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島一周 &夜のディープ宮之浦にさ迷う [九州編その2]

2010年6月4日 金曜日 209日目 パン屋、豆腐屋の朝は早い。でも酔いどれの朝は遅い。 飲んだくれたシゲとヨッシーは8時まで目が覚めなかった。朝ごはんにラーメンを作って食べ、今日は1日観光&視察に回る。あ、ちなみにシゲは今日も仕事のスケジュールを変更して屋久島に泊まることになった。つまり、また今夜も飲んだくれ人生まっしぐら決定である。 テント等はそのままにして、車でまず宮之浦に行く。シゲと少なからず交流のあるダイビングサービスのエバーブルーに立ち寄り、ランドアースのパンフレットを店頭に置いてもらう。ヨッシーの立場が微妙だが、「付き添いです、あはは」、と申し上げておく。 DSCF4019.jpg マネージャーの川原氏と面談。 その後、ふるさと市場の食堂で日替わり定食のランチ。シゲの大の仲良しという島の若者2人と今夜飲むことが決定した。飲んだくれアゲイン。 DSCF4020.jpg DSCF4022.jpg 夜まで時間があるので、島一周しようということで、ヨッシーのリクエストにより、反時計周りでお願いする。自転車で回るときは時計周りにするから、せっかくなら違う方向からの景色も見てみたかったので。 DSCF4024.jpg 西部林道と呼ばれる区間では、鹿や猿が車のそばまでやってくる。ほとんど逃げようともしないのは、やってはいけないことになっている餌を観光客が与えるからであろう。 大川(おおこ)の滝を見聞。 DSCF4025.jpg DSCF4026.jpg DSCF4027.jpg DSCF4028.jpg DSCF4029.jpg DSCF4030.jpg DSCF4033.jpg 千尋の滝は60mだが、ここは落差88mと高い。しかし迫力はやっぱり千尋に軍配が上がりそうである。 シゲのリクエストでまたしても海中温泉に入浴。やっぱここはワイルドでええわ。またしても麦藁のおっちゃんと会う。40年前だかに、屋久島に住み着いたという人で、いろんなことを詳しく知っている。 4時に温泉を出て、あわてて春田浜までもどらんといかん。運転していたシゲが、電話を何件か入れたいから代わって、というので電話を受け取ろうとしたら、「違う!運転じゃ」、と言われる。それもそうじゃな。 春田浜でテント類を大急ぎで撤収。すぐに安房港まで行ってこんどは自転車を積む。軽だがワゴンだったので、自転車の前輪タイヤを外したらぎりぎり入った。 それから待ち合わせの宮之浦港に向かい、港そばのあずまやの下に全部の荷物を降ろしたら、シゲはレンタカーを返しに行った。 さて、これでヨッシーはスゴロクでいえば降り出しに戻ったわけである。シゲは明日の朝のトッピーで鹿児島向けて帰るから、残されたヨッシーは宮之浦からまた島一周再スタートの刑が決まった。まあええけどね。 ショボショボ雨が降り出した。6時過ぎにシゲのマブダチ、モッチョムさん(仮名)42歳と黒海くん(仮名)30歳と合流。 DSCF4034.jpg DSCF4035.jpg 早速モッチョムさんのいきつけのお店に移動。いきなりでてきたお刺身に感動!首折れサバも乗っている。首折れサバとは屋久島の名物で、捕れた時の鮮度を保つため、首を折って絞めるやりかたからきている。 DSCF4036.jpg 脂のってウマー。 それからもうまいものが出て、飲み物も焼酎に変わって適当な時間に一次会終了~。 いやーモッチョムさんも黒海くんも、適当な人生を送ってきたヨッシーを受け入れてくれて、とても楽しい。 DSCF4037.jpg そのまま自動的に次のお店になだれ込む。ここは女の子のいるお店ではないのか!おー、クラブというかラウンジみたいなところ。となりに座ったシズカはさばけた女の子で話していて面白かった。 もうそーとー飲んだあとで、三次会突入~! へろへろでカラオケ店に突入。モッチョムさんもカラオケうまい。果てしなく歌いまくり、深夜1時ごろお開き。気がついたらさっきのあずまやにシゲといて、すぐに寝袋に入って寝た。 走行 0キロ 出費 520円 (ランチ、海中温泉)
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シドッチ~安房 シゲ襲来の巻 [九州編その2]

2010年6月3日 木曜日 208日目  晴れ。種子島からのトッピーが安房に着くのは1時過ぎだというので、ここを11時過ぎに出ればいい。 しかしすることもないので少しずつ片付けを始めたら、奴らがそばまでやって来たのに気がついた。 猿。 3匹が道の真ん中からこちらを伺っている。昨日テントを置いたまま海中温泉にいったけど、その時猿に食料などやれれなくて良かった。ここは早々に引き上げることにして、早めに荷造りして10時にシドッチ記念碑を出発した。 鹿も多いが猿も多い。人里もなにも関係なく出てくる。 県道77を安房方面に戻る。千尋の滝に行くために通れなかった区間を走れるから結果オーライか。 山河(やまんこ)公園発見。 DSCF3971.jpg こんな大きくてきれいな公園があったとは気がつかなかった。公園奥には山河湧水という涌き水がある。名水100選である。 DSCF3972.jpg DSCF3973.jpg DSCF3974.jpg DSCF3975.jpg ちょいといただくとこれがウマイ!無味無臭のすっきりした味。何杯でもおかわりできる。 DSCF3976.jpg 次はトローキの滝。轟がなまってトローキになったとは、赤ちゃん言葉みたい。沖縄の方言や土地の名前も、赤ちゃん言葉っぽい成り立ちのものが多い。 DSCF3977.jpg DSCF3978.jpg DSCF3979.jpg この滝は海に直接流れ落ちているだけあって迫力があった。 寄り道しながら安房港に12時頃到着。トッピーの待合でシゲを待ちながら、メール受信とブログ更新を少しする。 DSCF3980.jpg DSCF3981.jpg DSCF3982.jpg シゲ到着。 シゲの知り合いの山岳ガイド、旅楽(たびら)たくや君と合流してランチに行く。 DSCF3983.jpg DSCF3985.jpg 張り込んで1000円のAランチをいただく。肉・魚・海老フリャーのついた豪華セットである。まともなご飯は久しぶりだ。 DSCF3986.jpg たくやくんとシゲは、屋久島のアウトドアビジネス動向などについて情報交換していた。 DSCF3987.jpg ランチの店の斜めむかいにオープン予定のモスバーガー。なんだかちょっとデザインが違うような気もするが、ホントにモスバーガーが出来るんであろうか。店内改装中であった。 DSCF3988.jpg DSCF3989.jpg 食後、たくやくんの知り合いのレンタカー屋でシゲが車を借りた。自転車はトッピー乗り場に置いたまま、海中温泉方面に走る。途中フォーマサンヒロに顔を出してから温泉に入る。 今日は時間が前より遅いからか、観光客が大勢で、女性の入浴もいた!混浴ヨッシャー! 女性はバスタオルやパレオを着てもいいことになっとる。たまたま居合わせたフランス人男2人連れと片言の日本語と英語のちゃんぽんで、裸のお付き合いをしてみた。隣で湯舟に入っていた麦藁帽子のおっちゃんは、この温泉の管理人だそうだ。自分のことを、温泉マネージャーと説明していた。さらに冗談のつもりで「わしはホンマはネパール人じゃ」、とか言ってたが、フレンチ2人は意味が分からずお互い顔を見合わせてた。 おっちゃん、ジョークのセンスがナッシングでっせ。 足湯に浸かってる若い女の子3人組などもいて、今日はたいそうな繁盛ぶりである。 5時過ぎまで入浴し、安房の春田浜まで戻る。車があるとピューと好きなところに行ける。 浜にテントを2つ張って、シゲとビールで乾杯。 DSCF3995.jpg 7時半ごろ、20分歩いて安房の街まで出る。ここでシゲの知り合い山ガイド達と飲みに行く約束になっておるそうだ。シゲは屋久島でもかなり顔が広い。 DSCF3996.jpg DSCF3997.jpg DSCF4001.jpg 8時に三歩館という洒落たお店に入る。ガイドのアイダくん一家と山岳太郎くん。なんだか盛り上がって楽しい!(いつもそうやけど) DSCF4003.jpg DSCF4005.jpg 10時過ぎに例の銀月に移動。シゲはここの鍋焼きうどんを食うために屋久島に来たようなもんなのである。そのくらいオススメなんである。 DSCF4012.jpg DSCF4013.jpg DSCF4014.jpg DSCF4015.jpg 昔懐かしいようなアルミの鍋で出てくる。うどんはやわやわで歯ごたえなど無いに等しいくらいなんだが、なんでかわからんがウマイ。不思議な味。 DSCF4016.jpg DSCF4017.jpg DSCF4018.jpg あとから来た客が鍋焼きうどんを注文していたが、もう売り切れました、と言われていた。え?開店10時でいま10時20分なんやけど~。わしらの注文した4つで最後やったん?オソルベシ銀月。 12時近くまでさらに飲んでから解散。またしてもシゲと2人して春田浜まで真っ暗な中歩いて帰り、テント前でさらに少し飲んで午前1時就寝。 走行 19キロ 出費 1390円(コーラ、Aランチ、発泡酒、海中温泉)
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シドッチ~海中温泉~シドッチ [九州編その2]

2010年6月2日 水曜日 207日目 昨夜半から雨。降り始めの感じが夕立っぽかったからすぐやむかなと思ったが、そのまま本降りになってテントに少し浸水した。 朝方明るくなってから確認したら、貴重品や携帯電話などが入っているフロントバッグに雨水がかかり、地図が少し濡れてしまった。九州沖縄編を使ってるんだが、まだこれから鹿児島熊本宮崎大分長崎北九州と廻らなければならないからこの先のほうが長いくらいである。これからはビニール袋に入れてちゃんと保管しよう。 午前中雨は降ったり止んだりで、シドッチの前でじっとテントを張って動かなかった。午後から雨が上がったので、今日はもうこのままここに連泊することにする。すぐ先の平内海中温泉まで日帰り入浴に行くことにする。 テントなどそのままにして、風呂の道具とかだけ持って自転車で移動。6キロ先の温泉に12時半ごろ到着。 干潮時間の前後だけ入ることのできる温泉で、ちょうどこの時間が入れることは観光案内所で確認していたのだ。 DSCF3956.jpg ここは混浴。ついたても脱衣所もなにもなし。湯舟!以上!という潔さがいい。女性が入っていたらもっといい。 しかし残念ながらこのときは無人だった。入口で協力金を払って入場。看板にあるように、ここは古く400年前から集落の温泉として守られてきた歴史がある。岩をノミで削って作った正に手づくり温泉。 DSCF3957.jpg DSCF3958.jpg DSCF3959.jpg DSCF3960.jpg DSCF3961.jpg DSCF3962.jpg DSCF3963.jpg DSCF3964.jpg 3つの湯舟と1つの足湯がある。真ん中が一番熱く、左右が浅くて若干ぬるい。もちろんヨッシーは大人なので、一番熱い真ん中に入る。 DSCF3965.jpg 入浴中の目線の先に海の波がうねっている姿が目に入り、野趣満点である。お湯は透明で少し硫黄臭がする。熱いといっても尾之間温泉の比ではない。だから玉は煮えない。 2時半まで粘って入浴したが、結局だれもやってこなかった。 ちょっとのぼせ気味で階段を上がると、入れ代わりに若い目の女性が2人温泉におりていった。ははーん、ヨッシーが出るのをまっておったか!次はそーっと隠れるように湯舟に沈んでおこう。 シドッチまでの帰りに酒屋でビールと豆腐を買う。 帰りはなるたけ汗をかかないように、ゆっくりのんびりと自転車を漕いだ。 天気は持ち直したようで、明日からまた先に進めそうだ。 そこにランドアースのボス、シゲから電話。 「おにいちゃん(シゲはヨッシーをこう呼ぶ)、どこにおっとね?いま種子島で仕事やけど明日時間あるから屋久島行くから遊ぼ。安房までトッピー(高速船)で行くから港で会おうね」。 うーむ、逆戻りせんといかんようである。しかし安房までならたいした距離ではない。明日の出発も遅い目でいいことになった。 走行 13キロ 出費 600円 (豆腐、発泡酒、コーラ、海中温泉)
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空港(ライハ)~尾之間(シドッチ) [九州編その2]

2010年6月1日 火曜日 206日目 三泊も有料の宿に泊まってしまったので、そろそろ速やかに屋久島一周の旅に出ないといかん。 荷物をまとめてライダーハウスを10時に出発。ニッシーやハウスのおねいさんが見送ってくれる。 DSCF3912.jpg 県道77号線を時計周りに進む。すぐに枕状溶岩なる観光スポットに立ち寄るが、どれがそうなのかようわからん?多分これ、ってのを写真に撮った。 DSCF3913.jpg DSCF3914.jpg DSCF3915.jpg DSCF3917.jpg お昼頃、安房(あんぼう)に到着。宮之浦に次ぐ?屋久島の都会である。港のAコープで弁当買って食う。 すぐそばのでみずのガジュマル。看板には、一昔前はこのあたりは鬱蒼とした森で昼なお暗かったそうだが、今からは想像できない。 DSCF3918.jpg DSCF3919.jpg DSCF3920.jpg 安房川沿いにぷらぷら走ると、如竹さんなるお坊さんのお墓があった。とんでもなく偉い人で、亡くなったあとも安房が栄えるようにこの地に埋葬するよう言い残していたそうである。 DSCF3922.jpg DSCF3921.jpg DSCF3923.jpg その道沿いにあった!銀月。シゲお勧めの鍋焼きうどんが食べられるが、開店が夜10時ということなのでヨッシーは食べられるタイミングがあるだろうか? DSCF3924.jpg 安房を離れ、77号の坂道を登っていると、屋久杉の工芸店があった。ヨッシーの財力ではなにも買えないかもしれないが、良いものを見るのは大切だ。 DSCF3925.jpg DSCF3926.jpg さらに走ると魅力的な名前の川があった。 DSCF3927.jpg DSCF3929.jpg 焼酎川。水の代わりに焼酎が流れていたら、なんて素敵だろうか。 麦生の集落手前にある、ヒュッテ・フォーマサンヒロに立ち寄る。ランドアースのシゲ情報では、ここの女房のルミはシゲのシーカヤックの弟子ということである。 DSCF3930.jpg アポなしでいきなりだったのにも関わらず、楽しくお話しさせていただき、別れ際にナンと!ビールを2本差し入れて下さった。発泡酒ではない、本物のビールである。しかもプレミアムとかラベルに書いてある。ありがたや。すぐにエコ冷庫蔵に入れる。 ブラボー、フォーマサンヒロ! 麦生からすこし行くと千尋の滝(せんぴろのたき)の案内看板発見。この滝の写真は観光案内などにも必ず出てくるので、ヨッシーも前から見知っていた。 DSCF3931.jpg 地図読みで標高300mくらいまで上がるから、気合いが必要である。 DSCF3932.jpg DSCF3933.jpg DSCF3934.jpg てまえにある龍神の滝をまず見る。 かなり手ごわい上りで、県道から結局1時間で千尋の滝に到着。 DSCF3935.jpg DSCF3936.jpg DSCF3937.jpg DSCF3938.jpg DSCF3939.jpg 一枚岩の上から60m落差の滝である。なかなかにスバラカシキ眺めである。できたらあの滝の真下まで行ってみたいが、道はあるんだろうか? 滝からの帰り道、雨が降り出した。 DSCF3943.jpg 樹木の下で雨宿り。20分くらいすると雨が弱くなった。行く手の尾之間(おのあいだ)方面の空は少し明るい。たぶんこの雨はここらあたりだけで、尾之間あたりは降ってないと予想して走る。 ビンゴ!おのあいだは雨降った形跡も無い。温泉に直行~。 DSCF3944.jpg 入浴料200円。ここのお湯は熱いので有名だ。長湯すると、男は〇〇玉が煮えるくらいである、と言い伝えられている。女はどこが煮えるのか?今後の調査に期待する。 DSCF3945.jpg DSCF3946.jpg 湯舟でニッシーと再会。 さあ、もう風呂を出ると5時前になっている。宿泊地を早く決めんといかん。 尾之間の先にシドッチ神父の記念碑発見。なんとなーく勘が働き、岬の端までいってみたら好ロケーションである。宿泊地決定!それと同時にビールプシュー! DSCF3947.jpg DSCF3948.jpg DSCF3950.jpg DSCF3949.jpg DSCF3951.jpg ところでシドッチ神父は、日本がまだ鎖国していた時代、ローマ法王の命で日本にキリスト教伝道のため遣わされ、法を侵してここ屋久島に上陸した人。ちょんまげに刀を帯びたいで立ちは異様であったそうだが、なんとか日本に溶け込もうとした彼なりの工夫であったのかもしれない。 DSCF3953.jpg DSCF3954.jpg カレーにハンバーグを入れて食す。ラジオの予報 では今夜から雨。 走行 47キロ 出費 3423円 (ライダーハウス3泊、豆腐、ハンバーグ、発泡酒)
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ライダーハウス ブログ作業の一日 [九州編その2]

2010年5月31日 月曜日 205日目 ライダーハウス連泊中。 DSCF3902.jpg DSCF3903.jpg 縦走登山中はもちろん携帯圏外だから日記の更新もできなかったわけで、貯まっているやつを書かねばならんのだが、昨日はマンガ、風呂、ワインで一日が終わった。 さすがにほったらかしには出来ないので、今日は朝からひたすらブログ書きとそれをネットにアップする作業に費やす。 ライダーハウスは屋久島空港の近くなので、ウィルコム圏内なんだけど、なぜか繋がりにくい。空港の交差点まで歩いて行くと、やっとなんとか入る。 途中買い物と郵便局のため外出。 DSCF3910.jpg 5時までブログの作業を繰り返し、一段落したので風呂に入る。家庭用のお風呂なので、一人ずつ交代で入るシステム。風呂では必ず歌をうたう。幸せになる70の法則に、シャワーを浴びながら鼻歌を唄う、という項目があったと思う。幸運になるかはわからんが、幸せな気分にはなれる。 自炊してニッシーや長期滞在7ヶ月の神尾くん、写真家のウッティくんなどと飲みながら話しする。 走行 6キロ 出費 1205円 (豆腐、発泡酒、焼酎)
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ライダーハウス マンガ&ワインの日 [九州編その2]

2010年5月30日 日曜日 204日目 あー、腰が痛い、肩が痛いと思いながら目覚める。山小屋のくせで、5時代に目が開く。 DSCF3894.jpg DSCF3895.jpg このライダーハウスとまりぎは、持ち込みテントを張って泊まれば1泊800円である。室内の休憩所やテレビ、備え付けのマンガなどが読み放題。屋外のキッチンには鍋やフライパンなど調理器具も備えてある。 しかしヨッシーがここを利用する大きな目的の一つは、洗濯機が無料で使えることである。もう一つはお風呂があること。 コインランドリーで洗濯すると、乾燥まで500円くらい必要だし、温泉も300円くらいはかかる。それならここに泊まればどちらも満足できる上に快適に過ごせるのだ。 朝からマンガを読む。 小山ゆうの、あずみ。 あんまり興味なかったからちゃんと読んだことなかった。映画ではたしか上戸彩があずみ役をやってたと思う。マンガをちゃんと読むと、上戸彩はミスキャストじゃないか?あずみは青い目をしているので異国人の血が混じっとる設定だが、彩はどこから見てもバリバリ日本人やし。 昼はラーメン食って、またあずみ。 4時に25巻まで読み終え、近くのスーパーまで買い出しに行く。Some's サムズという、ホームセンターにお酒と食品コーナーが加わったようなお店。生鮮ものはあんまり無いが、そこそこ安い。一番ありがたいのは、冷やす氷がもらえること。ヨッシーの無電源エコ冷庫蔵がフルに活躍できる。ビールもワインもバッチシ冷やせる。 そう、ワインを買いました。昨日の豚テキの残りとともにいただく。 DSCF3898.jpg それからカレーも作って今日は豪華だ~。 DSCF3901.jpg いよいよ佐野さんからいただいたガスボンベに切り替える日が来た。 DSCF3899.jpg DSCF3900.jpg 長らくお世話になりました。合掌。 走行 2キロ 出費 1351円(豆腐、ふりかけ、えのき、ワイン、発泡酒)
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縦走登山4日目 淀川小屋~紀元杉&ライダーハウス [九州編その2]

2010年5月29日 土曜日 203日目 山小屋の朝は早い。 何回おんなじこと書いとんねや~! というお叱りの声もなく・・・・・。人生幸朗師匠懐かしいなあ。 まわりは3時から起き出して、ごそごそやりはじめる。皆さんはヨッシーと逆コースで縦走するので、今日が2日目なのだだ。ほぼ泊まってる全員が動いてるから、もう寝てられへんくらいうるさいが仕方ない。 なんせ、 山小屋の朝は早いんだから。 ちょっと静かになって、うとうとしたら6時になっていた。今日のヨッシーは淀川小屋を出て紀元杉のバス停まで行くだけで、バスは10時半に出る。そこまで2時間もあればあるけるので、慌てる必要はない。 昨日の残りご飯をあっためて食べ終わると、佐野さんが約束通りボンベを手渡し、一人で先に行く山を下りていった。佐野さんはニッシーヨッシーと違い、尾之間(おのあいだ)のほうに下りるのだ。 DSCF3854.jpg そして二度寝する。となりに寝ているニッシーも、紀元杉のところに自分のバイクを止めているので、あわてる必要はない。 小屋の外には淀川登山口から上がってきた、シャクナゲ登山の皆さんがうじゃうじゃいる。地元の観光協会が実施しているもので、5~6人ずつのグループに別れてそれぞれにガイドが随行している。聞くと200人くらい来ているそうである。小学生100人には会えなかったが、登山客200人には会ったことになる。 DSCF3855.jpg それに反してガラーンとなった小屋内は静かで、心なしか寒くなった気がする。人がいるだけでこんなに室温が変わるとは。 DSCF3858.jpg 準備して8時に歩きはじめる。今日はニッシーと一緒に歩く。うだうだしゃべりながら歩くのも楽しいのだなあ。東京でいるときによく山登りにいったヤマチュウとサトミとも、山の中に響き渡るような大声でワイワイ言いながら歩いたもんである。 DSCF3859.jpg DSCF3860.jpg DSCF3861.jpg ニッシーが問題発言をした。 「僕、山登りのどこが面白いのか分からないんです」。 えーっ!ここまで来てなにゆうてんのや君。しかも君、富士山にも他の山にも登っておりながらまだ分かってないとは・・・・。 まあええわ。ニッシーはちょっと変わってるからそれでええわ。 DSCF3862.jpg DSCF3864.jpg DSCF3863.jpg DSCF3865.jpg 10時20分紀元杉に到着。余裕で出てきたつもりだが、けっこうギリギリやった。あわてて紀元杉を見る。 DSCF3871.jpg DSCF3872.jpg DSCF3874.jpg DSCF3875.jpg ニッシーのバイクも無事であった。 DSCF3876.jpg DSCF3877.jpg 見よ!自作のリアキャリアを。L型フレームを溶接して、しかも伸び縮みできるようになっておる。シート下のガソリンコックを開けるとき、荷物ごとフレームを後ろにずらす技である。匠の技。 ニッシーは空港の近くのライダーハウスに泊まっているそうで、ヨッシーも骨休みに何日か滞在するつもり。では後でね、と別れてバスに乗る。 ん!白水峡まで上がったときの運転手やんか。向こうもヨッシーを覚えていた。 10時半になってバスは動き出す。客はヨッシー一人である。 DSCF3878.jpg 登山口といってもかなり標高は高い。崖際の道路はうねうねと下界まで続く。 結局終点までバスには誰も乗って来ず、貸し切りリムジン状態だった。来るときも帰りも同じ運転手だし、お抱えバス?みたい。 安房で乗り換え、宮之浦港行きにのる。バス代合計1740円。お抱えバスなら安いが?いかがなものか。 案内所に顔を出したらセツ子さん一人で、英語の辞書に顔をうずめて居眠り中だった。朝焼けの縄文杉のことや、セツ子さんオススメだった黒味岳の感想を話していたらお菓子が出てお茶が出て、1時間くらい話し込んでしまった。 DSCF3879.jpg セツ子さんは安房の生まれで、子供の頃は貯木場を遊び場に育った。屋久杉の積んであるところを登ったり降りたり走り回ったりしていたそうである。また、屋久杉の脂の乗ったところが火付きがよいので、風呂の焚き付けにしていたそうだから、当時は価値が分からなかったがいまなら大変なことである。 3時に空港近くのライダーハウスとまりぎに向かって出発。途中スーパーに寄って、ステーキ肉を買う。なんせ山帰りなもんで生ものじゅじゅじゅ~に飢えておるのだ。 DSCF3885.jpg DSCF3886.jpg ライダーハウスまでの途中に、こんなとこ発見。遊Vivaだって!ヨッシーがたまに使うフレーズって死語に近いかもと思ってたけど、現役バリバリなのを再確認!良し! ライダーハウス到着! DSCF3887.jpg DSCF3888.jpg 備え付けのパレットを地面に敷いてから、その上に持参のテントを張る方式。これなら雨の時も、床下からの浸水を軽減できる。 DSCF3889.jpg DSCF3897.jpg ステーキ良し!(豚やけど) DSCF3891.jpg ニッシー&自転車日本一周の原くん。 DSCF3893.jpg ライダーハウスのお風呂に入って体中こすりまくり、やっと人間に戻った。気持ち良すぎて鼻歌も出るわい! 走行 11キロ 出費 3158円 (バス、餃子、肉、ラーメン、発泡酒)

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縦走登山3日目 宮之浦岳~黒味岳~淀川小屋 [九州編その2]

2010年5月28日 金曜日 202日目 縦走で一番体力のいる日が今日になる。屋久島及び九州最高峰の宮之浦岳に登頂し、淀川小屋まで8~9時間コースの予定。しかし地図のコースタイムは多めに書いてあるので、実際は2~3割早く着くとおもう。 5時起床、晴れ。他の泊まり客の皆様は、4時とかに起きて出発していくが、辺りが暗い中を歩く気になれんので、ヨッシーは6時出発にする。 小屋で一緒になったご夫婦に、新高塚小屋と宮之浦岳の間が一番シャクナゲが綺麗だったと聞いていた。楽しみである。 DSCF3759.jpg DSCF3760.jpg DSCF3764.jpg 雲が足元に広がり、幻想的な感じ。 高度が高くなるにつれ、木々は低くなって視界をさえぎるものが無くなって来る。 DSCF3761.jpg DSCF3762.jpg DSCF3763.jpg ヨセミテのハーフドームをちっちゃくしたような岩。ちっちゃいといってもそれなりにはデカイ。ロッククライミングする人なら、登ってみたくなるかも。 DSCF3766.jpg DSCF3769.jpg 木の階段を登ったり下りたり。 DSCF3773.jpg ん?大きな岩を支えているのか?たくさんのつっかい棒が並んでいる。 DSCF3774.jpg DSCF3775.jpg ヨッシーも一役買う。 DSCF3776.jpg 階段は徐々に天国に向かってのびてゆく~。 DSCF3777.jpg DSCF3778.jpg 森林限界を超え、見通しが効くようになった。 DSCF3780.jpg DSCF3781.jpg DSCF3783.jpg 雲海がはるか下に見える。 DSCF3784.jpg 永田岳方面への分かれ道、焼野三又路。ここから永田岳までは往復80分とある。行きたいが体力温存のため、今回はパスして宮之浦岳頂上へ。 DSCF3786.jpg DSCF3790.jpg DSCF3791.jpg 急な登山道を最後のふんばりで登り、頂上到着は8時半。新高塚小屋から2時間半だったが、標準コースタイムでは4時間半かかることになっとる。ちょっと差がありすぎじゃないか? DSCF3797.jpg DSCF3798.jpg DSCF3799.jpg 遠路はるばる運んできた、発泡酒で乾杯! DSCF3780.jpg DSCF3801.jpg めちゃうまやないかーい! 持ってきてよかった、我が無電源エコ冷庫蔵。よく頑張って冷やした。上出来バイ! その後、雲海を眺めながらゆっくりと頂上を楽しむ。遠くに見える岩山の上に、ちょこんと載っている岩は何? DSCF3803.jpg だれがあんな岩を載せたのか?そんなことを考えながら、汗で濡れたおしりを岩にしがみついて乾かしたりしていると、ニッシーが到着した。膝が痛くなったと嘆いておる。 ほぼ1時間ばかり頂上を楽しんだのでニッシーに、じゃあお先に!と言って歩き出したけど、ニッシーと一緒に頂上の写真を撮ってないのを思い出してすぐに戻る。 DSCF3804.jpg ニッシーと佐野さんと3人で記念撮影。佐野さんも昨日の山小屋から一緒になった人。 改めて頂上をあとにする。 DSCF3807.jpg DSCF3808.jpg DSCF3809.jpg 栗生(くりお)岳。 岩屋があって岳参りについての看板がある。 しかし聞いてはいたが、屋久島の山にはどれも頂上にちょこんと岩がのっておる。 DSCF3810.jpg DSCF3811.jpg これなんかわざとそーっとバランスとりながら置いたみたいな風になっとる。不思議やねえー。 これは宇宙人の仕業に違いない。そうでないと説明がつかん。 投石平でラーメン作って昼飯。食ったらすぐ歩く。 12時45分、黒味(くろみ)別れ。ここから黒味岳まで往復できる。港の観光案内セツ子さんオススメなので、これは登らんといかん。 ザックを別れに残置して、空荷であがる。けっこうキツイ!ロープがあったりして岩を履い登るところが何箇所かあった。 DSCF3819.jpg DSCF3820.jpg DSCF3821.jpg DSCF3822.jpg DSCF3823.jpg 黒味岳の山頂も岩がのっかっている。下から見上げると、山頂に美女がいる! DSCF3824.jpg DSCF3825.jpg 美女に頼んで頂上制覇の瞬間をとってもらう。 DSCF3831.jpg 美女は本土からの移住で、屋久島に観光で来て住み着いたという。そゆ人多いなあ~、屋久島。 黒味別れまで戻るのに30分かかった。標準タイムでは20分とあるが、このきつい下りを20分では降りれんやろう。こゆとこがチグハグなんやね。 花之江河(はなのえごう)は、湿地帯。ランドアースのシゲいわく、10年前は、まるで日本庭園のごとくに美しいところであったとか。いまはやはり汚れてしまっておるのか。 DSCF3837.jpg DSCF3840.jpg DSCF3841.jpg 一つの原因は鹿の害かもしれん。鹿が増えすぎておる。最初に山に入ったときは、鹿を見ると写真を撮ったりしておったが、すぐに飽きた。っちゅうのは、街で野良猫見かけるより簡単に鹿がそのへんにうろうろしとる。登山客や観光客が餌をあげたりするから、わざわざ人間のそばに近寄ってくるのである。 日本のあちこちで鹿の害があって、ここ屋久島も例外ではない。木の皮をめくって食べたり新芽を食べたりするので木が死に絶える。 ここから淀川小屋までは下りになるが、それでも階段を登ったり下りたりするためか、いっこうに高度が下がった気がせん。 よたよた歩いていると、またしてもつっかい棒が! DSCF3845.jpg DSCF3846.jpg そんなにせんと岩が転がるのか?ここはヨッシーも協力せんといかん。 DSCF3847.jpg これで良し! DSCF3848.jpg DSCF3850.jpg DSCF3851.jpg 大阪の淀川とはくらべもんにならんくらい綺麗な淀川を渡るとすぐにゴールの淀川小屋がある。 佐野さんとニッシーが先着している。あれ?そうかニッシーは黒味岳に登らんかったからそこで抜かされたのか。 小屋前の広場で乾杯!そしてそのままご飯を作ったり食べたりしながらニッシー、佐野、ヨッシーの3人で楽しく団欒のひと時を持つ。 佐野さんは東京の調布から来ていて、今回屋久島までの飛行機代はいくらだったとヨッシーが尋ねると、 片道10万です。 と言い放った。 オソルベシ!飛行機代! じゃあ往復20万やがああああああぁ。 =ヨッシーの3ヶ月半の生活費 佐野さんは山登りが趣味で、北海道から九州まで、いろんな山に登ってきたという。山屋は声が大きくてうるさかったり、性格がノーマルからハズレ気味の人が多い中(ヨッシーの私見です)、佐野さんはおとなし目で紳士である。どれくらい紳士かというと、キャンプ用コンロのカスボンベを、明日の朝のご飯を作ったらヨッシーにくれるというのである。 ヤッターヤッターヤッターマン! じつはヨッシーのボンベはカセットコンロ用のボンベから詰め替えて使っているため、相当に古い。多分10年選手くらいと思う。そろそろ買い替えるかな~?と思っていたところ、佐野さんが帰りの飛行機に持ち込めないので、どうぞと言ってくださったのである。 ネ申!久々に ネ申。 そんなところに別のグループから、シャッター押して下さい、と声がかかり、どさくさにまぎれてそのノリのいいグループに入って一緒に写真撮った。 DSCF3852.jpg DSCF3853.jpg 仲良し4人組?で登山かな、と思ったら、今日登山口まで乗ったバスの中で一緒だったという偶然で知り合ったという。千葉、北海道、種子島からきた面々。千葉から来た2人の先輩のほうがノリがよく、みんなを巻き込んでいる。ヨッシーたちもしっかり巻き込こまれている。 それから7人での飲み会みたいになり、ヨッシーの底をついた焼酎パックを見て、先輩くんはどんどんお酒を勧めてくれる。 ニッシーはバイクで日本一周しているし、ヨッシーも自転車で廻ってるというと、種子島の山好きお父さんは感動していた。自分の思うとおりに生きてるってすごい!と、ちょっと大袈裟やったけど。 山小屋の朝は早いので、8時くらいで切り上げて寝た。 佐野さんとニッシーとヨッシーは明日山を下りるだけだが、4人組はこれが縦走初日である。お天気が持つように祈る。とくに千葉2人はコンロの替わりにカセットコンロを持ってきてたし、山の経験が浅そうだから心配である。 走行 0キロ 出費 0円
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経過報告 シゲ襲来 [沖縄編]

このところ日記が滞ってすまんすまん。相変わらずヨッシーは屋久島におるのであるが、ランドアースのボス、シゲが昨日一昨日屋久島に遊びにきた。合流してキャンプしたり飲んだくれたりしていたせいで、ブログも自転車旅も中断しておる。でも楽しい2日間やった。 じゃあこのあと改めて島一周に出発じゃ!
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縦走登山2日目 赤い縄文杉&消えた20人登山客? [九州編その2]

2010年5月27日 木曜日 201日目 山小屋の朝は早い。みなさん3時頃から起きはじめ、4時には出発していく。ヨッシーも朝焼けの縄文杉を見るため、5時に小屋を出た。 宮之浦港観光案内のセツ子さんから、朝焼けに赤く染まる縄文杉はなかなか見られないと聞いていたので、天候の安定しているこの数日はチャンスである、と思っていたのだ。 昨日の疲れが残っていて、肩も足も腰も痛い。よろよろやけど、ヘッドランプの明かりをたよりに、なんとか徒歩10分の縄文杉に到着。 DSCF3700.jpg DSCF3704.jpg 夜明け前の空が青いのは何故なんだろう。 DSCF3696.jpg 朝日が昇る方向も、撮ってみた。 DSCF3698.jpg 徐々に赤くそまっていく縄文杉。 DSCF3721.jpg DSCF3722.jpg DSCF3723.jpg DSCF3720.jpg 縄文杉の前で、1時間くらいいたことになる。けっこう気温が低く、寒かった。 一旦山小屋に戻って朝ごはんをいただき、もう一回寝袋に入って二度寝する。今日は隣の新高塚小屋まで1時間だけ歩くつもりなので、ゆっくりできる。足も肩も腰も痛くて悲鳴をあげているのだ。九州最高峰の宮之浦岳は、明日アタックすることにした。 DSCF3728.jpg ニッシーは縄文杉をじっくり見ているようで、なかなか帰って来ない。まあええけど。 今夜泊まる新高塚小屋のトイレはあふれそうになっている、と会う人会う人が教えてくれる。どんなになってるんやろう?足の踏み場くらいはあるやろうか?とか想像する。 11時ごろニッシーは戻ってきた。5時間近く縄文の前にいたことになる。確かにすごい杉やけど、そんなに何時間もじーっと見るほどかな?とも思う。 DSCF3730.jpg 屋久島はパワースポットがたくさんある、とか言われているが、ヨッシーの感覚ではプラスでもマイナスでもないエネルギーを感じる。 でもプラスでもマイナスでもなかったら、それはエネルギーと言えるのか?心相科学の研究者でもある立場からすると、これは調和の状態ではないか、と思う。 関東や中部、関西の山や森を歩いていると、なんだか気分がザワザワすることが多い。でも、ここの森は純粋で、どこを歩いていてもそういうことを感じない。それは縄文杉の前でも同じであった。 調和している状態を、みなさんはパワースポットとして感じているのだろうか。更なる研究結果を待たれよ。 小屋でラーメンを作っていると、昨日白水峡で出会った藍ちゃんがやってきた。昨日は白水峡を歩き、今日はまた日帰りで縄文杉までやってきたらしい。トイレを借りに小屋まで来て、ヨッシーとニッシーに出会ったのだ。藍ちゃんとニッシーはライダーハウスとまりぎで同宿だったそうで、すでに顔見知りだった。 やっぱり出会ったわ。なんだかドッキーン!だった。赤い糸?かな? ホントに赤い糸だったら、3回目も出会うあずなので、連絡先などは幾何ないでおこう。 「じゃあまたどこかで」。 といって別れた。 12時に高塚小屋を出る。新高塚小屋までは1時間の行程なので急ぐ必要なし。良い天気のなか、ゆっくりじっくり歩く。まだ足腰肩は痛いけど、昨日よりはマシである。 ニッシーは後発になった。彼も今日は新高塚までで、ヨッシーの日程と全く同じになった。 DSCF3731.jpg DSCF3732.jpg DSCF3733.jpg DSCF3734.jpg DSCF3739.jpg DSCF3740.jpg 登山道で出会った猿たち。 DSCF3742.jpg DSCF3745.jpg 新高塚小屋に1時到着。昨日の高塚は定員20人。ここは40人とあって、小屋が大きい。すぐに寝場所を確保する。 DSCF3758.jpg DSCF3747.jpg DSCF3748.jpg DSCF3750.jpg 宮之浦岳から下りてきた若者からの情報で、20人の団体がいまこの小屋に向かってるらしい。ここは混みそうだから、と言って若者は高塚小屋に向かって行った。 噂のトイレがどうなっているか覗きにいく。足の踏み場はまだあった!満杯に近いがまだあふれてはおらん。まあ山のトイレなんてこんなもんや、と思えば上出来である。 (写真は無し)(笑) 小屋の中は日がささず寒いので、外の日だまりで暖まりながら焼酎水割りを楽しみながらその他の泊まり客を観察する。 7~8人のパーティがやってきた。ガイド2人が引率している。関西訛りの声の大きいおっちゃんがリーダー格の模様。団体が来るみたいだからテント張りましょう、とガイドが号令し、小屋外のデッキに設営が始まった。 DSCF3751.jpg DSCF3752.jpg DSCF3754.jpg 見てると3張りはすぐに建ったが、一つがまだ建たない。どうやら本体を忘れてきた模様。どうすんねやろ?と見ていたら、なんだかんだ30分くらい工夫してありあわせのもので屋根だけはこしらえた。 DSCF3755.jpg さすがアメリカ帰りは違う! とか、変な褒めかたでお互いを称賛しあっているのがおかしい。 ニッシーも遅れて到着。彼もかなり疲れている。荷物多そうやもんなあ。 デッキで晩御飯を食っていた山屋のおじさんが、目指しを焼いて一匹ヨッシーにくれた。 DSCF3756.jpg ウマソー!焼酎に合うわい。 おじさんいわく、うまい目指しを食うために山に登っとるようなもん!らしい。 気持ちはわかる。 ヨッシーの晩御飯は豪華!やごろうの里で買った、やごろう豚の炭焼き。これがご飯と合う合う。これで明日も元気に山歩きじゃ! 結局噂に聞いた20人の団体は現れなかった。ガイドさんと世間話の中でそれを言うと、 「いやー、僕らも小学生100人の団体が来るって聞いてたからデマと違いますか?」 だって。 でもその噂のおかげで皆さん警戒してテント泊にする人が続出し、結果山小屋はスペースに余裕があったくらいなので良かった良かった。 夜8時。外で宴会してる親父たちがうるさい。一回注意しに行ったが、かなり飲んでいるようで効果なし。もう一回きつめに注意しようかと思ったとき、やっと寝に入った。 山のルール守れんやつは来るな! 以上 走行 0キロ 出費 0円
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