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焚火の夜@楚洲 [沖縄編]

2010年1月23日 土曜日 77日目 腹が減って目が覚めた。7時。朝ごはん用のパンなどを買い忘れたので、ラーメン作って食べる。昨日ご飯を炊いた鍋には、昨日のうちに水を張って置いてある。そのまま火にかけて沸かし、ラーメンを作ると、鍋を洗う手間が少し省ける。しかも最後のつゆを飲むとき、ちょっとおじやみたいになってる。 今日もどんより曇り空。連泊決定。池波正太郎の文庫本を読み返す。 10時から12時まで二度寝。 そのご海岸散歩&たきぎ集め。 テントでブログ更新の準備。ここはラジオも入らないしウィルコムも圏外なのでなにもできない。 やっと4時になり、売店に歩いて買い物に行く。幅4mくらいの沢を飛び石伝いにわたり、そこの階段を登ると近道。この近道を通る近所のおっさんが一人いて、毎朝夕、畑仕事か何かの行き帰りに長靴でじゃぶじゃぶ沢を渡る。帰りには沢の水で長靴の汚れを落とす。テントのなかにいても、じゃぶじゃぶの音が長めに聞こえるのでそれと解る。 今夜もご飯を炊く。昨日はさんまだったが、このところ魚が続いているので飽きてきたため、ポークの缶詰を買った。ポークどんぶり。作り方は昨日と同じ。違うのは最後にマヨネーズと醤油をかけるところ。 肉うまし!みそ汁つきでさらにうまし! 7時になり、昨夜のリベンジ焚火開始。今日は曇ってたけど一日雨は降らなかったから、うまくいきそう。2時間分くらいかな?と見当を付けて集めたたきぎの量は、実際には3時間分だった。10時に燃やすものなくなり、終了。体がホカホカしていたからか、寝付き良好。爆睡まっしぐら。 走行 0キロ 出費 1130円 (缶詰、柿ピー、発泡酒、カセットボンベ) 

茅打バンタ~楚洲 [沖縄編]

2010年1月22日 金曜日 76日目 茅打バンタの夜は長くて寝苦しかった。崖下に打ち寄せる波の、ドドーンという音と雨・風のざわめきが気になってなかなか寝付けなかった。 7時になってやっとあたりがほの明るくなる。天気はくもり。しかしいまにも雨が降り出しそうな気配も濃厚にする。しかしここに連泊はきつい。準備して走りはじめる。 展望台から辺戸岬方面にビューンと坂道を下る。あれ!サイクルコンピューターの表示がおかしい。走ってるのに速度0になってる。ちゃんと線が繋がってるのを確認して走り出すと、速度が表示されたりまた0になったりする。壊れたか?それとも電池か?予備の電池を用意していなかったイージーミスに舌打ちする。 どうしようもないのでそのまま走り、今日の走行距離は地図読みして出すことにしよう。 国道58まで下って右折していよいよ東海岸を南下するコースに入る。地図上でもかなり登り下りのあることがわかるし、いままで会った人からも、「大変だよー」、と聞いている。しかしあえてオッサンがチャレンジするのは、ヤンバルの自然を肌で感じたいからである。いかに登り下りがあろうとも、沖縄の最高峰が503m?498m?どっちかわからんが、所詮そんなもんである。山よりでっかい山は出ん! しかしいきなり登りがぐんぐん続く。でも登った分は必ず下る。下り切ったところが奥の集落。地図に、共同売店発祥の地、と書いてあるからショボイ売店を想像してたらなんとアナタ、りっぱなもんでしたよ。かなりな品揃えは今までの売店の中で一番。 村はずれに国道58号線の起点発見。 DSCF1329.jpgDSCF1330.jpg 最長国道の58号は、沖縄本島だけでなく、奄美大島と種子島にまたがっている。海の上でつながっていることにするとは、乱暴な気もするが。ここからは県道70号線になる。ちゃんとルートをトレース出来ているかな佐々木君? 私の大学時代のアメフト同期、佐々木君は、頼んだわけではないのだが、日記の様子から走ったルートを地図に反映させているらしい。ありがとう。もしわからんところがあったらメールで尋ねてくれたまえ。 奥からまた登り。そしてまたその分下り。何回かそれを繰り返して、アダンビーチというローカルな海岸発見。相変わらず曇っているので海の青さは全くわからんが、できたら晴れるまでどこかで連泊するのもありと思っていた。ここを候補地に入れよう。 DSCF1331.jpg 無人の施設には手づくり感満載のトイレとシャワーもあり、水だがちゃんと浴びられる!しかし残念。ペットボトルに水を汲んでみたら、かなり濁っている。飲み水には使えない。候補地から削除。 誰もいないし自由にお使いくださいと書いてあるので水シャワーを浴びる。かなり寒い。しかしすっきり。 アダンビーチはあかんビーチになったので次の候補地を探して南にすすむ。 まだ午後1時だが楚洲(そす)という海沿いの部落の売店で休憩してたら雨が降り始めた。もうなんだか走る気力なくなり、ここでキャンプすることに決定。 雨やみを待って、海に流れ込んでいる楚洲川の河川敷にテントを張る。あんまりいいロケーションではないががまんがまん。 DSCF1332.jpgDSCF1333.jpg 晩御飯前に海岸などを散歩して、焚火用の枯木や流木を持ち帰る。この旅に出てからまだ焚火をしていない。東海岸を下るのは、焚火をしたいという目的もあたのだ。そう、ヨッシーは焚火大好きなのだ。 晩御飯は久々に米を炊く。炊き上がり直前に刻んだキャベツをごはんの上にどばっと乗せる。炊き上がったら火を止め、さんまの蒲焼き缶詰をキャベツのさらに上に敷き詰めフタをして蒸らす。さんま蒲焼きどんぶり。みそ汁つき。 暗くなって焚火を始めると急にまた雨が降り出した。中止&撤収。 かえるが輪唱する沢のほとりで、爆睡。 走行 19キロ 出費 1030円 (泡盛、発泡酒、缶詰)

辺戸名~辺戸岬~茅打バンタ [沖縄編]

2010年1月21日 木曜日 75日目 7時半起床。晴れ。いい天気なので、寝袋やテントシートなどをwしっかり天日で干してから収納。それで時間がかかって9時半出発。一回道の駅・ゆいゆい国頭までもどり、ゴミを捨ててから58号を北に走る。海岸沿いの道はほぼ平坦で、スピードが乗る。茅打バンタ展望台に上がってみる。登り15分。 広い駐車場にはバスも停まっている。展望台のしたは70mの断崖で、走ってきた西海岸の景色も遠くまで見通せる。大きなあずまややトイレもあり、宿泊候補地決定!まだ11時なので、まずは沖縄最北端、辺戸岬(へどみさき)に行く。 DSCF1308.jpgDSCF1309.jpgDSCF1311.jpg DSCF1312.jpgDSCF1320.jpg 晴れていれば与論島が見えるらしいが・・・、お!見えた。 DSCF1313.jpgDSCF1315.jpgDSCF1316.jpgDSCF1317.jpgDSCF1319.jpg 岬の公園をぐるりと回り、売店でソーキそば500円を大奮発。最北端制覇記念である。ここもトイレあり、あずまやありなので宿泊候補地パート2だ。雨風が強ければ売店の休憩エリアに逃げ込めそうだし。 DSCF1321.jpg まだ1時なのでどうしようもない。辺戸の集落まで行って売店で買い物。それからもう一回茅打バンタまで登り、景色を堪能する。今夜から雨の予報なので、もうあちこち行っている時間はない。ここで夕方までゆっくりすることに決め、あずまやで本読んだりお茶飲んだり。たまに双眼鏡で景色を見たり。 4時をまわると観光客も少なくなる。頃合いを見計らって、駐車場の多目的トイレで洗髪と体拭き拭き。さっぱりしてトイレから出ると、雨が降り出した。駆け足であずまやにもどる。 DSCF1323.jpg 崖の上からの景色が、こんどは雨に煙っていて情緒一杯である。 ラーメンと缶詰で晩御飯を食べ、あとは暗くなるのを待つのみ。 あずまやで野宿。 走行 32キロ 出費 1350円 (ソーキそば、発泡酒、缶詰、インスタントラーメン、魚肉ソーセージ)

与那覇岳登山 [沖縄編]

2010年1月20日 水曜日 74日目 7時半起床。ホットドッグのパンに魚肉ソーセージを半分縦割りした物をはさみ、マヨネーズをかけて2本のなんちゃってドッグ完成。ひとつは今食って、のこりは登山に持って行く。ほかに墓参りでもらったお菓子やりんごも持って行く。 テントは漁港に立てたまま荷物も中に放置して、身軽になった愛車・赤い流星で登山口まで林道を上がる。林道といっても全面舗装だから問題ない。 9時53分、漁港出発。昨日教えてもらった辺戸名から森林公園への道を上がろうとしたら、いきなり工事通行止め。奥間林道に迂回せよ、と立て看板にあった。観光案内まただめじゃーん。ちゃんと通行止めは把握してないと~、と独りごと言いながらリルート。 くねくねの上り坂をひたすらペダル回してぐいぐい登る。おおー、荷物積んでないと以外とやるじゃん!赤い流星号。けっこう休みの間隔が普段荷物満載のときより長い。 大国林道の合流地点、与那覇岳登山口に10時1分着。自転車での登りは約70分ってことでした。小休止して今度は歩きで頂上を目指す。平日なので他に登山者いるのか?と思っていたが、車が2台停まっていた。 DSCF1288.jpgDSCF1289.jpg DSCF1290.jpg 木漏れ日のなか、快適にすすむ。歩きはじめは登山道も広く、傾斜もほとんどない。分岐点にも立て看板がちゃんとあって迷うようなことはない。30分で記念碑のあるところまで到着。ここからが険しい道になる、と書いてある。 DSCF1293.jpgDSCF1294.jpgDSCF1296.jpg しかし、あと何分とか何キロとかはどこにも書いていない。りっぱな案内板を設置するなら、おおよその目安や簡易な地図くらい入れれば迷う人も少なくなるだろうに。 ここからは人ひとり通れるくらいの登山道が始まる。階段状のところもあれば尾根筋を行くような平らなところもある。20分くらい歩くと、徐々に下りはじめた。え!もしかして頂上過ぎちゃった?やや不安になりながらすすむ。だから案内板にあと何分とか目安があると、心に迷いが生じなくていいのに。 下りになってすぐ、「与那覇岳頂上→」、の看板有り。そこからまた登り反すとほどなく開けた場所に着き、そこが頂上であった。10時59分登頂。自転車をおいてから、ほぼ休みなく歩いて約1時間であった。 DSCF1297.jpgDSCF1299.jpg 頂上は10坪ほどの広さで、まわりは樹木が繁っていて視界は無かった。その情報は正確だった。しかし標識には498mとあるが、手持ちの地図には503mとなっている。さすがはおおざっぱな沖縄であることよ。 11時40分下山開始。眺めも楽しめないでは長居は無用。途中年配のご夫婦とすれ違った。ぐんぐん歩いて登山口に12時20分帰着。あれ?下りも1時間かかった?険しい山ではなかったので、登りも下りも同タイムなのか。 さてここからは自転車の醍醐味ダウンヒルなのだが、大国林道に確か山の水を汲める場所があった。あそこに寄ってから帰りたい。 DSCF1264.jpg うろ覚えではあったが、登山口から大国林道を南に自転車走ると、約15分で水汲み場に着いた。さきに車で来て多数の水タンクに汲んでるお孫さんを連れた女性発見。挨拶してとなりのホースからペットボトルに汲んでいたら、「あ、こっちのほうがきれいな水よ」、と真ん中のホースを譲ってくれた。ホースの先に束ねたガーゼを被せて、細かいゴミが入らないように工夫してある。 どこから汲みに来てるの?と聞くと、嘉手納からと返事された。かなり遠いが、お店をやっている人などはわざわざ那覇からでも汲みに来ると百合子さんからも聞いていた。 女性もスナックをやっているという。水割りに使うそうだ。店の名前を聞き忘れたので飲みに行けない。 帰りは比地(ひじ)経由で帰る。ぐんぐんダウンヒルして、道の駅のそばに出る。13時半。観光案内の女の子に正確な情報を教えてあげようと思ったのに、案内所には誰もいなかった。ゆるいなあ~。 DSCF1301.jpg 近くの売店で300円弁当と、カーサームーチーという餅を買う。旧正月に健康を願って食べる縁起物だから買いなさい、と半ば売り付けられた。道の駅のソファーで弁当食う。新聞も置いてあり、くつろげる。となりのファミマで立ち読んだあと、漁港に帰着。港にいた兄さんと立ち話。宮古島に行きたいがいまはフェリーが無くなってしまってね、というと、豊見城の豊崎漁港にいって、イカ釣り舟に聞いて見れば乗せてくれるかも、と教えてくれた。おー、その手があったか。 兄さんが漁船に乗ってた頃は、宮古島まで行って必要な物を買い出してからそのあたりで操業してたらしい。これは試してみる価値あり。漁船ヒッチハイク。 先日に続き、よく晴れた暑い一日だった。夕暮れのあずまやでシークヮーサー割り。登山で疲れた体に泡盛が染み込む。染み込む、染み込む。 気がつくと大型ヨットが港に入ってきていた。カタマランという双胴タイプのヨットで、あ~あんなの欲しいなあ~、と常々思っていたやつだ。しかもかなりでかい。堤防の上から覗いてみる。 DSCF1302.jpg 船名は、「Sea Breeze」、となっている。髭剃りあとに付けるやつ?なのか、ほんとにその船名なのか不明。 夜、なんだかウォンウォン音がしてうるさいと思っていたら、シーブリーズのマストが風を切る音だった。 走行 27キロ 出費 1060円 (弁当、カーサームーチー、発泡酒、缶詰、パン)

大宜味村~辺戸名 [沖縄編]

2010年1月19日 火曜日 73日目 昨夜トイレが近かったのはシークヮーサーの摂りすぎかな?快晴の朝。9時起床、10時半出発。国道58を北に向かう。 11時半、ローソンで休憩&立ち読み。ローソンと同じ敷地内にある、沖縄そば屋・くんじゃんそばが気になる。壁に「100円そば持ち帰れます」、と書いてある。コンビニでカップ麺の昼食より、同じ100円でも値打ちが違うかもしれん。 ローソンでおにぎりひとつ買って、そば屋で100円そばを頼んだ。外のベンチでおにぎりといっしょにいただく。ちゃんと器に入れてくれて、これで100円は安い。200円とってもいいじゃない? DSCF1285.jpg 昼飯後、また58を北上。道の駅ゆいゆい国頭(くにがみ)到着。ここでは沖縄本島最高峰の与那覇岳登山の情報を仕入れたい。以前ネットで調べたら、頂上からの眺望がない上に、どこが頂上なのかわかりにくい、と書かれていたので正直登るかどうか迷ってもいる。 観光案内の女の子は、あんまり知らないらしく、登山道などのマップもないようだ。辺戸名(へんとな)から森林公園目指して林道を登ると、大国林道に合流したところに登山道入口がある。ここまでは先日百合子さんとドライブしたときに通っているので確認済みなのだが。知りたいのはその先なんだけど、何分かかるとか、何キロあるとか全くわからないうえに、「頂上探して迷う人もいるみたいですよ~」、とは、あんた観光案内所に座っててそんなでいいのか!とは言わなかったが・・・。 登るならきょうはもう時間が遅いから、明日にしなければいけない。2泊できそうな良い場所が見つかったら登ろう、と心に決めて道の駅を去る。 国道58をさらに北へ行くと辺戸名の商店街に行き会った。なんと!名護からこっち、買い物するといえば共同売店しかなかったのに、ここには商店街があった。郵便局、ホテル、旅館、食堂、駐在所、やってるかどうか怪しげなスナック・・・。まあまあの町並みである。商店街を一通り抜けてから海沿いの道に折り返して元来た方向にもどると、辺戸名漁港発見!トイレ、芝生、あずまや有り!2泊決定!登山も決定! DSCF1287.jpg まだ時間は3時だが、さっそくあずまやでくつろぐ。夕暮れになってそのまま晩御飯になり、売店で買ったジューシーおにぎり120円と、キャベツたっぷりラーメン&さんまの缶詰。もちろんシークヮーサー割りは今夜も炸裂!使っても使っても無くならない~。 走行 27キロ 出費 858円 (そば、おにぎり、ジューシーおにぎり、発泡酒、柿ピー)

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