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犬飼で静養2日目 スラローム大会 [九州編その3!]

2011年5月8日 日曜日 546日目

7時起き。晴れ、晴天、ピーカン。8時過ぎから駐車場に車がどんどん入ってきた。9時に開会式となっているので、選手たちであろう。

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ヨッシーは部外者なので静観している。しっかし今日暑くてタマらん。カヌーに乗りたいくらいである。しかしそう言うわけにもイカンので、自転車整備などして過ごす。

タイヤ空気圧調整。チェーン等油差し。そしてフロントブレーキの調整。

ブレーキは、片方ばかり利いている感じなのでどう調整するか試行錯誤の結果、ブレーキパッド取り付けネジ部のワッシャーという輪っかを左右で厚さの違うものを入れ替えることでうまくいった。

これで左右のパッドが同じタイミングでタイヤリムに当たる。もしこれで、下り坂で前輪タイヤがぶれる癖が直ったら、プカプカさんのアドバイス正解である。それはまた後日テストになるな。

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10時半頃、スラロームを見に河原に降りてみる。ええなあ気持ちよさそうやなあ。女子の中にレベルがけた外れに高い選手がいた。あとで聞いたら次のオリンピックをねらっているんだそうで、ベンチプレス80キロ上げるんだそうな。ヨッシーより重いのを上げるとは~!

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忙しくしていた大森さんが、テントの日陰のところに尋ねてくれた。顔を合わすのはホント10年以上ぶりくらいである。もともとヨッシーも大森さんも、西宮にあったアウトドアショップでカヌーを買い、そこのツアーなどで一緒に川下りを楽しんでいた仲間なのである。だから出会いから数えると、20数年のおつきあいになる。大分のカヌー協会の方と、3人おっさん並んで記念撮影。右が大森さん。

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それから、リバーガイドをやっていたショウコともお話しする。ショウコはTMレボリューションの西川君に似とるな。

大森さんからはお昼のお弁当の差し入れもいただき感謝。久々の再会やったが、午後からPTAのなんかで帰って行かれた。

もう久住山に登った足がパンパンに筋肉痛なので、居心地の良いここで何日か停滞させていただく。

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カヌー仲間からも差し入れをいただき、昼間っからビールを飲んで休日気分である。

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閉会式を見てから、教えてもらったコインランドリーに洗濯に行く。

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大分トリニータの練習グランドでもある。ようわからんけど。

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洗濯は400円。天気がいいので天日乾燥することにして、洗濯だけして持ち帰る。

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行きは丘を越えて国道まで出てみたが、それはやっぱり全く無駄な上り下りだったことがわかり、帰りは川沿い大回りルートで戻る。距離なんて大して変わらん。坂道無いこっちの方が100万倍楽やわ~。

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6時過ぎから晩酌を始め、今日はソーセージの洋風野菜鍋。

ここは温水シャワーがあるし、大森さんからコインも差し入れてもらったから快適!

走行 6キロ 出費 553円 (ジュース、ちゃんこ鍋の素、焼きそば、発泡酒)
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竹田~犬飼 歌うヨッシーその2&怪しいジジイ [九州編その3!]

2011年5月7日 土曜日 545日目

6時半起き。残念ながら運動会もナンニモナイ、の夜でぐっすり寝てしまった。墓場は静かでよい。

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立ち並ぶ墓石に向かってオハヨウサン、と声をかけると一つ一つが笑って答えてくれていた。ような気がする。

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9時に撤収して公園をでる。まずは滝連太郎の生家。前まで行ったが300円の価値があるか見当がつかずパス。

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すぐそばの滝連太郎トンネル。ここも音楽が流れる。他のトンネルもほぼ全部流れている。流しすぎ、って感じもある。

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名水水くみ場。丁度良い。ボトリングしよう。しかし水量がチョボチョボやなあ、と竹筒を見るとそこには水量調節用?とみられるハンドル発見。ひねると、

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ドバドバ出だした~!おかげで一気に満水になったが、こんな名水でいいんか?なんかわからんが、コレデイインカ?と思ってしまう。水量を元に戻して先へ進む。

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武家屋敷跡っぽい家の間を抜けて行くのはキリシタン洞窟礼拝堂。

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裏山みたいなところに洞窟あり。

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秘密に礼拝していた割に開けっぴろげな解放空間だったが、昔は木が生い茂っていたのだろうか?

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洞窟礼拝堂も興味の対象だが、この大きい方の半洞窟では、神父様が2人かくまわれて生活していたのである。こんなジメジメした不便なところで。蚊に食われまくりそうなこんなところで。なのである。それも400年前のその場所がちゃんとこうして残っているのが貴重だ。

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次は今日の本命、岡城跡。城はたいてい高いところにある。やっぱ坂道登るんだな。

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手堀っぽいトンネルを越えて。

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駐車場に自転車止めて登城料300円を払う。ここはお金を払っても仕方がないのだ。目的達成のため致し方ない。

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徒歩でずんずん坂道を上がる。大手門から登城。

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石垣の石が小振りなところはおそらく築城当時のものではないか?自転車西村さんいわく、この城は珍しく、土地で切り出された石で築かれたそうなんである。裏に石切した跡が残っているそうだ。

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大手門跡。しかしこの案内には、

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模擬復元された大手門跡、とあり写真まで添えられている。平成11年に門は再現されているのに今は跡形もニャイ。なんでか?それについては何にも書かれていないのでわからんかった。竹田の教育委員会の人、そこんとこもちゃんと書いといてね。

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城内は公園みたいになっている。順路に従い本丸へ。

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立派な石垣はたぶんあとから再現したものじゃろう。石が大きくて立派すぎる。隙間なく積まれている。

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本丸からは、はるか久住の山が見通せる。曇っていなければもっと良い眺めだろう。

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しっかしこの城跡は夜暗いときなんかは落ちそうでこわいやろなあ。指で指しているところが城壁の端っこ。そこには柵も注意書きもないが、

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のぞき込むとまっさかさまな崖になっている。マッサカサ~マ~ニ~、ナントカデサイア~、とか歌いながら後ずさりする。

なんかさっきから荒城の月を合唱しているような声というか音がひっきりなしに聞こえてくる。

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城壁から見下ろす道路をみて悟る。車が通るとメロディが流れるのだ。やりすぎやろ~~。

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さて本日のメインイベント。ヨッシーによる荒城の月、独唱。もちろんこの人の銅像の前で歌うのだ。場所は本丸の一段下の二の丸広場。

ではどうぞ。



伴奏がちょっとずれてるなあ。安物の楽団は、歌い手には合わせてくれないのである。

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滝さんとツーショット。

一大事業を成し遂げ、ホッとした。

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中川覚エモンさんの邸宅跡。案内看板によれば、お城のお殿様も2回この家を訪れたとか書いてある。覚エモン誰?家来じゃないの?これもワカラン。教育委員会ガンバレ~。

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しかし再現してある部屋割りの中で一番気になったのはこれ。便所?昔で言う雪隠?

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しかも場所によって微妙に大きさと形が違うのは、使ってた人の地位を表しているのか?これもワカラン。

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さあ、帰りは裏門から戻ろうね。料金所のおばさんは、裏の道は滑りやすいから表門から戻ってください、と機械的に案内しているようでヨッシーにもそう伝えた。

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ならば!である。あまのじゃくヨッシーは、行くな!と言われれば行きたくなるのである。

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たしかに急な上に土の道で滑りやすい。お年寄りに注意するならわかるが、たいていは大丈夫そうである。

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このへんかな?西村さんの言ってた石切の跡は。

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よし!裏から駐車場に戻った。

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城内の地図はこんな巻物風の作りになっている。面白いが旅人にはちょっと荷物なんだな。

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さて腹減った。大分県人と言えば鶏肉を食うのである。鳥の唐揚げとかとり天とか、食いまくると聞いている。そこで竹田駅前の丸福へ。

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からあげ88カ所にも選ばれている。

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とり天A定食660円を発注。

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待つ。

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きた~。テーブルごとにキングサイズのマヨネーズが置いてあるところを見ると、大分県人はマヨでとり天を食うみたい。ヨッシーもならってマヨ味で片づけた。

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歌も歌い、とり天もやっつけたうえは竹田に未練はない。トンネルくぐって竹田から脱出。

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国道502で臼杵方面に進む。

ほどなく見つけた道路はさっき城の上から見下ろしていたメロディロード。では動画でどうじょ。



聞こえたかな?もう竹田の町中荒城の月が流れてるって感じで、飽き加減なのである。

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川沿いの道はだいたい下りで、ずんずん進める。

ちょっとした上り坂で自転車を押していると、後ろからセニアカーで追いついてきたご老人から声がかかる。

テンガロンハットをかぶった渋いジジイ。この先登りの少ない旧道を、おれが案内してやる着いてこいとオッサル。ヘイ、ツイテキヤス。

しかし時速4~5キロしか出ない電動カーの後ろをついて行くのは、自転車では中途半端でつらい。たぶん案内してもらわずに自分で走った方が早いのはわかっているが、なんとなく面白いのでついてゆく。

ジジイは79歳。大木を伐採する仕事で、若いときから全国を渡り歩いたという。機械の入れないところに立っている大木を、人間の力だけで登って上から切り落として行くのだそうで、日給35万円やったという。さんじゅううううごおおおまあん???

そしたら10日働いたら350万やんか!とジジイに聞き返すと、ちょっと遠くを見るような目をしたあと、おうソウヤ、と返事した。ちょと怪しいがオモロいなじいさん。

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仕事の話はそれで打ち切り、こんどは1年前に出て行ったきり帰ってこない彼女の話をする。

今までジジイは1200人の女性とおつきあいしたが、その中でもピカイチやったそうじゃ。350万で遠い目をしたジジイの言うことやから、1200人てのも何割引かせんといかんな。

もうなぁ~、一回の○×■▲で40回は▲△■×%&!!なんじゃ~~。¥$&%5+-も8=¥%@’1でスゴいんじゃ~。と、一気に夜の話になっていく。(40回ってのも何割引かしときましょ~)

それでその彼女はいくつなん?と聞くと

45じゃ、と。

ジジイやるなあ。79できっちり男やん。

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ジジイが止まるので何かと思ったら、種田山頭火宿泊跡地やった。

電動カーのあとを延々とついてゆき、三重町に入った。結構大きな街である。ジジイは知り合いの食料品店に入り、なんか必要なもんがあれば買え~、と言っている。しかし残念ながら今日はすでに買い物は済ませているのだ。

ジジイといればもっと面白いことが起こるかもシレンという期待半分、そろそろ先に進もうと言う自分が半分。

そして自分の半分に従い、ジジイと握手して別れた。握力強かったなあ。

三重町からどっちにいくか?雨も降りそうだしはやとこ決めな。地図とごっつんこしててたら、犬飼町という地名が目に入る。あ!ここ知ってるかも。旧知のカヌー仲間、大森さんに10年くらい前に連れて行ってもらったところやんか。早速電話して確認したら、テントを張る場所とか教えてくれた。それに明日から大野川でカヌースラロームの大会があって、大森さんもお手伝いでやってこられるそうである。

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そうなら話が早い。目に入ったトライアルで買い物してから国道326を北に走る。

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4時半にトライアルを出てからほぼ下り坂で、平均時速25キロくらいで飛ばして、リバーパーク犬飼の入り口に到着する。

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川のそばの芝生部分にテントを張ってご飯を食べたら暗くなってきた。

走行 44キロ 出費 2374円 (ソーセージ、とうふ、オレンジ、コロッケ、牛肉、いんげん、もやし、バナナ、発泡酒、とり天定食、岡城跡)
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久住のあたり~竹田 墓場でダバダ [九州編その3!]

2011年5月6日 金曜日 544日目

8時になんとか起床。後かたづけしてプカプカさんはお家に戻って行かれた。次は四国か北海道かで会えるかな~?とか言ってたので、是非またそれを実現させねば。

管理人さんに宿泊のお礼に立ち寄ったら、是非ゆっくりお話ししたいと誘われ、お茶をいただきながら旅や人生の話などをする。

名刺をいただくとそこにはバス会社の名前で、支配人の宮松さんとおっしゃる。そうか、このキャンプ場はバス会社がやっているのか。しかし宮松さんが支配人になる直前には、キャンプ場を続けるかやめるか経営会議をやらねばならない状態だったという。

いまは、なんらかのランキングで、日本一泊まりたいキャンプ場の1位なんだそうだ。

確かに居心地いいし、シンプルなのがいい。公営のキャンプ場などは駐車場とサイトが離れていて不便だったり、あれはダメこれはダメとうるさいことが多い。民間だってオートキャンプサイトとか言って、区画が建て売り住宅みたいに並んでいて味気ない。それに使用料が高かったりする。

いまや朝食付きのビジネスホテルが3000円台から泊まれる時代に、サイト使用料+テント持ち込み料+ナントカ料とか合わせると高くなってしまうような価格設定もどうかと思う、とプカプカさんとも話していたのである。

宮松さんのお父さんは生前姓名鑑定をやっておられたそうで、日本のあちこちに講演に招かれるほど高名な方だったそうである。お父さんが書き残されたものが、ほかの兄弟のところではなく、捨てられる寸前で宮松さんのところにやってきたのもご縁の深さを感じるとおっしゃる。

ワープロで整理して一冊の本にまとめられたものを見せていただいたが、心相鑑定にも通じる共通の数字が見られ、大変興味深く見せていただいた。

そんなこんなをあれこれ話していたらあっという間に2時間が過ぎ、11時半にキャンプ場を出発する。

もうここからは下る一方の国道442なので恐れるものはナニモナイ。

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12時過ぎに道の駅竹田に入り込む。なんせ腹が減ったのである。
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300円のお弁当をgetし、すぐに食べるがまだなんか物足りない。駅の売店をうろうろして100円くらいでお腹にたまる何かを探すがそんな都合の良いものはなかなか無い。

さらに国道を走り降りて、竹田の街に入る。竹田はトンネルを通らなければ出入りできない、天然の要塞のような地形である。

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竹田駅を表敬訪問したら、ちょうど偶然同じような自転車旅人に遭遇した。愛知県からの西村さんは67歳。5年ほど前から自転車旅を始め、毎年日本のあっちこっちを一人旅している元気なシニアである。福岡の大学に通っていた若い頃、久住の山に学校の山小屋があり、長期休暇のときはそこを拠点にして歩き回ったというから筋金入りの人力移動人間である。

最初に西村さんと、地元っぽいヒゲのおじさんが話しているところにヨッシーが割って入った形だが、3人とも阪神タイガースファンと言うところで意見が一致して盛り上がったりする。

駅前で1時間くらい立ち話をしてからお別れする。

昨日の飲み過ぎ?の関係か身体に力が入らんし、竹田ではやらねばならんことがあるから今日はここで泊まることにしている。

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白壁など昔の風情を残した町をぶらぶら走り回りながら適当な公園を探す。

スーパーで買い物したあと、西村さんも入りに行くと言っていた月の雫という温泉に行く。

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トンネルを通ると自動的に荒城の月のメロディが流れる。竹田の岡城跡は滝連太郎が子供の時に遊んだ場所で、荒城の月のモチーフになったと言われている。

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月の雫で夕暮れまでゆっくりして、目星をつけた公園にスライドしていこうとたくらんでいる。

温泉前には西村さんの自転車が止めてあり、もちろんお風呂場で再会した。

またしても休憩所で1時間近くもあれこれ話をして旅の情報など教えていただく。もうビックリするぐらいあちこち行ったり登ったりされているのでヨッシータジタジなのである。

5時頃西村さんと温泉でこんどこそお別れしてヨッシーは目星をつけていた大正公園に上がる。上がると書いたのはコレ丘の上にあるのだ。

公園と言いながらすぐそばには墓場もあり涼しげな立地である。その隣の空間にテントを張らせていただく。夜~は墓場で運動会~、たのしいな~、とか唄いながら設営完了。

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米炊いて鍋作って晩ご飯終了~。

走行 24キロ 出費 1224円 (豚肉、もやし、パン、とうふ、ごぼ天、弁当、発泡酒、月の雫)
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