油井~船越海岸 [沖縄編]
2010年4月30日 金曜日 174日目
夜はかなり冷え込んだ。ここんとこ毎日のように夜は寒い。本土も寒いみたいだから、全国的に天候不順か。
6時、朝日とともに目覚める。昨夜の残りご飯とみそ汁で朝飯とする。貧乏人は米を食え、という基本にするため、ご飯は一度に2回分炊くことにした。半分はすぐ食って、残りは次の食事にまわす。
朝露で濡れたテントを乾かしていたら、昨夜の民生のおばちゃん再来。登校して来る生徒を出迎えるのがお仕事のようである。ヨッシーには朝のおはようも無しに、いきなり「アナタ昨日の人?」。
無視していると、「何してるの?アナタここに泊まったの?昨日ご飯を食べたら出て行くって約束したじゃない?」。
??約束してないけどニャ~。それらの問いには答えず、「あなたは昨夜私に失礼なことを言ったので、謝りにきたのかと思ったけど違いますか?」、と聞いてみた。人違いのお詫びのことである。すべてはここから始まったからね。
なんのお詫びかわからないらしく、ヨッシーの言葉は無視して、「ここは泊まっちゃいけないところですよ。片付けてください。」とさらに続けるので、話しが通じん人はほっとくことにする。
おばちゃんは生徒を迎えに行ってしまった。テントも乾き、撤収が終わったので出発する。
晴れ。8時出発。海岸沿いの道を快適に飛ばす。久慈の集落から峠越えにかかる。だいたい250mくらい上がって下がった。
それから湯湾(ゆわん)の町まではまた平坦な道路が続く。楽勝~!楽しい~!まるでサイクリングみたい~!ぐんぐん距離が進むとそれだけでうれしい。
昨日の油井岳登坂で足に筋肉痛が少し来ているので、今日のコースは登りが少なくヨッシーに優しい。
湯湾の町で買ったお弁当500円也を、海のそばの休憩所で食べる。お腹が空いてるからウマイ!
お!カラスが弁当狙って来てる!
しかしこのカラス、なんとなく愛嬌があって人なれしている。ものすごくそばまで寄って来る。追っ払わずにいたら、ついに距離が1m切った!座ってるベンチの反対側に乗っかってこっち見てる。
手羽先の骨を投げてやったら、よろこんでくわえて行った。
県道79号を宇検(うけん)まで走り、ここから海岸沿いの枝道に折れて船越海岸を目指す。じつは昨日油井岳の頂上で草刈りしていたおじさんに、この道がすごく景色が綺麗だし、船越海岸でキャンプもできると聞いていたからである。
焼内湾は入り組んだ形状なので、波がほとんどなく海面は水を打ったように滑らかに静かである。湖のように錯覚する。なるほどね~、こういう景色が綺麗なんだねえと独り言を言っている間に海岸到着。時間はまだ1時である。
しかし体を休めるために今日はここまでとする。
泳げそうな気温なので、海に入ってみたがやっぱ冷たいので膝までで終了。
トイレの横には水のシャワーもあり、まずはそこでテントの下に普段敷いているシートを洗う。最近ちょっとケモノクサイ感じがし始めたからね。そんでから身体も洗いサッパリ!
海を見てぼーっとしたり、散歩にきたおじさんと話したり。
晩御飯はご飯とサバの味噌煮缶詰。
夜はまわりに明かり無く、真っ暗。ラジオも携帯も入らない。
走行 50キロ 出費 720円 (弁当、コーラ、ジュース)
2010-05-05 14:48
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コメント(2)
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旅を続けていると色んな人がいますよね。
by プカプカ (2010-05-06 17:45)
TITLE: Re: タイトルなし
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プカプカさん
なんでもアリやと思って受け入れなあかんと思いますが、なかなか無の境地には至りません。
> 旅を続けていると色んな人がいますよね。
by 旅人 ヨッシー松田 (2010-05-07 15:01)