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茅打バンタ~楚洲 [沖縄編]

2010年1月22日 金曜日 76日目 茅打バンタの夜は長くて寝苦しかった。崖下に打ち寄せる波の、ドドーンという音と雨・風のざわめきが気になってなかなか寝付けなかった。 7時になってやっとあたりがほの明るくなる。天気はくもり。しかしいまにも雨が降り出しそうな気配も濃厚にする。しかしここに連泊はきつい。準備して走りはじめる。 展望台から辺戸岬方面にビューンと坂道を下る。あれ!サイクルコンピューターの表示がおかしい。走ってるのに速度0になってる。ちゃんと線が繋がってるのを確認して走り出すと、速度が表示されたりまた0になったりする。壊れたか?それとも電池か?予備の電池を用意していなかったイージーミスに舌打ちする。 どうしようもないのでそのまま走り、今日の走行距離は地図読みして出すことにしよう。 国道58まで下って右折していよいよ東海岸を南下するコースに入る。地図上でもかなり登り下りのあることがわかるし、いままで会った人からも、「大変だよー」、と聞いている。しかしあえてオッサンがチャレンジするのは、ヤンバルの自然を肌で感じたいからである。いかに登り下りがあろうとも、沖縄の最高峰が503m?498m?どっちかわからんが、所詮そんなもんである。山よりでっかい山は出ん! しかしいきなり登りがぐんぐん続く。でも登った分は必ず下る。下り切ったところが奥の集落。地図に、共同売店発祥の地、と書いてあるからショボイ売店を想像してたらなんとアナタ、りっぱなもんでしたよ。かなりな品揃えは今までの売店の中で一番。 村はずれに国道58号線の起点発見。 DSCF1329.jpgDSCF1330.jpg 最長国道の58号は、沖縄本島だけでなく、奄美大島と種子島にまたがっている。海の上でつながっていることにするとは、乱暴な気もするが。ここからは県道70号線になる。ちゃんとルートをトレース出来ているかな佐々木君? 私の大学時代のアメフト同期、佐々木君は、頼んだわけではないのだが、日記の様子から走ったルートを地図に反映させているらしい。ありがとう。もしわからんところがあったらメールで尋ねてくれたまえ。 奥からまた登り。そしてまたその分下り。何回かそれを繰り返して、アダンビーチというローカルな海岸発見。相変わらず曇っているので海の青さは全くわからんが、できたら晴れるまでどこかで連泊するのもありと思っていた。ここを候補地に入れよう。 DSCF1331.jpg 無人の施設には手づくり感満載のトイレとシャワーもあり、水だがちゃんと浴びられる!しかし残念。ペットボトルに水を汲んでみたら、かなり濁っている。飲み水には使えない。候補地から削除。 誰もいないし自由にお使いくださいと書いてあるので水シャワーを浴びる。かなり寒い。しかしすっきり。 アダンビーチはあかんビーチになったので次の候補地を探して南にすすむ。 まだ午後1時だが楚洲(そす)という海沿いの部落の売店で休憩してたら雨が降り始めた。もうなんだか走る気力なくなり、ここでキャンプすることに決定。 雨やみを待って、海に流れ込んでいる楚洲川の河川敷にテントを張る。あんまりいいロケーションではないががまんがまん。 DSCF1332.jpgDSCF1333.jpg 晩御飯前に海岸などを散歩して、焚火用の枯木や流木を持ち帰る。この旅に出てからまだ焚火をしていない。東海岸を下るのは、焚火をしたいという目的もあたのだ。そう、ヨッシーは焚火大好きなのだ。 晩御飯は久々に米を炊く。炊き上がり直前に刻んだキャベツをごはんの上にどばっと乗せる。炊き上がったら火を止め、さんまの蒲焼き缶詰をキャベツのさらに上に敷き詰めフタをして蒸らす。さんま蒲焼きどんぶり。みそ汁つき。 暗くなって焚火を始めると急にまた雨が降り出した。中止&撤収。 かえるが輪唱する沢のほとりで、爆睡。 走行 19キロ 出費 1030円 (泡盛、発泡酒、缶詰)
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