羽幌~天塩 カラス男?そしてカラス [北陸~北海道の巻]
2011年7月21日 木曜日 620日目
朝方冷え込んだ。たぶん10度くらいになったんやないかな。油断できない北海道。常に冬用寝袋を使っていて良かった。
6時45分起きて、花しょうぶを見学。
コンセントを使ってブログを更新。ゆっくりしてから10時出発。
めざせ!稚内、なのだ。
走る左側に利尻富士が見えてきた。まだこれから天塩、稚内と2日はかかる距離でも間近に見えるとは。
おっちゃんはこの畑を一人でやっておられるのか?恐るべし、道民の体力気力。
ひたすら海岸沿いのなにもないところを走り、やっとたどり着いた初山別(しょさんべつ)でお昼の休憩。コンビニはなく、商店で菓子パンを買ってバナナとともに昼飯とす。昼食の準備は、できれば朝のうちに見かけたコンビニなどで買っておくべきである。北海道は油断できない。
午後から走り始めて最初に自衛隊に追い越される。しっかしこのトラックの積んでるのはなに?なにをする道具?マニアとかには解るんやろうなあ。
緩やかな登り下りを繰り返しながら、ひたすら丘陵地帯を北に走る。
突然追い越された黒ずくめの自転車野郎。香港出身のヨウくん。現在は東京で働いているが、6ヶ月間の長期休暇をもらって日本を旅している。日本語ペラペラであった。もっと休みが欲しかったと言うが、半年でも日本的には長い休暇である。よくそんなに休める。さすが外資系。
その後追いついたり追い越したりしながら走ったが、年若いヨウくんには上り坂で勝てず、置いてきぼりになってしまう。
6時に天塩(てしお)の町に到着。道の駅でテントを張って宿泊。兵庫県からキャンピングカーで来ているじい様と話す。もう13年もほとんど家に帰らず、日本を回り続けているというのだ。自宅は孫家族に住まわせているので、たまに帰っても3日といない。もう他人の家みたいになっていて、居場所がなくて落ち着かんのだそうだ。
はじめはいやいや車の旅についてきた奥さんも、旅の生活の方が気を使わずにすむので気に入ってしまった。じい様が兵庫の家に寄る、と言うと、
「え!なんで帰るの?どうしても帰らんとイカンの?」
と言う始末。
カラスがものすごいたくさん屋根や電線にとまっている。一羽が飛び立つと一斉に他の奴らも飛び立ち、空が黒くなるほどの恐ろしさである。それでどっかに飛んでいってしまうのか、と思ったら、また同じ屋根や電線に戻ってくる。いったい何羽いるのか数えたら、ざっと250羽はいる。カアカアうるせいよ、お前たちは。
走行 71キロ 出費 948円 (パン、コーラ、弁当、枝豆、バナナ、発泡酒)
朝方冷え込んだ。たぶん10度くらいになったんやないかな。油断できない北海道。常に冬用寝袋を使っていて良かった。
6時45分起きて、花しょうぶを見学。
コンセントを使ってブログを更新。ゆっくりしてから10時出発。
めざせ!稚内、なのだ。
走る左側に利尻富士が見えてきた。まだこれから天塩、稚内と2日はかかる距離でも間近に見えるとは。
おっちゃんはこの畑を一人でやっておられるのか?恐るべし、道民の体力気力。
ひたすら海岸沿いのなにもないところを走り、やっとたどり着いた初山別(しょさんべつ)でお昼の休憩。コンビニはなく、商店で菓子パンを買ってバナナとともに昼飯とす。昼食の準備は、できれば朝のうちに見かけたコンビニなどで買っておくべきである。北海道は油断できない。
午後から走り始めて最初に自衛隊に追い越される。しっかしこのトラックの積んでるのはなに?なにをする道具?マニアとかには解るんやろうなあ。
緩やかな登り下りを繰り返しながら、ひたすら丘陵地帯を北に走る。
突然追い越された黒ずくめの自転車野郎。香港出身のヨウくん。現在は東京で働いているが、6ヶ月間の長期休暇をもらって日本を旅している。日本語ペラペラであった。もっと休みが欲しかったと言うが、半年でも日本的には長い休暇である。よくそんなに休める。さすが外資系。
その後追いついたり追い越したりしながら走ったが、年若いヨウくんには上り坂で勝てず、置いてきぼりになってしまう。
6時に天塩(てしお)の町に到着。道の駅でテントを張って宿泊。兵庫県からキャンピングカーで来ているじい様と話す。もう13年もほとんど家に帰らず、日本を回り続けているというのだ。自宅は孫家族に住まわせているので、たまに帰っても3日といない。もう他人の家みたいになっていて、居場所がなくて落ち着かんのだそうだ。
はじめはいやいや車の旅についてきた奥さんも、旅の生活の方が気を使わずにすむので気に入ってしまった。じい様が兵庫の家に寄る、と言うと、
「え!なんで帰るの?どうしても帰らんとイカンの?」
と言う始末。
カラスがものすごいたくさん屋根や電線にとまっている。一羽が飛び立つと一斉に他の奴らも飛び立ち、空が黒くなるほどの恐ろしさである。それでどっかに飛んでいってしまうのか、と思ったら、また同じ屋根や電線に戻ってくる。いったい何羽いるのか数えたら、ざっと250羽はいる。カアカアうるせいよ、お前たちは。
走行 71キロ 出費 948円 (パン、コーラ、弁当、枝豆、バナナ、発泡酒)
現在地情報&近況 [現在地情報など]
写真入れ込み完了 [現在地情報など]
現在地情報&写真入れ込みました~ [現在地情報など]
留萌~羽幌(はぼろ) [北陸~北海道の巻]
2011年7月20日 水曜日 619日目
朝方周りのみんなは早出していく気配がしていたが、久々の大の字布団寝で二度寝して起きたのは8時過ぎやった。
神様の置いていってくれたサンドイッチで朝ご飯。神様ってのはこのみつばちハウスのご近所さんっぽい兄さんで、お店で売れ残った弁当とかパンを持って遊びに来てくれる奇特な人のこと。
群馬ライダーを見送り、残っているのは伊藤くんとヨッシーのみ。それと管理人も。
札幌にある散髪屋さん。なんとチャリダーは無料で散髪してくれるそうで、伊藤くんは頭刈ってもらったそうである。これはヨッシーも行かねば。
留萌は数の子の町。日本で初めて数の子に金色の着色をしたのが留萌なのだ。そしてあんなコトやこんなコトがあってみつばちハウスが無料で宿泊できるわけである。オワカリ?
伊藤くんも旅立つ。彼のタイトなスケジュールで行くと、旅の途中でヨッシーと再会する可能性はほぼ無い。さらばじゃ。
最後にヨッシーも10時に出発。今日は羽幌(はぼろ)を目指す。この町の名前は覚えにくい。何回も、「羽幌、歯ボロボロ」、と繰り返して覚える。
早速現れた第一のトンネル。しかし今までとは大違いで、幅の広い歩道がついている。この調子でたのんまっせ~、国交省。あ、北海道では開発局か。
国道232号沿いは、左側に砂浜が続く平坦な道。それなりにスピードが乗って調子いい。
なんだかでっかい木造家屋が現れる。道の駅に隣接しているニシン番屋であった。当時のまま保存されているのが貴重。
当時のままってのと、木造としてはかなり大きいこともあって大枚350円を投資して入場。
ニシンがバンバン穫れていた頃の遺産である。明治38年頃建てられ、200人前後の人が寝泊まりしながら働いていたそうである。
だいどころ、という大板敷きの間を中心に、周りに雇われ漁夫たちが寝る空間があり、いわゆる大部屋生活である。
親方の部屋は全体を見回せるところにあり、目配りできるようになっている。
漁夫の生活空間の質素さに対し、親方家族のは豪華である。台所も別個にあり、全く違うものを食っていた。
並んでいるお皿も、高級そうだ。
客間も豪華。
労働契約の証文。こういうものを取り交わしていたことが、ヨッシーにとっては意外にちゃんとしてるやん、と思う一方、使う側と使われる身は紙一枚の隔たりとは思えない待遇の違いである。
番屋の道の駅でお会いした高橋さん。現在は北海道在住であるが、仕事の合間を縫って日本縦断旅を続けてこられたのである。確か19年?かけて少しづつ九州の最南端佐多岬から走って来られたそうである。本当はこういうチャレンジこそが、なかなかできないことで尊敬に値するのではないか?と思う。今回宗谷岬まで走れば、ゴールなんだそうである。連絡先を交換してお別れした。
走り去る高橋さん。
そして暑さに参り、コーラに手を出すヨッシー。しっかし最近はゴミ箱が置いてない。
「ゴミは各自お持ち帰りください」。
そら解るけど~。自販機で飲んだコーラの缶さえ捨てるとこが無いのはやりすぎやろ~。逆にポイ捨てする人が多発するんちゃうか?とか思うし。ポイ捨てしなくても、どこかのコンビニとかで捨てらることになるんやったらイカガなものかと思うよ~。
こういうときヨッシーは、店頭の自販機の場合は中の店員に、「はい!」、と言って渡す。孤立自販機の場合は、たいがい先客がそこらへんに固めて置いていることが多いからそれにならう。
道の駅にはもうひとつ、郷土資料館が併設されていた。無料なのでモチロン入る。
出会い頭に熊!現実にそうなったときのイメトレで、戦いのポーズを取ってみた。
しかし相手はこの爪なのだ。勝てそうにないな~。
外に誰かの銅像が。松浦武四郎?しらんなあ。
間宮林造は有名やけど、このひとも蝦夷を探検、研究したことで高名なんだそうだ。北海道、の名付け親なんだって。
羽幌まではこんな海岸線がずっと続く。
風力発電と見せかけて、じつは有事にロシアの何かを吹き飛ばすための軍事施設では?とか妄想する。
けっこう延々と立ってる。
この道の駅の名前、なんて読むのかわからんかったがこの看板で判明。
風W = ふわっと
ひねりすぎじゃろ。
午後3時過ぎ、道路に蜃気楼が見える。
暑いんでふわっとで休憩。宿泊&入浴ができる道の駅。
展示写真に、三毛別熊事件ってのがあった。こことは別の場所に展示施設があって、それを紹介しているのだ。しかしもともとの三毛別熊事件ってのがなんなのかワカラン。ヨッシーの地図にも、「三毛別熊事件現場」、と書いてある場所があるが、それがなんなのかワカラン。
そんなワカランコトハほっといて、足湯に入ろうね~。
お湯は温泉っぽく濁っているが、これが元々の色なのか?ヨッシー的には朝と夕方でお湯の色が濃くなってる物件をいくつか見てきているのでイブカシむ。
足湯から眺めることのできる二つの島は、焼尻島と天売島(てうりじま)。高橋さんは船で渡ると言っておられた。しかしヨッシーの優先順位は利尻島と礼文島なのだ。
道の駅の情報コーナー。図書館みたいな感じである。しかも無線LANのフリースポットなので早速繋げてみた。
しかし全然アカンである。スピード遅っ。ISDNどころかモデム回線くらいの感じ。使いもんにならんのでドコモの回線でネットする。
あんまり油も売ってられないのでそこそこで道の駅をでる。羽幌の入り口あたりに立っているデカい奴。誰?何者?答えてはくれない。
5時半。羽幌市内の無料キャンプ場に到着。朝日公園。
ちょうど管理人の人がいてはったので、名前を申告してチェックイン。ほかにはテントが一張り、キャンピングカーが一台のみ。
屋根下にはずらりとテーブルが並び、いい感じ。しかもなんとここにはコンセントが壁に並んでついている。コンセントは大事なのよね~。ありがたい。
今夜はソーセージ。しかも焼くのである!100円鍋が活躍。鉄板が薄いので超弱火にせんといかんが、いい調子で焼けてくれる。
出来上がりの図。うまっそ~。そして確かにうまい。煮るばっかしの調理に飽きていたので、これでバリエーションが広がるわい。まだここでも大阪毎日放送ラジオが受信できる。しかし我がタイガースは3-1で広島に敗れる。
走行 58キロ 出費 1902円 (オレジュー、インスタントラーメン、枝豆、ソーセージ、味噌汁、ごま、弁当、ばなな、電池、カセットボンベ、発泡酒)
朝方周りのみんなは早出していく気配がしていたが、久々の大の字布団寝で二度寝して起きたのは8時過ぎやった。
神様の置いていってくれたサンドイッチで朝ご飯。神様ってのはこのみつばちハウスのご近所さんっぽい兄さんで、お店で売れ残った弁当とかパンを持って遊びに来てくれる奇特な人のこと。
群馬ライダーを見送り、残っているのは伊藤くんとヨッシーのみ。それと管理人も。
札幌にある散髪屋さん。なんとチャリダーは無料で散髪してくれるそうで、伊藤くんは頭刈ってもらったそうである。これはヨッシーも行かねば。
留萌は数の子の町。日本で初めて数の子に金色の着色をしたのが留萌なのだ。そしてあんなコトやこんなコトがあってみつばちハウスが無料で宿泊できるわけである。オワカリ?
伊藤くんも旅立つ。彼のタイトなスケジュールで行くと、旅の途中でヨッシーと再会する可能性はほぼ無い。さらばじゃ。
最後にヨッシーも10時に出発。今日は羽幌(はぼろ)を目指す。この町の名前は覚えにくい。何回も、「羽幌、歯ボロボロ」、と繰り返して覚える。
早速現れた第一のトンネル。しかし今までとは大違いで、幅の広い歩道がついている。この調子でたのんまっせ~、国交省。あ、北海道では開発局か。
国道232号沿いは、左側に砂浜が続く平坦な道。それなりにスピードが乗って調子いい。
なんだかでっかい木造家屋が現れる。道の駅に隣接しているニシン番屋であった。当時のまま保存されているのが貴重。
当時のままってのと、木造としてはかなり大きいこともあって大枚350円を投資して入場。
ニシンがバンバン穫れていた頃の遺産である。明治38年頃建てられ、200人前後の人が寝泊まりしながら働いていたそうである。
だいどころ、という大板敷きの間を中心に、周りに雇われ漁夫たちが寝る空間があり、いわゆる大部屋生活である。
親方の部屋は全体を見回せるところにあり、目配りできるようになっている。
漁夫の生活空間の質素さに対し、親方家族のは豪華である。台所も別個にあり、全く違うものを食っていた。
並んでいるお皿も、高級そうだ。
客間も豪華。
労働契約の証文。こういうものを取り交わしていたことが、ヨッシーにとっては意外にちゃんとしてるやん、と思う一方、使う側と使われる身は紙一枚の隔たりとは思えない待遇の違いである。
番屋の道の駅でお会いした高橋さん。現在は北海道在住であるが、仕事の合間を縫って日本縦断旅を続けてこられたのである。確か19年?かけて少しづつ九州の最南端佐多岬から走って来られたそうである。本当はこういうチャレンジこそが、なかなかできないことで尊敬に値するのではないか?と思う。今回宗谷岬まで走れば、ゴールなんだそうである。連絡先を交換してお別れした。
走り去る高橋さん。
そして暑さに参り、コーラに手を出すヨッシー。しっかし最近はゴミ箱が置いてない。
「ゴミは各自お持ち帰りください」。
そら解るけど~。自販機で飲んだコーラの缶さえ捨てるとこが無いのはやりすぎやろ~。逆にポイ捨てする人が多発するんちゃうか?とか思うし。ポイ捨てしなくても、どこかのコンビニとかで捨てらることになるんやったらイカガなものかと思うよ~。
こういうときヨッシーは、店頭の自販機の場合は中の店員に、「はい!」、と言って渡す。孤立自販機の場合は、たいがい先客がそこらへんに固めて置いていることが多いからそれにならう。
道の駅にはもうひとつ、郷土資料館が併設されていた。無料なのでモチロン入る。
出会い頭に熊!現実にそうなったときのイメトレで、戦いのポーズを取ってみた。
しかし相手はこの爪なのだ。勝てそうにないな~。
外に誰かの銅像が。松浦武四郎?しらんなあ。
間宮林造は有名やけど、このひとも蝦夷を探検、研究したことで高名なんだそうだ。北海道、の名付け親なんだって。
羽幌まではこんな海岸線がずっと続く。
風力発電と見せかけて、じつは有事にロシアの何かを吹き飛ばすための軍事施設では?とか妄想する。
けっこう延々と立ってる。
この道の駅の名前、なんて読むのかわからんかったがこの看板で判明。
風W = ふわっと
ひねりすぎじゃろ。
午後3時過ぎ、道路に蜃気楼が見える。
暑いんでふわっとで休憩。宿泊&入浴ができる道の駅。
展示写真に、三毛別熊事件ってのがあった。こことは別の場所に展示施設があって、それを紹介しているのだ。しかしもともとの三毛別熊事件ってのがなんなのかワカラン。ヨッシーの地図にも、「三毛別熊事件現場」、と書いてある場所があるが、それがなんなのかワカラン。
そんなワカランコトハほっといて、足湯に入ろうね~。
お湯は温泉っぽく濁っているが、これが元々の色なのか?ヨッシー的には朝と夕方でお湯の色が濃くなってる物件をいくつか見てきているのでイブカシむ。
足湯から眺めることのできる二つの島は、焼尻島と天売島(てうりじま)。高橋さんは船で渡ると言っておられた。しかしヨッシーの優先順位は利尻島と礼文島なのだ。
道の駅の情報コーナー。図書館みたいな感じである。しかも無線LANのフリースポットなので早速繋げてみた。
しかし全然アカンである。スピード遅っ。ISDNどころかモデム回線くらいの感じ。使いもんにならんのでドコモの回線でネットする。
あんまり油も売ってられないのでそこそこで道の駅をでる。羽幌の入り口あたりに立っているデカい奴。誰?何者?答えてはくれない。
5時半。羽幌市内の無料キャンプ場に到着。朝日公園。
ちょうど管理人の人がいてはったので、名前を申告してチェックイン。ほかにはテントが一張り、キャンピングカーが一台のみ。
屋根下にはずらりとテーブルが並び、いい感じ。しかもなんとここにはコンセントが壁に並んでついている。コンセントは大事なのよね~。ありがたい。
今夜はソーセージ。しかも焼くのである!100円鍋が活躍。鉄板が薄いので超弱火にせんといかんが、いい調子で焼けてくれる。
出来上がりの図。うまっそ~。そして確かにうまい。煮るばっかしの調理に飽きていたので、これでバリエーションが広がるわい。まだここでも大阪毎日放送ラジオが受信できる。しかし我がタイガースは3-1で広島に敗れる。
走行 58キロ 出費 1902円 (オレジュー、インスタントラーメン、枝豆、ソーセージ、味噌汁、ごま、弁当、ばなな、電池、カセットボンベ、発泡酒)
現在地情報 [現在地情報など]
川下キャンプ場(浜益)~留萌 トンネル多すぎっ [北陸~北海道の巻]
2011年7月19日 火曜日 618日目
曇り空。何とか走れそうである。9時に撤収して目の前のセイコーマートへゴミ捨てに行く。そこにリアカーを引っ張った旅人自転車発見。
サーフボードが積んである。コンビニから出てきたのは神奈川から日本を回ってるテラオくん。あちこちで波に乗りながら旅しているという。リアカーの使い心地などを質問する。思ったより快適にはしれるそうだが、左の車輪がよくパンクするし減りが早いそうである。どうしても左車輪が一番道路の左端を通るから仕方ないんだと。
あと、リヤカーはサドルの下のシートポストってとこに接続するようになってるんだけど、そこに力が掛かるから一回そのシートポストが折れたそうである。普通に使ってたらそんなとこ絶対折れない場所なだけに、へえ~って感じなのだ。
これから南に向かい、宮崎や種子島で波に乗る予定だとか。
さあ今日は国道231の、トンネル集中区間を走らんとイカン。一番長いのが2900mもあるし、その次が2060m、3番目が1992mと地図に記されている。モチロンちっさいトンネルもたくさんある。
「陸の孤島」、とも書かれている。ドンナトコヤロウ。
しかし出発してすぐに、徒歩で旅している井田さんに出会う。さっきのリアカー男テラオくんが追い越したと聞いていた人である。
今回は北海道一周なんだそうだが、すでに日本縦断は達成しているかなりの旅人である。ヨッシーと違い、持ち物が少ないのである。だから大荷物を見て驚いておられる。何でも洗濯は歯磨き粉をつけて手でゴシゴシするとか。なるほど泡立つし、洗剤を別に持たないでもよい。この箱の中にテントも寝袋も非常用食料も入っている。
井田さんと別れてすぐに、サクランボ狩りの善盛園に寄り道する。浜益の喫茶店、サンセットのご主人が経営しているとかである。じつはヨッシーはサクランボ狩り初体験なのだ。
入園料500円で、時間無制限食べ放題!お金払うときに、「3日くらい居続けてもいい?」、と聞くと笑いながらイイヨとお許しが出た。
持ち帰りは別途重さに応じて買い取る方式。ヨッシーは食いまくるのみで勝負する。
昨日までの3連休でかなりの来園者があり、下の方は食べられちゃったけどはしごで登ればいいよ、教えられいざ参戦。
よしよし、まだまだあるやんか。
はしごめんどくさいから直接木登りじゃ!
ビニールの屋根がかかっているから、雨でも大丈夫。
赤いのが美味しいかというとそうでもなく、日に当たりすぎて苦みが多い。ほどほどに赤いやつを取るのがコツなのかも。
3日どころか1時間ばかしで腹がいっぱいになり、同じ味ばかりで飽きたので終了~。
また国道で海沿いに走る。この海は日本海なのだ。だから天気予報なんかでも、日本海側とか、オホーツク海側、とか言っている。
来た!一つ目のトンネル。しかも電気消えてるし!真っ暗やんか~。細々とした赤い流星のライトを頼りに走る。時々やってくる車の明かりがうれいしいなんて、普段とは正反対。
やっと抜けたが次のトンネルも真っ暗~。勘弁してよ~。
雄冬岬にある白銀の滝。
国道開通記念の碑文を読めば、昭和56年に開通している。ヨッシーが大学6年の時にバイクで旅したのが昭和61年だから、すでに道はできていたはずだが通った記憶がない。通ったのか?通らなかったのか?皆目分からん。
滝のそばの休憩所には、冷たい麦茶が用意されている。ちょっと寒いけど麦茶いただきました。
苦労して道を造ったのがわかる、断崖絶壁の連続なのだ。
雄冬野営場。地図にもあった無料キャンプ場だが、道路際の空き地のようなスペースである。車が通るとうるさくて眠れんやろうなあ。
冷水泉は水質の問題?で引用禁止。でも歴史あるわき水なので保存されているのだ。
雲が取れないな。
さあ次は一番長いトンネルだよ~。
やっぱ3キロほどもトンネルが続くと、景色も見えない単調さに飽きてくるな。
やっと出口。
このトンネルね。
しらんうちにけっこう高い位置を走っている。
3時に増毛(ましけ)に入る。浜益から増毛までお店一切無し。恐るべし北海道。
ちょいと町中を見学。駅は高倉健の映画でロケ地として使われた。そういやその映画見たな。
増毛駅は留萌本線終着駅なのだ。
そして日本最北の酒蔵、国稀(くにまれ)の見学。もちろん試飲目当てである。
それなりに見学して~。
来た~、試飲コーナー。
ここは自由に飲ませてもらえん。おばちゃんがちょっとづつ注いでくれるのを飲む方式。でも10臭類くらい飲むとけっこうほろ酔いになった。
こんな板が用意されている。
増毛では泊まらず、先の留萌までいくので4時近いがまた走る。
5時に留萌市内に入ったところで、後ろから自転車旅の松下くんが追いついてきた。東京から何回かに分けて日本縦断の旅を決行中。今回宗谷岬まで行けばゴールなんだとか。その後はまた世界を旅してみたいとユメが広がっている。その場でいろんな旅の話をしたが、もっと話したくて少し別れがたい感じだったが松下くんは先に進む。
ヨッシーは留萌駅の近くにあるみつばちハウスを探しに行く。さっき松下くんと話しているとき、向かいの家のご主人がやってきて教えてくれたのである。
駅そばのみつばちハウス発見。宿泊料は?とそーっとのぞくとナント無料やないか~い!
中をのぞき込んでるヨッシーを見つけて、管理人君が出てきてくれた。
自転車も広い駐輪場に入れられるし、なかなか快適。宿泊スペースには先客が一人。そそそそそれが伊藤くんやないか~~~。金沢の100円ショップ前で出会ったのを覚えてるかな。すごい再会。
またあとで話そうと言って、まずは夕日を見ながら、徒歩で近くの銭湯へ。420円也。
スーパーで買い物してからハウスのリビングスペースで弁当食う。
群馬からの日本一周ライダー以外は、徒歩旅と自転車旅ばかり。
東京発の消防士さんは、7日間しか休みがとれなかったので、一日280キロペースで飛ばして青森まで走り、北海道まで3日で上陸したと言うからビックリ。それってバイクで走る距離やん!恐るべし消防士。
あとみんな自己紹介は自分でしてね~。
飲酒は23時まで、という鉄則守って一斉に就寝。
走行 69キロ 出費 2782円 (たまご、とうふ、弁当、パン、そうめん、発泡酒、焼酎、銭湯)
曇り空。何とか走れそうである。9時に撤収して目の前のセイコーマートへゴミ捨てに行く。そこにリアカーを引っ張った旅人自転車発見。
サーフボードが積んである。コンビニから出てきたのは神奈川から日本を回ってるテラオくん。あちこちで波に乗りながら旅しているという。リアカーの使い心地などを質問する。思ったより快適にはしれるそうだが、左の車輪がよくパンクするし減りが早いそうである。どうしても左車輪が一番道路の左端を通るから仕方ないんだと。
あと、リヤカーはサドルの下のシートポストってとこに接続するようになってるんだけど、そこに力が掛かるから一回そのシートポストが折れたそうである。普通に使ってたらそんなとこ絶対折れない場所なだけに、へえ~って感じなのだ。
これから南に向かい、宮崎や種子島で波に乗る予定だとか。
さあ今日は国道231の、トンネル集中区間を走らんとイカン。一番長いのが2900mもあるし、その次が2060m、3番目が1992mと地図に記されている。モチロンちっさいトンネルもたくさんある。
「陸の孤島」、とも書かれている。ドンナトコヤロウ。
しかし出発してすぐに、徒歩で旅している井田さんに出会う。さっきのリアカー男テラオくんが追い越したと聞いていた人である。
今回は北海道一周なんだそうだが、すでに日本縦断は達成しているかなりの旅人である。ヨッシーと違い、持ち物が少ないのである。だから大荷物を見て驚いておられる。何でも洗濯は歯磨き粉をつけて手でゴシゴシするとか。なるほど泡立つし、洗剤を別に持たないでもよい。この箱の中にテントも寝袋も非常用食料も入っている。
井田さんと別れてすぐに、サクランボ狩りの善盛園に寄り道する。浜益の喫茶店、サンセットのご主人が経営しているとかである。じつはヨッシーはサクランボ狩り初体験なのだ。
入園料500円で、時間無制限食べ放題!お金払うときに、「3日くらい居続けてもいい?」、と聞くと笑いながらイイヨとお許しが出た。
持ち帰りは別途重さに応じて買い取る方式。ヨッシーは食いまくるのみで勝負する。
昨日までの3連休でかなりの来園者があり、下の方は食べられちゃったけどはしごで登ればいいよ、教えられいざ参戦。
よしよし、まだまだあるやんか。
はしごめんどくさいから直接木登りじゃ!
ビニールの屋根がかかっているから、雨でも大丈夫。
赤いのが美味しいかというとそうでもなく、日に当たりすぎて苦みが多い。ほどほどに赤いやつを取るのがコツなのかも。
3日どころか1時間ばかしで腹がいっぱいになり、同じ味ばかりで飽きたので終了~。
また国道で海沿いに走る。この海は日本海なのだ。だから天気予報なんかでも、日本海側とか、オホーツク海側、とか言っている。
来た!一つ目のトンネル。しかも電気消えてるし!真っ暗やんか~。細々とした赤い流星のライトを頼りに走る。時々やってくる車の明かりがうれいしいなんて、普段とは正反対。
やっと抜けたが次のトンネルも真っ暗~。勘弁してよ~。
雄冬岬にある白銀の滝。
国道開通記念の碑文を読めば、昭和56年に開通している。ヨッシーが大学6年の時にバイクで旅したのが昭和61年だから、すでに道はできていたはずだが通った記憶がない。通ったのか?通らなかったのか?皆目分からん。
滝のそばの休憩所には、冷たい麦茶が用意されている。ちょっと寒いけど麦茶いただきました。
苦労して道を造ったのがわかる、断崖絶壁の連続なのだ。
雄冬野営場。地図にもあった無料キャンプ場だが、道路際の空き地のようなスペースである。車が通るとうるさくて眠れんやろうなあ。
冷水泉は水質の問題?で引用禁止。でも歴史あるわき水なので保存されているのだ。
雲が取れないな。
さあ次は一番長いトンネルだよ~。
やっぱ3キロほどもトンネルが続くと、景色も見えない単調さに飽きてくるな。
やっと出口。
このトンネルね。
しらんうちにけっこう高い位置を走っている。
3時に増毛(ましけ)に入る。浜益から増毛までお店一切無し。恐るべし北海道。
ちょいと町中を見学。駅は高倉健の映画でロケ地として使われた。そういやその映画見たな。
増毛駅は留萌本線終着駅なのだ。
そして日本最北の酒蔵、国稀(くにまれ)の見学。もちろん試飲目当てである。
それなりに見学して~。
来た~、試飲コーナー。
ここは自由に飲ませてもらえん。おばちゃんがちょっとづつ注いでくれるのを飲む方式。でも10臭類くらい飲むとけっこうほろ酔いになった。
こんな板が用意されている。
増毛では泊まらず、先の留萌までいくので4時近いがまた走る。
5時に留萌市内に入ったところで、後ろから自転車旅の松下くんが追いついてきた。東京から何回かに分けて日本縦断の旅を決行中。今回宗谷岬まで行けばゴールなんだとか。その後はまた世界を旅してみたいとユメが広がっている。その場でいろんな旅の話をしたが、もっと話したくて少し別れがたい感じだったが松下くんは先に進む。
ヨッシーは留萌駅の近くにあるみつばちハウスを探しに行く。さっき松下くんと話しているとき、向かいの家のご主人がやってきて教えてくれたのである。
駅そばのみつばちハウス発見。宿泊料は?とそーっとのぞくとナント無料やないか~い!
中をのぞき込んでるヨッシーを見つけて、管理人君が出てきてくれた。
自転車も広い駐輪場に入れられるし、なかなか快適。宿泊スペースには先客が一人。そそそそそれが伊藤くんやないか~~~。金沢の100円ショップ前で出会ったのを覚えてるかな。すごい再会。
またあとで話そうと言って、まずは夕日を見ながら、徒歩で近くの銭湯へ。420円也。
スーパーで買い物してからハウスのリビングスペースで弁当食う。
群馬からの日本一周ライダー以外は、徒歩旅と自転車旅ばかり。
東京発の消防士さんは、7日間しか休みがとれなかったので、一日280キロペースで飛ばして青森まで走り、北海道まで3日で上陸したと言うからビックリ。それってバイクで走る距離やん!恐るべし消防士。
あとみんな自己紹介は自分でしてね~。
飲酒は23時まで、という鉄則守って一斉に就寝。
走行 69キロ 出費 2782円 (たまご、とうふ、弁当、パン、そうめん、発泡酒、焼酎、銭湯)