伊王島~野母崎(権現山) [九州編その3!]
2011年4月19日 火曜日 527日目
晴れ。4月も後半になっているが朝方はやっぱり寒い。朝露で濡れたテントを乾かすのに時間とられて10時50分出発。
いや、出発前に灯台記念館に立ち寄らねば。2日間も公園で寝泊まったのに、その間足を踏み入れなかった。
休息所?として使われていた建物が、当時のまま残されて記念館になっている。復元ものの多い中、現存しているだけで値打ち有る。
各部屋には暖炉があり、当時としては珍しかった洋風の建築様式だ。
昔使っていたレンズが展示してあり、管理人のおじさんがスイッチを入れて点灯してくれた。こういう分割式?というのか、レンズは最近のデザインだと思っていたが、昭和の時代にはもうこの形になっていたようである。
また発見。太陽電池って昭和34年にはもう使われていたのか!極々最近の発明のように思ってた。
別棟には五右衛門風呂も残っている。
公園を出て伊王島大橋手前の馬込天主堂に寄る。
島の人口などからすると、失礼ながら大きく立派すぎる感もあるが、それだけキリスト教信仰が篤かったしるしなんだろうか。
大橋を通り県道29を国道筋まで戻る。昼飯はコンビニで見つけたキングカップの豚骨ラーメン。かなりデカい。しかし味は並みであった。
釣具屋の屋根に人が!マネキンとわかっていてもちょっと気味悪い。
国道499を野母崎方面に南下する。予想していたよりきれいな道路で、アップダウンもきつくないので距離がはかどる。行く手に見えてきたのは軍艦島。
夫婦岩くぐりの軍艦島ショット。
高浜の町に軍艦島資料館があった。無料。
2階のベランダには無料の双眼鏡も設置されていて、かなり至近距離で観察も可能。
ビデオ映像での紹介もあり、ほかでは見られない古い映像がお勧めだ。
展示してある白黒写真も貴重。台風の時には家の屋根の上を大波が越えていったという。桟橋が流されたり家やビルが浸水してたびたび被害を受けたそうだが、炭坑を生活の拠点にしている限りはそれも想定内と割り切らねばならなかったろう。
昔は船から島への上陸は、こんな風にはしごを上り下りせねばならんかったから女性や子供は大変やったろう。
こんな風に同じ場所の今の様子と、当時の写真を並べて展示してあるコーナーもある。同じ場所なのに、人の気配が消えると階段や建物自体からも生気が失われたように映るのは不思議である。
資料館を後にし、499で野母崎まで走ったら、海岸沿いで右折して権現山展望台に向かう。
4時前だから、今夜は展望台泊が濃厚。
人や車が極端に減り、広いが急な坂道を押して上がる。選挙カーが候補者の名前を連呼していて、山に跳ね返って聞こえてくる。大音量やなあ。
約30分の押し上がりで展望台駐車場に到着。今日の夕日はここから眺めるのだ。
展望台まで歩いてあがり、眺めを楽しむ。ここにも芝生広場とかあるけどトイレがないのでテントは駐車場の方がいいね。
なんかの鐘がある。平和の鐘?やったかな?誰でも鳴らせるとかいてあるから、いっちょやりますか。
思ったよりしっかりした鐘の音やったな。
駐車場に戻り、まずは一人お疲れさん会。とうふと発泡酒。
そして人もおらんので早々とテントを張ってしまう。
発泡酒一本しか買ってなかったので、焼酎をコーラで割って日暮れを待つ。
こういう一時が旅の幸せな瞬間なり。
夕日来た~。
今日は海に沈んでいったぜよ。
走行 33キロ 出費 1420円 (コーラ、おにぎり、カップめん、ラーメン、キャベツ、とうふ、缶詰、ウインナー、玉子、発泡酒)
晴れ。4月も後半になっているが朝方はやっぱり寒い。朝露で濡れたテントを乾かすのに時間とられて10時50分出発。
いや、出発前に灯台記念館に立ち寄らねば。2日間も公園で寝泊まったのに、その間足を踏み入れなかった。
休息所?として使われていた建物が、当時のまま残されて記念館になっている。復元ものの多い中、現存しているだけで値打ち有る。
各部屋には暖炉があり、当時としては珍しかった洋風の建築様式だ。
昔使っていたレンズが展示してあり、管理人のおじさんがスイッチを入れて点灯してくれた。こういう分割式?というのか、レンズは最近のデザインだと思っていたが、昭和の時代にはもうこの形になっていたようである。
また発見。太陽電池って昭和34年にはもう使われていたのか!極々最近の発明のように思ってた。
別棟には五右衛門風呂も残っている。
公園を出て伊王島大橋手前の馬込天主堂に寄る。
島の人口などからすると、失礼ながら大きく立派すぎる感もあるが、それだけキリスト教信仰が篤かったしるしなんだろうか。
大橋を通り県道29を国道筋まで戻る。昼飯はコンビニで見つけたキングカップの豚骨ラーメン。かなりデカい。しかし味は並みであった。
釣具屋の屋根に人が!マネキンとわかっていてもちょっと気味悪い。
国道499を野母崎方面に南下する。予想していたよりきれいな道路で、アップダウンもきつくないので距離がはかどる。行く手に見えてきたのは軍艦島。
夫婦岩くぐりの軍艦島ショット。
高浜の町に軍艦島資料館があった。無料。
2階のベランダには無料の双眼鏡も設置されていて、かなり至近距離で観察も可能。
ビデオ映像での紹介もあり、ほかでは見られない古い映像がお勧めだ。
展示してある白黒写真も貴重。台風の時には家の屋根の上を大波が越えていったという。桟橋が流されたり家やビルが浸水してたびたび被害を受けたそうだが、炭坑を生活の拠点にしている限りはそれも想定内と割り切らねばならなかったろう。
昔は船から島への上陸は、こんな風にはしごを上り下りせねばならんかったから女性や子供は大変やったろう。
こんな風に同じ場所の今の様子と、当時の写真を並べて展示してあるコーナーもある。同じ場所なのに、人の気配が消えると階段や建物自体からも生気が失われたように映るのは不思議である。
資料館を後にし、499で野母崎まで走ったら、海岸沿いで右折して権現山展望台に向かう。
4時前だから、今夜は展望台泊が濃厚。
人や車が極端に減り、広いが急な坂道を押して上がる。選挙カーが候補者の名前を連呼していて、山に跳ね返って聞こえてくる。大音量やなあ。
約30分の押し上がりで展望台駐車場に到着。今日の夕日はここから眺めるのだ。
展望台まで歩いてあがり、眺めを楽しむ。ここにも芝生広場とかあるけどトイレがないのでテントは駐車場の方がいいね。
なんかの鐘がある。平和の鐘?やったかな?誰でも鳴らせるとかいてあるから、いっちょやりますか。
思ったよりしっかりした鐘の音やったな。
駐車場に戻り、まずは一人お疲れさん会。とうふと発泡酒。
そして人もおらんので早々とテントを張ってしまう。
発泡酒一本しか買ってなかったので、焼酎をコーラで割って日暮れを待つ。
こういう一時が旅の幸せな瞬間なり。
夕日来た~。
今日は海に沈んでいったぜよ。
走行 33キロ 出費 1420円 (コーラ、おにぎり、カップめん、ラーメン、キャベツ、とうふ、缶詰、ウインナー、玉子、発泡酒)