

2010年5月8日 土曜日 182日目 奄美最終日。今日の夜発のフェリーで鹿児島に向かう。 天気は快晴。調子いい。 8時半、奄美パーク到着。9時の開園まで、メール受信とブログ更新。 DSCF3192.jpg DSCF3193.jpg パーク玄関の受付スタッフの女性が、一番乗りのヨッシーに親切に館内の案内をしてくれる。この娘誰かに似ている。しかし誰かわからん? まずは映像コーナー。奄美の自然を紹介してくれる。綺麗なんだなあ、映像で見ると。花畑や海の色なんかは、肉目ではこんなふうに見えないと思う。 DSCF3194.jpg それから展示館をまわる。昔の奄美の生活の様子や祭りの紹介などが、人形などを使って紹介されている。でもところどころCGを使っていたりで、そこまでして表現せんでも~って所もあった。 DSCF3195.jpgDSCF3196.jpgDSCF3198.jpg 縁側にいるおじい人形が、地方の昔話をしてくれる。昔は近所の子供達がこんな感じで集まって来て、おじいの話しを聞いたそうである。お茶のお盆にスイッチがあって、お話をセレクトできる。 DSCF3199.jpgDSCF3202.jpg 家の中にも自由に入れる。火鉢の中に昔話をしてくれるテレビが仕込んである。 DSCF3200.jpgDSCF3201.jpg DSCF3215.jpgDSCF3214.jpg さて、今日の見学メインの田中一村(たなかいっそん)美術館。奄美に来るまで一村という人のことは知らなかったが、作品が黒糖焼酎・里の曙のパッケージに使われていたりして初めて出会った。 DSCF3203.jpg DSCF3208.jpg 子供時代から注目されるほどの才能であったそうで、最初の展示はそのころの作品から始まる。 DSCF3204.jpgDSCF3205.jpgDSCF3206.jpgDSCF3207.jpg 襖や屏風などにも描いていた。近くに寄ってみると力強さと細部の精密さがわかる。 DSCF3209.jpgDSCF3210.jpgDSCF3211.jpg 最初の頃の南画と、奄美にきてからの作品ではかなり描きかたが変わってきている。面白い! DSCF3212.jpg 一村のお姉さんの喜美子さん。 DSCF3213.jpg なかなかの美人であるが一生を独身で過ごし、一村を影ながら支えつづけたそうである。 さいごにパーク内の展望台に上がってみる。エレベーター付き。 DSCF3216.jpgDSCF3217.jpgDSCF3218.jpg DSCF3219.jpgDSCF3220.jpg 朝ごはんなしで出てきたので、かなり空腹になってきた。しかしパークのレストランはやや高めなので先に進む。 あ、思い出した。高橋由美子に似ている。受付のおねいさん。縦にギューッと縮めた感じ。 県道82を名瀬方面に走り、赤尾木で国道58号と合流する。ここでミニスーパーをみつけ、弁当500円也をゲット。空腹だったのでかなりうまかった。しかし心配は今夜の記念ディナーのこと。 毎月8日は出発記念日である。昨年11月8日に実家の西宮から走りはじめたことを記念して、一ヶ月ごとの区切りをはっきりさせる意味もあって制定した。今日は6回目の記念日なので、半年が経過したことになる。そこで奄美を離れる最終日でもあるので、フェリー乗り場近くのビヤガーデンを予約した。だからあんまりたくさん食べると夜が入らなくなる。いや、言い直そう。入らなくなることは無い。それなりに入るだろうが、せっかくバイキング付きのビヤガーデンであるので、空腹で行ってガツガツ食いまくりたい!飲みまくりたい!のが本音である。 さあここから先はすでに一回走ったところ。あんまり寄り道せずにガンガン走る。 キーボーの家の前を過ぎ、とうふ屋も過ぎる。スーパーに寄って、黒糖焼酎・里の曙を1パック買っておく。ヨッシーのお気に入りになったので、もうしばらく鹿児島に行ってからも楽しみたいのでね。 さあ、有屋から先は、まだ走っていない国道58号になる。和光トンネルを越えると名瀬市街にいきなり入る。そこまでいけば、国道58号全制覇になる。別に国道走破にチャレンジしているわけではないが、せっかく沖縄で58号を制覇しているのでつなげておきたかっただけである。国道制覇は友人の藤原かんいちくんに任せておくこととする。 一村終焉の家を訪ねる。ここ、有屋地区に長らく住んでいたが、区画整理で転居を強いられ、その当時長らく暮らした家はもうない。一村は別の場所に家を借り、そこで暮らし始めて10日後に心不全で突然倒れて世を去った。その家を有屋に移築して保存しているのである。 DSCF3221.jpgDSCF3222.jpgDSCF3223.jpg 10日しか住んでないのか~、と思うとあんまり熱心にも見れない。 さあトンネルを抜けたら名瀬だ。時間はもう3時になってる。はやく着いたら散髪したりコインランドリーいったり、あいあい広場でインターネットしたい!と盛り沢山に計画していたがそうもいかない時間になった。 あいあい広場に絞る。写真の送信と日記への写真リンクの挿入が終わったら4時になっていた。すぐにフェリー乗り場に行って様子をさぐる。徳之島のときは直前に発着港の変更があって大慌てしたので、念のために緊急の貼紙など無いかチェック。 幸いお知らせには通常どうりの入港予定が書かれていて安心。自転車はここに置いてビアガーデンに行くので、船に持ち込む洗面道具や着替えなどを先に詰め替えておく。 ビアガーデンは6時なので、5時半になったらゆっくり歩いていけば間に合う。そもそもなんでビアガーデン?といと、それは新聞の広告から始まった。ヨッシーは気になった記事や広告があったりすると、それをデジカメで写しておく。このホテルビッグマリン奄美のも、そうやって写しておいた。 DSCF2777.jpg そして昨日の夜、奄美を出発する夜の最後のご飯をここで済ませて、ええ感じに酔っ払ってからフェリーに乗り込んでやろうと思い付いて電話予約した。広告にあるように、予約するとお寿司がサービスで付くのだ。一人でも予約予約、と。 DSCF3224.jpgDSCF3225.jpg 歩いてビッグマリンに着くとまだ20分前だ。なんとなくホテルの隣の建物を見ると、足湯があった。 DSCF3228.jpgDSCF3226.jpgDSCF3227.jpg おー、なかなかサービスええやないか。時間潰しに足浸ける。 6時に最上階に上がると、ちゃんと席が用意されていた。他のテーブルにもそれぞれ予約の名前が張ってあるので、今日はほぼ満席になる勢いのようだ。予約しといてよかった。 DSCF3229.jpg もー、今日一日暑くて喉渇いてたまらんかったから、一杯目のうまいこと!それで写真撮るの忘れて半分飲んだところで気がついて撮った。 DSCF3230.jpgDSCF3232.jpgDSCF3233.jpg 2時間飲み放題食べ放題で2500円。なんとタイガースのシモが勝った翌日は2000円になるという。 DSCF3238.jpg カンパチのオーブン焼きとかあって、なかなかイケル。ここで鶏飯を食べることができた。奄美名物なんだが、1000円以上するところが多くて敬遠していた。よしよし、ウマシ! DSCF3234.jpgDSCF3235.jpgDSCF3236.jpgDSCF3237.jpg DSCF3239.jpgDSCF3244.jpg ええ感じで酔っ払ってきた。8時になって、そろそろお時間です、と言われて海のほうを見ると、ヨッシーが乗る予定のフェリーが目の前を通って行く~。 あわてる必要はないが、なんだかあせる。会計してフェリー乗り場にぶらぶら歩く。 切符売場で鹿児島まで8800円。自転車は1階の受付で1650円。 DSCF3245.jpgDSCF3246.jpg 乗り込んで即、風呂に行く。独り占めでがんがんお湯を出してたっぷり浸かる。終了の9時半ぎりぎりまで粘って入浴。あー、気持ちいい。極楽。最高。ババンババンバンバン。 2等和室は7割程度の客入り。横になったらすぐ寝ていた。 走行 45キロ 出費 17691円 (フェリー、ビアガーデン、弁当、ジュース、焼酎、奄美パーク)
nice!(0)  コメント(2) 

あやまり浜 雨でヤドカリ の日 [沖縄編]

2010年5月7日 金曜日 181日目 予報通り雨になった。テントで引きこもり。昨夜炊いておいた米と野菜入りみそ汁で朝ごはん。だいたいこのメニューというか自炊サイクルが定着して来た。 二度寝。 昼は野菜入りインスタントラーメン。 2時。雨があがったようなので、すぐそばの奄美空港までおでかけ。サイクリングロードなるものが海岸線を通って空港まで続いている。 DSCF3183.jpg あいにくの曇り空なので景色がイマイチだけれど、晴れていれば海を見ながら走れて快適な道であるだろう。 DSCF3184.jpgDSCF3185.jpg 空港でやっとウィルコムの携帯電波が入り、メール受信とブログ更新。 あやまる岬までの帰り道、売店を見つけてお買い物。昨夜で焼酎がなくなったので、珊瑚という名の黒糖焼酎を買ってみる。 DSCF3186.jpgDSCF3187.jpg いままで飲んでたのは、里の曙という、これも奄美大島ブランドである。 珍しく弁当を売っていた。しかも夕方だからか値引きしてある。500円→300円、400円→200円となっている。 200円のほうを選択。レジをしてもらったあと、おばちゃんが、500円のほうを指して、「こっちも300円だよ」、とヨッシーに勧める。 すかさず、「こっちも200円だったら買うけどな~」、と値切ったが、おばちゃんはうふふふ~と笑っただけで、交渉は終了。NOセールス! テントに戻ったら4時だったが、もうなんか腹減ったので200円弁当を食べちゃった。 夕方頃からなぜかラジオが受信できるようになる。 7時、小腹が減ったのでみそ汁作って塚田さんにいただいた餅を入れて食う。 夜中にトイレに行くとき、テント前でやどかりと出会った。家を背負って移動する様は、まさにヨッシーの大先輩である。先輩をつっついたら足を引っ込ませてしまった。ゴメン! DSCF3189.jpgDSCF3190.jpg 走行 13キロ 出費  1140円 (弁当、缶詰、発泡酒、黒糖焼酎)
nice!(0)  コメント(0) 

蒲生崎~あやまる岬 [沖縄編]

2010年5月6日 木曜日 180日目 夜半にパラパラと雨が降ったが、朝には概ね晴れの空になった。食べるものなし。コーヒーだけ飲んで出発。 屋仁(やに)まではほぼ下り。県道にもどって最北端を目指す。そうそう、蒲生崎は夕日はキレイだが最北端ではない。まださらに北に笠利崎がある。 西海岸の佐仁から東海岸の用(よう)に向かって峠越え。ほぼ押して越える。坂を下り切って海に出たところで左折して、笠利崎へ走る。分岐から7~8分で岬に到着。ここのトイレは水洗、しかし水は飲用不可と書いてあった。 DSCF3145.jpgDSCF3146.jpgDSCF3147.jpg なんだか浦島太郎伝説のモニュメントがある。ヨッシーも竜宮城にGO! DSCF3149.jpg つぎは灯台を攻略する。階段を5分ほど登る。建物に、危険とか場所取り禁止とかあるのは去年の皆既日食のときの注意書きだろか。 DSCF3150.jpgDSCF3151.jpgDSCF3152.jpg DSCF3153.jpgDSCF3154.jpgDSCF3155.jpg 笠利崎での用事はすべて済んだ。自転車で立ち去ろうとしていたら、犬の散歩にきていた男性に声をかけられる。家はこの先だからコーヒー飲んで行きなさい、とおっしゃった。 立派なログハウスでコーヒーをご馳走になる。ヨッシーのはインスタントなので、ちゃんと豆から煎れたやつは美味しい。おかしやお餅などもいただきながら、お話する。 お名前は塚田さん。東京から移住して来られた。このお家にはいろんな旅人が泊まりにきている。壁に写真や届いたハガキがズラーッと張られている。ヨッシーの自己紹介シートもその横に張ってもらう。 その中に、細密な絵があった。 DSCF3158.jpgDSCF3159.jpg ここに泊まりにきた芸術家の卵に、塚田さんがなにかやってみろ、と勧められて描いたものだそうで、彼の処女作に近いらしい。その人はいまはプロとして活躍し、描いたものが次から次に売れるから、個展に並べる作品がなかなか溜まらず困っているらしい。普通とは逆の意味で困っているとはうらやましい。近くに寄って細密さ加減を見る。 昼前になったので、そろそろ、とお家を出ると、笠利崎の方角から白髭の仙人みたいな人が手を振って自転車でやってきた。 この人は塩見さん。塚田さんの紹介で、最近用(よう)の集落で一番大きなお家を借りて神戸から移り住んできた。 塚田さんのお家前で記念撮影。 DSCF3160.jpg じゃあつぎはうちに行きましょう、と塩見さん。一緒に自転車で100mほど離れたお家に立ち寄る。 なるほどでかい家であるし金がかかっている。 DSCF3163.jpg 広い!6畳6畳8畳と続きの広間の他に、8畳間が2つあるという。そしてこの床柱を見よ。 DSCF3161.jpg 欄間を見よ。 DSCF3162.jpg ちょっと趣味悪い感じもないではないが、奄美の家としては天井も高くて開放感がある。 目の前には海が広がり、真正面に朝日が昇って来ると、塩見さんはうれしそうにおっしゃる。 DSCF3164.jpg デッキから左を見るとこんな感じ。 DSCF3165.jpg 右はこんな感じ。 DSCF3166.jpg 塩見さんのお家でもコーヒーをいただきながらお話する。ヨッシーの自己紹介シートを渡したら、出身校の関西学院でアメリカンフットボール部のところを見て、「わたしの同級生も関学のアメリカンやった。名前は山本くん」。 「えっ!山本さんてヤンチさんですか?」 「そうそう」 なんと共通のお知り合いがいた。すごい。遠く奄美でヤンチさんの同級生の塩見さんと出会うとはオソルベシ。 お昼の村内放送が聞こえたのでお邪魔する。 すぐにあやまる岬への分岐にかかる。向こうから来た車はまたしても塚田さんだ。 DSCF3168.jpg 「あやまる岬であやまって来ます」 というと、あやまるとはこの辺の言葉で手鞠のことだよと教えてもらった。 DSCF3169.jpgDSCF3170.jpg あやまる岬で記念撮影。 DSCF3172.jpg この岬の下の公園が宿泊にはいいよ、と塚田さんに言われていたのでまずはもう一回県道にもどってお店を探す。かなり走って、民芸店にビール発見。もう今日はいいのだ。疲れているので浜辺でテントはってゆっくりするべし。 トイレ前の芝生でラーメン自炊してお昼ご飯。ビールもプシューする。 公園内を散策。 DSCF3174.jpgDSCF3175.jpgDSCF3176.jpgDSCF3177.jpg サイ○ル列車? 列車をみたらペダルがついとる。サイクル列車ね。わくわくトンネルもある。なかなか凝った作りである。 散策中に寄ってきた青い鳥。名前はあとでわかったが、ルリカケス。好奇心が強いので、人のすぐそばまで寄ってくる。 DSCF3179.jpgDSCF3180.jpg 散歩からテントに戻ると、その前にパトカーが停まっていた。どう考えてもヨッシーに用事が有りそうに思う。 DSCF3181.jpg 若いおまわりさんが車に一人乗っている。普通だとつまらんので、そーっとパトカーの前を通り過ぎ、テントの後ろから植木の横を通って一周し、再びパトカーの後ろに回って隠れる。 そーっとテントをみたら、車から降りたおまわりさんが無人のテントに向かって呼びかけておる。引っ掛かったあ~。 ほっとくと可哀相なので、ばあ~と出て行く。笠利の駐在で丸山くん。若いなあ26才くらいやろうか。ヨッシーの自転車を塚田さんの家の前で見かけたらしく、ヨッシーの名前と生年月日をチェックしにきたという。 一緒に記念撮影してよ、と言ってみたら、いまは厳しくて制服姿で写真に入れないんです、と言われる。なにがどう厳しいのかわからんが、若い丸山くんをあんまり困らせたら可哀相なので、ふ~ん、とだけ答えておく。 替わりに駐在さんの名刺のようなものを、記念にどうぞ、とくれた。 あれこれ旅のことや、運転免許の更新のこととか話す。ヨッシーは次の8月で更新になるのだが、旅先での更新が可能なのか聞いたら、わざわざ電話で免許課に聞いてくれた。そしたらやっぱり兵庫県に帰らないと更新できないそうである。 まさに縦割り行政。普通縦割りは、担当部署が跨がっていたりして不都合が起こるが、この場合は同じ警察組織内なのに、地域ごとの縄張り意識?でそういうことが起きているのか。全国どこでも更新できるようになる日が来るのだろうか。 夜はカレーを自炊。今夜はじゃがいもが入ったことで、ちゃんとしたカレーっぽくなった。うまし! 走行 28キロ 出費 300円 (発泡酒)
nice!(0)  コメント(0) 

始めて見た見た [沖縄編]

巷で皆がやってるというツィッターなるもの、ヨッシーも始めてみんとて始めるなり。

@tabibito843

続くかしら?
nice!(0)  コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。