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上級救命講習@人吉 [九州編その2]

2010年6月20日 日曜日 224日

シゲ、ガイドのコータロー、マサミの3人と、車で人吉市内の消防署に9時到着。

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会場に入ると他社のガイドさんたちはすでに席に着いておられ、ランドアースがやや遅刻気味の入室となってしまう。

今日は夕方6時までの8時間コースなので長丁場だ。まずはビデオを見る。

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案内役として出演しているのはアナウンサーの堤信子さん!ヨッシーはこっそり堤さんが好きなのである。

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もうこれだけでも今日来た意味があった!

簡単な説明の後、すぐに実地の講習に入る。人形が用意され、人工呼吸と心臓マッサージの実技を交代で練習する。

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久々の講習だけれど、ヨッシーも昔はメディック・ファーストエイドという団体のインストラクター資格を持っていた。

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余裕である。

休憩時間に廊下の写真を眺めていたら、こんなキャラを発見。

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クマレンジャー!球磨川のクマか?

休憩後はいよいよAEDを含めた救命措置の練習。

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いまはAEDがあれば、心臓マッサージが必要かどうか機械が判断してくれるのである。すごいことである。

竹と毛布で担架を作る方法。

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受講者全員優秀だったせいか、講習は5時過ぎに終わり、修了証をいただいた。

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発行が人吉球磨消防組合ってとこが渋い!!

ガイドハウスに泊って自炊。

走行 0キロ 出費 100円 (缶コーヒー)
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ランドアースに寄宿 [九州編その2]

2010年6月19日 土曜日 224日目

週末とあって、ラフティングツアーのお客さんが60人も入っているらしい。しかし連日の雨で川は増水し、ツアー中止か決行かの判断に早朝まで追われている社長シゲとスタッフたちであった。ヨッシーは基本関係ないので安らかに眠っておった。

熊本県人吉&球磨村周辺にはいくつかの川があり、通常水位なら球磨川、少し増えたら川辺川、さらに増えたら万江川へと変更することでツアー中止の確立が大変低いことでも知られているのがランドアースなのである。

今日も川辺川下流コースに変更し、難なくツアーを完了させた。

ヨッシーはその間、会社のPCをお借りしてブログ用写真のアップデートや、いままでコメントいただいていた方々へのお返事を書いておりました。

夕方にはめどがつき、敷地内のガイドハウスに引き取って自炊&テレビ。しかしテレビは室内アンテナしかないため映りが悪く、ほとんどラジオ状態。贅沢は言えません。

明日はラフティングガイドの皆様に混じって、消防署で上級救命講習なのだ。AEDの取り扱いも教えてもらえるのでタイミング良かった。

シゲもガイドハウスに泊り。焼酎飲んで寝る。

走行 0キロ 出費 1463円 (豚バラ、ブロッコリー、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、とうふ、カレー粉、から揚げ、ジョイフル、発泡酒)
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屋久島~鹿児島~人吉(熊本県) [九州編その2]

2010年6月18日 金曜日 223日目

いいかげん海の水位が上がって、港が水没とかしたらどうしようとか本気で心配するほどに雨が降った。

6時前に目が覚める。通路に寝ているので、すぐさまテントを畳んでしまう。

港の朝は早い。6時過ぎごろから港湾労働の皆様が仕事にかかっておられる。

フェリー待合所も7時にはオープンした。さっそく2階の休憩所でテレビ見て過ごす。今日は12時出航の屋久島丸に乗る。それで鹿児島まで一直線だ。

雨は少しましになったが降ったりやんだりを繰り返す。番組はサッカーワールドカップの話題ばっかし。ヨッシーはあんまりサッカーに興味ないので、もっと他の話題やれよな~とか思ってしまう。

外の通路に置いていた自転車と荷物のところに戻ると、ヨッシーの大切な無電源エコ冷庫蔵が無い!えらいこっちゃ、風で飛ばされたに違いない。あっちこっち見て回るが陸上にはなさそう。エーン、はかなくも海の藻屑と消え去ったか~?

しかたない。あきらめて港そばの屋久島文化センターに暇つぶしに出かけた。

その時!

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あったー!

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冷庫蔵ハッケン!建物の反対側まで吹き飛ばされておった。単なる発泡スチロールの箱と思うなよ。こいつは佐多岬をめぐり、宮之浦岳登山からも生還した、いわば戦友に近い存在なのだ。

2度と飛ばないように自転車に縛り付け、あらためて文化センターへ。なんとかシアターとか展示室は有料なのでパス。おみやげショップとか、雑誌コーナーとか行く。

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ソトコトという雑誌をぱらぱらめくっていると、ブルース・リプトンという学者の書いた記事が目にとまった。遺伝子について研究している人で、ここに書かれていたことは心相鑑定士のヨッシーにとっても重要な意味を持っていた。

たとえば遺伝子の中に、がん細胞になるかならないかのスイッチがあり、それがオンになるかオフになるかで病気になるならないが決まるみたいな研究結果がある。しかしリプトン氏は言う。そんなに単純な仕組みではなく、遺伝子が設計図だとすると建築家にあたるのはその本人で、つまりはその人の生き方や人生観、ポジティブかネガティブかなどによって、建つ家も変わってくるというのだ。

つまりは、考え方感じ方をコントロールすることで、病気にかかりにくい身体になったり、または治ってしまったりするというのだ。

いまだはっきりと解明されていないのが双子の例。同じ遺伝子を持っているのに一人は健康で一方は癌にかかったとかは、スイッチのオンオフだけでは説明がつきにくいというのだ。

心相鑑定においては、双子の場合同じ生年月日になることから、それだけからでは鑑定が完全ではなくなる。しかし、心相の理論はもともと遺伝子理論からイマジネーションを広げてたどり着いたものでもあるので、リプトン氏の、「生き方考え方が自分を変える」ということがハマると思う。

今後さらなる研究を待ちたい。

11時に港に戻ると、ちょうど屋久島丸が鹿児島から着いたところだった。切符を買って乗船の指示を待つ。

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12時ちょうどに出航。さすがに太陽フェリーに比べて船体の大きな屋久島丸は、港を出ても安定している。早起きしたので眠くなり、がらがらの2等客室で大の字になって爆睡する。

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目覚めるともう3時。外を見ると今まさに佐多岬を通過するところだった。

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あー!あの展望台に見覚えあり。

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4時半、定刻より少し遅れて鹿児島到着。下船準備をしているとき、客室でとなりにいらした男性女性に声をかけられる。宮崎から仕事で屋久島を訪れていた、ヨシトミさん。自転車旅のことをあれこれお話しさせていただいた。宮崎は口蹄疫の影響で仕事が減って大変だそうである。

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車両甲板からなつかしの鹿児島に降り立つ。すぐさまシゲと合流。

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デリボーイという車に愛車・赤い流星号を積み込んだ。ただちに人吉に向かって出発。

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鹿児島の名物?ジャンボ餅を車内でいただく。ジャンボと言う割には普通サイズのみたらし団子で、特別な味は一切しない。

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高速道路で一気に人吉へ。ランドアース本社に6時到着。シゲは社長なので、引き継ぎ事項をスタッフと打ち合わせして、それから2人で山江温泉センターで入浴。400円也。

それから腹が減ったので、人吉市内の某所、辛麺の店で5倍のやつを食う。700円也。最高25倍なんだが、まずは順当に5倍で様子を見た。うまかった。10倍くらいまではいけそう。

本社横のガイドハウスに帰りついたのは午後10時。かなりオネムになっておるのですぐさま横になる。

走行 1キロ 出費 6118円 (屋久島丸、コーヒー、ジュース、コロッケ、弁当、辛麺、温泉)
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本村(口永良部島)~宮之浦(屋久島) [九州編その2]

2010年6月17日 木曜日 222日目

7時に起きると外は雨。結局島にいる間にスッキリと晴れたのは昨日だけ。梅雨に入っているとは言え、ちょっと恨めしい。

屋久島までの太陽フェリーは、午後3時20分出航予定なので、まだまだ時間に余裕はある。

松本さんは釣りに行くということで、9時前に準備して出かける。なのでお礼とお別れを言って、玄関前で記念写真を撮る。

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手に持っているのは広島は崇徳(そうとく)高校アメリカンフットボール部のOB会名簿。創部50周年を記念して創られたもので、中身を見せていただいたらかなり面白かった。ヨッシーも高校時代は関西学院でアメリカンをやっており、現役当時に崇徳と試合をしているのが年表でわかった。もう忘れていたなあ。

お家で一人、お留守番をしながら日記の下書きをズンズン書き進む。宮之浦に戻ったらすぐさま溜まっていた分を更新せねばならん。

村内の防災無線でフェリーの出航を早めます、とお知らせがある。これは珍しいことではなく、波が高い日は港に長時間停泊しておれないので、人と車や物資を積み込んだらすぐさま折り返しまっせー、という意味なのだ。これやから油断ならん。しかし欠航にならんかっただけでもありがたい。

松本さん家から港までは自転車で2~3分だからあわてる必要はないが、なにがあるかわからんから2時過ぎに切符売り場に到着しておく。相も変わらず雨がザーザーなので、待合室でボーっとする。

予定通り2時40分にフェリーは入港し、ヨッシーも雨に打たれながら車両甲板に自転車を積み込む。

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あっという間に船は桟橋を離れ、雨にかすむ口永良部が遠ざかる。

波はやっぱり船体にバンバン当たって砕けている。来た時と同じく揺れも大きい。同乗した山の会?みたいな年配の女性陣は、船酔いを心配して早々に横になり、船に対してどっち向いて寝たら酔いにくいかについて議論している。

港を出て20分もすると、奇跡のように揺れが小さくなった。なんでか?と思って窓の外を見ると、波は相変わらず高いが、追い波になっているため静かに感じるのがわかった。

5時前に宮之浦港に無事到着。数日前までここにいたのに懐かしい。携帯の電波も入るし、スーパーも酒屋も午後10時まで開いてる。すごい文明の地に帰ってきた感!

今日はこのままフェリー待合所前の屋根の下で泊まる。雨は嵐のように振りまくっているからあんまり動きたくないし。

小止みの時歩いてスーパーまで行って買ってきた弁当類で晩御飯とする。

8時になり、暗くなってから屋根の下にテント張ってもぐりこむ。明日の夜には人吉に帰っているかと思うと、不思議な気分である。

走行 1キロ 出費 3966円 (太陽フェリー、巻きずし、フライ、チキン、焼酎、発泡酒)
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ヨットマン手伝い@湯向 [九州編その2]

2010年6月16日 水曜日 221日目

5時半ごろ目が覚める。今日は卓球の時にヨットマンに言われたアルバイトの日。昨日までの雨はやっとこさ上がり、絶好のタケノコ採り日和やないか!ヨッシー悪運強し!いや?松本さんが運強いのか?どっちでもええけど。

ヨットマンというのは呼び名で、本人は純粋の日本人である。なんでそう呼ばれるようになったかは、聞くの忘れたから不明。堪忍してね。

6時半に本村(ほんむら)の家を出て湯向(ゆむぎ)へ車で向かう。距離は17~8キロだが、山道なので30分かかる。

松本さんはさっそく温泉に入りに行く。ここは24時間入浴可能なのでこういうことができる。ヨッシーはヨットマンの家に上がりこんでテレビを見てお茶を飲む。

ヨットマンによれば、タケノコの出が悪いみたいなので、3人で山に行ってもたいして採れない可能性が高い。そこでヨッシーと松本さんは午前中トウモロコシ畑の雑草取りを承った。

8時半からトウモロコシ畑で作業開始。ヨッシーは畑仕事は初めて、雑草取りも初めてなのである。なんせシチーボーイやったからね。

一列に並んだモロコシの間に這いつくばって手で雑草を抜いていく。松本さんの発案で、スコップであらかじめ根起こししておいて、雑草を土の中から引っ張り出すと根まで取れる。それをしておかないと、ただ草を引っ張っても根が残ってしまうのだね。

まだ午前中やがかなり暑い。だらっだら汗かきながら1時間おきに休憩しながら作業に励むが、思ったよりはかどらない。う~んこんなんでバイト料もらったら申し訳ないなあ。

11時過ぎるとほぼ炎天下になり、松本さんの提案で12時半に作業を終わり、草取りは午後はやめることに。ごごから暑い中やっても能率が悪いから、という理由である。ヨッシーももちろん賛成。

ヨットマンの家に帰るが、一人でタケノコ採りに行ったまま本人は帰ってない。松本さんと湯向温泉に入ってさっぱりする。あー労働のあとの風呂はなんて気持ちええんや~。

徒歩で家に帰ってラーメンの昼ご飯を食っていると、ヨットマンがタケノコといっしょに帰ってきた。

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なかなかいっぱいあるやないか。すぐに納屋の釜で茹で始める。

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これらのタケノコは、屋久島の業者から依頼されて採ってきており、茹でたら太陽フェリーに乗せてすぐさま送ってしまうのである。

ラーメン食ったヨットマンはまたすぐ山に出て行った。ヨッシーと松本さんはやることがないので、まずはビールを飲んで昼寝する。これが滅茶苦茶気持ちのいい睡眠やった。2時間近く眠って、目覚めたら4時前になっとる。

松本さんはその間に、自作の大根を使った料理を1品作り、

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土間のテーブルにお好み焼きパーティのセッティングを終えていた。

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5時ごろ帰ってきたヨットマンとお好み焼きを食べ始めるが、いま採ってきたタケノコをまた茹でなければならないため、結構忙しい。はじめの予定ではその後宴会をやって、泊ってから帰る予定だったがナンダカ松本さんが白けてしまったような感じになって、急きょ帰ることになる。

なるほど。だんだん松本さんの性格が読めてきた。

1、人を見たらキャッチボールしたがる
2、だれとでも簡単に仲良くなって自分のペースに巻き込む
3、自慢の料理を食べてもらって、ほめて欲しい
4、思いついたことはやらんと気が済まん

トータルすると、おっきな子供なんである。しかもかなり徹底しているから珍しい。

しかし愛すべきキャラクター。口永良部島にこの人あり、って感じなのだ。

とにかく帰りたくなったら帰らんと気が済まんので、あわてて支度して車に乗った。ヨットマンが半日分のバイト料として2人分で1万円を差し出してくれる。あんまり働いてないのに申し訳ない。

家に帰って改めて冷たいワインなどで喉を潤す。預かった1万円は、食費の分として松本さんに全部渡した。そしたらその中から2000円を帰りのフェリー代の分として返してくれた。おー助かる。

シゲから電話があり、明後日18日の夕方に鹿児島につくから合流せよ、と指令が下る。シゲは今種子島にいて、18日の高速船トッピーで鹿児島に渡り、停め置いてある車に乗って人吉に戻る。それにヨッシーも同乗すればよいと言ってくれていたのである。

最初に聞いてたのは19日だと聞いていたので時間に余裕があると思っていたが、これでは明日の太陽フェリーで屋久島に戻り、明後日12時のフェリーに乗って午後4時に鹿児島に着かねばならない。急に島を出ることになり、松本さんは残念そうだがしかたない。

最後の夜なので、二人ともかなり酔っていろんなことで意見を交換した。

11時に寝る。

走行 0キロ 出費 0円 収入 2000円
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