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蒲生崎~あやまる岬 [沖縄編]

2010年5月6日 木曜日 180日目 夜半にパラパラと雨が降ったが、朝には概ね晴れの空になった。食べるものなし。コーヒーだけ飲んで出発。 屋仁(やに)まではほぼ下り。県道にもどって最北端を目指す。そうそう、蒲生崎は夕日はキレイだが最北端ではない。まださらに北に笠利崎がある。 西海岸の佐仁から東海岸の用(よう)に向かって峠越え。ほぼ押して越える。坂を下り切って海に出たところで左折して、笠利崎へ走る。分岐から7~8分で岬に到着。ここのトイレは水洗、しかし水は飲用不可と書いてあった。 DSCF3145.jpgDSCF3146.jpgDSCF3147.jpg なんだか浦島太郎伝説のモニュメントがある。ヨッシーも竜宮城にGO! DSCF3149.jpg つぎは灯台を攻略する。階段を5分ほど登る。建物に、危険とか場所取り禁止とかあるのは去年の皆既日食のときの注意書きだろか。 DSCF3150.jpgDSCF3151.jpgDSCF3152.jpg DSCF3153.jpgDSCF3154.jpgDSCF3155.jpg 笠利崎での用事はすべて済んだ。自転車で立ち去ろうとしていたら、犬の散歩にきていた男性に声をかけられる。家はこの先だからコーヒー飲んで行きなさい、とおっしゃった。 立派なログハウスでコーヒーをご馳走になる。ヨッシーのはインスタントなので、ちゃんと豆から煎れたやつは美味しい。おかしやお餅などもいただきながら、お話する。 お名前は塚田さん。東京から移住して来られた。このお家にはいろんな旅人が泊まりにきている。壁に写真や届いたハガキがズラーッと張られている。ヨッシーの自己紹介シートもその横に張ってもらう。 その中に、細密な絵があった。 DSCF3158.jpgDSCF3159.jpg ここに泊まりにきた芸術家の卵に、塚田さんがなにかやってみろ、と勧められて描いたものだそうで、彼の処女作に近いらしい。その人はいまはプロとして活躍し、描いたものが次から次に売れるから、個展に並べる作品がなかなか溜まらず困っているらしい。普通とは逆の意味で困っているとはうらやましい。近くに寄って細密さ加減を見る。 昼前になったので、そろそろ、とお家を出ると、笠利崎の方角から白髭の仙人みたいな人が手を振って自転車でやってきた。 この人は塩見さん。塚田さんの紹介で、最近用(よう)の集落で一番大きなお家を借りて神戸から移り住んできた。 塚田さんのお家前で記念撮影。 DSCF3160.jpg じゃあつぎはうちに行きましょう、と塩見さん。一緒に自転車で100mほど離れたお家に立ち寄る。 なるほどでかい家であるし金がかかっている。 DSCF3163.jpg 広い!6畳6畳8畳と続きの広間の他に、8畳間が2つあるという。そしてこの床柱を見よ。 DSCF3161.jpg 欄間を見よ。 DSCF3162.jpg ちょっと趣味悪い感じもないではないが、奄美の家としては天井も高くて開放感がある。 目の前には海が広がり、真正面に朝日が昇って来ると、塩見さんはうれしそうにおっしゃる。 DSCF3164.jpg デッキから左を見るとこんな感じ。 DSCF3165.jpg 右はこんな感じ。 DSCF3166.jpg 塩見さんのお家でもコーヒーをいただきながらお話する。ヨッシーの自己紹介シートを渡したら、出身校の関西学院でアメリカンフットボール部のところを見て、「わたしの同級生も関学のアメリカンやった。名前は山本くん」。 「えっ!山本さんてヤンチさんですか?」 「そうそう」 なんと共通のお知り合いがいた。すごい。遠く奄美でヤンチさんの同級生の塩見さんと出会うとはオソルベシ。 お昼の村内放送が聞こえたのでお邪魔する。 すぐにあやまる岬への分岐にかかる。向こうから来た車はまたしても塚田さんだ。 DSCF3168.jpg 「あやまる岬であやまって来ます」 というと、あやまるとはこの辺の言葉で手鞠のことだよと教えてもらった。 DSCF3169.jpgDSCF3170.jpg あやまる岬で記念撮影。 DSCF3172.jpg この岬の下の公園が宿泊にはいいよ、と塚田さんに言われていたのでまずはもう一回県道にもどってお店を探す。かなり走って、民芸店にビール発見。もう今日はいいのだ。疲れているので浜辺でテントはってゆっくりするべし。 トイレ前の芝生でラーメン自炊してお昼ご飯。ビールもプシューする。 公園内を散策。 DSCF3174.jpgDSCF3175.jpgDSCF3176.jpgDSCF3177.jpg サイ○ル列車? 列車をみたらペダルがついとる。サイクル列車ね。わくわくトンネルもある。なかなか凝った作りである。 散策中に寄ってきた青い鳥。名前はあとでわかったが、ルリカケス。好奇心が強いので、人のすぐそばまで寄ってくる。 DSCF3179.jpgDSCF3180.jpg 散歩からテントに戻ると、その前にパトカーが停まっていた。どう考えてもヨッシーに用事が有りそうに思う。 DSCF3181.jpg 若いおまわりさんが車に一人乗っている。普通だとつまらんので、そーっとパトカーの前を通り過ぎ、テントの後ろから植木の横を通って一周し、再びパトカーの後ろに回って隠れる。 そーっとテントをみたら、車から降りたおまわりさんが無人のテントに向かって呼びかけておる。引っ掛かったあ~。 ほっとくと可哀相なので、ばあ~と出て行く。笠利の駐在で丸山くん。若いなあ26才くらいやろうか。ヨッシーの自転車を塚田さんの家の前で見かけたらしく、ヨッシーの名前と生年月日をチェックしにきたという。 一緒に記念撮影してよ、と言ってみたら、いまは厳しくて制服姿で写真に入れないんです、と言われる。なにがどう厳しいのかわからんが、若い丸山くんをあんまり困らせたら可哀相なので、ふ~ん、とだけ答えておく。 替わりに駐在さんの名刺のようなものを、記念にどうぞ、とくれた。 あれこれ旅のことや、運転免許の更新のこととか話す。ヨッシーは次の8月で更新になるのだが、旅先での更新が可能なのか聞いたら、わざわざ電話で免許課に聞いてくれた。そしたらやっぱり兵庫県に帰らないと更新できないそうである。 まさに縦割り行政。普通縦割りは、担当部署が跨がっていたりして不都合が起こるが、この場合は同じ警察組織内なのに、地域ごとの縄張り意識?でそういうことが起きているのか。全国どこでも更新できるようになる日が来るのだろうか。 夜はカレーを自炊。今夜はじゃがいもが入ったことで、ちゃんとしたカレーっぽくなった。うまし! 走行 28キロ 出費 300円 (発泡酒)
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始めて見た見た [沖縄編]

巷で皆がやってるというツィッターなるもの、ヨッシーも始めてみんとて始めるなり。

@tabibito843

続くかしら?
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秋名~とうふ屋~蒲生崎 [沖縄編]

2010年5月5日 水曜日・こどもの日 179日目 風の無い穏やかな夜だった。天気は晴れ。あずまやで冷や飯にフリカケ、野菜入りみそ汁で朝ごはん。フリカケはのり玉味に限る。 子供の頃食卓に乗っていた3色フリカケは、いつもゴマ塩味だけ最後まで残っている。のり玉がまず無くなり、そのつぎはタラコ味。この順番はたぶん各家庭でも同じであったとヨッシーは思っているがどうやろうか? 8時出発。県道81号を北に走る。すぐに「かがんばなの夕日」、に出会う。 DSCF3118.jpgDSCF3119.jpg 秋分秋分の日には、トンネルにすっぽり夕日が入るそうで、「竜に目が入る」、と表現する人もいる、と看板に書いてあった。 つぎは西郷さんの暮らした家に到着。 DSCF3120.jpgDSCF3121.jpgDSCF3122.jpgDSCF3123.jpg まだ時間が早かったので門が閉まっている。しかし有料だったから、開いていても外から見て失礼したであろう。裏手に回ってこっそり写真撮る。 DSCF3124.jpg すこし走ると西郷松。西郷さんが奄美に着いたとき、この松に船をつないだ。そんなものまで観光名所になるんか?150年後くらいに、「これはヨッシー翁がテントを張ったとき、ロープを結び付けた松でございます」、とか言われておるだろうか?言われておらんだろうな。 DSCF3125.jpgDSCF3126.jpgDSCF3127.jpgDSCF3128.jpg 県道81号の終点、浦に到着。ここで国道58号に合流する。やっとウィルコムが繋がり、メール受信完了。ずっと平坦路だったので、まだ時間は10時過ぎである。今日の昼ご飯は、ハカセに教えてもらった島どうふ屋に行こうと思っている。浦からは58号線を逆行して名瀬に向かうことになってしまうが、まあシャーないやろ。 旅好き仲間のキーボーが住んでる家がその道沿いにあるらしい。特徴のある場所だったのですぐに発見!キーボーは今日まで大浜でキャンプの予定だからまだ帰宅していない。置き手紙をして近くのコンビニに行き、お昼の時間調整を兼ねてブログの原稿書き。 11時半。ええ時間なのでとうふ屋に出発。キーボー邸前を通りすがったら、ちょうど本人が駐車場で何かの作業中だった。しばし立ち話しする。その後島どうふ屋に走る。 思ったより遠かったのですこし後悔。 DSCF3129.jpgDSCF3131.jpgDSCF3132.jpgDSCF3133.jpg 塩豚の煮物定食800円也。ここは何を注文しても、バイキングコーナーに置いてある湯豆腐と作り立ての豆腐、それから豆乳がいただき放題である。定食もそれなりのボリュームなので、あんまり欲張ると苦しくなるぞ、というハカセの注意も聞かず、始めからお代わりに精をだす。しかし案外豆腐は腹にたまらんから、最初から飛ばすくらいでちょうどいいぺーすじゃった。 女将さんも美人だし、また来たい。 ビッグⅡという大型ディスカウントショップを冷やかしに入る。最初に目に入ったのは、「母の日フェアー」、のPOP。あ!こんどの日曜やんか!もう一年たったのか。早いなあ。 ヨッシー地元の花屋さん、フィオレットフリーのまみに電話して、紫陽花の花を実家に届けてもらう手筈を整える。 次は、ハブ取り棒とハブ箱を見学。なんと!こんな単純な造りの棒が、4980円やと~!箱のほうも7800円とは高すぎやないか?こんなん自作できるし。 DSCF3136.jpgDSCF3135.jpgDSCF3134.jpg 奄美ではハブを生け捕りして役場に持って行くと、4000円でひき取ってくれるという。そしたら4匹取らんと元とれんがな。奄美に住んでいるキーボーに、ハブとの闘いかたのコツを聞いたら、「闘わないほうがいいです」、と言われた。やっぱそうか~。 でもハブに追い詰められて、もう逃げ場がない!ヨッシーピンチ!という状態になったときはどうしたらいい?と重ねてキーボーに聞いたら、やっぱり「闘わないほうがいいです」、と諌められた。 改めて58号線を北上して、奄美大島最北端へ進む。アップダウンが少ないからびゃんびゃん走れるが、朝からかなりの距離をこなしているので疲れ気味。今日の宿泊予定地は、蒲生崎公園。地図の案内に、夕日がキレイ、とある。 笠利まで58号を走る。この国道の終点が、つぎは種子島に繋がっていくのだが、終点にはなんの案内板もなかった。左に道をとって、県道602号に進む。右に山、左に海を見る、時計周りルートである。 時間は4時をまわり、けっこうへとへとになってきた。案内看板を左に入り、県道から外れて岬への海岸ルートを進むが、これがかなり大変な登り下りである。ルール無視?っぽい急坂があって、押して歩いても登れないくらいのところもあった。 5時、やっとこさ蒲生崎の駐車場に到着できた。足は痛むがすこし先の展望台まで歩いてみる。人はおらず寂しい感じ。 DSCF3137.jpgDSCF3138.jpgDSCF3139.jpgDSCF3140.jpgDSCF3142.jpg 雲がかかっていて夕日は期待できない模様。しばらく待っていたが、雲は晴れずあきらめて駐車場にもどる。 DSCF3143.jpg 駐車場の隅にテントを張る。トイレは汲み取り、水道は雨水で飲めない。水はあとペットボトルに1リットル少々。これで明日まで持たさないといかん。しかしまずは黒糖焼酎の水割りにして楽しむ。昼間の豆腐の残りが今夜のご飯になりそうである。 寒いのでテントに入ってしまい、そのまま暗くなって寝る。ドコモの中継局が駐車場の隣にあるので、電波はがんがんに入る。ラジオは入らない。 走行 57キロ 出費 1036円 (とうふ屋、オレンジジュース、コーラ)
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大浜~名瀬~秋名 [沖縄編]

2010年5月4日 火曜日・みどりの日 178日目 6時半、かろうじて起床。二日酔い風。飲み過ぎた風。ああ、同じことの繰り返し人生。 昨夜の豚汁革ジャン男の作った豚汁に、冷ご飯を入れておじやにして食う。 朝からみんな騒々しいと思ったら、海岸に海亀が産卵したらしい跡がついている。はじめはミステリーサークルばりの、誰かのいたずら?とかの意見もあったが、やっぱり本物っぽい。 DSCF3093.jpgDSCF3095.jpgDSCF3097.jpg 海亀の産卵に詳しい人、これはほんまもんですか? 体が重いので、ゆるゆる撤収して、9時に準備調う。記念写真に集まってくれた皆様。 DSCF3496.jpg ああ、後ろ髪を引かれるくらい発ちがたい。しかもヨッシーにはまだ幸い、後ろ髪は豊富である。ぜひまた次回も参加したいとは思うものの、来年のいまごろはどこにいるかわからん。サラバ旅好きの仲間達よ。 ゲロゲロの坂道を押しながら登り、峠からまっすぐ名瀬を目指す。坂を下るとまだ名瀬ではないのに、急に都会になった感じになる。車が多い! 坂を下るまでは、車なんて10分に1台通るかどうかだったのに、いまは数珠繋ぎで下手したら渋滞しそうな感じである。 まだ9時半なので、まずはコンビニのイートインスペースでブログの更新作業をする。こういうときに買うのは、最近オレンジジュースが多い。なんだか朝のオレジューって、贅沢な感じしない?ヨッシーはもともとオレジューが好きなんだが、それも朝飲むと贅沢な感じがするのだ。アメリカの朝やで~って思う。 11時に奄美新聞に向かい、掲載紙を受け取る。取材してくれた油井記者は不在だった。つぎはFM局に突撃。地元のミニFM局で、旅の途中で会った人に出演できるかもよ、と言われて行ってみた。 プロフィールを渡し、担当者からの連絡を待つ形になる。 そのまま名瀬の街中をうろうろ走ってみる。 ある商店街に、あいあい広場なるもの発見。 DSCF3104.jpgDSCF3103.jpg 無料休憩所のようだが、これが恐ろしく充実している。テーブルと椅子があり、テレビがかかっている。 冷たい麦茶は無料である。トイレも綺麗で無料である。さらに、パソコンが3台並んでいて、無料である。ブラボー! DSCF3102.jpg DSCF3099.jpg お昼のおにぎり弁当410円也を食べさせてもらい、そのままパソコンを借りてブログ更新する。デジカメ画像もファイル送信できて、至れり尽くせりでないか。 そこになんとハカセが自転車で現れた。彼もたまたまここを見つけてはいったらヨッシーがいた、みたいな~。赤い糸は繋がっているのか? 2時半に作業終了。ハカセと別れ、ダイエーで買い物。その後いよいよ奄美大島の北部に向かう。 時計周りにこだわるヨッシーは、県道81で大熊(だいくま)方面に進む。地図をみて覚悟していたが、ここはかなりの峠越え。北部は比較的坂道が少なくて楽、と教えられていたがそうは問屋がおろさんわいな。 ほとんど手で押して登る。 DSCF3105.jpgDSCF3109.jpg 中途にあった展望台で一枚。名瀬の町と、港が一望である。 峠越えに1時間半かかった。大浜で2泊して休んだつもりが、ぜんぜん体えらいやん。とほほ。 奄美カントリークラブから先は、待望の下り坂。有良まで一気に下る。その集落にはお店が無く、教えられて隣の芦花部まで走る。犬の散歩をしていたご夫婦と立ち話。奥さんはヨッシーが自転車を押しているのを大浜で車の中から見かけたという。 大熊(だいくま)を越えてきたというとびっくりしていたが、この先にはもうあんな坂道はないよ。と教えていただく。それを聞いたヨッシーが、「良かったあー」、と大袈裟目に喜んだら、奥さんがそれを聞いて大笑いされていた。お店の詳しい場所を聞いて先へ急ぐ。 教えられた酒屋は、午後5時にならないと開かないという。昼間は何をしておるのか?入口の戸を引くと閉まっている。トントンたたくと奥の部屋で寝転んでいたおじさんが起きてきた。 「鍵開けたと思ってた」、と苦笑いで迎えてくれた。ビール220円也。 店前でちょうどやってきたバスからおりたおばちゃんと話す。 「家族いなかったら一緒についていくのになあ~」、と残念がられる。それも楽しいかも。 先の秋名(あきな)の集落まであと10分だよ、とおばちゃんに聞いたのでもうちょっとがんばって走る。なんだかんだでけっこう走ったり登ったり下ったりして、もうしんどい。はやく座ったりビールのんだりご飯食べたりしたい。 漁港の公園にナイススポットをみつけ、あずまや下に宿泊。ご飯炊いて缶詰とみそ汁で晩御飯。 DSCF3112.jpgDSCF3113.jpg 走行 57キロ 出費 966円 (缶詰、ジュース、さんまフライ)
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経過報告 [番外]

これを書いている5月8日の土曜日は、奄美大島の名瀬に来ています。 今日で大島最終日。これからフェリーに乗って鹿児島に渡ります。 その前に、先日もお世話になったあいあい広場のパソコンを借りて、写真のリンクも作りました。 それから今日は8日。毎月8日はヨッシーの出発記念日である。 6回目の出発記念日だから、これで6ヶ月が経過したことになる。これから一人、ビヤガーデンに繰り出してお祝いをするのだ!そののちフェリーに乗ります。 では奄美の皆様!お世話になりました。またいつか戻ってきます。
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大浜海岸にて休み、体を養う [九州編その2]

2010年5月3日 月曜日・憲法記念日 177日目 6時半になんとか目が開く。飲み過ぎっぽい上に二日酔いっぽい。体は筋肉痛。連泊決定。 とにかく今日は体を休めるのだ。 隣の団体キャンプはビールサーバーなど持ち込んで、すごい勢いである。人数も多い。昨夜炊事棟でかれらからいただいた豚肉とカレールーを使って朝ごはんとする。食えば二日酔いもおさまるだろう。 センパイも起きて来て二日酔いだという。でも昨夜のことは鮮明に覚えておられて、すごいなと思う。奥さんが言ってたとおり、酔った勢いとかは無いようである。 あずまやでボーッとしていると、外人が数人で砂浜でなんかやってる。輪になって、変な恰好をして、体操のような太極拳のような? ジーッと見ながら真似していたら、おいでおいでをして呼ばれたので参加する。走っていって輪に入り、隣の女の子に、「何してんの?」、と日本語で聞いたら、「ヨガ」、と日本語で返ってきた。 そうかヨガかあ。外人てのは、元来ええかっこしいなんである。昔知り合いに聞いた話しでは、日本に住んでる白人でさえママチャリには絶対乗らないそうである。それは格好悪いから。ママチャリに乗ってるところを誰か同国人に見られたりすれば、後ろ指刺されること間違い無し、なのだそうだ。いかにママチャリのほうが手軽で便利だとわかっていても、乗らないという法則。 なので、砂浜での変な踊りは納得できなかったのだ。しかし、ヨガ、と言われれば腑に落ちる。外人の意識の中では、ヨガはカッコイイのだ。 とにかくヨッシーも参戦した。先生役の女の子はショートカットで、ベティちゃんに似ている。可愛らしい。その真似をしてみんないろんなカッコする。ヨッシーは途中参加したが、結局全行程の半分くらいから参加した。全部通したら大変だったと思うくらいいろんなことやった。 ベティちゃんはヨガのあと、海に入って遠くまで泳いでいた。体力あるなあ。 DSCF3076.jpg 人魚の写真ではない。ベティちゃんである。 ヨッシーは迷ったが、午前中に泳いでおかないと、午後から干潮になって浜が浅くなるので、冷たいのをして我慢して海に入った。入ってしまったら案外寒くない。30分くらいぱちゃぱちゃ泳いでからシャワーして、昼飯を食う。朝の豚肉カレーが残っているので、同じメニューになる。 あずまやでブログ更新。炊事棟にコンセントがあるので、電源には困らない。しかしここも電波は通じないので、投稿はまだ先である。かなり溜まってるなあ。 ハカセが町に買い出しに行くというので、発泡酒をお願いする。電動自転車だから気楽に買い出しに行けるのだ。そうでなければ、まず30分登って峠の分岐まで行き、町まで降りなければならない。帰りもその逆で、登って降りる。 DSCF3079.jpg キャンプ連泊の申請がまだだったので、水族館みたいなところに手続きに行った。その建物前で、札幌からきたお二人に会った。旅の話しをさせてもらい、お互い写真を撮りあってわかれる。 キャンプに戻ると、ハカセがタイヤキを焼いておる。なんで?タイヤキ機を自転車で運んできたのか?さすがハカセ。ひとついただく。やっぱり魚は海に合う。 DSCF3077.jpg DSCF3078.jpg 今日の夕日は昨日よりは見えた。 DSCF3080.jpg 水平線に沈むところは見えなかったが、まあこれでもええやろう!みんなめいめい写真を撮ってる。兵庫県の小野市から来た、ムキムキマンのカメラの前を通り過ぎながらVサインをしたら、 「台なしですわ・・・・。はははは」、と返ってきた。 昨夜隣でご飯を食べてた革ジャン野郎と、今夜は豚汁を共同で作ろう、と言っていた。ヨッシーが大きい鍋を持っているので、ヨッシーは鍋を出し革ジャンは材料を買う、というフェアトレードが決まっていたのだ。 ヨッシーはご飯とみそ汁、サバの缶詰を開けて夜ご飯とする。また昨夜同様宴会モードに突入。センパイは昨夜飲み過ぎたからスローペースで飲み始めた模様。ヨッシーにも焼酎を勧めてくださる。 今日から参加した京都のサカくんに、みんなが絡んでいる。サカくんは今回彼女さん?っぽい人を連れて参加したのだが、キャンプ嫌いの人を連れてきたこともあって、かなりギクシャクしていたようだ。ヨッシーは見てないのが残念なのだが、「なんだか態度がサカさんっぽく無かった」、とかさんざんいじくられていた。彼女さんは一足先に今日飛行機に乗って帰り、本人も、「さあ、今からが本番本番!」、とのびのびしているようである。 例によってお二人の相性などを診断させていただいたが、結果はひ・み・つ。 豚汁革ジャン男の作ってくれた豚汁をすすりながら、焼酎の水割りをすする。またしても二日酔い一直線である。 キーボーが、船漕ぎ競争?の練習から帰ってきた。キーボーは埼玉から奄美に移住したのであるが、ここの旅好き仲間にも常連として参加している。地元民なので、地域のお祭りや行事にも参加しないといけないのだ。今日はキャンプ場から練習に行って、またキャンプ場に戻ってきた。 さっそく炭火をおこして、ソーセージなど焼いている。みんなにおすそ分け、といってヨッシーも1本いただいた。なんちゅう旨さであるか!肉う・ま・い~!しかも骨付きである。まるでクリスマスみたい~、と言ったら、隣の夫婦@広島の嫁が笑った。 昨夜飲み過ぎた反動か、皆さん早めにお休みになる。ヨッシーは最後まで残って、キーボーと人生相談のことなどについて語り合う。 しかるのち就寝。 走行1キロ 出費 579円 (キャンプ場、発泡酒)
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フォレスト~大浜海岸 旅好きの仲間あらわる [九州編その2]

2010年5月2日 日曜日 176日目 6時、カラス天狗の笛の音で目を覚ます。あるいは紅天女(くれないてんにょ)説もあるが、いずれかは未だ不明。昨夜のカレーの残りで朝ごはん。モーニングカレーである。コーヒー付き。 晴れてはいるが、なんだか霞がかかったようで、太陽も弱々しい。テントやシートがなかなか乾かず難儀した。 8時にフォレストを出発、すぐそばのマテリヤの滝を見学。朝っぱらから観光客がほかにいる訳もなく、深々たる森の中を一人滝に向かって歩くのは、なんだか心細い。 DSCF3051.jpg DSCF3053.jpg DSCF3054.jpg DSCF3055.jpg DSCF3056.jpg DSCF3058.jpg まあまあの滝ではないか。立て看板によれば、昔は山越えをする旅人の憩いの場になっていたそうである。 さてあとは海まで下るだけ、とはいかず、やっぱり一回登ることになる。30分の歩きで峠を越え、一気に海まで一直線におりる。 DSCF3059.jpg 降りた村の名は名音。どう読むのか?通りすがるだけの集落なので、読み方までは気に止めなかった。なおん?かな? ここからの県道79は、平坦な海岸沿い道路。昨日の登山でよろよろに疲れた足にはそれでも堪える。いくつかトンネルを過ぎて、大和浜到着。役場もあるそこそこ大きな集落。 高倉が展示されているところで休憩。看板を読む。 DSCF3060.jpg DSCF3061.jpg 火事のときは下の貫木を引き抜くと、簡単に倒すことが出来る。ほほー、いまそれをやってみたい。 柱はかんなでつるつるにしてあるので、ネズミも登れない。ほほー、ネズミが足を滑らして落ちる様を見てみたい。 この倉は、先人の知恵が詰まった工夫のかたまりである。ヨッシーも無人島に流れ着き、自給自足の食糧庫が必要になったらこれを参考にさせてもらおう。 DSCF3062.jpg 大和浜から国直(これもよみかたわからん)までは平坦路。そこからは峠越えになる。ほぼ全部押して歩く。足に持久力が無くなっている。ペダルを漕ぎ出すとすぐに足がだるくなって回せなくなる。はやく今日のキャンプに着きたい。目指すは大浜海浜公園である。 地図から予想すると、大浜のあたりは公園だけしかなく、買い物もできないだろうから、手前の集落でビールを買っておく。 時間はまだ昼前だが、足の疲れは夕方並み。必死のパッチで最後の坂を上がり、県道から左折して大浜まで一気に下りさがる。やっぱり地図から読んだ通り、大浜は山の下の海岸にあった。これでは買い出しもなかなか大変そうである。 しかし思ったより海岸の設備は充実していて、水族館のような建物や、タラソの施設などが並んでいる。海の家も2軒あるし、連休中でもあり人が多い。 キャンプの場所を聞きに水族館みたいなとこに行くと、なんとここは有料なのである!旅初の有料キャンプ場! ちょっと躊躇したが、テント1張り1泊300円なので、まあ設備さえよければ泊まろうかな?と、まずは下見に行く。 いっぱいテントが張ってあってびっくりした。いままでだいたい一人キャンプやったから、田舎もんが都会にやってきたみたいに口をぱくぱくさせている。 DSCF3064.jpg DSCF3065.jpg DSCF3066.jpg しかしくどいようだが、足の疲れは夕方を通り越してもうアキマへんレベルになっている。宿泊決定。自転車は車の駐車場に停めて下さいね、と言われるが車止めを外して進入する。だってキャンプ場まで遠いもん。海沿いの遊歩道が滑りやすいから、という理由だったから、滑ったら自己責任、事故責任・・・・、と唱えながら進む。 とりあえず一服してからテントを張ることにして、あずまやの横に流星号を立てかけると、そばにいたおじさんが、「そこはそのテントの人が自転車を置いてるから別のところがいいんじゃない?」、と話し掛けられた。 「いや、あとで移動するから、先に一服させて~」。どしん、ぷしゅ~。 どしんは座る音、ぷしゅ~はビールを開ける音。 DSCF3067.jpg そのままおじさんと話しする。このキャンプ場が気に入って、毎年連休は福岡からバイクでかけつけることにしている。 「この目の前の海にですよ~、夕日がミッゴトに沈んで行くのを見たら最期、ここの虜になってしまうんですわ~」。しかも、そうなってしまった常連さんが、毎年一度はここで合流してキャンプを楽しむそうである。 面白い。 ここは旅好きの集まるキャンプ場であった。昼飯がまだだったので、ラーメンを作って食べ、テントを張ってゆっくりする。 さっきのおじさんはあゆかわさん。しかしここでは名前を仮に、センパイ、としておく。センパイはバイクや旅が大好きで、ヨッシーの自転車旅を面白がってくれている。自分も定年になったらやってみたい。バイクか自転車か迷っていたが、ヨッシーをみて自転車に決めたそうである。 夜はみんな集まって宴会になるから楽しいよ、と言い残してセンパイはあずまやのベンチで昼寝してしまった。 水だがシャワーがあるのでさっぱりする。今日は晴れているが気温はやや低い。シャワーを浴びるには若干の気合いが必要だった。 アノクタラサンミャクサンボダイ、とか唱えながら我慢する。 自転車の人が帰ってきた。彼もホントはバイク乗りだが今回は自転車できたというツヅキくん。彼の仮の名前は、ハカセ、としておこう。なんでかというと理系のひとだなと思ったから。 宇和島からきたハカセも、夕日の虜になった一人。ハカセが乗って来ている自転車は、パナソニックの電動スポーツ車である。使い心地やバッテリーの持ちなどから始まり、ひとしきり自転車談義をする。それが終わったら、ヨッシーの赤い流星を見ながら再度自転車談義である。 今日は期待の夕日は雲が多く、見ることは出来なかった。しかしこんな感じ。 DSCF3073.jpg 三々五々、あずまやの下に集まり、ごはんの支度が始まった。ヨッシーは沖縄から大事に持ってきた、キャンベルのチキンスープを温める。 DSCF3072.jpg センパイは奥さんと来られていて、ヨッシーを気遣って野菜スティックとか差し入れてくれる。だんだん場が和み、ヨッシーは進められるままに、センパイの焼酎をいただく。 奥さんが心相鑑定に興味を持ち、家族分全員をみてあげると、横で聞いていたセンパイのほうがなんだかビックリしている。かなり当たっているので、いままで信じていなかったが、今日で考えが変わった!と喜んでいる。 これはお礼だ!と言って、きゅうりやニンジンなどなどなど、過分とも思えるくらい手渡すので、(これは酔ってこんなふうになってるのかな?)、と思い、あとで奥さんに、これは多すぎるのでお返ししたいと申し上げたら、主人はこういことはしっかりしているので、酔った勢いとかではないからもらっておいてくださいと言われた。 ありがたく頂戴する。 それからなぜか、センパイは、人生の師匠に出会った!と、ヨッシーとのご縁を喜んでいた。ヨッシーはそんなこと言われたことなかったので、なんだか恥ずかしい気もしたが嬉しくもあった。 旅好き仲間は、ほかにもキーボー、ムキムキマン、夫婦@広島、豚汁革ジャン男など、多彩なメンバーで楽しかった。センパイの奥さんが、みんなにも心相鑑定を勧めてくれたので、大鑑定大会になる。 DSCF3074.jpg たいがい酔っ払って12時過ぎに就寝。 走行 34キロ 出費 735円 (キャンプ場、かきのたね、発泡酒)
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船越海岸~湯湾岳~フォレ ストガンプ [沖縄編]

2010年5月1日 土曜日 175日目 6時起き。寒い。晴れ。 宇検までもどり、県道79で峠越えにかかる。昨夜地図を見て検討した結果、やっぱり奄美大島最高峰の湯湾岳に登っておくことにした。この峠越えでさえ、湯湾岳694mの半分くらいの標高まで上がるのである。あとちょっと足を延ばせばいいだけジャン!的なお気楽モードで決定した。 坂道は急で、ほとんど流星号を押して歩いている。 DSCF2998.jpg DSCF2999.jpg DSCF3000.jpg DSCF3002.jpg 2時間後、やっと湯湾岳まで上がれる林道との分岐まで来た。ここまでの登りはなかなか手ごわかった。あと残りは、距離にしたらいままで走った(歩いた)分よりちょっと長いくらい。 林道の急坂でまた歩きの時間が増える。たいがい暑い。水の消費が増える。今日は油井岳の反省で、万一展望台に水が無くても泊まれるようにと余分の水もちゃんと積んで来ている。でも暑いので水を飲んでしまう。 12時になったので、道端に止まって地べたでラーメン自炊。車なんか一台も来ない。 ここまでで4時間登ってる。体力が限界近くになってきている感じ。携帯のバッテリーメーターで言うと、あと一目盛りしかない状態である。 1時間休んで再出発。さっそく下りが始まる。?下り?なんで?一回下がるんか!やられたー。いままでの苦労が泡の水になっていく~。 DSCF3003.jpg DSCF3004.jpg DSCF3005.jpg DSCF3007.jpg DSCF3008.jpg そしてまた登る。湯湾岳おそるべし。ユワンダケオソルベシ。ユワンダケや・・・・・。 中学のときの音楽の先生、ミツクニが授業中にすんごい怒ったことがあった。生活指導のミツクニは、やんちゃが多かった我が学年の素行に手を焼いていた。 「オレはおまえらが学校外でどんなことしとるか知っとるんや!知っとるけどユワンダケなんや!」 そんな思い出で頭の中の走馬灯をぐるぐる回しながら、ひたすら自転車を押す。坂道が終わったと思ったら、こんどは200mくらい下り坂が続き、泡の水アゲイン。 DSCF3009.jpg DSCF3011.jpg 登りながら、あのカーブの先が頂上やったらなあ~と何度も思う。クロウサギのかな?黒い小さな糞を路上で発見。奄美のクロウサギ。アマミノクロウサギ。イナバノシロウサギとは親戚だろうか? 2時、頂上直下の駐車場到着。ここからは徒歩で神社まで上がり、さらに山道を行くと頂上三角点があるらしい。たまたま駐車場にいた、ヤドリ浜の近所でシーカヤックツアーとかやってる人に教えてもらった。 登り口。 DSCF3035.jpg まずは木道から。 DSCF3012.jpg 神社まで20分くらい。 DSCF3013.jpg DSCF3014.jpg DSCF3015.jpg DSCF3016.jpg そこから山道。 DSCF3017.jpg 10分後、三角点到着。 DSCF3018.jpg DSCF3019.jpg DSCF3020.jpg 奄美岳と書いてあるのは、湯湾岳の別名らしい。この場所は木が繁っていて、眺望はまったくなし。 神社の境内までもどって、展望櫓に上がってみる。 DSCF3021.jpg え~、なんかぐらぐらギシギシするんですけど~。よく見たら、丸木を針金で縛って作ってある。建築足場丸太とおんなじやんか。寄贈長浜建設、とある。こんど寄贈するときは、もうちょっとグレードアップしてぐらぐらせんようにしてほしい。 DSCF3032.jpg DSCF3033.jpg DSCF3034.jpg しかしながら眺めはヨシ!またしてもパノラマ写真風に撮ってみた。 DSCF3022.jpg DSCF3023.jpg DSCF3024.jpg DSCF3025.jpg DSCF3026.jpg DSCF3027.jpg DSCF3028.jpg DSCF3029.jpg DSCF3030.jpg どやっ! もうかなり消耗してる。下山の足もふらふらする。駐車場にはトイレも水もなく、持ってきた水もかなり使ってしまったので、ここには泊まれないなあ。 地図に載っているフォレストポリスというキャンプ場までとりあえず山を下りることにする。あとはぴゅーっと下るだけかと思ったら、やっぱりまた登るんかい! それでも比較的楽に到着。歩道の段差を乗り越えるとき、命の次に大事な缶ビールが落ちてしまった。気づかずに行き、あわててもどって拾う。 DSCF3036.jpg DSCF3037.jpg 運動公園みたいになってるサッカーグラウンドの隅っこにテントを張って、トイレ横のあずまやでカレー作って腹を満たす。自販機でコーラを買って黒糖焼酎を割って奄美最高峰制覇を祝う。 DSCF3038.jpg DSCF3039.jpg DSCF3040.jpg DSCF3041.jpg DSCF3042.jpg DSCF3043.jpg DSCF3044.jpg DSCF3045.jpg DSCF3046.jpg DSCF3048.jpg 走行 33キロ 出費 568円 (ニンジン、発泡酒、コーラ)
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油井~船越海岸 [沖縄編]

2010年4月30日 金曜日 174日目 夜はかなり冷え込んだ。ここんとこ毎日のように夜は寒い。本土も寒いみたいだから、全国的に天候不順か。 6時、朝日とともに目覚める。昨夜の残りご飯とみそ汁で朝飯とする。貧乏人は米を食え、という基本にするため、ご飯は一度に2回分炊くことにした。半分はすぐ食って、残りは次の食事にまわす。 朝露で濡れたテントを乾かしていたら、昨夜の民生のおばちゃん再来。登校して来る生徒を出迎えるのがお仕事のようである。ヨッシーには朝のおはようも無しに、いきなり「アナタ昨日の人?」。 無視していると、「何してるの?アナタここに泊まったの?昨日ご飯を食べたら出て行くって約束したじゃない?」。 ??約束してないけどニャ~。それらの問いには答えず、「あなたは昨夜私に失礼なことを言ったので、謝りにきたのかと思ったけど違いますか?」、と聞いてみた。人違いのお詫びのことである。すべてはここから始まったからね。 なんのお詫びかわからないらしく、ヨッシーの言葉は無視して、「ここは泊まっちゃいけないところですよ。片付けてください。」とさらに続けるので、話しが通じん人はほっとくことにする。 おばちゃんは生徒を迎えに行ってしまった。テントも乾き、撤収が終わったので出発する。 晴れ。8時出発。海岸沿いの道を快適に飛ばす。久慈の集落から峠越えにかかる。だいたい250mくらい上がって下がった。 それから湯湾(ゆわん)の町まではまた平坦な道路が続く。楽勝~!楽しい~!まるでサイクリングみたい~!ぐんぐん距離が進むとそれだけでうれしい。 昨日の油井岳登坂で足に筋肉痛が少し来ているので、今日のコースは登りが少なくヨッシーに優しい。 湯湾の町で買ったお弁当500円也を、海のそばの休憩所で食べる。お腹が空いてるからウマイ! DSCF2987.jpg お!カラスが弁当狙って来てる! DSCF2989.jpg しかしこのカラス、なんとなく愛嬌があって人なれしている。ものすごくそばまで寄って来る。追っ払わずにいたら、ついに距離が1m切った!座ってるベンチの反対側に乗っかってこっち見てる。 手羽先の骨を投げてやったら、よろこんでくわえて行った。 県道79号を宇検(うけん)まで走り、ここから海岸沿いの枝道に折れて船越海岸を目指す。じつは昨日油井岳の頂上で草刈りしていたおじさんに、この道がすごく景色が綺麗だし、船越海岸でキャンプもできると聞いていたからである。 焼内湾は入り組んだ形状なので、波がほとんどなく海面は水を打ったように滑らかに静かである。湖のように錯覚する。なるほどね~、こういう景色が綺麗なんだねえと独り言を言っている間に海岸到着。時間はまだ1時である。 DSCF2990.jpg DSCF2991.jpg しかし体を休めるために今日はここまでとする。 泳げそうな気温なので、海に入ってみたがやっぱ冷たいので膝までで終了。 DSCF2992.jpg トイレの横には水のシャワーもあり、まずはそこでテントの下に普段敷いているシートを洗う。最近ちょっとケモノクサイ感じがし始めたからね。そんでから身体も洗いサッパリ! 海を見てぼーっとしたり、散歩にきたおじさんと話したり。 DSCF2993.jpg DSCF2996.jpg 晩御飯はご飯とサバの味噌煮缶詰。 夜はまわりに明かり無く、真っ暗。ラジオも携帯も入らない。 走行 50キロ 出費 720円 (弁当、コーラ、ジュース)
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写真アップロードしました [番外]

お待たせいたしました。 ヨッシーはいま、奄美の中心地、名瀬におります。 商店街の中にある、アイアイ広場って休憩所に、無料で使えるパソコン発見! それを駆使して、今まで書いた日記のすべてに写真を入れました。 やっぱりパソコンは作業が早い。 さあこれから龍郷、笠利方面に出発します。携帯電波の関係で、またしばらくは日記の更新がストップするかもしれません。 また名瀬まで帰ってきたら、ここのパソコン借りて更新しますね~。
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