SSブログ

平敷屋~宮城島・上原 [沖縄編]

2010年2月21日 日曜日 106日目 朝方よく冷えた。しかし快晴なのですぐ気温が上がる。公園でブレーキパッド交換作業にかかる。 まず、作業しやすいようにサイドバッグをはずす。 DSCF1712.jpg 古いパッドをはずす。 DSCF1714.jpg 左が新品、右が擦り減ったパッド。何キロもっただろうか?たぶん3000キロくらい使ったと思う。 DSCF1715.jpgDSCF1716.jpg ネジを締めて取付完了。 DSCF1717.jpg トラブル発生!立ててあった自転車が倒れ、旗竿の先につけていた安全灯が破損!まったく動かなくなってしまった。でも捨てずに持っておいてどこかで直そう。 DSCF1718.jpg 次はタイヤ交換にかかる。 DSCF1719.jpg 古いタイヤを、タイヤレバーを使ってはずす。プラスチック製のタイヤレバーは100円ショップで買ったもの。外すとき、注意してレバーをこじ入れないと、中のチューブに穴が空いてしまうので簡単なコツが必要。 DSCF1720.jpg 少しタイヤが外れれば、あとは手を入れて簡単に取れる。 DSCF1721.jpg 中のチューブを外す。 DSCF1722.jpg 今度はタイヤをリムから完全に外す。もう手で引っ張れば易々取れる。 DSCF1723.jpg あとは逆の要領で新しいタイヤをリムに取り付け、チューブを元にもどす。 DSCF1724.jpg いよいよ最終段階。タイヤを完全にはめていく。ほとんどは手で作業する。そのほうが中のチューブを傷めなくてすむ。 DSCF1725.jpg でも最後のところはやっぱしタイヤレバーではめ込む。ここが最大限チューブに穴を空けないように気を使うところ。写真ではわかりにくいかもしれんが、空気を入れるバルブのところでレバーを差し込んでいると思う。飛び出ているバルブをぎゅっと押さえながら作業すると、リムとタイヤの間にチューブが挟み込まれにくくなる。 DSCF1726.jpg 空気入れる。 DSCF1727.jpg DSCF1728.jpg 完成!ここまで全工程1時間であった。すぐに車体に取り付け、あたりをぐるぐる試乗しているところに昨日ここでお会いした熟年ライダーがやってきた。お名前をモロミザトさんとおっしゃるのだが、なんとヨッシーがタイヤ交換で難儀していないかと心配して、わざわざ20キロも離れた自宅から駆け付けてくれたのである。工具と空気入れも積んで。 まったく頭が下がるおもいである。飲み物2本とパンまで差し入れてくださった。 DSCF1729.jpg 10時半、モロミザトさんと別れ、新しいタイヤとブレーキを移植された、赤い流星号を駆って出発。 岬ハンター(いつから?)としては、できるだけカンナ崎に近づいてみたい。勘をたよりにぐるぐる走るが、お墓の先の葬祭センターで行き止まりになった。あきらめて引き返す途中、ラピュタっぽいショベルカー発見。 DSCF1731.jpg 重機の墓場にもなっているのか? 次に先ほどの漁港の目の前にある藪地島を目指す。展望台から島まで渡る橋を撮ってみた。海がウツクシ! DSCF1732.jpg さて島に入るといきなり本格的な未舗装路になる。新品タイヤ、いきなりの試練! DSCF1733.jpg 島の行き止まりにあるジャネー洞を見学。思いの外でかい洞窟にびっくり。奥まで続いているらしいが、中は真っ暗なのでそこそこのところまで行って引き帰した。ちょっと怖かった。 DSCF1734.jpgDSCF1735.jpgDSCF1736.jpgDSCF1737.jpg さて、懐かしの海中道路を渡り、道の駅あやはしで昼ご飯にする。前回宮城先生のお姉さんの直子さんにごちそうになったバイキングが目当てである。 あれ?990円になっとる。そうか日曜日だからか。前は平日だったから800円やったのに。しかたない。でも元は取ってやる。 腹一杯になっていい気分で外のベンチで日記を書いていると、あんたが自転車の人かね~、と話しかけるおじさんあり。宮城島で民泊をやっているという大屋さん。今夜は家で泊まりなさい。無料でいいからとお誘いいただいて快諾。では夕方頃訪ねていきますと言って一旦別れる。 なんだか気分がいいし暑いので、おいしそうなソフトクリームを奮発。280円也。 DSCF1738.jpg ソフトを舐めていると、見たことある人達がカメラの前に並んで写真撮られてる。自転車小僧の安井さんと玉栄さんではないか!なんという偶然。ここの道の駅は出会いのご縁が鮫の歯のようにあとからあとから現れる。 DSCF1739.jpg 玉栄さんは生年祭りの司会の仕事のためすぐに出かけてしまったが、安井さんはそのあとロードパークで雑誌の取材を受けている。ちゃっかり近くに座って、先日新聞に載っていた環境賞の受賞のことなどお聞きした。いや~、すごいわ安井さん。いま仕事も人生もノリに乗ってるって感じ。 忌野清四郎(こんな字か?)追悼バイシクル・ライドを来年5月に仕掛けるため、第二代自転車大使の俳優、鶴見慎吾を引っ張り出し、雑誌ビーパルとタイアップできた話しなど、完全に安井さんの勢いにみんな引っ張られてる感じがする。おなじ心相数843のヨッシーとしてもうれしいかぎりだ。 なんだかんだで夕方になってしまったので、あわてて道の駅を出て宮城島に向かう。忘れていたが、宮城島はなかなか坂道の多い島である。もたもたしていると日が暮れる。平安座から宮城島を目指して走っていると、後ろから来たバイクから、「ヨッシーさーん」と声がかかる。なんとなんと!先日宜野座ビーチでお会いした、バイク親子と再会した。おそるべし偶然。伊計島までのツーリングの帰りにヨッシーを見かけたのでわざわざユーターンして追いかけてくれた。やっぱしここらは出会いが鮫の歯のようになっとーる。 再び走りはじめ、宮城島の入り口で大屋さんに電話して教えられたとおりに道をたどる。ぬちまーすの看板のところを左に。えっ?こんな寂しい道!お墓が三つほど並んでいるところを通る?お~確かにお墓はある。でも家はない。 学校の横を通る?なんだか古びた校舎だなあ。歩いてるじいさんに目印の新里商店を聞くと、真っすぐいけばよいと教えてくれた。間違ってはいないようだ。 ほどなく新里商店ハッケーン。すぐそばの「民泊008(おおや)」の看板の付いた家もハッケーン!まずはビールを買って喉をうるおす。大屋さんに電話したら、いま出掛けてるから先に家に上がってくつろいどいてと来た。はいはーい。 よく吠える犬をかわして玄関から入り、テレビをつけてちびまるこちゃんを鑑賞。30分ほどして大屋さんもご帰還になる。 シャワーを借り、洗濯もさせてもらってから、リビングで心相鑑定をしながら身の上話を聞く。もちろんビールと泡盛つきである。ヨッシーも昼間のバイキングと同じメニューが入ったキャンプ鍋を出す。 しかし大屋さんの家は、民泊をするだけあって、大きくて広い。リビングにはソファーが3つ置いてあり、その横の座敷は15~6畳ありそうだ。ここは大屋さんの実家で、お父さんが亡くなりお母さんが入院しているので住む人がなく、空き家だったところへ茨城県での仕事をたたんで帰った、三男の大屋さんが母の看病をしながら住むことになったのである。 しかし民泊も中途半端で、男一人ではなかなか掃除や寝具のお世話もうまくできない。収入が無いと困るので、平日は近所の大工手伝いをしている。宮城島を活性化するためにも何かしたいが、地域の人はなかなか自分では動こうとしなくて困っているそうだ。 10時近くまでお話しして、じゃあわしは明日早いからということでお開きにする。ヨッシーもなにかでお手伝いできればいいのだが、とおもいながら二階のベッドに入って休む。 走行 24キロ 出費 1590円 (バイキング、ソフトクリーム、発泡酒)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。