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シトシトピッチャン [九州編その2]

2010年10月8日 金曜日 334日目

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足、筋肉痛。しかもかなり痛い。昨夜寒くて冷えたからか?予報では午後から雨。テントのなかでゆっくり過ごす。

日記の下書きなど。

昼ご飯はインスタントラーメン。

4時ごろ雨降り出す。昨日のハマサキさんが来て、少しお話しする。グリコのカフェオレを差し入れてくれた。ウレピー。

晩御飯は久々にカレーにする。

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日没後、少し雨が止んだときトイレに立ったら、蛍をみた。

まさか?と初めは思ったが、芝生に光るものを発見し、じーと見ていると飛び上がった。よく見ると他にもいて、全部で3匹発見。オソルベシ開聞岳。

その後また降り始め、朝までシトシトピッチャンであった。

走行 0キロ 出費 0円
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開聞岳トザーン!の巻 [九州編その2]

2010年10月7日 木曜日 333日目

朝方ずいぶん冷え込み、5時頃に一回目を覚ます。二度寝して起きたら7時40分になっている。ちょと寝すぎ。

テントなど片付けて開聞岳登山開始は8時半になった。

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駐車場すぐ上から登山道が始まる。

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最初は快適に整備されてる風だったが、すぐにゴルフボール大の丸い小石が散らばって落ちているようになり、こりゃ下りで踏んずけてすっ転びそうな予感がする。

4合目までは快調。

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先日泊まった長崎鼻が眼下に見える。

7合目。余裕のように見えるがもうすでに結構バテバテ。病み上がりだからか?息も苦しい。

大人なら2時間半で登頂できると案内看板に書いてあったが、ヨッシーはクリアできるかビミョーな感じ。

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山道上に大きな石が現れ出して、スピードが鈍る。もともと鈍いスピードがさらに鈍っている、という意味だ。

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富士山に似た形の開聞岳の山道は、ジグザグではなく螺旋状になっておる。上空から見て時計周りにグルグル登っていく。

視界はほぼ無く、常に木々に遮られているが、こうやってたまに下界の見えるところに出るのだ。

ずいぶん登ったつもりなのに、まださっきの長崎鼻が見える。

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やけくそで吠えてみる。

8合目を過ぎると、仙人堂という岩場がある。山伏たちの修業の場に使われていたと書いてあるが、きっと今でも使われているに違いない。ヨッシーは修業する気はないからドンドン登る。

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9合目。もうかなりヘロヘロである。しかし爽快な風景が一時のやすらぎになってくれる。

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さて9合目からがなかなか大変であった。こんな梯子がかけてあったりと、なかなか油断させてくれない。

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しかーし、千里の道も一歩から。小さな積み重ねを続けた結果、11時7分、開聞岳はヨッシーに征服されたのである。登頂タイムは2時間37分。なんとか大人ペースで上がれた。

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山頂にいたおっちゃんにシャッターを押してもらう。

このおっちゃんは神戸から来ていて、50ccのスーパーカブで旅しているという。聞いたら定年してからあちこちにこうやって出かけては登山している。開聞岳の前は霧島に登り、次は雲仙に登るという。元気じゃなあ。

頂上でたっぷり1時間近く休憩。例によって、パノラマ写真風に撮ってみた。

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パンをかじって11時50分に下山開始。ひざがガクガクになってきた。

例によって4回すべってこけた。腹立つの~、自分が悪いんやけど。

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1時50分登山口に帰着。感無量の表情。

今日はがんばったから温泉に入ってもいいでしょう。直近の開聞温泉なるところに自転車でシャーと移動。ここは手持ちの地図に、「温泉内の注意書きに注目!」、と書いてある。気になるから行かなアカンやろ。

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駐車場、建物は普通である。

おっ!しかし入口の看板からして、すでに人を病院送りにせんとする意図が読み取れる。

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代金250円は番台に勝手に置く方式を採用している様子。

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来た~!注意書きシリーズ!

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どうやら管理してるおばちゃんは、ゴミとして捨てられる湿布薬を目の敵にしているようだ。

浴室内にもアレをするなコレも駄目、っちゅう貼紙満載。ともあれ薄茶色のお湯は気持ち良く、登山の疲れが溶けていくようである。

今日の泊まりは未定である。夕方4時で未定はけっこうやばい。先日泊まった長崎鼻の手前に公園っぽいのがあったことを思い出し、行ってみる。

ビンゴ!屋根付き椅子とテーブルもあるし水洗トイレもある。キャンプ禁止の看板はあるが、いつものように見なかったことにする。

駐車場奥に宿泊予定?のようにも見える、軽ワゴンあり。近づいておっちゃんに最寄りのスーパーの場所を聞く。

この人、もともとはこのあたりの人だが神戸の塩屋に長年住んで働いていた、ハマサキさんという。

ヨッシーが西宮から来たと聞いて喜んでくれている。自分もバイクで全国回ったこともあり、旅のことをよく理解してくれている。今は94歳になったお母さんが入院中で、看病のために帰省している。

教えてもらったスーパーは、ここから自転車で30分くらいかかりそうな場所である。登山ヘトヘト系のヨッシーにはかなり辛い。しかし予報では明日から雨が降ると言っているし、今日買い物しておかないとタイミングを失う。老体に鞭打ち、力出す。厳しかった開聞岳も、今は夕暮れに優しく佇んでいる。

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開聞岳登山成功と、出発記念日の後夜祭として刺身とお寿司を奮発する。

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屋根の下にテントも張って、雨対策も万全!降るなら降れ!

走行 19キロ 出費 1390円 (寿司、さしみ、つけあげ、発泡酒)
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