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海中道路~浜比嘉島~伊計島 [沖縄編]

2010年1月7日 木曜日 61日目 6時ごろ目が覚める。雨は止んでいる。くもり。 まだ外は寒いので、テントでごそごそして過ごす。喜捨場さんからお電話いただく。喜捨場さんは心相鑑定の師匠、宮城悟先生のお姉様である。今回の旅で、なにかあれば電話するようにと先生から連絡先を聞いていた。先日お電話したとき、7日にどこかでお会いしましょうとお約束していた。海中道路の海の駅までお越しいただけることになる。 まだ時間があるので、橋を渡って浜比嘉(はまひが)島をまわる。琉球を開いたとされる伝説の神、シルミチューとアマミチューが奉られている。 DSCF1087.jpgDSCF1090.jpg DSCF1092.jpgDSCF1093.jpgDSCF1094.jpgDSCF1095.jpgDSCF1097.jpgDSCF1098.jpgDSCF1099.jpgDSCF1101.jpg シルミチューのそばの民宿で、コインシャワーを借りる。100円で2分。にふんってみじかくない~?200円4分でなんとか終わらす。久々に暖かいお湯で体を洗い、人間に戻った気分。喜捨場さんにお会いする前でよかった。 DSCF1104.jpg 静かな島で、ほとんど人に会わなかった。ゆっくりペダルを踏んで、11時前に海の駅にもどる。施設備え付けのパソコンをいじっているところに喜捨場さん到着。レストランでバイキング料理をごちそうになる。ずっと教師をされていて、最後は校長先生をされていたそうで、いまはガールスカウトの沖縄県支部長をされたりボランティアに精をだされたりしておられる。 DSCF1105.jpg ヨッシーの前職、ジブラルタ生命の保険にも加入いただいていたそうで、なんだか不思議な繋がりを感じた。今後の為になる情報をいろいろ教えていただく。1時半にお別れして、ひとり伊計島を目指す。片道10キロ少しだから楽勝と思ったが、案外上りくだりがある。 坂道を登っていると、後ろから青いレンタカーが追い抜きざま、助手席の女の子が窓から大きく手を振ってくれた。その子が、実家の甲子園口で花屋さんをやってるマミにそっくりであった。 DSCF1107.jpgDSCF1108.jpg 伊計島の先端のリゾートホテルまでたどり着く。ここの駐車場で自販機のペプシを買ったら、お釣りが50円足りなかった!一本180円のコーラ! このあたりでキャンプできる場所を探そうと思ったが、なかなか勘が働かず、元来た道ををもどる。結局浜比嘉橋のところまでもどって、そこの公園にテントを張った。晩御飯は集落の商店で買ったタコスライス150円とたまねぎ入りインスタントラーメン。 泡盛飲んで8時に寝る。あしたは午後から雨なので、ここで連泊する予定。久々に2日続けて走ったので足が少し筋肉痛。 走行 48キロ 出費 1040円 (コーラ、タコスライス、パン、サータアンダギー、コインシャワー)

西原町~海中道路 [沖縄編]

2010年1月6日 水曜日 60日目 予報では午前中曇り、午後から雨なので、出発するかやや迷う。迷った結果、出発が10時半になってしまう。 公園から走り始めようとしたとき、昨日がんのすけ氏と一緒のときすこしだけお話した福田さんが、例によって海岸と公園のゴミ拾いをなさっているところに遭遇。ご挨拶してそのままお話する。 福田さんは早期退職したあと、鍵の110番を自営されている。家や車の鍵を無くしちゃったとかのときに、出張して鍵を一から作って開けたりするお仕事。前にテレビのニュース番組でミニドキュメンタリーで見たことある。 うまくやれば、東京や大阪などの都会ではビルが建つくらい稼げるそうだが、沖縄は単価が安いのでなかなか儲けにならないそうである。 ゴミ拾いを進んでボランティアでやっているのは、皆様のお役に立っていれば、必ず自分に良い結果として還ってくると思ってのことであるとおっしゃる。 そこはヨッシーが旅の間の人生相談を無料でしていることと、少し通じるかも。 国道329の、西原町役場の交差点まで出る。角にはサンエーの入った大きなショッピングセンターがあり、ここのスタバにはお世話になった。入り口のごみ箱にゴミを捨てさせてもらう。最近は公園などの公共のところにごみ箱を置かなくなっているので、コンビニなどに捨てさせてもらっている。家のゴミは家で捨てましょう、とか書かれていることがあるが、まさか全部のごみを兵庫県の実家まで持ち歩いて捨てるわけにもいかんじゃろう。勘弁してほしい。 国道329を北に向かう。ほどなく雨がぱらぱらと降ってきた。ローソンに逃げ込む。ついでに少し早いが、カップ麺とおにぎりで昼飯する。雨がやむまでマンガの立ち読み。鬼平犯科帳とか、さいとうたかおのマンガは面白いなあ。時代物とか好きだし。軒下の雨宿りがきっかけで男女が知り合って・・・・。とか風情があってよい。 12時半ごろ雨あがって走り出す。コンビニの雨宿りでは、風情の出会いはないなあ。 本日の目的地は、海中道路を通って、伊計島あたりと考えている。渡口の交差点を右折して、国道からはずれて県道227に入る。運動公園を突き抜け、県道85に合流。川田から県道16号で与那城を目指す。途中トイレを借りるのと、アウトドアグッズを物色するのにスポーツデポに入る。 ここは自転車のコーナーが充実していて、赤い流星号にあうタイヤも売っていた。3400円くらいする。那覇であった自転車旅男、シゲいわく、山の中でタイヤがバーストしたことがあって、それからスペアのタイヤを積むようになったとのこと。スペアを積むか迷うが、ここに売ってることがわかったのでまだ先でもいいことにする。 店内のキッズコーナーで、ムーミンのDVDが上映中だった、食い入るように見る。ミーってあんなに小さかったっけ?とか、スナフキンってもっと背がすらっとしてなかったっけ?とかはあったが、久々に見るムーミンに、おじさん感動。 ムーミンパパがムーミンに、彗星の秘密を知りたければ、おさびし山の天文台にいけばわかるよ。ムーミン一人でも行けるさ。と、我が子を冒険に送り出すかっこいい場面が印象的。 油を売りすぎた。また自転車走行にもどる。勝連城跡を見学。ここは城の石垣などかなり残っている。 DSCF1079.jpgDSCF1080.jpgDSCF1081.jpgDSCF1082.jpgDSCF1083.jpg 城跡のもっとも高い場所にのぼる。ムーミンの目指したおさびし山のイメージがかぶる。しかしここは眺め最高。あいにく曇っているが、晴れていればもっと気持ちいいだろう。 DSCF1084.jpg 海中道路にすすむ。海中といっても海の水の中に道路があるわけではない。言うならば海上道路か?しかし道路左側の金武湾方面から、風がビィヤンビヤン吹いてくる。自転車を斜めに傾けないと真っすぐ進まん。 ほどなく海中道路の中央あたりにある、海の駅到着。店内を冷やかしたりして時間を過ごす。今日はここで宿泊と決め込む。 5時ごろ、宿泊場所を物色しようと、建物をくるっと回ると休憩所のなかから2人の男が飛び出すように出てきて、ヨッシーに矢継ぎ早に質問攻めにされる。まあまあ、ここは寒いから休憩所でゆっくり話しましょう、とヨッシーが提案して暖かい室内に。 DSCF1085.jpg 安井さんは恩納村でレンタサイクルショップを経営されている、沖縄ではちょっと有名な方であった。なるほどそれで自転車旅のオッサンに興味を持ったか。もう一人の玉栄(たまえ)さんは、石油会社を退職後独立して、いまはエコロジーな諸々を企画したりしてらっさる。ここの休憩所はまったく使われないまま放置されていたのを、お二人がやっと説得してレンタサイクルの基地にすることになったそうである。こんどの土曜日に、花の里親イベントを計画中で、そのうち合わせにたまたまここに来ていたということ。偶然か必然か、何色かわからん糸が絡み合ったということか。 ご好意により、お二人が打ち合わせ中、暖かい部屋にいさせてもらい、携帯の充電などさせてもらった。8時ごろまで熱のこもった打ち合わせは続く。玉栄さんは企画発案とともに、それを実行して行く人間的パワーを持ち合わせた御仁と見受ける。安井さんは企画発案などももちろん出来るが、調整役として能力を発揮できる御仁と思われる。なかなかよいコンビである。 お二人は引き上げ、休憩所横の閉まったシャッターの前に、雨風を防げる空間を発見。テントを張ってねぐらとする。雨は強くなったり弱くなったりしながら降り続く。 22時ごろ眠りにつく。 走行 34キロ 出費 1569円 (カップ麺、おにぎり、弁当、パン、発泡酒、泡盛、コーラ)

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