宜野座 イラブチャーとあきさみょ~ [沖縄編]
2010年2月18日 木曜日 103日目
阪神タイガース宜野座キャンプ最終日。10時に球場に出かける。マスコミの前でインタビューに答える真弓監督。
しかし金本のバットスピードの早さにあらためて驚く。打つポイントが懐に近いところでヒットしている。他の選手と見比べても全然違う。だから打ったボールの早さが違う。勢いが違う。飛距離が違うんだろう。アニキ、今年も頼むよ~。
バットスピードで言うと、外人選手なんか金本より遅い。ハエがとまりそうに見える。若手の選手なんか蚊がとまりそうである。ちなみにヨッシーの振ったバットの上では、猫も眠る。
11時半になったので、いったん嘉手納食堂に弁当買いに走る。役場の横の坂道を赤い流星で駆け上がっていると、どこからか女性の声で、「おじさーん、占いのおじさーん」、と呼ぶ声が。立ち止まると、嘉手納食堂の別の娘さん。自分もみてもらいたいとのリクエストなので、食堂に3時で待ち合わせする。
弁当買ってスタンドに戻って食う。今日はみそ汁のサービスが大盛である。
12時半に宜野座でのすべての練習予定は終了し、選手会長の鳥谷を丸く囲んで全選手スタッフで一本締めにて打ち上げた。ヨッシーもスタンドで一緒に一本締めた。これで阪神もキャンプ終了、ヨッシーも宜野座でのキャンプ終了になる。思えば密着密着と書いてきたが、そんなに懸命に密着していたわけでなく、どちらかと言えば横着、くらいの感じだったなあ。まあえーやろ。
まだ待ち合わせには早いので、図書館で過ごす。
3時に嘉手納食堂で娘さんの鑑定。おじさーん、とヨッシーを呼んだ割に、年齢は一つ違いだった。30分ほどで家族全員の鑑定を終わらせ、たくさんお世話になったおかみさんにお礼を言う。おかみさんはなにか片付けをしていた手も止めず、はいは~いと返事するだけのドライなお別れであった。さすが639の人。
仲間商店で沖縄そばの麺を買い、キャンプに戻ってキャベツしゃぶしゃぶ&そのあと麺で締める。今日は締めてばっかりである。
そこに漁師のトウマさんが、魚を差し入れてくれる。大きなイラブチャーが3匹入っている!すぐに大鍋で煮付ける。やった!大鍋が役に立った。
あずまやでまたしてもトウマさんと泡盛で酒盛り。タコと貝の刺身も持ってきてくださった。毎晩毎晩恐れ入る。今夜は沖縄方言、あきさみょ~、を習った。
明日、宜野座を出発しようと思ったが、予報ではまた雨の模様。それに煮付けた魚を平らげるにはもう一日必要のようである。
走行13キロ 出費 575円 (弁当、そば、チキン)