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本部滞在9 [沖縄編]

2010年2月6日 土曜日 91日目 ジュン君と2人で前夜の残り物で朝ごはんを食う。 DSCF1542.jpg DSCF1544.jpg 実は星子さんは昨晩サータアンダギーの他に、キムチ鍋の準備もしていてくれたのだが、ヨッシーが携帯の電源を切ったままにしていたためにそれが伝わらず、ジュンと2人のごはんが済んでしまった。その材料が残っているので、今日の昼に公園でいっしょに自炊する計画になっておる。 午前中に時間があるので、ひとりで町の公園まで水汲みに出かける。帰ってからガスの詰め替えをやってみる。バルブ復活!つめかえ君が届いたら、この元祖つめかえ君は控え選手になってもらおう。 午後からは星子、ジュン、ヨッシーでキムチ鍋大会。島ドウフがうまい。最後に沖縄そばを入れて満腹。 3人で本部の博物館、図書館を見学してから名護まで入浴に出発。明るいうちの入浴は気持ちいい。無料だからなおさらいい。ロビーにセルフのコーヒーまである。無料だからさらにうまい。 名護の老舗マーケットを見学。シャッターの閉まってる店が多く、商売の大変さはどこも同じである。 名護のユニクロに寄ってもらい、壊れてしまった折りたたみ傘の苦情を言って新品とかえてもらう。アルミの骨が全部同じ場所で折れるのである。新しい傘も同じ作りだったので、そのうちまた同じところが壊れるに違いない。そのときはまた換えてもらわねば。 暗くなってから本部の浜元公園までもどり、またそこで3人で鍋を食う。ずーっとキムチの味なので飽きるかと思ったら、毎回うまい。完食。ちなみにこの食材は全部星子さんのおごりである。太っ腹。 星子さんは高校まで熊本の実家で育ち、就職で大阪に出た。そこで53歳まで勤めた会社を早期退職して、出た退職金をぜーんぶ奥さんに渡して、そのかわり自由にさせてくれといって大阪の堺のお家を出奔して来た。20代の頃からずっと関わってきた人形劇を続けながら、全国を車で旅して回った。いまも沖縄の各地保育園とか公民館とかで定期的に公演されている。 9時頃、宴はお開きになる。明日、雨が降らなかったら、おばあのシークヮーサーを全部収穫してあげようね~、ということになった。星子さんがあとで挨拶に行ったら、足が悪くて実が取れないからほったらかしになってるそうなので、かわりに取ってあげようね~、ということ。 夜はシークヮーサーで泡盛を割って飲む。一回に4~5個を搾ってジュースにして、そこに泡盛を同量注いで完成。贅沢だ。この飲み方をシークヮーサーサーサーサーと名付ける。 走行 0キロ 出費 1312円(泡盛、缶詰、野菜)

本部滞在8 [沖縄編]

2010年2月5日 金曜日 90日目 昨夜の疲れ?から8時半までぐっすり寝る。起きた時ちょうど犬の散歩にきてた、近くの食堂のおじさんと話しする。前から聞きたいと思っていた、夜中の引き潮の時に歩きながら何かを採っているのは何か尋ねてみた。あれはタコとかエビとかを採ってるらしい。昔は一回に20キロくらい捕れたそうだが、いまはもっと少なくなってるそうだ。 そのおじさんが、若い自転車の人も一緒か?と聞くので、それ誰?と聞き返すと、公園上の道路のほうにあるあずまやで寝てたよと教えてくれた。 そして現れたのは、埼玉から自転車旅できているジュン君。かれもここが気に入ったらしく、高架下にテントを張る。そこに昨日の星子さんから電話。いまから車にコンロとか鍋とか積んで行くからいっしょにごはん食べようと誘っていただく。旅人がひとり増えたよ~、3人分買い出してね~、と頼んでおく ジュン君とベンチでお話していると、1時前に星子さん到着。さっそくカセットコンロに鍋をかけて、人参や大根、ポークの缶詰などをぶち込み、本だしとゴマ油で味付けた。ごはんはホットモットで買ってきてくれた。 DSCF1517.jpg DSCF1518.jpg めちゃうま!あたったかい!あっという間に完食。それから3人で車に乗り、星子さんの家の近くのシークヮーサーを取りに行く。農家のお婆は留守なので、事後承諾でいいやろと勝手に取りはじめる。 DSCF1521.jpg もう橙色に熟したやつがわんさか成っている。大宜味村で採ったのは1月だったから、そのときより甘さが増している。 ビニール袋一杯いただいたがおばあはまだ帰って来ないので向いの家のおじいに声かける。あとでまた挨拶に来るサ~、と言っておく。 それから今帰仁城を観光。星子さんは以前この城跡のすぐそばのプレハブに住んでいたことがあって、郵便の受取を城門前の観光売店に頼んでいたそうだ。売店のおじいに、おまえは世界遺産の中に住んどることになっとるね~、とからかわれておったらしい。 DSCF1522.jpg DSCF1523.jpg DSCF1524.jpg DSCF1526.jpg それから浜元の公園まで送ってもらう。星子さんはいったん帰って行った。夜ご飯はジュン君と共同自炊することになり、チャンプルー担当ジュン君、汁もの担当ヨッシーと決まる。 ずーっとこのために持ち歩いてきた鍋が役立つ時がきてうれしくてしかたない。 DSCF1528.jpg DSCF1529.jpg DSCF1530.jpg 食事していると、暗い中星子さん再来。サーターアンダギーを作ってくれた。これがあつあつでさくさくでメチャうまかった。夜になると今帰仁城はライトアップされるというのでこれから見に行くことになる。9時の消灯数分前に滑り込み。 DSCF1532.jpg DSCF1534.jpg DSCF1535.jpg それから星子さんの提案で、名護までお風呂に入りに行く。車があればあっちもこっちも行けるのである。 市内のホテルに展望風呂があって、これに3人で入る。エレベーターでシュッと上がるので、無料である。星子さんも日本のあちこちを旅して来られたので、いろんな知恵を持っている。 そのあと星子さんの行きつけの喫茶コロンボでコーヒーを飲む。マスターの仲間さんと沖縄の基地問題のことなどお話し出来た。いま、沖縄の基地のある町で、米軍関係の客で潤ってるところは一つも無いそうだ。お金は内地のゼネコンが全部持って帰ってしまうから、沖縄にはなにも残らないと嘆いておられた。 DSCF1536.jpg DSCF1537.jpg DSCF1538.jpg ともあれ、レトロな店内の様子に気分が落ち着くなあ。ランプの作り出した影がきれいに天井に映る。 DSCF1539.jpg それから本部の浜元公園まで送ってもらったら、もう夜中の1時を回っていた。は~、長い一日だった。 走行 0キロ 出費 344円 (ジューシー、野菜、発泡酒)

本部滞在7 [沖縄編]

2010年2月4日 木曜日 89日目 朝イチにバルブの修理。エポキシ接着剤のA液とB液を合わせて練り、接着面に塗る。3分ほど放置してやや固まったところで張り合わせる。バルブの穴がふさがらないように、中心に爪楊枝を刺してある。 DSCF1490.jpg 説明書には15分で乾き、40分で実用強度になるとあったので、そのまま放置。 爪楊枝が固まって抜けなくなったら困るので、10分ほどしたところで抜いておく。ところがこれがけっこう固まってしまっていて、無理して抜いたら楊枝の先端が折れてしまった。しまったしまった!島倉 中心の穴が塞がったら何の役にもたたなくなるので、あわてて接着したところを引きはがした。接着剤の量が多すぎたようで、穴がふさがりかけている!大変!裁縫の針で固まりかけのボンドを取る。全部綺麗にするのに10分かかってしまった。 再度接着。こんどはボンドの量を減らして、楊枝の先で薄ーく丁寧に塗り、それが垂れて来ないように5分放置してから張り合わせる。今回は中心に楊枝を刺すのはやめておく。 バルブの穴を望遠鏡みたいに覗いて、ちゃんと穴が通っているのを確認してから放置。そのまま一昼夜置くことにして、昼飯はラーメン自炊。 午後から本部図書館。きょうは「アルジャーノンに花束を」、を読みはじめる。 5時。先日ここで会った変なおじさんがやってきて、今夜公民館で地域の子供達が集まるお話し会に誘ってもらう。そして7時半までまだ間があるので、風呂に行こうと誘ってくれた。美ら海水族館の向かい側にあるホテルに大浴場があって、町民はそこに入れるらしい。おじさんは名刺を出して、「星子です」、と名乗った。ほしこなんて珍しい名前ですね、言うと、熊本に多い姓だと教えてくれた。 星子さんの車でホテルまで行き、久々のお風呂で暖まる。体も頭も2回ずつ洗う。ホテルのロビーで星子さんと記念撮影。 DSCF1504.jpg DSCF1505.jpg それから本部にもどり、そば屋で沖縄そばをごちそうになる。このとき、今夜の人形劇でキツネの役をやってほしいと頼まれた。ちょっとわくわくする。 そば屋から会場の東公民館に車で移動。 DSCF1508.jpg DSCF1506.jpg DSCF1507.jpg DSCF1509.jpg DSCF1510.jpg すでに子供達とその親があわせて40人くらい集まっている。盛況だなあ。図書館の司書の女性たちが、まず本部町に伝わるむかしばなしや、おやゆび姫の張り絵紙芝居?を見せる。最前列の小さな子供達が夢中で見入っているのがかわいい。絵本の読み聞かせのあと、いよいよ星子さんの人形劇が始まる。 元気のゲンちゃんとがちょうのガーコが出てくる森のお話し。最初は星子さんが一人で全部を演じているので、舞台裏で待機する。 DSCF1511.jpg DSCF1512.jpg DSCF1513.jpg    いよいよ出番になった。キツネが隠した手紙を探しに星子さんが裏側から会場に飛び出す。その間、ヨッシーが代わりにキツネの役をやって、星子さんが、「こっちかな~?」、とか「もっと後ろかな~」、というのに合わせて首を縦横に振る係。ぶっつけ本番にしてはうまくやれたかな?人形劇初体験@沖縄。 子供達も大きな声を出して一緒に楽しんでいる。自分が子供の時あんなに楽しんだかな~?と振り返るが、もう20数年前のことなので記憶にございません。 DSCF1514.jpg DSCF1516.jpg 9時半に全部のプログラムがおわり、お開きになった。星子さんと車で図書館までもどり、そこから自分の自転車で浜元の公園まで帰る。 いろんなことのあった一日である。 走行 5キロ 出費 355円 (半額揚げ物、発泡酒)

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