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写真いれこみイレコみ入れ込み情報~ [番外]

またまた引き続き、備前長船あたりから写真追加しました。

2011/3/25、ヨッシーは福岡市の西の方、今宿というところに止まってブログ作業に時間を費やしておりやす。

そして本日は旅が始まってから500日目!なのであります。パチパチパチ。

明日もたぶん今宿に止まって、ブログ作業せんといかん。どげんかせんとイカン。コクバルサンも立候補したである。石原おとっつぁんも、予想どうり打って出た。あのおっさんらしい、「出ないよ~」、と言っておいてぎりぎりまで引っ張り、それから翻して出馬となれば注目が集まる作戦である。

そんなことはどうでも良かった。

明後日から唐津、平戸、佐世保へと進んでいくのだ。これでいいのだ。
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呉~広島市内 原爆ドームで旅人に出会う [本州編 山陽路の巻]

2011年3月13日 日曜日 490日目

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静かな朝やな~と思たら日曜日やった。晴れ。

朝飯も昨晩買った半額おにぎり。じわじわと撤収し、10時出発。少しだけ見逃した大和ミュージアムの展示が心残りだが、またいつか来るだろう。

ラジオだけでは被災地の様子が伺い知れんので、公園のすぐ側にある電気店デオデオに行く。もちろんテレビを買うのではない。立ち見に行くのだ。

ラジオではほんわかとしか伝わらなかった被災地の様子が、映像だとかなり解る。それにしてもまだカメラの入り切れていない核心部なんかはもっと悲惨な状況であろう。

のほほんと自転車旅を続けているのがいいのか悪いのか、何かできることがないかと考え始める。

このまま下関まで走り、北九州の門司からでている東京行きのフェリーに乗って一気に北上し、そこから自転車で被災地に入ってボランティアしようか?と思うが、マスコミはまだ民間ボランティアが行くタイミングではないとも伝えている。

第一、飲み食いや移動は自力でできるようにする必要がある。移動は自力だが、一日50~80キロしか走れないヨッシーが東北にたどり着くまでの水や食料、燃料をごっそり積むスペースが自転車にはない。こういうときはやっぱり車が必要なんだな、と思う。個人の、本当に一人の力ってなんにもできんなあと思う。

建設会社や運送会社などは、こういうとき機動力があって、なんだか大人な感じ、である。

自転車は、子供、な感じ。役立たずヨッシーである。

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テレビでひどい有様を見てしまったことを軽く後悔しながら、広島目指して走る。今は進むしかない。

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海沿いで休憩し、唐揚げと半額おにぎりで昼ご飯。

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広島市内に入ったところでドコモショップ発見。充電に入る。日曜日とあってか店頭でポップコーンを配ってる。ヨッシーにもくれた!

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充電しながらテレビを見る。新聞も見る。

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ボランティア現地入り自粛、とかいう記事もあった。しかしこれで逆にだれも行かなくなったら、今この現在直ちに困っている人は誰が助けるんや?とも思う。

だいたいマスコミの言うことは半分当てにならんから、こんなん無視して行ってから考える方式も悪くはないと思う。

1時間くらい休憩&充電してからまた走る。

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新しい広島市民球場。

マツダ、ズンズンスタジアムである。コマーシャルでずっと言ってるズンズンってなんやろ?と思たら、ZOOM-ZOOMのことやんか。も~。

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やっぱし試合は中止になってる。今年は野球見れるんやろうか?

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市内に向かう途中見つけた、古いお家。

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細かく贅沢な作り込み。

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平和記念公園。観光気分もあんまし盛り上がらず、淡々と進む。

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原爆ドームやな。実はヨッシーは中学生の頃、自転車で広島に来ている。そのときは関西からフェリーに乗って広島まで来て、今とは逆のルートで実家の西宮まで走って帰った。そのころからこんなことしてるんやな。

その時も原爆ドームに来ていると思うがあんまり記憶にない。写真を撮っていると、同じような旅姿の若者自転車野郎発見。一緒にいる人はヨッシーよりまだ先輩格の広島ロードレーサー紳士。聞けば練習で走っているとき若者に出会い、ここまで連れてきたのだという。

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若者は神奈川出身だが、現在東北の大学に通っているという。彼も旅の最中に東北の震災を知った一人であった。

二人と別れたあと、市内のマクドナルドに行ったが混みまくりでコンセントのついた席は空いてない。しかたなくまたドコモショップに行って充電。調べたら近くに銭湯があるから待ち時間で入ろうと行ってみた。

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定休日やった。

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シャッターガラガラ。第二第四日曜定休やんか。

しゃあない。携帯ゲットしてスーパーで買い物してから目星をつけていた比治山公園に行く。

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今夜はおでんなのだ。牛肉も入っているぞ。

ラジオ聴いても震災情報だけだが、聴かずにはおれない。心がざわついて焼酎を飲む。この繰り返しナリ。

走行 47キロ 出費 547円 (からあげ、炭酸、牛肉、おでんだね)
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安浦~呉 大和ミュージアム [本州編 山陽路の巻]

2011年3月12日 土曜日 489日目

ラジオは東北大地震一色で、24時間情報を伝え続けている。テレビもそうなのだろうが、ヨッシーにはラジオしかないのでわからない。

晴れ。やや暖かい感じがする。東北も暖かならいいんだけど。

阪神大震災の日を思い出す。当時住んでいた芦屋のマンションで被災した。9階のベランダから芦屋の山手の方角を眺めると、遠くで火災が起こっているらしく、煙が二筋晴天の空に真っ直ぐ上がっているのが見えた。空気が普段より澄んで、青い空が広がっているのが印象的だった。

なんだかその時の空と、今日の朝の空がダブってイメージされた。

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1年以上使い続けてきたペットボトルに穴が開いた。とうとうその日が来たなあ。新しいのに交換せんといかん。九州沖縄と一緒に旅したペットボトル君にお礼を言って廃棄処分決定。

9時に公園を出て安浦の町までもどり、国道185で呉、広島方面に進む。

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歩道を走っているとトンネルの手前でこんなところに誘導された。坂道急すぎ。登って降りる意味あんのか?お年寄りの自転車の人とか危ないやろ国交省!あほ~。

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しかし怒ったのもつかの間、次のトンネルには、ちゃんと壁で仕切られた自転車歩行者専用通路が完備されていた。そうそう、これくらいせんといかんよ国交省。

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排気ガスとも無縁で快適なり。

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快適トンネルを抜けると呉の町。ヨッシーの大好きな安めぐみが出迎えてくれた。

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公園発見。噴水もあるし泊まれそう。

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近くに商店街もあって便利。

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JR呉駅。駅で写真を撮るのはなんでやろう?たぶんランドマーク的なシンボルとして駅前で記念撮影してるんやと思う。

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呉には海上自衛隊の基地があり、そこにはこの鉄のくじら館がある。退役した潜水艦をそのまま陸上で展示しているのである。

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しかも入場無料!タダほど嬉しい物はない~。

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展示はまず、機雷を取り除く掃海作業から始まる。

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ヨッシーは全く知らんかったが、第二次大戦のとき、アメリカは瀬戸内海を始め日本各地の重要航路に、空からたくさんの機雷を撒いたのである。その時の機雷がまだ、342個回収されていないのだそうだ。毎年3~6個は見つかっているそうだけど、そのペースやと全部処理するのにあと何年?

それから機雷の種類と、その探索&処理方法の説明がされていた。そこでヨッシーはやっとその意味を理解することになる。

ヨッシーのアウトドア仲間というか不思議な人の一人に、本条さんというおっさんがいる。この人、今で言うところのオタクに近い存在で、アウトドアのことも色々詳しいが、人があんまり興味を示さないことなども知識が豊富なんである。

20数年前、イベントか何かで本条氏と川下りに行ったとき、たまたま知り合ったカヌー仲間のお一人が海上自衛隊にお勤めと自己紹介された。そしてその夜たき火を囲んで一緒に飲んでいたら、本条さんが機雷の種類のことについてその人と熱く語っていたのを思い出したのである。

そうかあのとき熱く語っていたのは正にこの展示されている内容だったか、と今にして思う。

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これらは機雷と重りをつないでいるワイヤーを切り離すためのカッター。掃海艇の船尾部分から、こういうカッターがいくつもついたワイヤーケーブルを沈めて引っ張り、うまいこと引っかかったときに機雷のワイヤーを切断するのだ。

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そしてお待たせ、潜水艦コーナー。

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模型が並んで、時系列で潜水艦の歴史が展示されている。

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潜水艦乗りが休むベッドを再現してある。実際に横になって体験できるが、ヨッシーは毎晩狭いテントで寝ているから今更でもなくパス。

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潜望鏡体験。しかし見えるのはビデオ映像なのでなーんだであった。

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さあ!いよいよ実物の潜水艦に乗り込む。

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士官用の休憩スペース。

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魚雷搭載口。どこから積むかというと、ちょうど人間で言うところの首の付け根?のところから斜めに差し込むようにして入れるのだ。

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艦長室。案外狭いがこれでも個室があるだけ特別。

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さあ司令室である。

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パイプや計器類がウネウネと壁を這い回る。映画なんかではこういうパイプから水がプシューとか吹き出してあわててバルブを閉じる場面がよくあるが、あんなことは本当に起こるんだろうか?本条さんなら知っているかな?

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運転席?操縦席?実際座ってみたが、クッションがイマイチやったから、長時間操縦する人は大変かもしれん。

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床が透明になっているのは、司令室の真下が魚雷発射室というのを見せたいため。

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これで一回りして艦内の見学は終わり。こんなにでかいのに、見せてもらえたのはほんの一部やった気がする。

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次はその向かいにある大和ミュージアム。そう、戦艦大和はここ、呉で造船されたのである。

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入館料500円するがここはためらわずに見学決定。

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すぐに実物の10分の1(やったかな?)の模型。迫力である。

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展示はペリー来航から始まる。ようは日本の近代史をざっくり紹介していくということね。ところどころにビデオ映像コーナーがあり、3~5分、長いのは29分の物もあって全部見るのは時間がとってもかかる。

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途中疲れて休憩がてら模型を眺める。

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展示は大和造船のノウハウコーナーにやっと突入。設計に携わった人のノートとかリアルである。いろんな計算式が書いてあるがさっぱりわからん。

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大和浸水記念の湯飲み。当時大和の建造自体がトップシークレットやったから、記念の湯飲みも結局配られずに廃棄処分された。製作に関わった人がこっそりと持ち帰っていたのがこれなのだ。こっそり大好きなヨッシーでした。

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大和には冷房がついていた!

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大和の主砲、46センチ砲の取扱説明書。そういうものがあるというのが意外であったが、これも丸秘なため40センチ砲の説明書ですよ~とタイトルを偽って書かれている。

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沈んでいる大和の様子をミニチュア模型で再現している。かなりリアル。平面図ではよく分からないし、ビデオ映像では全部を一度に見れないからこの展示は良し!初めてこういうふうにバラバラになっていることを知った。

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タイタニックを撮影した会社が大和を撮った記録映像もある。

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模型コーナーには子供の頃ヨッシーがプラモデルで作った空母赤城もあった。ナツカシ。

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こういう形の潜水艦が好きやな。サブマリン707とか、横山満輝のマンガに出てきた奴。

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ここまで見て模型大和を再度眺めていたら、館内放送でもうすぐ閉館しますよ~と流れた。えっ!うっそ~。もうそんな時間なん?!3時に入館してもう6時。3時間では見切れんかった。あわててのこりの展示スペースへ。

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おう、実物大の魚雷な。

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人間魚雷の回天な。

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ゼロ戦な。

速っ。
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スーパーで半額弁当をゲットし、先刻下見した中央公園の片隅でテント泊。ラジオからは震災の情報や原発事故なども伝わってくる。

こころがざわついて寝付けなかった。

走行 32キロ 出費 2048円 (ぶどうパン、弁当、おかし、炭酸、大和ミュージアム、発泡酒、焼酎)
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