利尻富士登山!やったった~ [北陸~北海道の巻]
2011年7月25日 月曜日 624日目
4時前に目覚める。朝ご飯はラーメンを作って食べ、昨日の残りご飯はアルミホイルに包んでカブ弁にする。カブ弁とはヨッシー小学生時代に話は戻る。当時カブスカウトというボーイスカウトの少年版に入っていたのだが、お母さんの手間を省くためと持ち運びに便利な形から、アルミホイルに大きなおにぎりを包みそこに玉子焼きとか焼きウインナーとかを詰め込む式をスカウト全員が持ってきていた。カブスカウト弁当、略してカブ弁なのだ。他にもチュルチュル式のゼリーとかバナナとか飴とかを大量に持って行く。そしてテントはそのままにしておき、下山したら撤収する作戦。
登山道の始まりに設置されている靴底洗いのミニプール。靴に草の種などがついたまま山にはいり、外来種の野草が持ち込まれないようにする工夫。
500mのところにある甘露水。ここでペットボトルに水を満水にする。ところで疑問やけど、キャンプ場の水道水ってすっごい冷たくて美味しいんだけど、おんなじ水じゃないの?500mしか離れてないし、いちいちキャンプ場の水だけ他から引いてくるわけもなし。キットそうじゃろうが、ここで汲む方が雰囲気が出るのでこのことは内緒にしておこうね~。
歩き始めは4時半。3合目までは約20分で歩けた。道はまだなだらかで歩きやすい。
4合目までは30分。ここで午前5時20分である。
道はやや狭くて急になり始める。掘れて溝みたいになっているので歩きにくい。
5合目で6時。約30分から40分で1合分を歩いている。
もうすでに雲の上である。
山ガールも歩いている。
6合目、6時半。好調に稼いでいる。しかし登った人の話では、9合目からが本番であるらしい。とにかく9合目までは体力温存する歩き方で行こう。
6合目のすぐそばにはトイレがある。
といっても携帯トイレ用なので、こんな風になっている。事前に観光案内所などで買っておく必要がアル。400円やったかな?ヨッシーはそんな高いものは買えないので、コンビニ袋を多めに持ってきた。下山まで我慢できなかったら緊急時には使用する構えである。
花などもせっかくだから撮ってみる。
今日は曇り空なので暑くなくて登りやすい。昨日登った人は暑かったろうな。7合目で7時。
胸突き八丁だけあるわい。
休憩したのもあったけど、7合目から8合目までは1時間かかった。ちなみに昼の12時でまだ8合目に着いてなかったら引き返したほうがいいそうである。
う~ん、あれが頂上か?
尾根筋を上がっていくルートっぽい。
ここは長官山という出っ張りなので、いったん下ってから尾根を上がることになる。下には避難小屋が見える。
避難小屋で8時10分。ここまで3時間40分である。ここにもトイレがあったがなんだか騒がしい。おじさん3人組がトイレを覗いて、これはどうやって用を足すのか?とかわあわあ言ってる。たまたまいた山ガイドが、携帯トイレ持ってないの~?どこの宿に泊まったの~?そこで言われなかった~?と、3人組をたしなめている。
なんだかなあ。山ガイドってどうしてあんな話し方になっちゃうのか。ヨッシーよりずいぶん若いガイドだが、おじさんたちはたぶんヨッシーより年上だぞ?もっと敬意を持って接して欲しいなあ。
小屋の先で登り返しになる。
9合目で8時40分だ。ここからが本番であるらしい。
本番が待っておる~。
眼下には鴛泊港が見える。まさに今、フェリーが入港してくる。
もうこのへんまで来ると、残雪が目の前である。
ガレ場を上がっていく。滑りやすい。下りが思いやられる。
こんな溝みたいなところが道なのだ。時々ロープが張ってあるので助かるが、よれよれになって切れそうなのもあったので余りあてにならない。
確かに。たっしかあああにいいいい。9合目からでかなりの体力を消耗した。恐るべし利尻山。しかしもうあとちょっとである。
9時40分、登頂!5時間10分。早くもないし遅くもないな。
プロペラが供えてある。大漁祈願なのだ。
礼文島が雲の中から頭を出している。飯を食ったあとのお楽しみは~~。
桃の缶詰~。
うみゃい!みんな休憩したり写真を撮ったりしておる。山ガイドは今度は違うおじさんを叱っている。
1時間ほど頂上で過ごし、10時半に下山開始。
ちなみに下りでは一切の~、いっさいの~写真なし~。目的を達したら男は冷たいのである。釣った魚に餌はやらんのである。ソユコトカ?
下りでは同じタイミングになった山ガールMちゃんと話しながら歩いたので、楽しい下山になった。東京から一人旅のMちゃんは、縦走登山も楽しむ山女だ。ワンゲル出身だからなんだな。
2時半にキャンプ場に到着。宿の迎えの車で帰るMちゃんと別れ、キャンプを撤収。今夜は自分へのご褒美に、昨日下見をしておいた眉倶楽部に泊まってみよう。電話して泊まれるか確かめると、早く来い今すぐ来いと急かせるなあ?途中の温泉に入ってから行くと言うと、いや先にこっちに来たほうがいいね、と譲らない感じ。まあええか。キャンプ場からは真っ逆さまな下り坂。5分で到着。
一応食堂なんだけどふつうの民家。人の家に上がり込んでる感じ。まあコーヒーでも、とマスターが淹れてくれた。
泊まる部屋はここ。今日はヨッシーだけみたいなので個室である。晩飯はメニューから選べるのかと思ったら、マスター言うにはこちらの用意するものでお願いするという。3500円の食事代だからな。これはかなりな海の幸とか期待できるんとちゃうか。なんせ漁師の店はウニ丼やったからな。飯のできるまで自室で横になってゆっくりする。
そして来た~~~、晩飯タイム!
魚の煮付け~。
野菜の炒め物~。
たこの刺身~。
あと豆腐とか味噌汁とか。
ん?なんか違うな。ヨッシーの思い過ごしかな?事前の旅人からの情報では、北海道の旅で一番うまかったとか聞いていたのでね。気のせいかな。ふつうの民宿のご飯みたいやけどたぶん気のせいかな。
ご飯お代わりしたら5分ほど待たされた。しかも電気釜を今からセットしているのが丸見えじゃ。あとから来たカップルのお客には、
「いまスイッチ入れたから炊き立てが食べられるよ~」
とか言ってる。こっちはチンした飯かい?2回目のお代わりも5分待った。
もうこうなったらあとの楽しみは温泉しかない!
夕焼けの下、借りたブレーキの利かないママチャリで利尻富士温泉へ。500円也。ぬるぬる系のお湯で気持ちよかった足の疲れ取れるかな~?
もうぐったりなので眉倶楽部に帰ったら即寝した。
走行 3キロ 出費 4297円 (眉倶楽部、発泡酒、お菓子、温泉)
4時前に目覚める。朝ご飯はラーメンを作って食べ、昨日の残りご飯はアルミホイルに包んでカブ弁にする。カブ弁とはヨッシー小学生時代に話は戻る。当時カブスカウトというボーイスカウトの少年版に入っていたのだが、お母さんの手間を省くためと持ち運びに便利な形から、アルミホイルに大きなおにぎりを包みそこに玉子焼きとか焼きウインナーとかを詰め込む式をスカウト全員が持ってきていた。カブスカウト弁当、略してカブ弁なのだ。他にもチュルチュル式のゼリーとかバナナとか飴とかを大量に持って行く。そしてテントはそのままにしておき、下山したら撤収する作戦。
登山道の始まりに設置されている靴底洗いのミニプール。靴に草の種などがついたまま山にはいり、外来種の野草が持ち込まれないようにする工夫。
500mのところにある甘露水。ここでペットボトルに水を満水にする。ところで疑問やけど、キャンプ場の水道水ってすっごい冷たくて美味しいんだけど、おんなじ水じゃないの?500mしか離れてないし、いちいちキャンプ場の水だけ他から引いてくるわけもなし。キットそうじゃろうが、ここで汲む方が雰囲気が出るのでこのことは内緒にしておこうね~。
歩き始めは4時半。3合目までは約20分で歩けた。道はまだなだらかで歩きやすい。
4合目までは30分。ここで午前5時20分である。
道はやや狭くて急になり始める。掘れて溝みたいになっているので歩きにくい。
5合目で6時。約30分から40分で1合分を歩いている。
もうすでに雲の上である。
山ガールも歩いている。
6合目、6時半。好調に稼いでいる。しかし登った人の話では、9合目からが本番であるらしい。とにかく9合目までは体力温存する歩き方で行こう。
6合目のすぐそばにはトイレがある。
といっても携帯トイレ用なので、こんな風になっている。事前に観光案内所などで買っておく必要がアル。400円やったかな?ヨッシーはそんな高いものは買えないので、コンビニ袋を多めに持ってきた。下山まで我慢できなかったら緊急時には使用する構えである。
花などもせっかくだから撮ってみる。
今日は曇り空なので暑くなくて登りやすい。昨日登った人は暑かったろうな。7合目で7時。
胸突き八丁だけあるわい。
休憩したのもあったけど、7合目から8合目までは1時間かかった。ちなみに昼の12時でまだ8合目に着いてなかったら引き返したほうがいいそうである。
う~ん、あれが頂上か?
尾根筋を上がっていくルートっぽい。
ここは長官山という出っ張りなので、いったん下ってから尾根を上がることになる。下には避難小屋が見える。
避難小屋で8時10分。ここまで3時間40分である。ここにもトイレがあったがなんだか騒がしい。おじさん3人組がトイレを覗いて、これはどうやって用を足すのか?とかわあわあ言ってる。たまたまいた山ガイドが、携帯トイレ持ってないの~?どこの宿に泊まったの~?そこで言われなかった~?と、3人組をたしなめている。
なんだかなあ。山ガイドってどうしてあんな話し方になっちゃうのか。ヨッシーよりずいぶん若いガイドだが、おじさんたちはたぶんヨッシーより年上だぞ?もっと敬意を持って接して欲しいなあ。
小屋の先で登り返しになる。
9合目で8時40分だ。ここからが本番であるらしい。
本番が待っておる~。
眼下には鴛泊港が見える。まさに今、フェリーが入港してくる。
もうこのへんまで来ると、残雪が目の前である。
ガレ場を上がっていく。滑りやすい。下りが思いやられる。
こんな溝みたいなところが道なのだ。時々ロープが張ってあるので助かるが、よれよれになって切れそうなのもあったので余りあてにならない。
確かに。たっしかあああにいいいい。9合目からでかなりの体力を消耗した。恐るべし利尻山。しかしもうあとちょっとである。
9時40分、登頂!5時間10分。早くもないし遅くもないな。
プロペラが供えてある。大漁祈願なのだ。
礼文島が雲の中から頭を出している。飯を食ったあとのお楽しみは~~。
桃の缶詰~。
うみゃい!みんな休憩したり写真を撮ったりしておる。山ガイドは今度は違うおじさんを叱っている。
1時間ほど頂上で過ごし、10時半に下山開始。
ちなみに下りでは一切の~、いっさいの~写真なし~。目的を達したら男は冷たいのである。釣った魚に餌はやらんのである。ソユコトカ?
下りでは同じタイミングになった山ガールMちゃんと話しながら歩いたので、楽しい下山になった。東京から一人旅のMちゃんは、縦走登山も楽しむ山女だ。ワンゲル出身だからなんだな。
2時半にキャンプ場に到着。宿の迎えの車で帰るMちゃんと別れ、キャンプを撤収。今夜は自分へのご褒美に、昨日下見をしておいた眉倶楽部に泊まってみよう。電話して泊まれるか確かめると、早く来い今すぐ来いと急かせるなあ?途中の温泉に入ってから行くと言うと、いや先にこっちに来たほうがいいね、と譲らない感じ。まあええか。キャンプ場からは真っ逆さまな下り坂。5分で到着。
一応食堂なんだけどふつうの民家。人の家に上がり込んでる感じ。まあコーヒーでも、とマスターが淹れてくれた。
泊まる部屋はここ。今日はヨッシーだけみたいなので個室である。晩飯はメニューから選べるのかと思ったら、マスター言うにはこちらの用意するものでお願いするという。3500円の食事代だからな。これはかなりな海の幸とか期待できるんとちゃうか。なんせ漁師の店はウニ丼やったからな。飯のできるまで自室で横になってゆっくりする。
そして来た~~~、晩飯タイム!
魚の煮付け~。
野菜の炒め物~。
たこの刺身~。
あと豆腐とか味噌汁とか。
ん?なんか違うな。ヨッシーの思い過ごしかな?事前の旅人からの情報では、北海道の旅で一番うまかったとか聞いていたのでね。気のせいかな。ふつうの民宿のご飯みたいやけどたぶん気のせいかな。
ご飯お代わりしたら5分ほど待たされた。しかも電気釜を今からセットしているのが丸見えじゃ。あとから来たカップルのお客には、
「いまスイッチ入れたから炊き立てが食べられるよ~」
とか言ってる。こっちはチンした飯かい?2回目のお代わりも5分待った。
もうこうなったらあとの楽しみは温泉しかない!
夕焼けの下、借りたブレーキの利かないママチャリで利尻富士温泉へ。500円也。ぬるぬる系のお湯で気持ちよかった足の疲れ取れるかな~?
もうぐったりなので眉倶楽部に帰ったら即寝した。
走行 3キロ 出費 4297円 (眉倶楽部、発泡酒、お菓子、温泉)