本部滞在8 [沖縄編]
2010年2月5日 金曜日 90日目
昨夜の疲れ?から8時半までぐっすり寝る。起きた時ちょうど犬の散歩にきてた、近くの食堂のおじさんと話しする。前から聞きたいと思っていた、夜中の引き潮の時に歩きながら何かを採っているのは何か尋ねてみた。あれはタコとかエビとかを採ってるらしい。昔は一回に20キロくらい捕れたそうだが、いまはもっと少なくなってるそうだ。
そのおじさんが、若い自転車の人も一緒か?と聞くので、それ誰?と聞き返すと、公園上の道路のほうにあるあずまやで寝てたよと教えてくれた。
そして現れたのは、埼玉から自転車旅できているジュン君。かれもここが気に入ったらしく、高架下にテントを張る。そこに昨日の星子さんから電話。いまから車にコンロとか鍋とか積んで行くからいっしょにごはん食べようと誘っていただく。旅人がひとり増えたよ~、3人分買い出してね~、と頼んでおく
ジュン君とベンチでお話していると、1時前に星子さん到着。さっそくカセットコンロに鍋をかけて、人参や大根、ポークの缶詰などをぶち込み、本だしとゴマ油で味付けた。ごはんはホットモットで買ってきてくれた。
めちゃうま!あたったかい!あっという間に完食。それから3人で車に乗り、星子さんの家の近くのシークヮーサーを取りに行く。農家のお婆は留守なので、事後承諾でいいやろと勝手に取りはじめる。
もう橙色に熟したやつがわんさか成っている。大宜味村で採ったのは1月だったから、そのときより甘さが増している。
ビニール袋一杯いただいたがおばあはまだ帰って来ないので向いの家のおじいに声かける。あとでまた挨拶に来るサ~、と言っておく。
それから今帰仁城を観光。星子さんは以前この城跡のすぐそばのプレハブに住んでいたことがあって、郵便の受取を城門前の観光売店に頼んでいたそうだ。売店のおじいに、おまえは世界遺産の中に住んどることになっとるね~、とからかわれておったらしい。
それから浜元の公園まで送ってもらう。星子さんはいったん帰って行った。夜ご飯はジュン君と共同自炊することになり、チャンプルー担当ジュン君、汁もの担当ヨッシーと決まる。
ずーっとこのために持ち歩いてきた鍋が役立つ時がきてうれしくてしかたない。
食事していると、暗い中星子さん再来。サーターアンダギーを作ってくれた。これがあつあつでさくさくでメチャうまかった。夜になると今帰仁城はライトアップされるというのでこれから見に行くことになる。9時の消灯数分前に滑り込み。
それから星子さんの提案で、名護までお風呂に入りに行く。車があればあっちもこっちも行けるのである。
市内のホテルに展望風呂があって、これに3人で入る。エレベーターでシュッと上がるので、無料である。星子さんも日本のあちこちを旅して来られたので、いろんな知恵を持っている。
そのあと星子さんの行きつけの喫茶コロンボでコーヒーを飲む。マスターの仲間さんと沖縄の基地問題のことなどお話し出来た。いま、沖縄の基地のある町で、米軍関係の客で潤ってるところは一つも無いそうだ。お金は内地のゼネコンが全部持って帰ってしまうから、沖縄にはなにも残らないと嘆いておられた。
ともあれ、レトロな店内の様子に気分が落ち着くなあ。ランプの作り出した影がきれいに天井に映る。
それから本部の浜元公園まで送ってもらったら、もう夜中の1時を回っていた。は~、長い一日だった。
走行 0キロ 出費 344円 (ジューシー、野菜、発泡酒)
2010-02-07 13:19
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