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本部滞在 [沖縄編]

2010年1月29日 金曜日 83日目 浜元ロードパークにて7時起床。昨夜の雨は上がり、晴れ間が見える。昨日のバイキングと同じメニューで朝食。 この場所はほんとに人が来ない。車の音以外はまったく静かである。 DSCF1468.jpg DSCF1469.jpg 本来の天気予報では雨が降るはずなのだが、全くその感じがしない。それをいいことにソーラー充電する。 二度寝する。 12時前に目覚め、鍋に入っているごはんとかピラフとか、ソーキとか野菜に少し水を入れて温めなおす。これで調理したてみたいになった。おいしく完食。 午後から初めて人を見た。大阪から来ている定年ご夫婦で、この時期毎年コンドミニアムを借りて1ヶ月滞在されるそうである。この公園はウォーキングの途中、休憩のために立ち寄るらしい。別れ際に奥さんが本部で焼いているあんパンを下さった。 午後2時になったので、本部大橋を越えて町にでる。目的はトイレ、水汲み、買い物、洗濯。 さっそくスーパー・サンエーを見つけ、そのとなりにコインランドリーも見つけた。洗濯している間、ローソンで立ち読み&サンエーで買い物&公園で水汲み。 4時にロードパークに帰着。ごはんに松茸の吸い物を入れて炊き込む。さんまの缶詰を開けて、純和風の晩御飯にした。 DSCF1472.jpg 夜はテントでラジオを聞きながら、ブログ更新。 なんだ結局1日雨は降らなかった。 走行 6キロ 出費 1445円 (コインランドリー、キャベツ、バナナ、吸い物、みそ汁、缶詰、イカフライ、発泡酒)

ちゅら海水族館 [沖縄編]

2010年1月28日 木曜日 82日目 トンネルで朝7時起床。くもり。 テントを畳んでいる途中、おばちゃん一人とおっちゃん一人と話しする。おっちゃんいわく、本部半島の桜の見ごろは、旧正月の2月14日ごろだそうな。しかし沖縄では1月にすでに桜が咲いているとは、本土にいるときにはまったく信じられんかった。 8時半に間に合うように急いで水族館目指して走る。国道449から県道114に左折。海洋博公園には上り坂を上がる。沖縄の施設には駐輪場というものがほぼ無い。自転車文化がなかったからだろうが、これからはちゃんと整備してほしい。 いつもは勝手に施設の目の前まで自転車で乗り入れ、一番ベストなポジションに駐輪する。今回はガードマンに止められ、ここに停めてください、と案内されたのは車用の立体駐車場非常階段下のスペース。ここがかの海洋博が行われ、世界に誇るちゅら海水族館の駐輪場なのか!おそまつである。 いま世界中でエコとかローインパクトとか地産地消とか言われてるんだから、エコでローインパクトの代表たいな自転車に対してもっと注目して積極的にやってほしい。 たとえば、数百万かければ立派な駐輪場ができるでしょう。水族館に自転車出来た人には、入館料を2割引きするとかしてもいいんじゃないか。エコロジーの代表、自転車での来館を応援します!とか大きな声で言ったらいいさ~。いま、入館券を現地で買う人より、ヨッシーみたいにコンビニとかで売ってる1割引の券を買う人のほうが多いでしょ。結局業者には割り引いた販売価格のなかからさらにマージン払ってるんだから、自転車割引始めてもなんもマイナスにならんと思うけどね。 DSCF1425.jpg DSCF1426.jpg ともあれ、急いで入館する。8時40分。いかん出遅れた。 入ってすぐのコーナーで、ヒトデやナマコに触る。かたーい座布団みたいな感じ。 DSCF1428.jpg DSCF1432.jpg ハゲ発見!敏感に反応してしまった。 DSCF1429.jpg さらにハゲ! と思ったら、ハブクラゲだった。ハゲクラブではなかった。 DSCF1436.jpg 黒潮水槽の前で記念撮影。大阪の海遊館よりもひとまわり大きいかも。 DSCF1440.jpg DSCF1441.jpg DSCF1443.jpg DSCF1444.jpg DSCF1445.jpg 10時半から水槽の裏側の見れる探検ツアーに参加する。もちろん無料。 さっきの黒潮水槽を上から見れる。天井が透明になっていて、水槽のなかに自然光が入るようにしてある。人工的なライトもあるが、思ったより少ない。 DSCF1446.jpg DSCF1447.jpg DSCF1448.jpg DSCF1449.jpg 雨の日の観光に水族館を選択する場合も多いだろうが、晴れの日に来たほうが魚の色や水槽のなかの情景ももっと美しく見えるだろう。こんどは晴れた日に来たい。 館内の掲示で、バイキングレストランがあるのを発見!お~、どこかで行きそびれたのをここで敵討ちじゃ。大人1260円は痛いが、入館券を買ったときのくじ引きで5%割引チケットを持っている。それにもう一工夫すればさらに半額以下にすることもできるが、良い子が真似したらいかんのでここでは内緒。 DSCF1454.jpg DSCF1455.jpg 11時半オープンのレストラン前に5分前に到着。あせりすぎ。 入口で5%割引の1197円を支払う。建物の4階にあるし、窓際からは海が見える好ロケーション。 メニューは沖縄料理中心。ゴーヤチャンプルや豚の三枚肉を煮込んだソーキ、ハーブチキンのフライ、魚と紅芋の天ぷら。ごはん、パン、青さのすまし汁。ドリンクはジュースやコーラ、ホットコーヒー、アイスコーヒー。 がっつり食った。コーヒーも3回おかわりする。 1時間飲み食いして退店。なぜか来たときよりヨッシーのデイパックが若干重くなっているのは気のせいである。 再入館してまた水槽をあっちこっち見てまわる。 マナティも見た。マナティは人生初見かもしれん。友達に人間のマナティもいるが、かわいい女の子である。マナコというのでマナティなんで、見た目でついた呼び名ではない。動物のマナティは思ったよりでかかったが仕種がかわいくて、見学に来た若い女性たちはしきりに可愛いを連発しておった。 DSCF1460.jpg DSCF1461.jpg DSCF1463.jpg 仕種だけでこんなに可愛いと言ってもらえるなら、ヨッシーもがんばればなんとか可愛いと言ってもらえそうな気もする。次はマナティを師と仰ぐか。 5時半までみっちり見学して外に出ると、予報通りに雨。昨日見学して泊まらなかった、ロードパークの公園までもどる。あそこなら橋の下に乾いた地面があるはずである。ほぼ、暗くなり始めたので急いで来た道を本部にもどる。 思ったとおりの乾いた地面にテントを張って、中に潜り込み今日のお昼に食べたのと同じメニューで夕食する。ソーキはビールにあっておいしいなあ。 ここはトイレと水道がないが、環境は抜群によさそうだ。今日までハードに走ったり登ったり繰り返してきたので、数日ここで静養する予定。風邪かなと一昨日思ったが、その後はなんともない。腰と足の筋肉痛がいたいくらいかな。他は調子良し。 走行 8キロ 出費 1388円 (バイキング、発泡酒)

勝山~安和岳~本部 [沖縄編]

2010年1月27日 水曜日 81日目 朝7時の目覚め。天気は快晴。予報通りである。本日の安和岳登山決行! 明るくなって公民館の周りを見てみると、ますますここの宿泊環境の良さが解る。建物の裏手は公園になっていて、大きめの屋根つきあずまやもあるし、水道も完備である。 8時になって具志堅さんに電話してみると、公民館のとなりの交流センターにいるよ~、と言われて初対面する。ちょっとびっくりは、具志堅さんはどことなく具志堅用高に似ていること。 DSCF1390.jpg 登山道の簡単な地図をもらい、説明をしてもらう。具志堅さんは交流センター1階のお食事所で働いておられる人だった。 もともと安和岳に登ろうと思ったきっかけは、先日登った本島最高峰の与那覇岳についてネットで調べているときに、安和岳についての案内も出てきたからだ。しかも与那覇にくらべ安和岳は頂上からの眺めが抜群にいいらしい。 公民館に自転車や荷物を置いたまま、8時半登山開始。登山口に向かってアスファルトの車道を歩く。 DSCF1391.jpg DSCF1393.jpg 15分も歩くと登山口に着く。ここから山道に入って行く。 DSCF1394.jpg 道は沢沿いに、シークヮーサー畑のなかをすすむ。 DSCF1395.jpg DSCF1396.jpg 沢沿いだった道は、涸れた沢のなかを歩くような感じになる。 DSCF1397.jpg 9時20分。教えられていた、安和岳と嘉津宇岳の分岐点に来る。ここは左にすすむ。 DSCF1399.jpg DSCF1400.jpg 道沿いにはところどころ目印のテープが木に巻いてあるからわかりやすい。ここから岩場が続く。ここらの岩は、石灰岩質のせいか、浸食してとがった形をしている。難しい山ではないが、すべって転んだとき岩で怪我する確率が高いように思うので注意されたし。 DSCF1401.jpg 道はほぼ斜面を直登している。途中一回休憩を5分したが、あとは休まずにゆっくりしたペースで登り、9時53分頂上につく。 DSCF1402.jpg 20坪ほどの広さの頂上からは、名護や本部半島が見渡せる。反対側を見れば西海岸側の海も目に入る。とてもよい眺めである。 DSCF1403.jpg 水、おかし、双眼鏡、水、おかし、双眼鏡を繰り返し、頂上滞在は50分間であった。 DSCF1404.jpg DSCF1405.jpg DSCF1406.jpg DSCF1407.jpg 具志堅さんに教えてもらった下山ルートで下りる。三角山を通って再びもとの登頂ルートに合流する。三角山は、あれである、 DSCF1409.jpg 尾根筋をやや登り下りしながら歩く。ここいらもとがった岩を乗り越えるようにして行かねばならず、お年寄りや子供にはやや危険なルートのように見える。 DSCF1408.jpg DSCF1410.jpg DSCF1411.jpg 三角山の頂上は、岩の塊で、とんがっていた。頂上にバランスをとって立ち、左右の崖を写真に撮ってみる。 DSCF1413.jpg DSCF1414.jpg 落ちたらかなり痛いだろな。岩が刺さるもんな。高いところが怖い人はいかんほうがよろしい。 ここからの下山ルートも真っすぐ斜面をおりる形の登山道で、すべってこけないように気を使うからなかなかはかどらない。膝ががくがくになりはじめる。 下りのときのほうがテープの目印を見失いやすい。ヨッシーも一回道を間違えたが、すぐに気がついてもどった。 間違えたところから、斜面を横這いするようにすすみ、登りのときに通った安和岳と嘉津宇岳の分岐のところに出た。ここからは来たとき通った道になる。 半日登山のわりには疲れが足に来ている。はやくアスファルトの平坦な道を歩きたい。 勝山公民館帰着、12時14分。ほんとに時間的にはたいして歩いてないが、疲れはそれ以上であった。交流センターの食事処に入り、具志堅さんの作るチャンプルー定食と生ビールでお疲れさん!ここの生ビール一杯350円は安い。 DSCF1416.jpg DSCF1417.jpg 食事後、ここにもう一泊するか迷うが、この近所には売店とかがない。それに明日は午後から雨の予報だし、ここで一泊すると最悪雨が降ってきたら出られなくなってしまうかもしれない。 明日ちゅら海水族館に行くことを決め、本部に向かって走る。できるだけ水族館の近くで泊まって、朝一、開園8時半に入館して一日楽しみたい。 国道449を走りながら、いいかんじの砂浜とか見て行く。候補地はあるがベストではない。 ここでサイクルメーターの積算距離計が1700キロちょうどになった。西宮を出発してから1700キロ走ったということだ。そして電池を入れ換える。このメーターは、電池を取り出すと全部の記録がリセットされてしまうので、切りのいい数字のときを見計らって電池交換したかったのね。 結局本部までついてしまい、狙い目だと予想していた瀬底島に橋を渡ってみる。橋の真下にきれいな砂浜があり、観光客もここで車を停めて海を眺めている。 DSCF1418.jpg DSCF1420.jpg DSCF1421.jpg しかしトイレがないし、風が強くなったら困りそうである。いい場所ないか双眼鏡を出して、島から逆に本部のほうを偵察する。お!マックスバリューハッケン!。お!ローソンの看板ハッケン!。お!左のほうに海岸際にあずまやハッケン!あそこは公園みたいになっとるんやないか?偵察終了。 まずは橋を戻ってマックスバリューでお買い物。街中をぶらぶら流していると、本部大橋の下に公園ハッケン。これはさっき双眼鏡で見たやつではないが、トイレもあるし芝生も広い。いいんじゃないか? でもさっき見つけたところも見てみたいからそっちに回ってから決めてもいいですか?なんて不動産屋に言うみたいなことを独り言いって、本部大橋を渡る。 ロードパーク→、とある。ここかあ。ちょうど国道449の高架橋の真下に作られた公園で、きれいな砂浜が目の前にある。橋の下なら雨の心配もないし好条件だが、トイレがない。 しかしここから見える夕日はきれいで、しばらく見とれていた。 DSCF1423.jpg やっぱりさっきの公園にしますわ、とまた不動産屋に独り言いってもどる。 公園そばの売店で発泡酒と炊き物250円を買う。410円のところ400円にしてくれた。このおっちゃんは誰にでもおまけしちゃうのかな? 公園ベンチで酒盛り&夕食。もやし入りインスタントラーメンで締め、結局公園はずれにある遊歩道のトンネル内でテント張る。国道の真下になる。でも車の音はたいして聞こえない。 トンネル横のバスケコートで夜遅くまで子供らが遊んでいてうるさかった。明日はいよいよ水族館である。わーい! 走行 23キロ 出費 1921円 (チャンプルー定食、生ビール、泡盛、炊き物、魚肉ソーセージ、もやし)

慶佐次~名護~勝山 [沖縄編]

2010年1月26日 火曜日 80日目 切りのいい80日目の朝は晴れていた。公民館テントを撤収し、慶佐次共同売店にいって朝ごはんのジューシーおにぎりとコロッケ買う。北部の売店では惣菜や弁当を置いている店は少なかったから、こういうのに飢えていた。うまし! DSCF1369.jpg ついでに贅沢にも温かい缶コーヒーも買う。うましうまし! DSCF1370.jpg 9時半に慶佐次(げさし)出発。国道331を改めて辺野古方面に向かう。先日あった名護市長選挙で、基地反対派の候補者が当選した。昨日の夕方慶佐次の売店のおばちゃんが貸してくれた新聞に記事が載っていた。それによると、その候補者は今年の元日の朝、辺野古の海に向かって上がる初日を見ながら、この美しい自然をまもらんといかん!、と必勝の想いを強くしたと書いてあった。 そんな海なら見てみんといかん。 小一時間で辺野古にさしかかる。 DSCF1371.jpgDSCF1372.jpgDSCF1374.jpg 美し過ぎる。ここの海上に基地作るの~?率直な感想は、「あほちゃうか」、やった。 ありえへんわ。この景色の中にいきなり海上基地があって、そこから昼夜を問わず大型軍用ヘリが、大爆音とともに何十機も飛び立ってこっちに飛んでくるなんて、ありえへんわ。 そういうことが平気でできる感覚は、ダースベーダーの帝国軍とかロード・オブ・ザ・リングのザイオン(やったけ?悪いほうのやつら)とかに近いな。 瞬間的にヨッシーが思ったのは、ここに基地作るくらいやったら神戸沖とか実家のある西宮の浜でも差し出すから、辺野古は残して欲しい。 それか関西空港あげるから~。赤字やし遠いし。いままでの赤字は思いやり予算でちゃらにしたらいいから。 二見の交差点から国道329に乗り換えて名護に向かう。まだ時間は11時前だし、余裕である。緩やかに続く上り坂を上がり切ると、そこからは名護まで一気に下りであった。なんてわかりやすい峠越えか。 調子よく走ってきたので、きょうは名護のオリオンビール工場見学の予約を入れた。2時半の回の予約にしたのでまだ時間がある。まずは名護市役所に行って、新市長に頑張れよ、と言おうかと思ったらまだ着任してないやんね! DSCF1376.jpg そうじゃなくて、明日登ろうと思っている本部半島の安和岳(あわだけ)の登山情報を聞くために観光課へ。昼休み時間にかぶってしまったので、エコのため電気は消えているし職員もデスクにうつぶせて寝てござる。昼寝もエコと関係あるのか?しかしあと3分で1時になるのに、みなさん微動だにしない。 職員の女性が、具志堅さんという人を紹介してくれた。あした、勝山というところの公民館にいってそこから電話したら、登山道などを案内してくれるという。公民館までの簡単な地図と、具志堅さんの携帯番号をくれた。具志堅さんは誰?なんで観光課に登山マップ一枚ないの?とか思いながら、つぎのオリオンビールの見学に急ぐ。 見学の目的はタダ飲みであることははっきり申し上げておく。貧乏旅行者であるからしかたない。集合30分前に工場で受付を終わらせていたのは、もうビールがタダで飲みたくて飲みたくてしかたなかったからである。あーそうである。 20分間の工場見学が始まる。 DSCF1379.jpgDSCF1380.jpgDSCF1381.jpg おねいさんが案内してくれるが、せっかくの美貌がマスクで台なしである。マスクはやめてほしい。細菌とかうつしてくれていいから。 できあがったビールは、いったん建物外のおっきなタンクに入れて熟成させるという。そのタンクは直径5m、高さ17mあるらしいが、ここでおねいさんから問題が出た。 もし、1日に350ミリリットル缶ビール分を飲みつづけるとしたら、あのタンク一本飲むのに何年かかるでしょう?だった。 500年!と元気よくいったがはずれだった。正解は1500年かかるんだって。または、一日24本飲みつづけるとしたら、60年かかることになるという。20才になって、毎日缶ビールを24本80才まで飲めばタンクが空になります。 その問題の出し方おもろない~。誰が毎日24本ひとりで黙々と飲みつづけんといかんのじゃ。たのしないやんけ。だから例えば、 「仲のいい友達と4人で、麻雀とかトランプとかファミコンとかしながら毎晩ひとり6本づつ飲んで笑って楽しんだら、60年間もゆかいに過ごせます」 とかのほうがいいやんか。 と、心の中でつぶやきつつ、ながーく感じた20分の見学を終えて試飲ルームへ到着。事前に渡されていた試飲カードには、ひとり1杯ビールを試飲できます、と書かれているがおねいさんの説明では2杯までOKだとか。よーし、目指せ4杯目、である。 DSCF1384.jpg うまし!生ビールうまし。ここんとこ貧乏旅行者は、発泡酒どころか第3のビールばっかし飲んでいたからコタエられんで。しかも午前中目一杯峠越えして、喉もいい感じに渇いておる。3秒後におかわり。となりの席にいる団体は韓国の観光客のようで、際限なくおかわりしてる模様。ほれみれ。何杯でもOKじゃん。 3杯目突入!モーマンタイ! しっかしさすがに10分以内に3杯飲むといっぱいいっぱいになってきた。韓国チームも退出し、試飲ルームにはヨッシーだけ残される。うーん4杯目は次回のチャレンジまで取っておこう。結果3杯試飲で終了。 ええかんじで工場をあとにして、マクドナルドでブログ更新作業。貯まりに貯まった写真などを送ったりして、気がつくと午後10時半になっとる。あー疲れた。なんだか体もだるい。風邪かな?とも思う。 寝場所を名護市内の公園にしていたが、あした勝山まで行くのに早起きしないかんと思うと、いっそいまから勝山までいってしまうことにする。 ライトを付けて暗い道を走る。距離は10キロもないが、山の中腹あたりになると思われるのでどれくらいかかるかわからん。いいさ、旅はわからないことだらけなのさ。とか独り言いいながら走る。 市役所のおねいさんが言っていた「嘉津宇岳→」の看板からのぼりにかかる。真っ暗である。家もとぎれとぎれでタヌキかキツネに化かされそうな感じ。 気温も低いのに汗がダラダラでる。登り30分で、勝山公民館に到着。走ってるときは真っ暗だったが、公民館について見ればなかなかのキャンプ好立地。 玄関ひさし前にテントを張って寝場所を作り、すぐ横にあるベンチでお疲れさん会。泡盛ccレモン割りで乾杯。もしやと思い壁のスイッチを入れると、ベンチの上の明かりが煌々と点り、文化的生活になった。 10時半にマックを出てここに着いたのが11時半なので1時間かかった計算だが、やっぱ街中の公園で寝るよりこっちのほうがいい。虫や山の動物たちの声が子守唄。 走行 49キロ 出費 4122円 (美ら海水族館前売、米、缶詰、パン、電池、マジック、マック、缶ジュース)

川田~慶佐次 [沖縄編]

2010年1月25日 月曜日 79日目 7時に目覚めると、雲なしの空。朝日が海からきれいに上がってくる。こんなにきれいなのは久々。 DSCF1358.jpg 予報では午後から雨なのだが、ほんとかぁ~?と、ツッコミを入れながら、出発決定。 しかしまあなんですね~。最近の予報は見事に当たりますね~。30分走らんうちに雲で空は覆われ、怪しげな雰囲気になってきた。 雨が降り出し、慶佐次(げさし)の共同売店前のひさしの下に逃げ込む。目の前には沖縄本島最大のマングローブが広がる公園になっている。小雨だし、ちょっと歩いて見てまわる。 DSCF1361.jpg 茨城県の農業高校から来た修学旅行っぽい生徒たちが、地元のエコツアーのイントラからマングローブのことについて説明を受けているのを、盗み聞き。 雌の木と雄の木があって、いま雌の木には若い種がなっている。尖った形をしているのは、種が成熟して下に落ちたとき、柔らかい土のうえにささるためである。刺さった種はそこから根を張り、成長していくのだとか。 DSCF1362.jpg DSCF1363.jpgDSCF1364.jpg 見学は20分で終了~。売店前のベンチで雨を避けながらじっとする。そこから目に入る看板に、ここから3キロ先のレストランで、ランチバイキングやってます~と書いてある。気になって仕方ない。 東海岸ではたいしたもの食ってなかったし、ここいらでちゃんと食べたいな~。そうだそうだ、健康のためにもちゃんと食べないといけないよ~、とか何人もの自分が心のなかに出てきて言うので、一時雨がやんだのを見て走る。 坂を登っておりた村、有銘(あるめ)のレストランに着いたが、聞いてみるとバイキングは土日だけとのこと。きょうは月曜じゃん!きのうならバイキングだったのに!しかたない。ちょうどまた降り出した雨を避けて、レストラン前の屋根つき壁つきバス停に逃げ込んで、そこのベンチでインスタントラーメン自炊。 雨はさらに強く降り、バス停から全く出られない。ブログ更新準備などをしながら待つ。 1時間半まって雨は小止みになる。やっぱ今日は出発せずに、川田のゲートボール場でいれば天国のように快適だったのになあ。とか思う気持ちをなだめてすかして落ち着かせて、先に進むことにする。国道331を辺野古方面に走るが、10分も走ったところでまた雨が強くなる。差し掛かったトンネルの出口あたりで止まり、雨宿り。 DSCF1366.jpg くそー、まさかここで夜を明かすわけにはいかんしなあ。地図ではこの先少し山越えになりそうな予感。1時間雨宿りして、引き換えし決定。有銘を通り越して一気に慶佐次までもどる。ここで午後3時になった。宿泊は公園トイレ前のひさし下あたりが候補地と見た。このトイレはすごい。ウオシュレットがついている! 売店前で時間を過ごし、6時をまわって暗くなりかけたとき、山側に公民館発見。ハッケンってか、ずっとそこにあったけど気がつかんかっただけだが。 トイレ前の128倍くらい快適そうなので、宿泊地変更!玄関前にテントをすっぽり張り。そのテントの前でひとり酒盛り。蛍光灯がついていて明るい。たぶん11時くらいになったら自然と消灯してくれるにちがいない。なんて親切なんであろう。外は雨がしょぼしょぼ降っているが、玄関前は快適度120%。 適度に酔っ払って就寝。 夜中に目が覚めたら、天井の明かりはちゃんと消灯されていた。おおきに! 走行 18キロ 出費 680円 (おにぎり、発泡酒、するめ)

しゃしん追加情報 [番外]

過去ブログにさしん追加しますた。遡ってお楽しみ下さい。

画伯のさしん

とか

百合子さんのさしん

とか

アブちゃんのさしん

とかあるよ~。

楚洲~川田 [沖縄編]

2010年1月24日 日曜日 78日目 楚洲川のほとりにて7時起床。くもっているが雲が高い。雨は降らなさそうなので、なんとなく出発を決める。 テント撤収中に、例のおっさんがまた通る。 寒くなかったか? そこそこ寒かった。 二人のお決まり挨拶。これ以上の会話はない。 9時半走行開始。一日休んだので足は軽く心も軽く。県道70号を南へすすむ。きょうは日曜日だからか、カミナリ族のバイクが引っ切り無しにグワングワン音を立てて走っていく。80キロは出てるだろう。まあしかし、東海岸の道路には信号って物が60キロ以上なく、適度な登り下りにカーブがあるので走り応えあるだろう。バイクや車には適度でも、自転車にはなかなか辛い。黙々とペダルを回して坂を上がる。そして下りは時速40~50は出る。 安波集落の共同売店で休憩と買い物。きょうはハッシュドコーンビーフなる缶詰を買ってみた。自販機でペプシ飲んで休憩。 DSCF1355.jpg さて、また登り坂を上がる。この先には以前立ち寄った、海中道路を渡った平安座の喫茶店、いっぷく屋のマスターに勧められた、ヒロコーヒーファームがある。コーヒー好きならぜひ行ってくださいと言われていたので楽しみにしている。 ヒロコーヒーあと1キロ あと700m と、徐々に近づき、坂もくだりになったところで米軍施設のゲート前に監視?座り込み?のようなテント発見。ちょうど女性がテントから出てきたところだったので、 これは何~?と聞いてみた。 DSCF1341.jpgDSCF1343.jpg 例の普天間移設問題ばかりが取り上げられて、ここの問題はあまり知られていないが、こちらもこちらで大変なんである。ヘリパッドという米軍ヘリコプターの訓練施設があるのだが、ヘリの離着陸などを行う場所である。北部の広大な米軍訓練地域のなかに22ヵ所あったのが、SACO合意というやつで訓練地域を返還するかわりに6ヵ所のヘリパッドを高江村のそばに移設するという話しになって、それに反対する住民が座り込みと抗議を2007年から開始して、24時間体制で行っている。 あー、政治的な話しはうまく説明できんなあ。これであってるかな?みなさんそれぞれ調べてみてね。 ちなみ抗議をしている「ヘリパッドいらない村民の会」のブログは、 http://takae.ti-da.net/ である。 DSCF1342.jpgDSCF1344.jpg 現地にたまたま居合わせたのはこの二人の女性。コーヒーを出してくれて、いろいろ詳しく説明してくれたのはアブちゃん(すまん、また勝手に名前つけた。ヨッシーは相方の伊藤ちゃんのほうが好きなんだけどそれはまあいい)。そしてもう一人のおっちゃんパート2(これも見た目で勝手に・・・)。 普段アブちゃんは大学教員、おっちゃんは大学院生なんだそうな。 とにかくヨッシーが感じたのは、沖縄の人は戦時中も米軍と日本軍が敵であったように、いまもやっぱり米軍と国の両方にないがしろにされている、ということ。 テントをあとにして、目的のヒロコーヒーファームへ。 DSCF1352.jpgDSCF1345.jpg コーヒー豆農園の中にある、手づくり休憩所の感じがとてもよい。有名なんで、観光客もわんさかやって来る。農園主のヒロさんは、大阪出身。若いときハワイで親戚のコーヒー農園を手伝ったのがきっかけで、日本でもやってみたいと沖縄をぐるぐるまわって見つけたのがここ東村だったという。マガジンラックに挿してあった、沖縄タイムスの過去記事を読んで抜粋しました。 DSCF1348.jpgDSCF1347.jpg コーヒーはお代わり2杯分のサーバーつきで500円。ミディアムローストです、と出してくれたのを飲んでみると、すっきりした味わい。酸味はほとんどない。 コーヒー豆が木になっているのを見せてもらった。 DSCF1350.jpg どこまで走ろうか?と思いながら、なかなか宿泊候補地がなく、どんどん進んでしまう。福地ダムのダムサイトにかかる橋から下を見下ろす。 DSCF1354.jpgDSCF1353.jpg なんだか豪快な作りの放水路。コンクリの水路の先は海に真っ逆さまなのか?見てるだけでどきどきする。 次の共同売店のある、川田の集落まで来たところで、村はずれのゲートボール場に宿泊地決定。大きな屋根の休憩所のなかにテントを張って寝る。 晩御飯はコーンビーフどんぶり。作り方はきのうのポークハムどんぶりと同じ。缶詰にはコーンビーフとジャガ芋を細かくして混ぜ合わせたものが入っていた。野菜も取れて一石二鳥。 DSCF1357.jpg きょうは登り下りのあるなか、46キロも走ったので大金星である。アブちゃんも、この区間はツールド沖縄の難所と言われている、と言っていたし。 走行 46キロ 出費 2035円 (おにぎり、缶詰、するめ、ヒロコーヒー、泡盛、発泡酒)

焚火の夜@楚洲 [沖縄編]

2010年1月23日 土曜日 77日目 腹が減って目が覚めた。7時。朝ごはん用のパンなどを買い忘れたので、ラーメン作って食べる。昨日ご飯を炊いた鍋には、昨日のうちに水を張って置いてある。そのまま火にかけて沸かし、ラーメンを作ると、鍋を洗う手間が少し省ける。しかも最後のつゆを飲むとき、ちょっとおじやみたいになってる。 今日もどんより曇り空。連泊決定。池波正太郎の文庫本を読み返す。 10時から12時まで二度寝。 そのご海岸散歩&たきぎ集め。 テントでブログ更新の準備。ここはラジオも入らないしウィルコムも圏外なのでなにもできない。 やっと4時になり、売店に歩いて買い物に行く。幅4mくらいの沢を飛び石伝いにわたり、そこの階段を登ると近道。この近道を通る近所のおっさんが一人いて、毎朝夕、畑仕事か何かの行き帰りに長靴でじゃぶじゃぶ沢を渡る。帰りには沢の水で長靴の汚れを落とす。テントのなかにいても、じゃぶじゃぶの音が長めに聞こえるのでそれと解る。 今夜もご飯を炊く。昨日はさんまだったが、このところ魚が続いているので飽きてきたため、ポークの缶詰を買った。ポークどんぶり。作り方は昨日と同じ。違うのは最後にマヨネーズと醤油をかけるところ。 肉うまし!みそ汁つきでさらにうまし! 7時になり、昨夜のリベンジ焚火開始。今日は曇ってたけど一日雨は降らなかったから、うまくいきそう。2時間分くらいかな?と見当を付けて集めたたきぎの量は、実際には3時間分だった。10時に燃やすものなくなり、終了。体がホカホカしていたからか、寝付き良好。爆睡まっしぐら。 走行 0キロ 出費 1130円 (缶詰、柿ピー、発泡酒、カセットボンベ) 

茅打バンタ~楚洲 [沖縄編]

2010年1月22日 金曜日 76日目 茅打バンタの夜は長くて寝苦しかった。崖下に打ち寄せる波の、ドドーンという音と雨・風のざわめきが気になってなかなか寝付けなかった。 7時になってやっとあたりがほの明るくなる。天気はくもり。しかしいまにも雨が降り出しそうな気配も濃厚にする。しかしここに連泊はきつい。準備して走りはじめる。 展望台から辺戸岬方面にビューンと坂道を下る。あれ!サイクルコンピューターの表示がおかしい。走ってるのに速度0になってる。ちゃんと線が繋がってるのを確認して走り出すと、速度が表示されたりまた0になったりする。壊れたか?それとも電池か?予備の電池を用意していなかったイージーミスに舌打ちする。 どうしようもないのでそのまま走り、今日の走行距離は地図読みして出すことにしよう。 国道58まで下って右折していよいよ東海岸を南下するコースに入る。地図上でもかなり登り下りのあることがわかるし、いままで会った人からも、「大変だよー」、と聞いている。しかしあえてオッサンがチャレンジするのは、ヤンバルの自然を肌で感じたいからである。いかに登り下りがあろうとも、沖縄の最高峰が503m?498m?どっちかわからんが、所詮そんなもんである。山よりでっかい山は出ん! しかしいきなり登りがぐんぐん続く。でも登った分は必ず下る。下り切ったところが奥の集落。地図に、共同売店発祥の地、と書いてあるからショボイ売店を想像してたらなんとアナタ、りっぱなもんでしたよ。かなりな品揃えは今までの売店の中で一番。 村はずれに国道58号線の起点発見。 DSCF1329.jpgDSCF1330.jpg 最長国道の58号は、沖縄本島だけでなく、奄美大島と種子島にまたがっている。海の上でつながっていることにするとは、乱暴な気もするが。ここからは県道70号線になる。ちゃんとルートをトレース出来ているかな佐々木君? 私の大学時代のアメフト同期、佐々木君は、頼んだわけではないのだが、日記の様子から走ったルートを地図に反映させているらしい。ありがとう。もしわからんところがあったらメールで尋ねてくれたまえ。 奥からまた登り。そしてまたその分下り。何回かそれを繰り返して、アダンビーチというローカルな海岸発見。相変わらず曇っているので海の青さは全くわからんが、できたら晴れるまでどこかで連泊するのもありと思っていた。ここを候補地に入れよう。 DSCF1331.jpg 無人の施設には手づくり感満載のトイレとシャワーもあり、水だがちゃんと浴びられる!しかし残念。ペットボトルに水を汲んでみたら、かなり濁っている。飲み水には使えない。候補地から削除。 誰もいないし自由にお使いくださいと書いてあるので水シャワーを浴びる。かなり寒い。しかしすっきり。 アダンビーチはあかんビーチになったので次の候補地を探して南にすすむ。 まだ午後1時だが楚洲(そす)という海沿いの部落の売店で休憩してたら雨が降り始めた。もうなんだか走る気力なくなり、ここでキャンプすることに決定。 雨やみを待って、海に流れ込んでいる楚洲川の河川敷にテントを張る。あんまりいいロケーションではないががまんがまん。 DSCF1332.jpgDSCF1333.jpg 晩御飯前に海岸などを散歩して、焚火用の枯木や流木を持ち帰る。この旅に出てからまだ焚火をしていない。東海岸を下るのは、焚火をしたいという目的もあたのだ。そう、ヨッシーは焚火大好きなのだ。 晩御飯は久々に米を炊く。炊き上がり直前に刻んだキャベツをごはんの上にどばっと乗せる。炊き上がったら火を止め、さんまの蒲焼き缶詰をキャベツのさらに上に敷き詰めフタをして蒸らす。さんま蒲焼きどんぶり。みそ汁つき。 暗くなって焚火を始めると急にまた雨が降り出した。中止&撤収。 かえるが輪唱する沢のほとりで、爆睡。 走行 19キロ 出費 1030円 (泡盛、発泡酒、缶詰)

辺戸名~辺戸岬~茅打バンタ [沖縄編]

2010年1月21日 木曜日 75日目 7時半起床。晴れ。いい天気なので、寝袋やテントシートなどをwしっかり天日で干してから収納。それで時間がかかって9時半出発。一回道の駅・ゆいゆい国頭までもどり、ゴミを捨ててから58号を北に走る。海岸沿いの道はほぼ平坦で、スピードが乗る。茅打バンタ展望台に上がってみる。登り15分。 広い駐車場にはバスも停まっている。展望台のしたは70mの断崖で、走ってきた西海岸の景色も遠くまで見通せる。大きなあずまややトイレもあり、宿泊候補地決定!まだ11時なので、まずは沖縄最北端、辺戸岬(へどみさき)に行く。 DSCF1308.jpgDSCF1309.jpgDSCF1311.jpg DSCF1312.jpgDSCF1320.jpg 晴れていれば与論島が見えるらしいが・・・、お!見えた。 DSCF1313.jpgDSCF1315.jpgDSCF1316.jpgDSCF1317.jpgDSCF1319.jpg 岬の公園をぐるりと回り、売店でソーキそば500円を大奮発。最北端制覇記念である。ここもトイレあり、あずまやありなので宿泊候補地パート2だ。雨風が強ければ売店の休憩エリアに逃げ込めそうだし。 DSCF1321.jpg まだ1時なのでどうしようもない。辺戸の集落まで行って売店で買い物。それからもう一回茅打バンタまで登り、景色を堪能する。今夜から雨の予報なので、もうあちこち行っている時間はない。ここで夕方までゆっくりすることに決め、あずまやで本読んだりお茶飲んだり。たまに双眼鏡で景色を見たり。 4時をまわると観光客も少なくなる。頃合いを見計らって、駐車場の多目的トイレで洗髪と体拭き拭き。さっぱりしてトイレから出ると、雨が降り出した。駆け足であずまやにもどる。 DSCF1323.jpg 崖の上からの景色が、こんどは雨に煙っていて情緒一杯である。 ラーメンと缶詰で晩御飯を食べ、あとは暗くなるのを待つのみ。 あずまやで野宿。 走行 32キロ 出費 1350円 (ソーキそば、発泡酒、缶詰、インスタントラーメン、魚肉ソーセージ)

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