途中経過 [沖縄編]
ただいま2月22日の月曜日。先日タイヤを買ったスポーツデポまで戻ってきて、向かいのマックで日記更新作業中!
過去記事に写真が入りました。これから中城を通って、懐かしの西原町あがりさきティーダ公園まで走る予定です。
宜野座~平敷屋 2000キロ [沖縄編]
2010年2月20日 土曜日 105日
はー、やっと晴れたって感じ。7時に起きて、ゆるゆると出発準備する。魚を煮た汁が煮凝りみたくなって、なかなかきれいに取れなかった。魚はうまいが後片付けが大変。やっと出た太陽に当てて、テントもシートも全部乾かす。
10時半にやっと準備できて、トウマさんに挨拶にいったがお留守のようであった。お礼の手紙をしたためてポストに入れておく。
国道329で南に向かって走り出す。タイヤの調子はまあまあかな。久々の全装備積載走行なので、感覚がもどるまでよたよたする。
金武に12時着。キャンプハンセンのゲート前にある、元祖タコライスの店で昼飯にする。ここは以前星子さんに連れて来てもらった店。前回はジャンボバーガーにしたので、今回はタコライスにする。
タコライスチーズ野菜600円也。
見よ、このボリューム!スプーン片手にわしわし食い進む。
がんばれもうちょっと!
おめでとう、完食~。
食後、休憩もそこそこに、石川に向かって走る。石川手前からはバイパスを通らず市内の方を行く。いいペースなのでこのままタイヤを売っているスポーツデポまで走ってしまおう。
国道329から美原の交差点で県道75号に左折。安慶名から県道10号に移り、川田で右折して豊原のスポーツデポに3時すぎ到着。ここまで47キロ。応急修理のタイヤで良く走りました!
まずはタイヤよりムーミンが先。土曜日とあって子供達が観てる中に混じってムーミンのDVDをガン観。
ここでタイヤ3360円、ブレーキパッド698円×2、ジェルの入ったサドルカバー1489円、ランタンのマントル630円を購入。かなりの散財だが、ここで伝家の宝刀をふるう。母からもらって大事に取ってあった商品券を使用。6875円の合計額に、6000円分を支出。現金からは875円を払った。
無事に欲しいものを買えたので、あらためてムーミンを鑑賞。あれ?ムーミンの彼女はノンノンじゃなくてフローレンやったっけ?
あっという間に時間が経って、4時を過ぎている。いかん。きょうはまだ寝床がきまっておらん。後ろのブレーキパッドだけ店前で交換してから与勝半島の南端、カンナ崎を目指す。
おう!ブレーキがよく利く。新車に戻ったようじゃ。イオンで弁当等買い出し後、川田の交差点までもどり、県道16号を南下するふりをしながら、半島の西海岸側の細い道をたどる。そしてこのあたりで旅の通算距離が2000キロを突破した。
西に傾いた太陽の光が、見下ろす海面にキラキラ反射してウツクシ。しかし日没が近づいてもいるのでややアセリギミ。
南の端までやって来たと思ったら、米軍の保養施設、ホワイトビーチがあってカンナ崎まではいけない。しようがないので半島の東側にある平敷屋漁港に行ってみる。
ここは津堅島へのフェリー乗り場にもなっている。乗り場のトイレを借りて、さてどの辺でテントを張るか?と思っていると、大型スクーターに乗った熟年ライダーに声をかけられた。ご自分も昔に息子さんと旅したことがあり、その時の思い出などを語って下さった。2~30分立ち話していたと思う。
お別れしてからすぐそばの野球グランドの端っこにテントを立てる。今日は暑かったし一日で60キロも走ったから喉が渇いてビールがうまい!
タイヤ交換などは明日の朝からすることにして、今夜はもう休む。テントのなかから、心相の宮城先生のお姉さん、直子さんに電話。じつは私の実家から必要な物などを直子さんのお家に送ってもったので、それを受け取る日を決めた。23日の火曜日、ということに決定。
それからもう一人に電話する。米軍で働いてるアメリカ人のザックにかける。ザックは、ヨッシーのハイキング&飲み友達のサトミの元カレだ。あれ、元カレとか書いてよかったかな?いいよね。
これは北谷(ちゃたん)で24日の水曜日に会うことになった。普段ヨッシーの旅は気ままで予定などは曖昧なんだけど、こういう風にどこどこに何時って決まってしまうと緊張するなあ。
走行 60キロ 出費 7740円 内6000円は商品券で精算(タイヤ等、弁当、タコライス、発泡酒、缶詰)
宜野座 魚&魚&魚 [沖縄編]
2010年2月19日 金曜日 104日目
朝からやっぱし雨。どっちにしても出発できなかった。
まずは昨夜いただいた煮魚で朝ごはん。しばらくすると雨は上がり、曇り空に変わる。
修学旅行の小学生が、近辺をうろうろしている。自然観察とかマングローブ探検とかしとるので、なんだか騒がしい。でもなんとなく楽しい。
川べりまで散歩したら、インストラクターがカヌーの乗り方を生徒たちに教えている。あ~、懐かしいなあ。ほれほれ一番後ろの女の子はパドルの持ち方おかしいやろ~、といらんことが気になったり。
山羊のおばあと、トウマさんのツーショット。
潮の引いた浜を散歩。前から気になっていた離れたところにある砂浜に行ってみたかった。潮が満ちてるときは海岸づたいにはいけない。
行ってみたら、特にはなんもなかった。そこから振り返って、湾全体をパノラマ撮りしてみた。
どやろか?パノラマ写真ぽくなってるか?
コンロ用のガスが無くなったので買い出しに行く。前タイヤの応急補修はいまのところOK。図書館にも寄って、パソコン借りてブログコメントに返信など。
仲間商店でガスボンベ3本320円であったが、1本でいいので勝手に一本外して持って行く。レジのねいさんは単純に3で割った金額、108円で売ってくれた。
テントにもどり、一緒に買ったいなり寿司もどきと煮魚でお昼ご飯にする。いなり寿司もどきは、揚げに味がついてないうえに、ご飯が単なる酢めしだった。微妙な味。
そのあと近所を自転車で1時間うろうろ。キャンプに戻ってトイレで水浴びする。今日は沖縄に来てからベストスリーに入る寒さであったので気合いがいった。トイレに備え付けの洗面器でバシャバシャ頭からかぶっていると、「荒行」、「滝に打たれる」、「水ごり」、などの言葉が浮かんでは消える。
しかしながらサッパリしたあとは逆に体がホカホカしてくる。まだ明るいけど、勢いでそのまま泡盛タイムに突入する。そのまま夜の煮魚タイムになりーので、夜7時テントにはいリーのでお休みなさい。今日はトウマさんは現れなかった。
走行 15キロ 出費 748円 (泡盛、カセットボンベ、いなり寿司もどき)
宜野座 イラブチャーとあきさみょ~ [沖縄編]
2010年2月18日 木曜日 103日目
阪神タイガース宜野座キャンプ最終日。10時に球場に出かける。マスコミの前でインタビューに答える真弓監督。
しかし金本のバットスピードの早さにあらためて驚く。打つポイントが懐に近いところでヒットしている。他の選手と見比べても全然違う。だから打ったボールの早さが違う。勢いが違う。飛距離が違うんだろう。アニキ、今年も頼むよ~。
バットスピードで言うと、外人選手なんか金本より遅い。ハエがとまりそうに見える。若手の選手なんか蚊がとまりそうである。ちなみにヨッシーの振ったバットの上では、猫も眠る。
11時半になったので、いったん嘉手納食堂に弁当買いに走る。役場の横の坂道を赤い流星で駆け上がっていると、どこからか女性の声で、「おじさーん、占いのおじさーん」、と呼ぶ声が。立ち止まると、嘉手納食堂の別の娘さん。自分もみてもらいたいとのリクエストなので、食堂に3時で待ち合わせする。
弁当買ってスタンドに戻って食う。今日はみそ汁のサービスが大盛である。
12時半に宜野座でのすべての練習予定は終了し、選手会長の鳥谷を丸く囲んで全選手スタッフで一本締めにて打ち上げた。ヨッシーもスタンドで一緒に一本締めた。これで阪神もキャンプ終了、ヨッシーも宜野座でのキャンプ終了になる。思えば密着密着と書いてきたが、そんなに懸命に密着していたわけでなく、どちらかと言えば横着、くらいの感じだったなあ。まあえーやろ。
まだ待ち合わせには早いので、図書館で過ごす。
3時に嘉手納食堂で娘さんの鑑定。おじさーん、とヨッシーを呼んだ割に、年齢は一つ違いだった。30分ほどで家族全員の鑑定を終わらせ、たくさんお世話になったおかみさんにお礼を言う。おかみさんはなにか片付けをしていた手も止めず、はいは~いと返事するだけのドライなお別れであった。さすが639の人。
仲間商店で沖縄そばの麺を買い、キャンプに戻ってキャベツしゃぶしゃぶ&そのあと麺で締める。今日は締めてばっかりである。
そこに漁師のトウマさんが、魚を差し入れてくれる。大きなイラブチャーが3匹入っている!すぐに大鍋で煮付ける。やった!大鍋が役に立った。
あずまやでまたしてもトウマさんと泡盛で酒盛り。タコと貝の刺身も持ってきてくださった。毎晩毎晩恐れ入る。今夜は沖縄方言、あきさみょ~、を習った。
明日、宜野座を出発しようと思ったが、予報ではまた雨の模様。それに煮付けた魚を平らげるにはもう一日必要のようである。
走行13キロ 出費 575円 (弁当、そば、チキン)
宜野座 タコ&うしお汁! [沖縄編]
2010年2月17日 水曜日 102日目
きのう仲間商店で、いままで買いたかったけど買えなかったたまごを手に入れた。自転車で旅しているときは、割れてしまう可能性が高いから敬遠してきたが、いまは毎日おんなじ場所でキャンプしているから買えるじゃん!てなことに昨日気がついたわけである。
なのでたまごは今まで贅沢品の一つになっていたのである。それを朝から作ったキャベツ入り沖縄そば(インスタント)に、2つも割り入れてしまった。なんて贅沢な。
ラーメンにたまごを割って食べるの好きなんだな、ヨッシーは。
町に出る途中、さとうきびの収穫を見た。機械で刈り取るのは初めて見た。えらい勢いで刈り取り、後ろに吊り下げたネットの中に、短く切り揃えられたきびがどんどん落ちてくる。なるへそ~。
10時開館に合わせて図書館にいく。昨日必死に時間をかけて送信した写真データを、過去に書いた日記に掲載していく作業をするため。この場合は図書館のパソコンを使うことができる。
最初の30分では終わらず、もう一回30分延長してほぼ完了した。やっぱパソコンのほうが動きが早いし楽にはかどるわ~。
11時半に嘉手納食堂で400円弁当をお金だして買い、球場のスタンドで食う。
しかし毎日よく練習するなあ。プロになったらもう練習しなくても良さそうな気もするが、来る日も来る日も同じ練習を繰り返しておられる。かえって体がぼろぼろになるのが早い気もするが。
3時に見学を切り上げ、また図書館に戻って携帯で日記の更新など。
5時すぎにテントにもどると、すぐに漁師のトウマさんが、タコのぶつ切りと大きな切り身の入ったうしお汁を持ってきてくれた。あったかくてめちゃうま。
ちょうど炊き上がったごはんに、たまご2個とタコを入れてかきまぜ、生玉タコめし完成。うまし!
今日は一日寒かった。朝など吐く息がやや白かったし。そして今夜もまた雨が降る。テントに入って泡盛っていると、天井から一部浸水始めているところを発見。雨はそんなに強くないから、これはどこかに穴があいたかもしれん。またしても備品が崩壊していく。晴れた日に補修しよう。
明日で阪神タイガースの宜野座キャンプは終了し、次は安芸に移動してすぐに次のキャンプが始まる。ヨッシーはそこまでは密着出来ないので、明日選手を見送ったら、いよいよ金武から石川を通り、与勝半島方面に向けて走る予定である。そこまで走れば、以前立ち寄ったスポーツデポがあり、新しいタイヤを手に入れられるのだが。応急修理した状態でどこまで行けるか未知数である。
走行 11キロ 出費 837円 (弁当、コーラ、発泡酒、チキンから揚げ)
宜野座 タイヤフッカーツ!ジョセフィーヌ!! [沖縄編]
2010年2月16日 火曜日 101日目
酔っ払って寝たせいか、明け方頃に変な夢を見た。
おかしな感じのデパートをうろうろしていると、背の高い40才くらいの男の店員にエレベーター前で声をかけられた。どうしてか分からないが、その次のシーンではテーブルをはさんで向かい合い、ヨッシーはこの店員から何かの商品の説明を受けている。よく見るとこの男はアジア系だが若い頃のショーン・コネリーに似ているなあ、とか考えていたら、無性にトイレに行きたくなった。大の方である。
話しの途中だったがトイレに中座させてもらい、案内された従業員用みたいなトイレに入る。ところが便器が無いのだ。もう大のほうは出口の近くまで顔を出しているのに!必死で我慢しながら壁を見たら、便器のような物が引き出し式になっているのを発見。適当に引き出してみたらそれはお化粧用の椅子だった。なんじゃこりゃあ~、と半分キレながら次のを引き出してみたら何となく便器に似ているが真ん中に穴が空いてない。どうするんじゃ~!もうこのままやってしまえ、と座り込んだところ、トイレの外から女の甲高い声で、「ジョセフィーヌ!」と呼ぶ声が何回も響く。呼び方はだんだんリズミカルになり、「ジョッセフィーーヌっ!」って繰り返している。
さあここで目が覚めた。幸い大のほうはまだ出ていなかった。ジョセフィーヌの正体は、漁師のおじさんが飼っているニワトリだった。なになに?なんでヨッシーはコケコッコをジョセフィーヌと聞いたのかって?そんなん作り話やろ、と。
いやいや。そもそもコケコッコだって、実際の鳴き声そのものではない。怪しいと思う人は、まずYouTubeかなんかで、ニワトリの鳴いているシーンを探して聞いてみなさい。文句はそれから受け付けます。
二日酔い気味で9時起床。昨日食べ残した仲間商店のさんまから揚げを朝ごはんがわりにする。
それから修理にとりかかる。まず、タイヤをはずし、穴が空いてしまったところに裏側からパンク修理用のパッチを貼付ける。
それから、こんなこともああろうかと、修理キットに入れておいた図書カードを取り出す。これは出発前にミスター加藤が教えてくれたウラワザである。
これを半分に切って、タイヤ内側の亀裂の入っている辺りにボンドで貼付けた。
さらにガムテープで押さえる。
ボンドが乾くのを待って、タイヤを元にもどしてくうきをいれてみる。
ちょっと膨らんでいるが、これならなんとか乗れそうだ。ついでに表側からも亀裂のところにボンドを塗りたくってガムテープで押さえる。
昼過ぎまでこのまま放置して、最終的に空気を入れてみたら現状ではしばらく走れそうな感じになった。試乗をかねて球場に出ばる。
嘉手納食堂で弁当買う。おかみと嫁がいて、あれ!自転車直ったの~?と聞かれ、自分で直してみたと答える。弁当買おうとすると、おかみがサービスしてあげるわ、とまたしても無料でゲット。娘とか孫とかたくさん鑑定してもらったからね~、だって。おかみさんありがとね~。
球場のスタンドにある記者用のテーブルに勝手に座って弁当食う。ちょうど保育園の園児達がお散歩に来ている。黄色い帽子に黒いテープで虎縞になるように貼付けている。かわいらしいったらありゃしない。これでは水族館のマナティもかなわんだろう。
弁当のあと、ブログ用の写真をデータ送信してみる。今回はPHSの通信でトライしたら、きのうだめだったのに今日は送信できる。これはチャンスと、そのまま100枚近く貯まっていた写真をどんどん送りつづけた。
どんどんと言っても、所詮はPHSなので時間はかかる。2時半ごろから始めて、全部送信できたのは5時前だった。もう練習はとっくに終わって、グランド整備も終了しているなか、粘ってやりとげた。
我が愛車、赤い流星号にもどり、タイヤに異変がないか確認する。問題無い。
ココストアと仲間商店を回って、6時前にテントにもどる。そういや山羊山羊といっているがまだ写真がなかった。小屋に行って記念撮影。ついでにタイヤも記念撮影。一日乗ったがいまのところ大丈夫そうだ。しかし荷物を満載した時どうなるかだ。
あずまやに漁師のおじさんあらわる。泡盛持参である。今日も二人飲み会が始まる。
あとで刺身と、貝のぶつ切りを持ってきてくれた。うまい!貝は新鮮でこりこりしている。こんなの料亭で食ったら大変な値段になるだろう。
久々に酒が足にきた。小便に立ったとき、ふらつく自分が笑えた。おじさんにギブアップを宣言して寝る。
走行 12キロ 出費 755円 (から揚げ、パン、たまご、発泡酒)
宜野座 タイヤが~! [沖縄編]
2010年2月15日 月曜日 100日目
避難したあずまやの下で目覚める。雨は上がり、くもり空である。テントのなかの物を全部出し、あずまやの下に張ったロープに片っ端から干していく。テントも、テントの中に敷いたブルーシートも全部干す。時々太陽が顔をだすので、時間はかかるが乾いていくのがわかる。
こんどは第3のおばあが現れ、あずまやのごみ箱をきれいにしに来られた。ヨッシーと顔を合わせてびっくりしたような顔をされている。このおばあも後で旧正月のお菓子を持ってきてくれた。どのおばあも競うように善くしてくれる。
他目的トイレで水浴びする。きょうはちょっと水では寒かった。さっぱりしてから自転車のタイヤをチェックすると、何と~!横のところが割れて中のチューブが顔を出している~!
これがブレーキパッドに当たって異音がしていた。むーん。なんとしよう。これは交換せんといかんかもしれん。後ろのタイヤも九州で同じようなトラブルに会って交換している。欠陥タイヤではないか~!
すぐ前のお家の山羊の世話をしているおじさんに、宜野座に自転車屋はあるか聞いてみたが、無いそうだ。恩納村でお世話になった、プラネットチャオの安井さんに電話して聞くと、石川までいけばホームセンターがあり、自転車部品のコーナーもあるらしい。それから安井さんが環境への取組で賞をもらったらしく、今日の新聞に出ているから見てほしいとも言われた。おーすごいすごい。図書館行って見て見よう。
前輪タイヤを外して、歩いて役場の方まで出かける。自転車で10分のところ、徒歩なら20分かかった。
腹が減ったのでまずは嘉手納食堂で弁当買う。300円也。そこで店番してたお嫁さんに、カンナにタイヤ屋さんがあるから行ってみたらと教えられる。礼を言って歩き始めたら、さっき弁当買ってた兄さんがあとから追いついて、そこまで乗せて行ってくれることになる。
カンナは漢那と書く。町外れくらいに思ってたら結構距離があった。車の兄さんによると、歩くと30分はかかると言われた。
カンナタイヤサービスに着いたが誰もいらっさらない。待つ間、勝手に休憩コーナーに座って弁当食わせてもらう。
ほどなくおじさん現れる。しかし息子にきかんとワカランね~。息子は名護まで行って留守なんよ。である。じゃあ電話帳あるかなときくと、ちょとめんどくさそうな顔になって、それより石川まで行ったほうが早いよ~、といい加減なことを言う。
そこに落ちてる自転車のタイヤじゃ合わんのか?というので後ろをついて行くと、となりの空き地にほうり出してある子供用自転車を指差す。ぜんぜんタイヤの大きさが違うやん。というと、そうか~?だって。
話しにならんので弁当の続きを食う。おやじも、ゆっくりしてけや~、といって奥に消えて行った。さて、弁当の後、携帯で検索してなんとかホームセンターの電話番号をつきとめ、タイヤのサイズがあるか聞いてみた。結果は無し。26インチのサイズだけ、一つも置いて無いと言われる。
石川にいってもしかたないことがわかったので、また役場のある街中まで帰ることにする。ぶらぶら歩きながらヒッチハイク。幸い10分ほどで車が止まってくれた。
役場に戻ってすぐにとなりの図書館に行き、電話帳を借りる。さすが図書館。最新の、しかも全島掲載のがあった。石川にはほかにも自転車店はいくつかあったが、一軒は休み、あとは在庫無しの結果であった。ヨッシーピーンチ!
明日なんとか自分で直すことにしよう。そこでまずは新聞を確認。あった!安井さんが琉球新報にも沖縄タイムスにも載ってる。すごーい。
図書館で携帯を充電しながら、ブログ用の写真を送信してみる。名護でうまくいかなかった時と同じで、こんかいも全然送信できない。どうなっとるんやfc2。
図書館のパソコンはファイルの送信などはできないが、文章の書き込みとかはできる。一人30分しか使えないが、文章の体裁を整えたりはできた。
帰りにココストアでガムテープと発泡酒買う。それから仲間商店でも買い物。ぐるっと街中40分あるいてテントまで戻り、あずまやでごはんを炊いていたら、今朝自転車店のことを聞いた山羊のおじさんが、あんた泡盛好きか?とごはんに誘ってくれた。おうちに行って座敷でごはん食う。おじさんは独り者で、となりのうち山羊のおばあは母親ではなく、お隣りさんで、最近ご主人を亡くされたそうである。
漁師なので魚はいくらでもあるから食ってくれと、泡盛の水割りを飲みながら、焼き魚を3匹も平らげてしまった。酔っ払った勢いで、あしたは刺身がいいね、とリクエストしておく。
おじさんも段々酔っ払ってきて、沖縄方言がどんどん出てきてなかなか話しの内容がわからなくなってきた。9時頃かな?へべれけになる直前においとまする。
なんとかテントに潜り込み、寝てしまう。
走行 0キロ 歩行 10キロ 出費 1364円
(弁当、ガムテープ、さんまから揚げ、キャベツ、発泡酒)
宜野座 阪神タイガースキャンプ密着5 [沖縄編]
2010年2月14日 日曜日 99日目
沖縄では今日は旧正月を祝う日である。しかし朝からしょぼしょぼと雨。あずまやで朝ごはんを食べていると、バイクの2人連れがやってこられた。
親子かな?と思って聞いてみたら、若い方のにいにいは娘さんのお婿さんだった。まあ義理の息子っちゅうことやね。うるま市から来られていて、だいたいいつものツーリングコースを走るとここで休憩になる、定番ポイントだそうな。
ガスのコンロを組み立ててお湯を沸かしてコーヒーを入れておられる。ヨッシーもお相伴にあずかる。久々のコーヒー、うまし!お父さんの言うことにゃあ、いつかはバイクにテントなど積んでツーリングに行ってみたいと思ってらっさる。夢があってよろしい!ヨッシーがどうやって旅しているかいろいろお尋ねになられる。ヨッシーも旅の先輩面してテントを見せたり、ソーラー充電やブログ更新のための携帯セットを見せたりする。
休憩の後、お二人は颯爽とバイクにまたがり、南の方角に走り去った。お父さんのバイクの右ウインカーがずーっとつきっぱなしだったのは、ご愛敬である。
昼飯はラーメン作って食う。それから球場へ出発。昨日は宜野座で日ハムと練習試合だったが、今日は日ハムのキャンプ地である名護で試合する。なので試合に出ない残留組の練習を見る。
ブルペンに行ってみたら、45番キャッチャーの清水がキャッチングの練習をしていた。ピッチャー役がわざとワンバウンドの球を投げて、体でそれを止めるなかなか酷なトレーニングだ。
横に立った吉田コーチが、一球ごとに、「よし」、とか「だめ」、とか「あほ~」とか言っているが、ヨッシーにはどういうポイントが良いのか良くないのかワカラン。同じ関西学院出身の選手なので、行く行くはタイガースになくてはならない選手になってほしい。
3時になると、もう見る練習もなくなり、前から気になっていた博物館に行ってみる。入館料100円。ぐるっと一回り見たが、ヨッシーの「面白がる目線」、にひっかかる物はなかった。残念。
仲間商店に回って買い物して帰る。魚のから揚げとシークヮーサーを買う。いままで無料で手に入れてきたシークヮーサーを、まさかお金を出して買うとは思わんかった。でも151円だったし、久々に泡盛を割ってみたくなったし。
テントにもどる途中、自転車の前輪から異音が出はじめる。止まってみても原因がよくわからん。スピードを押さえて、あずまやまでもどる。
トイレで、前に少しだけ話した、耳の遠いほうのおばあに会う。山羊小屋のそばの家のおばあだ。千円くれたほうのおばあではない。
ここで一昨日差し入れの弁当とサンドイッチを置いてくれたのが、この山羊のおばあということが判明!神様ではなかった!おばあの耳元で、神様が置いてくれたと思っとった!と伝えると、大笑いしておられた。
8時頃から雨が強く降り出す。ラジオの予報でも、今夜は強い雨がカミナリを伴って長い時間降るといっておる。しかし今の所雨だけで、風はないからまだ助かる。テントの屋根に雨の当たるパツポツという音を聞きながら就寝。
夜中の2時半に目覚めても、あいかわらず雨はザーザー降っている。テントの床と、床のうえに敷いているブルーシートとの間に水が貯まっている。コップで外にすくい出しているときテントのまわりの状況を確認すると、もうすでにゲートボールのグランド全体が池のようになっておる。あらためてブルーシートを触ってみるとタプタプと波打ち、まるでウォーターベットのごとくである。
避難決定!テント中の物をすぐ横のあずまやに運び、最後にテントもあずまやの下に引っ越す。再び中に荷物を入れて、びしょびしょに濡れた服を着替えて落ち着いた。
3時に引越し終了。もう一回寝る。
走行 12キロ 出費 1257円 (魚から揚げ、発泡酒、泡盛、シークヮーサー)