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稚内~鴛泊(利尻島) 戦艦大和じゃ~&島渡り [北陸~北海道の巻]

2011年7月24日 日曜日 623日目

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なんだか中華風音楽が聞こえると思ったら、向かいの広場で太極拳真っ最中であった。

護衛艦の見学が8時からなので、大急ぎで撤収して港に向かう。

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7時53分、早めに到着。

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まだ乗船できないので波止場で待つ。

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そしたら船尾の方で国旗掲揚の準備をしているのを発見。8時ちょうどに国旗が揚がるのを見学できた。

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乗艦して最初に目に入ったのがこれ。敵のロケットなどを攪乱するためのおとり発射装置。小さな護衛艦の模型が入っていて、それが飛び出すわけではない。違うね。アルミ箔みたいなんがばらまかれるのである。

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そしてこれが機関砲。自動照準で一分間に一万五千発だかを撃てると説明してくれた。長岡の河井継之助館で見たガトリング砲は何発やったか?打つほどのタマを準備していなかった話を思い出したが、この機関砲は弾切れはしないのか?説明の自衛官に聞くと怒りそうだったから黙っておいた。

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艦橋も見せてもらえる。

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各所属長ごとに双眼鏡が用意されている。

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エアコンは普通の奴やった。

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デッキにはロケット発射装置と大砲が見える。大砲?といいうのか?まあいいや。

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その弾っぽい。なんやその、ぽいってのは。解らんもん。

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こんどは後部のミサイル発射装置。本物が入っているのか?と聞くと、見えてる奴は訓練用の模擬弾だけど、ふたの閉まっているどこかには何発か実弾も入っているという。どこで何発かは教えてくれんかった。

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さあ、ヨッシーが一番注目したのがこれ。隣り合わせの艦へ人を送りこむ装置なのだ。ロープを渡してつり下げたカゴに人や物資を乗せて行き来する。原始的な方法やなあ、と思ったのだ。しかし天候が良くないとかヘリが飛べないときにはこえが活躍するらしい。説明係の自衛官に、カゴに乗って渡るの怖くない?と聞くと、正直に怖いと教えてくれた。

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この丸いロープはなに?これが自衛隊方式のロープの収納術なのか?気になったので聞いてみたら、港や隣の船との間に入れる、緩衝材やった。なーんや。

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次はヘリコプター。わくわく。ちょうどそこにいた若者2人に、あんたらがパイロットか~?と聞いたらビンゴだった。なんだか船乗りより柔らかいというかナンパというか?このヘリは、主に魚雷や敵潜水艦を探知するのが目的なので、機内には様々な機械が積まれて狭い狭い。

ナンパな兄ちゃんに、ヨッシーも昔はレスキュー訓練でアメリカまでヘリコプターレスキューのコースを受けに行ったことがあると言うと、食いついてきた。その場で7~8分その時のことなどを聞かれた。

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ヘリが着艦するのには3通りあって、自分で下りる方法、ワイヤーで引っ張る方法。ガチッとつかまえる方法?なんかその3つ。

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お!水のサービスもある。

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50分間で見学終わり、急いでフェリー乗り場に戻る。

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まだ発券されてなかった。

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2階の展望待合室でいたら、

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あれやろ~。ヨッシーが乗るやつは。

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フェリー代は自転車込みで3650円。距離の割に高いな。

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徒歩乗船の団体が行列して待っている。あんなにたくさん利尻島に行くのや~!

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逆に島から戻ってきた客もゾロゾロ下りてくる。

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すぐにヨッシーの番が来た。自転車やバイクはだいたい1番に乗り込めるから、すぐに客室に行けば好きな場所が自由にとれるのがいいところ。

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このへんにしようかな。

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11時10分、岸壁を離れる。

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さっき見学した護衛艦も遠くに見える。

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乗船時間は1時間40分。さらば稚内。

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船内でくつろぐ暇もなく、あっという間に利尻島が近づいてくる。

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あっちは礼文島。

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山が近づいてきた~。

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赤い流星も早く上陸したげである。

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きた~、利尻島。鴛泊(おしどまり)港である。

さて利尻島と礼文島は隣り合わせの上、なんだかどっちの島がどっちの名前?ってなりそうなので、間違えないように覚え方を思いついた。

利尻島は上から見たら丸い形をして、お尻みたいだから利尻島。礼文島は細長い、れ、の字みたいだから礼文島。こう覚えて欲しい。

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早速町中を流して走ると、マップルにも載っている眉倶楽部ハッケ~ン。ここも漁師の店同様食事すれば無料で泊まれるんである。このシステム、どっちが先なのか?

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さあもうヨッシーは明日山登りすることに決めておるのだ。なんてったって梅雨明け10日やないか。北海道は梅雨はないなんて大嘘である。実際26年前にバイクで旅したときも、7月前半は雨ばっかしやったし、今回も川下キャンプ場での雨のあと、急に天気が回復して晴れが続いている。あれが梅雨明けやったんや。ならばこの好機にすぐに登らんと。

鴛泊登山口にあるキャンプ場に泊まれば朝そのまま出発できる。キャンプ場までの道を押してあるいていく。なんにしてもヨッシーはすべて人力で登らんとイカンのである。

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利尻神社もある。

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おう。池付きの公園。ここでも泊まれそう。

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斜め向かいの温泉前には、わき水もでている。

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冷たくておいしい!

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スノーモービル禁止なんて看板が北海道らしい。

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キャンプ場の駐車場は工事中。

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手前の駐車場にカブライダー2人組の車両を発見。はは~ん、今日登っとるのか。

バリケードを無視して自転車で上がっていったら管理人が小屋の前でいた。ちょっと困った顔をしていると思ったら、本当は自転車も通行止めやたそうで、上がったもんは仕方ないとそのままテントサイトまで持ち込み可となった。

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300円を払ってよさげなところを占領。早飯にして早く寝ようと思ってはおるが、カブライダーたちが山から下りてこない。6時を回るとチョと心配になる。

結局7時前に下りてきた。なんでも途中で一緒になった女性2人のうちの一人がとても遅く、心配だったからエスコートしてきたらしい。

ヘロヘロの彼らを見送って早めに寝る。ここでも大阪毎日放送ラジオが受信できる。うれしい。

走行 16キロ 出費 5274円 (あんパン、ビスケット、カップめん、枝豆、ハンバーグ、ばなな、醤油、缶詰、チョコレート、味噌汁、おにぎり、こんにゃくゼリー、発泡酒、フェリー、キャンプ場)
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ノシャップ岬~稚内 タロジロとドームと [北陸~北海道の巻]

2011年7月23日 土曜日 622日目

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なんじゃこりゃああ。朝ご飯も普通に豪華やないか!玉子も魚も付いてる。これだけでも500円以上はするから、昨夜のウニ丼は1500円以下???ぜんぜん計算合わん。しっかしこういう計算が合わないのは大好きである。

昆布干しの手伝いに行った面々は朝4時過ぎに出て行き、8時過ぎに戻ってきた。

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カブライダーが2人同宿で、一人はおかっぱ少年。もう一人は札幌から来た鼻さん。本名かな?確かめたら顔の真ん中に付いてる鼻ですって。珍しいお名前ですね~。2人は意気投合した模様で、今日一緒に利尻島にフェリーで渡るそうである。

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同宿のほぼ全員で記念撮影。楽しい一夜をありがとう。

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チャリダー加藤くんは、昨日サロベツを走っているときリアのスポークが折れて変速機に巻き込み、あわやゴール直前で断念か!と思われたがなんとかそのまま自走できて宗谷岬まで到達したという。今日はこのあと稚内空港から飛行機で飛ぶだけなので記念撮影もゆるゆるの感じになっておる。良かった良かった。

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三々五々出発して行き、ヨッシーも10時に漁師の店を離れた。といっても行くのは目と鼻の先の稚内灯台である。灯台ハンターとしては逃せない。

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隣の南極越冬隊資料館もついでに見る。無料やからね。

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実際使われた機材がそのまま保管されている。

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室内の様子も少し再現されている。

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アザラシも連れて帰ったんかい!

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そして南極と言えばタロジロ物語よの。当時の新聞が掲示されていて興味深い。

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タロ、国家公務犬?なんじゃそれは。5時になったらすぐ帰れるってことか?

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日本に戻り、余生を過ごしたタロは、昭和45年に天寿を全うしている。

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しかし死んだ後も、剥製となった身を生まれ故郷の稚内に戻そうと運動は続いている。身勝手な人間のセンチメンタルはやめてそーっとしといてやれ。人も動物も、死んだらもうそこにはオランのである。あとの抜け殻を大事にしたいのは、残ったものの思いなだけ。お釈迦さんも、死後の体はそのへんにうっちゃって置けと弟子たちに命じている。

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雪上車。おもったより小さいな。

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これだけではおもしろくないので、やっぱり隣の青少年科学館に入る。150円と格安やし。

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歴代の南極探検船の模型が並ぶ。初代の船の実物は、以前東京お台場で係留されているのを見学したことがある。

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そしておもしろ大発見!子供の頃の、タロ、ジロ、そしてサブロー。実は三兄弟やったがサブローは早くに死んでいる。なんとかわいらしいことか。



科学館やからいろんな実験が体験できたりする。その中で一番ヨッシーが反応したのがこれ。音波による波の変化を見る奴。ダイヤルを回すと波長が変わり、それに応じて発泡スチロールの粒々の形も変化する。オモロー!

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ノシャップ岬から稚内まではほんの数キロの距離。市内見学の第一は、防波堤ドーム。ドームというとまたしても熊本人吉を思いだしてしまうのであるが。

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以前は鉄道の駅がここまで引き込まれ、連絡船に乗り継いで当時の樺太、現サハリンまで人も物資も渡っていったのだ。いまはドーム形の防波堤が残っているのみ。

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でかいのだ。

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花畑を見ながらポートサービスという道の駅っぽいところに向かうと、

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大阪からの自転車野郎、ウエノハジメに出会った。彼は今日、利尻礼文から戻ってきたそうで、明日から島に渡るヨッシーと入れ違いである。

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ここにはコインランドリーもあるし、畳の休憩室も自由に使える。もちろんヨッシーも洗濯して畳の部屋でテレビを見て過ごした。

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かなりゆっくりして、5時前に外にでる。まずはすぐ近くにあるフェリー乗り場を偵察しておく。利尻行きは6時半、7時半とある。朝イチから渡れば、それから島を走れるので都合がいい。

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JR稚内駅も見ておく。乗らないけど、最北端の駅だから。

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線路もここが北のさきっちょ。

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買い物に行く途中見つけたジブラルタ生命。最北の支店やろうか。多分そう。

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道にあった看板で、自衛隊護衛艦の一般公開が明日もあることが判明。よし、朝から見学して11時10分のフェリーに乗ろう。

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スーパーはサイジョウ。天塩の道の駅で会った、13年キャンピングカー生活のじい様から聞いていたお店である。むむ。なるほどやすい。

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今夜の宿泊は、ドームである。人吉の方ではない。こんなデカい屋根、使ってやらんともったいない。しかし他に宿泊者はおらず、ヨッシー一人なのは寂しい。今夜は焼き肉なのだ!しかも薄い鉄板に焦げ付かないようにアルミホイルを敷く工夫を思いついたのだ。これは快調!

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お米と味噌汁もつけてどやっ!

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夜遅くバイクの音が近づいてきた。帯広から走ってきたというおっちゃんは、ここの常連さんだった。ヨッシーしかいないのを見て、今夜は少ないな~と言っている。ピークはここに旅人のテントがずらーっと並ぶらしい。

おっちゃんは自分のテントを張り終えると、行きつけの飲み屋があるとかでいそいそと町に出て行った。これが楽しみであちこちに遠征するんだそうである。

走行 16キロ 出費 2136円 (えだまめ、焼き肉たれ、米、チーズ、豚肉、とうふ、おにぎり、カップめん、発泡酒、アルミホイル、科学館)
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天塩~ノシャップ岬 サロベツ爆走&漁師の店 [北陸~北海道の巻]

2011年7月22日 金曜日 621日目

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朝4時頃。明るくなりだすとカラスがうるさく鳴く。まったく悪さばっかししおってからに。

天塩から稚内までは、サロベツ原野を突っ切っていくのだ。ここからはまさにナンモナイ。セイコーマートでおにぎりなど買い出ししておく。コンビニでロードタイプの自転車お兄さんに出会う。

ご近所の人が練習中かな?と思ったら、東京からの自転車旅人だった!荷物少な~。小田原からの加藤くん。北海道までは公共交通機関で来て、ひたすら北上して宗谷岬を目指しているそうである。帰りは稚内空港から飛行機で帰る。なんだかぎりぎりの日程なので、一日280キロ走ったこともあるとか。彼からノシャップ岬の宿、漁師の店の話を聞き、ヨッシーも今夜はそこに泊まろうかとウッスラ考える。

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道道106がライダーあこがれの道。真っ直ぐの何にもない道なのだ。

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天塩川を渡る。まだ下ったことはないが、いつかはカヌーで旅してみたい川の一つ。

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さあ!真っ直ぐの始まりだよ~。

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サロベツ原野駐車公園で。

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さすがに風通しが良さそうな土地だけあって、扇風機が乱立。

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かかしも立ってる。

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北緯45度の記念碑。北半球のど真ん中なのだ。だからなんだ?まあまあそう言わずに。

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お!第一鹿と遭遇。でけえなあ。当たったら負けるなあ。

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前を見てもまっすぐ。

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後ろを見てもまっすぐ。

電信柱も何にもない。一節には有事には滑走路にするためであるとか。ホントかな~?

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何にもないかと思うと、たまにトイレとかはある。

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おう!利尻富士がますます近づいてきた。上ってやるから待ってろよ~。

バイクや車が猛スピードで走っていく。特にバイクが多いな。



退屈になってきたので走りながらの姿を動画撮影してみた。カメラ取り付け位置が低かったため、背中が大写しやけど勘弁してくれ。しかも某ブランドの宣伝みたくなってしまった。すまんすまん。

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こんなものを発見。利尻島からここまで遠泳で渡った人がいるのか!19.5キロを10時間近くかかっている。すごいなあ。

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あんな遠くからやで。

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何にもないはずやのに、浜の方でなにやらしている怪しい2人発見。双眼鏡で確かめたら、何かを砂浜から掘り出そうとしている。たまに車を動かしているのは、ロープか何かで、そのナニカを引っ張り出そうとしている模様。興味はわくが、あんな遠いところまで自転車で行く元気はない。

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12時、こうほねの家という休憩所に到着。昔は売店をやっていたみたいだが、今は休憩とトイレだけ。ここにはコンセントがあったので、またしても充電をしながら携帯でブログも書く。

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じっくり1時間半ほど休憩兼ブログに時間を使い、2時過ぎに出発。早速目に入った北海道の看板。なにを今更主張せなあかんのか?自分がいまどこに居るのか解らなくなる人も多いとは思うが、北海道か九州か解らなくなることはないやろう?

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2時半、稚内とノシャップ岬への分岐まで来た。あともうちょっと。ノシャップ方面へ進む。

漁村風景が始まり、やっと人の生活臭がしはじめる。

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温泉発見。露天風呂から外を見ているおっさんたちに手を振ると笑いながら答えてくれた。

「気持ちいいか~?」

と大声で聞くと、早くおいでと返事が返る。

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稚内童夢温泉。いかん。ドームと聞くとちがうことを考えてしまうのは、熊本人吉に行き過ぎやからかな?

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600円と、ヨッシーにはちとお高いが久々入浴なのでまあよろしい。

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1時間近く入浴して、今夜泊まるかもしれない漁師の家を探しに走る。左の丘の上には自衛隊のレーダー?が見える。ここはアル意味最前線でもあるのだ。

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漁師の店に行く前に、まずはそのノシャップ岬を見ておかないと。

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そこでお会いした大阪からのご家族とお話しした。自転車ではるばる来たことに、おとうさんが痛く感動してござる。

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岬のあとは漁師の店。実際見てから泊まるかどうか決めようと思ったが、まあまあの施設で小ぎれいである。そして朝会った加藤くんとも再会。ここは食事代として朝夜分として2000円を払えば、泊まりは無料なのだ。

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そして夕飯は5時半から始まる。それを知らなかったから、ヨッシーはギリギリの時間に宿に着いた。それでも食事に間に合ったのはラッキーやった。出てきたのはウニ丼!すごい!さすが漁師がやってるだけアル。

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追加でデカいホッケを焼いてもらう。これが200円なのだ!やすすすううううう~。

夕食時、まだビールを買ってなかったので、同宿になったハーレーのジージがビールの貸し出しをしてくれた。ありがたい。あとでセイコーマートで買って返してくれればいいとご親切。

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晩ご飯のあと、すぐ近くのセイコーマートへ買い出しに行く。自衛隊の基地の横を走ったら、バイク部隊の車両が置いてあった。しぶ~。

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せっかくの夕暮れなので、ノシャップ岬を再度訪れ日没をみる。

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利尻もシルエットになってきれい。

その後宿では自然とのみ会が始まり、宿の大将も酒とつまみを持って上がってきた。これは毎夜のことらしく、ウニ丼食って朝飯付きで晩酌も込みで2000円ってナニゴト?って感じ。

いまは昆布漁をやってるそうで、同宿の何人かは朝早起きしてお手伝いに行くとか。ヨッシーはゆっくり寝たいのでパスする。

11時頃まで飲み会。

走行 80キロ 出費 3950円 (サイダー、バナナ、おにぎり、コーラ、枝豆、発泡酒、漁師の店、温泉)
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羽幌~天塩 カラス男?そしてカラス [北陸~北海道の巻]

2011年7月21日 木曜日 620日目

朝方冷え込んだ。たぶん10度くらいになったんやないかな。油断できない北海道。常に冬用寝袋を使っていて良かった。

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6時45分起きて、花しょうぶを見学。

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コンセントを使ってブログを更新。ゆっくりしてから10時出発。

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めざせ!稚内、なのだ。

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走る左側に利尻富士が見えてきた。まだこれから天塩、稚内と2日はかかる距離でも間近に見えるとは。

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おっちゃんはこの畑を一人でやっておられるのか?恐るべし、道民の体力気力。

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ひたすら海岸沿いのなにもないところを走り、やっとたどり着いた初山別(しょさんべつ)でお昼の休憩。コンビニはなく、商店で菓子パンを買ってバナナとともに昼飯とす。昼食の準備は、できれば朝のうちに見かけたコンビニなどで買っておくべきである。北海道は油断できない。

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午後から走り始めて最初に自衛隊に追い越される。しっかしこのトラックの積んでるのはなに?なにをする道具?マニアとかには解るんやろうなあ。

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緩やかな登り下りを繰り返しながら、ひたすら丘陵地帯を北に走る。

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突然追い越された黒ずくめの自転車野郎。香港出身のヨウくん。現在は東京で働いているが、6ヶ月間の長期休暇をもらって日本を旅している。日本語ペラペラであった。もっと休みが欲しかったと言うが、半年でも日本的には長い休暇である。よくそんなに休める。さすが外資系。

その後追いついたり追い越したりしながら走ったが、年若いヨウくんには上り坂で勝てず、置いてきぼりになってしまう。

6時に天塩(てしお)の町に到着。道の駅でテントを張って宿泊。兵庫県からキャンピングカーで来ているじい様と話す。もう13年もほとんど家に帰らず、日本を回り続けているというのだ。自宅は孫家族に住まわせているので、たまに帰っても3日といない。もう他人の家みたいになっていて、居場所がなくて落ち着かんのだそうだ。

はじめはいやいや車の旅についてきた奥さんも、旅の生活の方が気を使わずにすむので気に入ってしまった。じい様が兵庫の家に寄る、と言うと、

「え!なんで帰るの?どうしても帰らんとイカンの?」

と言う始末。

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カラスがものすごいたくさん屋根や電線にとまっている。一羽が飛び立つと一斉に他の奴らも飛び立ち、空が黒くなるほどの恐ろしさである。それでどっかに飛んでいってしまうのか、と思ったら、また同じ屋根や電線に戻ってくる。いったい何羽いるのか数えたら、ざっと250羽はいる。カアカアうるせいよ、お前たちは。

走行 71キロ 出費 948円 (パン、コーラ、弁当、枝豆、バナナ、発泡酒)
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