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シドッチ~海中温泉~栗生 [沖縄編]

2010年6月7日 月曜日 212日目 夜もけっこう雨が降ったし風も吹いたが、左右の林のおかげで大きな浸水も風の影響も無かった。場所を選んだヨッシー偉い!俺、すごいぞ。 さて今日は20数キロ先の栗生(くりお)という集落までなので、あわてる必要なんにもなし。 ゆっくりテントを乾かし、すぐに海中温泉アゲイン。もうここが気に入っちゃったのである。午前中のここは客が少ない。やっぱり今日も無人であった。しかしお湯は気持ちいいし景色はワイルドだし、このうえ混浴までできちゃったら世間様に申し訳ないからこれでいいのだ。 DSCF4047.jpg DSCF4048.jpg DSCF4049.jpg 11時までゆっくり入ってからまた県道を走る。 12時には目的地の栗生に着いてしまった。砂浜には海亀のタマゴが、日にち入りで埋め替えられていた。なるほど、ニワトリのタマゴもパックに日にちが入って売られている。同じことか? DSCF4050.jpg DSCF4051.jpg 栗生川を橋で渡り、川沿いに上流に上がるとシャクナゲ園がある。トイレ脇に愛車を置いて、徒歩で遊歩道を歩く。川の水がとても綺麗だ。 DSCF4052.jpg DSCF4054.jpg DSCF4055.jpg DSCF4056.jpg イギリス?のモニュメントがあった。なんか知らんがシャクナゲを通じて交流があったそうである。 30分くらいで切り上げ、トイレまで戻ってベンチでラーメンを自炊。ここいらは食堂もなにもあらへんので、こうするしかない。 その後町までもどり、Sマートというミニスーパーを見つけて発泡酒を買う。レジにいた美人のおねいさんに、冷やす氷もらえるかな?と聞くと二つ返事で分けてくれた。 今夜泊まる場所を物色しにうろうろする。 ガリバー旅行村とかいうキャンプ場があるが、有料なのでパスする。その先の岬のほうにあずまやがあるのを発見して、そーっと様子を見に行った。 ここも亀が産卵に来るみたいで、あずまやには亀観察小屋と書いてあった。まだ1時をまわったくらいなので、暗くなるまで時間はたっぷりある。ベンチに腰掛けブログの原稿書きを始めたら、軽自動車にのったおじさんが犬連れでやってきた。 ランニングシャツ姿だが、消防団の帽子をかぶっていたので、 「僕も地元では10年以上消防団入ってます」 と言うと、 「わしゃ30年やっとる。いまは分団長じゃ」 と返ってきた。 それから屋久島の天候のこと、道路事情のことやおじさんが若いころは神戸で働いていたことなど話しが広がり、仲良しムードになってきた。 そしてなんとそこに偶然、宮之浦アゲインで一緒に酒を飲んだモッチョムさんが車に乗って現れた。そしてこのおっちゃんも、モッチョムさんの知り合いだったのである。人と人はこうやって繋がっておるのだなあ。 おっちゃんはそのあと、じゃあ仕事があるからとサッサと帰ってしまった。 静かになったと思ったら、こんどはご近所の主婦連中が犬連れでやってきて、あずまやでおしゃべり始めた。犬は走り回るわおばちゃんらはよう喋るわで騒々しい。しまいにはヨッシーのサンダルを犬がくわえて持って行ってしまった。これはさすがにおばちゃんが取り返してくれたが・・・。 ヨッシーの心相鑑定のぼり旗をみて、一人が見てほしいと言ってきた。ご自分のとご主人のを鑑定させていただく。 おばちゃんらは犬の散歩にきてたのかと思ってたら、この周辺の草刈りを頼まれて来ていたようで、鎌を持ってそのへんの草をシャシャシャーっと撫で回していた。えー?!ほとんどの時間喋ってたがな。ほんで仕事はあたりを撫で回して終わりかいな?オソルベシ。 でも帰り際、このあずまやよりあっちのほうが広くて大きくて、朝まで誰もこないから静かだよと教えてくれた。おおきに。 DSCF4058.jpg DSCF4060.jpg DSCF4061.jpg 夕暮れ近づき、あずまやで自炊。テントも張って寝る準備万端整う。空が赤い。海岸に出てみると夕日が落ちてゆくタイミングであった。 DSCF4062.jpg DSCF4063.jpg 空も雲も赤い。 DSCF4065.jpg DSCF4066.jpg それを見ながらスルメを噛むヨッシーも赤い。 岩場にじっと佇み、夕日を眺める人がいた。 DSCF4067.jpg みじろぎもしないで、じーっと夕日をみている。木の枝を杖がわりにして。誰なんやろう? 走行 23キロ 出費 350円 (コーラ、発泡酒)
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宮之浦~尾之間(シドッチ ) [沖縄編]

2010年6月6日 日曜日 211日目 晴れ。5時半頃に目が覚めたらもう寝られなくなって起き出す。すぐに飯&出発準備をして7時に走りはじめた。 あんまり早く進んでしまうと、主要なスーパーマーケットの開店前になってしまうので、時間調整しながらじわじわ走る。 9時に空港そばのスーパー、サムズで買い出し。安房の惣菜屋でおにぎりとコロッケを買ってまた走り、12時前に山河公園の湧水のところまでやってきた。名水百選である。これをグビグビ飲みながらお昼ご飯にする。うまい水は邪魔をしない。食べているものの味をさらに引き立ててくれるくらいである。 DSCF4044.jpg 尾之間を過ぎ、海中温泉でゴシゴシ体を洗い、また後戻りしてシドッチ神父の岬に行く。ここまでは以前走ったところなので、様子がすべてわかっていて楽だ。 温泉を出たところから雨がぽつりぽつりと来た。早く岬についてしまいたいが、雨が強くなって青年団の寄り合い所のようなところに逃げ込んだ。 DSCF4045.jpg それから1時間以上、土砂降りの雨が続く。もうこのまま暗くなったらここで寝るかな~、と思いはじめたところ、黒い雨雲が去り始める。 カッパを来てもう一走り、シドッチまでがんんばる。 岬についたときには雨はほとんどあがっていた。すぐさま雨が降り出さないうちにテントを設営して荷物をほうり込み、濡れたものを着替える。 あー、やっぱここは人がめったにこないから静かで落ち着くなあ。 ラジオ聞いてから9時頃寝る。 走行 53キロ 出費 1725円 (弁当、みそ汁、じゃがいも、ラーメン、豆腐、にんじん、ミートボール、ジュース、発泡酒)
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宮之浦 休肝日? [沖縄編]

2010年6月5日 土曜日 210日目 寝ていたあずまやは港への道路に面していて、そばにはシーサイドホテルなんかもあるから割と人通りがあったり車やバスが行き交ったりする。そんな環境の中、シゲとヨッシーは爆睡しつづけて目が覚めたのは午前10時だった。 コンクリートの床の上にキャンプマットを敷いて寝袋を被っているだけの男が2人、飲んだくれて酔っ払って爆睡している様を大勢に見られた。ちょっと恥ずかし。 シゲは10時のトッピーで鹿児島に戻るつもりだったので、起きた瞬間、「やばい」、と言って大慌てで荷造りして徒歩1分のトッピー乗り場に急いだ。ヨッシーも見送りするためついていく。 結局10時45分のやつに乗って帰って行った。 DSCF4038.jpg DSCF4039.jpg さて、残ったヨッシーは改めて島一周のため再スタートをせねばならんのだけれど、案の定かなりの二日酔いで体力も気力も0以下のマイナス状態なので、酒が抜けるまで港でじーっとする。 何か食うのが体力回復の近道と思い、最寄りのスーパーで弁当を買って食う。 フェリーの待合所2階に行って、テレビを見ながらぼーっとする。人と話すのも億劫なので、観光案内所のセツ子さんところには行かず、ひっそりと吉本新喜劇などを見る。 気がついたら4時をまわっているので、スーパーで買い出しして晩御飯はあずまやで自炊する。米を炊いて豚汁と惣菜の豆腐ハンバーグの夕食。今夜は酒は飲まない。っていうか飲めない。 いまは飲む気にもならんけど、明日の夜になったら性懲りもなくまたビールとか飲むんやろうなぁ、とか考える。 夕食後、人気が無くなってきた港を散歩する。 DSCF4041.jpg きれいな夕焼け雲が広がり、明日こそ再スタートを切る勇気がちょっとだけ湧いた。 あずまやの床で野宿。足を蚊に刺されてかゆい。野性の鹿がこんなところまで来ている。食べ物をやられないようバッグにしっかりしまう。 走行 0キロ 出費 927円(弁当、ハンバーグ、豚肉、きゅうり、豆腐)
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