空港(ライハ)~尾之間(シドッチ) [九州編その2]
2010年6月1日 火曜日 206日目
三泊も有料の宿に泊まってしまったので、そろそろ速やかに屋久島一周の旅に出ないといかん。
荷物をまとめてライダーハウスを10時に出発。ニッシーやハウスのおねいさんが見送ってくれる。
県道77号線を時計周りに進む。すぐに枕状溶岩なる観光スポットに立ち寄るが、どれがそうなのかようわからん?多分これ、ってのを写真に撮った。
お昼頃、安房(あんぼう)に到着。宮之浦に次ぐ?屋久島の都会である。港のAコープで弁当買って食う。
すぐそばのでみずのガジュマル。看板には、一昔前はこのあたりは鬱蒼とした森で昼なお暗かったそうだが、今からは想像できない。
安房川沿いにぷらぷら走ると、如竹さんなるお坊さんのお墓があった。とんでもなく偉い人で、亡くなったあとも安房が栄えるようにこの地に埋葬するよう言い残していたそうである。
その道沿いにあった!銀月。シゲお勧めの鍋焼きうどんが食べられるが、開店が夜10時ということなのでヨッシーは食べられるタイミングがあるだろうか?
安房を離れ、77号の坂道を登っていると、屋久杉の工芸店があった。ヨッシーの財力ではなにも買えないかもしれないが、良いものを見るのは大切だ。
さらに走ると魅力的な名前の川があった。
焼酎川。水の代わりに焼酎が流れていたら、なんて素敵だろうか。
麦生の集落手前にある、ヒュッテ・フォーマサンヒロに立ち寄る。ランドアースのシゲ情報では、ここの女房のルミはシゲのシーカヤックの弟子ということである。
アポなしでいきなりだったのにも関わらず、楽しくお話しさせていただき、別れ際にナンと!ビールを2本差し入れて下さった。発泡酒ではない、本物のビールである。しかもプレミアムとかラベルに書いてある。ありがたや。すぐにエコ冷庫蔵に入れる。
ブラボー、フォーマサンヒロ!
麦生からすこし行くと千尋の滝(せんぴろのたき)の案内看板発見。この滝の写真は観光案内などにも必ず出てくるので、ヨッシーも前から見知っていた。
地図読みで標高300mくらいまで上がるから、気合いが必要である。
てまえにある龍神の滝をまず見る。
かなり手ごわい上りで、県道から結局1時間で千尋の滝に到着。
一枚岩の上から60m落差の滝である。なかなかにスバラカシキ眺めである。できたらあの滝の真下まで行ってみたいが、道はあるんだろうか?
滝からの帰り道、雨が降り出した。
樹木の下で雨宿り。20分くらいすると雨が弱くなった。行く手の尾之間(おのあいだ)方面の空は少し明るい。たぶんこの雨はここらあたりだけで、尾之間あたりは降ってないと予想して走る。
ビンゴ!おのあいだは雨降った形跡も無い。温泉に直行~。
入浴料200円。ここのお湯は熱いので有名だ。長湯すると、男は〇〇玉が煮えるくらいである、と言い伝えられている。女はどこが煮えるのか?今後の調査に期待する。
湯舟でニッシーと再会。
さあ、もう風呂を出ると5時前になっている。宿泊地を早く決めんといかん。
尾之間の先にシドッチ神父の記念碑発見。なんとなーく勘が働き、岬の端までいってみたら好ロケーションである。宿泊地決定!それと同時にビールプシュー!
ところでシドッチ神父は、日本がまだ鎖国していた時代、ローマ法王の命で日本にキリスト教伝道のため遣わされ、法を侵してここ屋久島に上陸した人。ちょんまげに刀を帯びたいで立ちは異様であったそうだが、なんとか日本に溶け込もうとした彼なりの工夫であったのかもしれない。
カレーにハンバーグを入れて食す。ラジオの予報
では今夜から雨。
走行 47キロ 出費 3423円 (ライダーハウス3泊、豆腐、ハンバーグ、発泡酒)
2010-06-10 13:18
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