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ウィリー一家、宇宙センターに行く [九州編その2]

2010年9月23日 木曜日・秋分の日 319日目

毎夜の宴会であった。朝がつらい。本日はウィリー一家を島内観光にヨッシーがお連れする。11時からの無料見学ツアーに申し込んであるので、まずは宇宙センターまで直行なのだ。

しかし子供がいるとこんなに大変なのか。予定通りにはなかなかいかせてくれない。ヨッシーも拾った猫を連れて自転車旅?みたいなことも考えていたが、到底無理である。

色々手間取ったりして、宇宙センターには10時50分にやっとこさ着いた。ギリギリセーフ。

ヨッシーは2回目なのだ。今日は前回より参加者が多く、マイクロバスの席が7割くらい埋まった。

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おねいさんの説明を、今日は動画で撮ってみた。



大崎のロケット保管庫へ



エンジン下部の噴射口を撮ってみる。こんなちっこいところから噴射して宇宙に飛び出すとは、恐るべし。

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中型ロケット発射場を通り、



そして大型ロケット発射台に移動。

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またしてもヨッシーのいじわる質問タイムである。

ヨッシー 「発射の時、ロケットにどうやって点火するのかなあ?」

おねいさん 「詳しいことはわからないので・・・・、今日はJAXAの職員さんが乗り合わせているので聞いてみましょう」

職員のお兄さん 「メインエンジンは、火花がロケットの噴射口のところで散って、それで火がつきます」

ヨッシー 「え?それってライターの火打石みたいな感じ?」

お兄さん 「そうです。それにサブのロケットブースター(横についてるちっこいロケットみたいなやつ)は導火線で着火します」

ヨッシー 「え!導火線?めちゃめちゃアナログやん!」

一同 「あははは」

またしても、最新技術のなかのアナログ部分が露呈した。こんなことならヨッシーでもロケットくらい作れそうな気がする。案外宇宙は近いかもしれん。

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今日も祝日なので、JAXA職員の社員食堂はお休みである。しかたないのでシゲに聞いていたオサレな感じのカフェを探していく。

はなうた、とかいう店。

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おうこれや。

たしかにオサレ。まわりののどかな風景から浮いておる。

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メニューは3種、日替わり・カレー・サンドイッチ。

ヨッシーとウィリーは日替わりランチ、子供らはカレー、奥さんのチエちゃんはサンドイッチ。

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これどう!日替わり美味しそうやない?

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そしてカレー。サンドイッチは撮り忘れた。

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うまそうにくっとる。よしよし。うちの子じゃないけど。

午後からはまた科学技術館を見学し、そのあと千座の岩屋へ。

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あらためて全部の洞窟を歩き回ったが、たしかに千人が座れるくらい広い。すごいパワースポットである。グイグイ来る!

それから馬立の岩屋にもまわり、港までお送りしてちょうど屋久島までの高速船の出航前に間に合った。

屋久島も楽しんでね~。

夜、シゲは明日からのカヤックツアーのお客さんである、矢沢さんと町に食事に出た。ヨッシーはお留守番である。

走行 0キロ 出費 0円
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ウィリー一家、無人島へ行く [九州編その2]

2010年9月22日 水曜日 318日目

本日はウィリー一家と一緒に、無人島カヤックツアーに行く。ホントはいつものようにおさむちゃん@珊瑚礁の漁船で馬毛島に行く予定だったのだが、波が高いということで急きょ東海岸の熊野海水浴場へ。

先日ヨッシーが種一周の時キャンプした海岸なのだ。ユーサクやキョウトマツダと会ったところ。

しかし子供連れはいろいろ手間や時間がかかって大変である。お父ちゃんお母ちゃんは四六時中ちょろちょろ動き回る元気なお子様方に目配りせねばならんのは大変だ。

熊野に着くと、大喜びで海に入って遊ぶシュンとマリ。

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ビーチにカヤックなどを降ろし、出発準備。

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追い風と言うこともあって順調に無人島まで約30分で渡り終える。

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すごい風景である。

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さっそくシュノーケルに出かける。マリちゃんは怖がって海に入れなかったが、シュンは平気で、シゲにくっついてどんどん沖に泳いでいく。コノ、ワンパクヤロウメ。




しかし後でシゲに聞いたら、シュンが勝手にシゲの持ってる手モリのゴムの輪っかをつかんでついて来たというから、おまえある意味生き残っていくタイプやなあ、と恐れ入る。

シゲが深いところでシャコ貝を見つけて、手で抱えて浮き上がってきた。しかし水面で持ち続けるのは困難なため、すぐに手を離す。貝は沈んでいく。

ビデオで撮影するのを忘れていたので、シゲに、「もう一回頼む」。

すぐに潜っていくシゲ。



さすが野性児シゲ!パワー全開である。

島に戻り、あたりを散策する。通称グランドキャニオンのような風景。


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それから洞くつ内に入り、ランチのパスタを作り始める。徐々に満ちてきた潮が洞くつにも流れ込み、まさにサバイバル的ランチクッキング!

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鍋や箸や食料が流れて行きそうになるのをかき集めながらの炊事はスリル抜群だ。

できたパスタはそれだけに余計にうまかった。

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帰りのカヤックは向かい風を心配していたのだが、島を探検している間に風が弱まり、楽々と熊野の海岸に戻ることができた。そのまま海から川をさかのぼり、マングローブの林に入っていく。

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前からヨッシーが日記に書いていた、その場所である。

ヨッシーとペアを組んでいるシュンは、口も良く動くが年齢の割に力もあってちゃんとカヤックを漕ぐのである。

ちょっと疲れたのでヨッシーがこっそり手を止めて、シュン一人に漕がせていたら、「ねえもっと漕いでよ~~」、とねだる。でもヨッシーもまだ子供なので、「やだ!」、と言って漕がない。

するといろいろ自分で工夫して漕いでおる。浅瀬に突っ込んでバックしないといけなくなったら、乗っているカヤックの中でくるりと自分が向きを変え、そのまま前進漕ぎをして危機を乗り切った!おまえ頭いいやん!

このマングローブ林は広大な面積である。これはカヤックで漕ぎいらなければ分からないと思う。すごい。

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メヒルギのトンネルをくぐる。

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十分楽しんで再び川下って海に出る。波を乗り切る時がちょっとドキドキ。

浜に上陸して片づける。もう夕暮の空に月が出ている。

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保養センターで温泉に入り、民宿珊瑚礁までびゅーんとドライブして戻る。子供たちは車の中で寝てしまった。

部屋に寝かせて、今夜はおさむちゃんの手料理をみんなでいただく。

ビールがウマー。

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たいがい食って呑む。おさむちゃんがサービスで貝を出してくれた。

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11時ごろ、お開きとしてシゲとヨッシーは支社にタクシーで戻る。ちなみに今夜の飲み代も、ウィリー祐一大先生のお・ご・りである。感謝。

走行 0キロ 出費 100円 (コーラ)
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ウィリーご家族来島 [九州編その2]

2010年9月21日 火曜日 317日目

ヨッシーはじじいなので、7時半には目覚める。ブログ更新などをおとなしく進めていたら、シゲも10時には起きだしてきた。朝飯替わりに、先日ウィリー祐一くんからお土産代りに送られてきた、富士宮焼きそばセットを作って食う。

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シェフはシゲである。

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敷地内に育っていた芋を掘り出し、ぐつぐつ煮てから焼きそばと一緒に炒めている。

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そして完成。

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うま~。

夕方までだらだらと過ごして、5時半に着く高速船でウィリーご家族がやってきた!ヨッシーはこの日をどれだけ待ちわびておったことか。

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早速今夜のお宿、居酒屋民宿珊瑚礁へチェックイン。

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これは珊瑚礁の玄関前にある、アコウの木。見事にアーチ形になっている。

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お部屋は新築のピカピカ。シュン(息子)とマリ(娘)も大喜びで走りまわっている。

晩御飯はご一緒に、すしたねに行くことになっている。

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腹減った~。

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もうヨッシーは3回目である。毎度毎度、ウマイの一言に尽きる。ちなみに今夜はウィリー祐一大先生のおごりである。アリガタヤ。

子供たちはお疲れの模様なので奥さんと民宿に帰り、シゲ・ウィリー・ヨッシーのゴールデントリオは、さらに夜の街を少し楽しんだのである。終わり。

走行 0キロ 出費 126円 (チーズバーガー)
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種一周ゴール編 長浜~西之表 [九州編その2]

2010年9月20日 月曜日・敬老の日 316日目

晴れ。7時に朝日がテントをジリジリと焼き始めて目覚める。

海を眺めたら、昨夜は全く気がつかなかったが、目の前に屋久島が横たわっている。

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こんなに真正面やのに気がつかんかったとは?しかもそっち方向は夕日を見るためにさんざん見つめていたというのに。きっと夜の間に屋久島が移動して目の前にやってきたのに違いない。

テント撤収後、8時に出発。もう残りの距離は20数キロなので、午前中にはゴールできそうな予感。

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海岸沿いを快走する。

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思ったより早く、テツのタコス屋さん、タコラティーノ前に着いた。

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開店前で無人である。すぐ隣にあるディスカウントストアで、ゴール前祝い的にアイスを買って食う。もちろん白クマである。

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お昼頃に西之表の中心街にたどり着くので、本番のお祝い的なランチをどこで食べるか思案する。

思い出したのは、ホテルのランチバイキング。1000円位したと思う。もうひとつの候補は、ファミレス、ジョイフルのランチにドリンクバー。今日も暑いので、からからに乾いたのどをたっぷり炭酸系で潤したい。

さあどっちにするか~~[るんるん]

鼻歌交じりにペダルを動かすと、見覚えのある風景がどんどん濃くなり、あっという間に西之表。

町中にご入場。まだ10時過ぎである。

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ホテルの前でランチが何時からかチェックすると11時開始であった。朝ご飯は抜いているし、11時からでも十分食える自信はある。よし!ランチバイキング900円に決定。その前に軍資金を郵便局でおろす。

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なんだか今日は国旗の出ているところが多いなあ?とおもっていたら、休日でした。敬老の日?

時間つぶしに町中をうろうろ。早いけどホテル前に駐輪する。

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10時55分やけどちょっと早くても入れるかな?と、エレベーターで8階まで上がってみる。ワクワク。

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レストランに入ってみたら、「11時からなのでお待ちください」、と外に並んでいる待ちあいの椅子を勧められる。あと3分位やで?細かいなあ。

待ちに待って一番乗りの客になる。

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第一回目のお皿。ヨッシーはオレンジジュースが好きなんで、いきなり4杯くらいお代わりした。

その後も時間をかけて何回もお代わりしたが、さすがに最近は胃が小さくなったのか、若い時ほどは食えんなあ。12時前に店を出て、自転車に乗ろうと歩きだしたら目の前の道路を、見覚えのあるピンク色の車が通った。あ、キョウトマツダやないか~い。すぐ隣の駐車場に入ったので、追いかけてみた。キョウマツは本日のフェリーで鹿児島に戻り、宮崎に向かうのである。もうちょっと先にわかっていたら、一緒にランチバイキングしたのに。

キョウマツとわかれ、58号線の最後の区間を走る。もうあと1キロもない。

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ここが国道58号線の北の端っこである。バンザーイ。

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あとはここから5分ほどで、ランドアース種子島支社に着く。

ドアを開けると、シゲの荷物がある。ん?もう来てるのか?でも本人いないからどこに行ったか?と思っていたら、ちょうどそこにテツが来た。どうやら急なお客さんが入って、民宿珊瑚礁の大将、おさむちゃんといっしょに馬毛島無人島・漁船&カヤックツアーに出ているとのこと。

もうヨッシーは後はすることがないから、シャワーを浴びてビールを買って、テレビ見ながら真昼間から乾杯。

夕方シゲとおさむちゃんが帰ってきて、今夜はご飯食べにおいで、とおさむちゃんに誘われる。

7時に居酒屋民宿・珊瑚礁に行き、ごちそうになってタクシーで支社に帰還。連日の激務で疲れているシゲは、明日は昼まで寝る、といってベッドに入った。

走行 24キロ 出費 1925円 (白クマ、ランチバイキング、発泡酒)


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種一周 門倉岬~長浜 [九州編その2]

2010年9月19日 日曜日 315日目

無料休憩所のコンクリート床の上にテントを立てて寝た。実はいままで使っていたテントマットが長年の使用で薄っぺらくなり、最近コンクリの上で寝る体制の時はさずがに熟睡できんなあ、と思っていたのである。

そこで7月に免許更新のため実家に一時帰省した時、秘蔵の空気を入れてふくらまかすタイプのマットに交換してきたのだ。もうコンクリの地面でも安眠なのだ。

休憩所の脇はずぐ崖で、そこに打ち付ける波の音が一晩中うるさかった。6時に目覚めると、ちょうど朝日が昇る瞬間だった。

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島最南端だけに西の東も見通せるから、夕日も朝日も見通せる。

お世話になった休憩所。

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早起きしたので出発も早い。7時には走り始めた。

今日はこれから島間という港まで走る。県道75号線で、西海岸沿いを北に向かう。道は案外スムーズで平坦なため、漕いだだけズンズン進む。なんかこの感じは久しぶりたい。

坂道が多かったからねえ。

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快調に進んだおかげで、島間港には8時半過ぎには到着。ここからは屋久島行きのフェリーが出ておる。しかしヨッシーはそれには乗らない。島間に来たのは、国道58号線を完走する目的のためである。

58号線は沖縄、奄美大島から種子島まで続く変わり種の国道で、海の上をピョーンと飛び越えて、同じ国道番号58号線がつながっているのだ。

ヨッシーはすでに沖縄も奄美も58号線は完走しているので、のこる種の58を走り切れば、制覇!なのである。そしてその起点が島間にある。だからフェリー乗り場の小さな待合室しかないさびしーい港までわざわざ来たのだ。

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待合所の自販機でコーラを買って休憩。

それからいよいよ58号の起点を探すが、それらしい標記は見つからない。まあ国道の看板があるからここからなんだろう。

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さあここからが相当に大変な上り坂であった。

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10時近くなり、日差しが強くなってたまらん。日陰を見つけるたびに一息入れる。結局、南種子町の中心街である上中の交差点まで、ガッツリ8.5キロひたすら登りであった。

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宇宙センターのおねいさんが、ここの交差点の信号はロケットを運搬する時用に横向きになる工夫がされていると言っていた。

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これのことね。

Aコープ、ハッケーン。なんだか久々の大型スーパーである。無料の氷もあるので、やっとこさヨッシー専用の冷庫蔵が活躍できる。発泡酒買って餃子買って、お昼用の弁当も買う。

どこかいいとこないかな?と58号を西之表方面に少し走ると野球場発見。あずまやもある。ここでお昼休憩とする。

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さば塩焼き弁当350円。安い。ボリュームある。

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ついでにさっき買った飲み物も、プシュ~、する。のどごしウマシ。

12時回っていよいよ暑さがピークにかかってきた。なのであずまやで昼寝に幸せタイム。

今日はもうあまり走らず、適当な近場で泊まろうね、そうしようね~、心に思っていた。すぐ数キロ先に、ロケット発射を見学できる長谷の公園があるのを思い出し、今日はそこまでかなと見当をつける。

しかし走っているときに地図に載っている、「日本一の大ソテツ」を見つけてしまい、方針変更。長谷の少し先やけど、そんなに遠くないし、大ソテツのそばで一晩過ごす、なんて良いかもしれんと思ったのである。しかしこれが実は間違いの始まりであった。

坂井に着くと、公園があったのでここにそこにソテツがあるのかとうろつくが、ここでには無かった。隣の神社の境内にあることが判明。

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鳥居をくぐるとすぐそこに。

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大ソテツ。さっき公園で話しかけてくれたおじさんいわく、昔はもっと大きかったそうである。枝が大きくなりすぎて危ないから剪定されて小さくなったということ。

しかし、境内ではキャンプできんではないか。先に進むしかない。

そのままぐいぐい走って、中種子町に入る。朝7時から走り始めて、もう今日はかなり消耗してきた。役場近くの運動公園も見にいったが、ロケーションがいまいちである。

じゃあ海岸に出ていいところを見つけようと、長浜と呼ばれている海岸線に向かう。ビューンと下り坂を降りてしまったが、どうもビーチ際に下りる道がわかりにくい。道路と海の間はジャングルみたいになっとる。一度迷いこんだら、また戻ってくるのが大変そうだ。安全策を取り、また中種子町内にもどるが、また坂道を登り返さないといけない。トホホホ。

完全に今日はオーバーワークやなあ。5時になり日が傾いてきた。国道58まで戻り、見つけたコンビニでアイス買う。白クマ、ウマーーーーーー。甘いものが美味しい。へたっていたパワーがチョト戻った。

改めて58号を西之表方面に進むことにする。とにかく地図によればこの先で道は海岸線に出る。そこまでいけばなんかいいことがあるやろう。

中種子町内から5~6キロはほぼ下り。海岸線が見えたところで、浜のほうに下りていく脇道発見。ピンと来たのでここを降りる。

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この看板があるところが目印。

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行きどまりは堤防状になっていて、車を寄せられる空き地もある。釣りに来る人などがつけた道のようである。宿泊地決定!最後はいいことあるわい。

6時近くなっているので日暮れが近い。すぐさまテントを張り、それから短パンいっちょになって海に入る。うお~、気持ちええええええ。

ペットボトルの水で塩水を落とす。

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それから間髪いれず発泡酒プシュウウ。

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冷えてて最高!うまーー。

そして今日は見事な夕日が正面に沈んでいく。

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なんか一杯写真撮ってしまう。

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日没を見ながら2本目のプシュウウウ。

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そのまま堤防の上で一人宴会。冷奴、さつまあげ、そして締めは水ギョウザ。

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そのあと出た月もきれいに見えて、海を広々と妖しく照らしておる。テントに入り、ラジオ聴いてすぐ寝た。

走行 63キロ 出費 2084円 (紅茶、とうふ、ギョウザ、つけあげ、弁当、白クマ、発泡酒、焼酎)
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種一周 熊野海水浴場~門倉岬 [九州編その2]

2010年9月18日 土曜日 314日目

7時起床。快晴。朝ご飯はラーメンに昨日の残りの若竹を入れていただく。とんこつスープ+竹=なかなか美味しい。

テント類をゆっくり片づけていると、ユーサク&キョウトマツダはサーフィンのため先に出かけて行った。

サーファーと言えば、ヨッシーが高校生の時苦い思い出がある。

夏休みに友人と一緒に、紀伊半島をぐるりとJRに乗って旅した時のこと。とある海岸でお昼になり、海の家みたいなところで友人と3人カレーを食ったのである。そのとき一つ置いて隣のテーブルに座っていたサーファーのお兄さん方が、われらがカレーを食っている間ずーーーーっとガン見でこちらを睨んでおったのだ。

たしか高一ぐらいだから、まだ中学生に近いくらいだったと思うのだが、何となく怖くて大急ぎでカレーを食って店を出た記憶がある。

あれからサーファーがトラウマなのである。どうせマリファナ吸ったりビーチでパーティしたり、車からガソリンかっぱらったりするやつらだろう、てなぐらいに思っておった。さすがに今は、おっさんになったのでそんな悪いやつらばっかしでは無いことは薄々感づいていたが。

ユーサクとキョウトマツダにその話をすると、「それ偏見や~」、と言われたが。

9時に自転車旅スタート。昨日走ったマングローブ前から千座の岩屋前などを通過して南に向かう。まずは竹崎の宇宙センターを訪れるのである。

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南種子町に入る。

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日本一早いんだそうな。

宇宙センター直前の岩はダイナミックに穴があいておる。その間を台風?の影響か、大波が通り抜けているのが面白い。

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坂道を登ると、ここからが宇宙センターである。

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時間は午前10時。それやったら11時からの無料見学ツアーに参加できるかもしれん。ここは後日ウィリー家と一緒に訪問する予定になっておるが、まずは下見ということで個人参加する。

その前に公園内の自販機でコーラを買って飲む。暑いときは炭酸ものがウマイ。そこに、コスモテックという名前の会社の車が停まる。コスモテックは、宇宙センターの維持管理などをしている会社である。下りてきた兄ちゃんもジュースを買って飲む。自然と話をする。

水とか発電所の管理の仕事であるそうで、宇宙センター内にはダムもあるし発電所もあって、いわゆるライフラインが完全に外と独立しているんだそうである。考えたらそらそうや。

停電ですからロケット打ち上げ延期で~す、とか言ってられねえもん。

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11時からの見学ツアー出発。普通は入れない発射場の中とか見せてもらえるんである。JAXA(ジャクサ)のマイクロバスに乗り込んだのはヨッシーを入れて6人の見学者。説明はコンパニオン?と言うのか?、女の子が案内してくれる。

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まずは本物のロケットの見学。打ち上げ中止になったロケットをそのまま保管して置いてある。触れるくらい近づけるが、触ってはいけない。

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女の子にも触ってはいけない。ソラソウヤロ。

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ロケットの液体水素は超低温なので、蒸発しないようにロケット周りにはこの断熱材が吹きつけられている。

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これが1段目のロケットエンジン。重さ2トンあるらしいが、ジャンボジェットのエンジンは7トンあるらしいから案外軽いものなんだ。そのかわり、出力はジャンボの10倍?くらいあるらしい。

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次は発射場に移動する。

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案内係がバスを降りてゲートの錠前を開け、手で門扉を押してひらく。なんかアナログなんですけど。

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先日まさにヨッシーが海岸に見にった打ち上げが行われた発射場なのである。

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ちなみに左右の赤白の鉄塔は、避雷針の役目をしているだけで、ロケットを支えたりはしないらしい。

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反対側にはロケットを組み立てる建物、組み立て棟がある。高さ80何メートルとか言ってた。扉はフスマみたいに横開きの一枚ドアで、世界最大のドア?としてギネスにも認定されているという。厚さが2mもあるので相当に重く、開けるのに30分くらいかかるらしい。

そしてHの形をした発射台に乗せられたロケットは、打ち上げ当日専用のドーリーというタイヤが50何本かついた車2台が下に潜り込んで運んでいくそうである。時速2キロしか出ないので、30分かけて射点まで移動する。移動が終わったら、ドーリーは帰っていく。

質問タイムがあったので、ヨッシーもいろいろ聞いてみた。

ヨッシー 「打ち上げの時ヘリコプターが飛んでたけど、何かを警戒してたのかな?」

コンパニオン 「いや~、それは良く分からないです」

ヨッシー 「2キロしか出なくて30分かかるということは、帰りも30分かかるわけ?」

コンパニオン 「はい、そうです」 (あたりまえか)

ちょっと変な質問に困った風になっている。うふふ。

見学の最後は、総合指令室である。

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ここもカギをがちゃりとアナログに開けておる。

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ガラス窓の向こうに指令室がある。テレビで映るのはここのことらしい。

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時計の下にクリスマス、とあるのはクリスマス島のこと。発射されたロケットは地球の裏側まで飛んでいくので、各地の管制塔が連携して管制するのだ。

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せっかくなのでおねいさんに頼んで一枚撮ってもらう。

またしても質問タイム。

ヨッシー 「秒読みは人間が読んでるの?機械の声?」

おねいさん 「人間の声です」

ヨッシー 「99、98,97とかの声が聞こえてきたけど、あれ途中で言い間違えたりとかしないんかな?」

おねいさん 「間違えないです」

ヨッシー 「もし間違えたら、あ、しもた、とか言ってしまったりせんのかな?」

おねいさん 「・・・・・・・・」

なんにしても、技術の最先端が集まっているようでいて、案外アナログなところも残っているのがロケット打ち上げ現場なそうである。

バスを降りツアーは終了したが、科学技術館を見学しなければ。

いろいろ見たが、中でも気になったのは、やっぱり誤植。

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なんかえらい人とか宇宙に行った人とかが残した名言が書いてあるコーナーがあった。

この人のところ上半分が、シールを張って訂正してある。前はなんて書いてあったのか気になる~~。

昼飯の時間もかなり過ぎている。ホントは平日ならば、JAXAの職員が使う社員食堂を一般の我々も使えるのだが、残念ながら今日は土曜日でお休み。

自転車で戻って見つけた、ラーメン屋さん兼お弁当屋さんに入る。

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さば塩焼き弁当480円也。店内のテーブルで食べさせてもらう。氷水がうますぎる。10回くらいお代わりした。

門倉岬に向かう途中、赤米館に寄る。

ちなみに「あかまい」ではなくて、「あかごめ」と読む。

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展示はおされな感じ。

さらっと見てから次に進む。

ここからが本格的坂道の始まり。

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種子島一大きい宝満(ほうまん)の池。

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それから少し行くと、宇宙センター辺りまで続く海岸線が一望できた。

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暑いし坂道だし、けっこうヘロヘロになってきとる。

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門倉岬は予想していたより、ほったらかしの観光地であった。お店もなんにもない。トイレと無料休憩所。展望台。以上!である。

鉄砲伝来の碑がたっている。

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徒歩で岬まで行ってみる。DSCF7078.JPG

南蛮船をモチーフにした展望台から西の方面を見る。

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さらに竹崎方面を見る。

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もうちょっとで夕日がきれいに見れる時間帯だなあと思っていたら、女性4人連れがやってこられた。

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そのなかのおひとりにシャッターを押してもらったのをきっかけにお話しする。1人は種子島在住。3人は熊本から観光でやってきていて、ヨッシーの自転車旅のことをお話しすると、とても興味深く聞いてくれた。

無料休憩所に置いていた自転車、赤い流星号もご覧になってへえ~、とかふえ~とかおっしゃる。

みなさんお帰りになった後は、一人休憩所でご飯を炊いて食べる。今夜はここで泊まるのだ。屋根もあるしトイレも水場もある。

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暗くなる前に、蛇口にホースを繋いで水浴びする。チョー気持ちいい。上半身裸のまま椅子に座って風を受けると天国だ。

日が暮れると今度は月がキレイである。ラジオ聴きながら8時に寝る。

走行 28キロ 出費 960円 (弁当、コーラ)
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種一周 熊野でゆっくり [九州編その2]

2010年9月17日 金曜日 313日目

朝方4時ごろ人の話し声や車の音などがして、ユーサク達が出て行ったのがわかった。

ヨッシーは7時半まで頑張って寝たが、暑くてたまらんようになって起きる。

今日は走らずにここで連泊するのである。夏の間海水浴場とキャンプ場でにぎわったここも、今はシーズンオフでひっそりしている。本来は有料のキャンプ場なんだが、営業が終了しているので無料なのである。トイレもあるし炊事場もあって電気もつく。これで無料はありがたい。

朝から米を炊いて、塩とフリカケでかきこむ。

10時ごろ、ユーサクと京都から来たサーファーのマツダくんが車で帰ってきた。ヨッシーと同じ松田なので、彼のことはキョウトマツダと呼ぶことにしよう。

朝の4時からサーフィンなんて、熱心なことよのう。そしたら、他に2人いたサーファー仲間が今日で種子島を出るというので最後に一緒に波に乗ろうてなことになったかららしい。

ヨッシーはそれから自転車で、すぐそばにある千座(ちくら)の岩屋を見学に行く。ここはパワースポットなのである。

まずは、前にも車で通ったマングローブの林を通過。

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干潮で水が引いているが、満潮時はカヤックで林の中を散策できるのだ。

それから千座の岩屋へ移動。前回やっさんと来た時は、満潮で入れなかったから今日が事実上初めてなのだ。

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何度来てもきれいな海岸じゃなあ。せっかくなので、180度写真に撮ってみる。

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どや?なんとなく伝わるか?

海のほうから岩屋に入ってみる。

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奥をのぞくと、反対側からも入れるようである。

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中に入って右側にも洞くつが。

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奥には海側とは反対側に抜けられる裏口がある。

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振り返って海のほうを見て記念撮影。

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真っ暗な奥はどうなっておるのか?

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さて、さっきの裏口から外に出て写真に撮る。

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ホントはまだ奥にも洞くつは広がっていたのだが、それは次回ウィリー一家と一緒に来るときに見ようと思い、楽しみに取っておく。

帰りにコンビニによって、弁当と発泡酒を買い、浜に戻ってビーチのあずまやで昼食。あ~、なんか久々にちゃんとしたものを食べるなあ。ビールもウマイし最高やないか。

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そのまま2時ごろまでお昼ねタイム。

それから調子の悪かったスピードメーターの配線を修理する。

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それからカキンカキンの音は右ペダル付近からすることを突き止め、一回はずしてみる。

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取りつけねじを緩めるとき、簡単に回ったから少し緩んでいた模様。

念のため、可動部付近に油を指しておく。

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改めてしっかり取りつけてから試乗したら、音がしなくなった!すごい!おお~、まるで新車のごとくの乗り心地やないか~!メーターもしっかり動いてるし。

3時になったので、かねてから計画していたとおり、すぐそばの温泉保養センターで入浴する。

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町内300円。ん?町外も300円?同じ値段かいな。

なんでわけとるのや?ヨッシーはその横の、「老人200円」のボタンを押したい誘惑を抑えて、ちゃんと町外300円を押す。

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脱衣所。

1時間くらいゆっくり入って洗って、休憩室の座敷で相撲をTV観戦しながらごろ寝。ああ~、気持ちエエ~。

5時に温泉を出て買い出し。若竹が120円で売ってたからこれを買い、カレーにしてみることにする。

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米を炊く。

若竹は生でもいける。しょう油と七味トウガラシで柔らかいところを先に食う。ホンワカな苦みが大人の味。ビールがウマイ。

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カレー完成。

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竹しか入ってないシンプルだがウマイ。

食い終わったころユーサクとキョウトマツダが帰ってきた。2人は共同で野菜炒めを作るんだと。

ユーサクが半合で米を炊いている。

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抜群の炊け具合やないか。ヤルベシ、ユーサク。

いろいろ話が盛り上がり、最後は3人で記念撮影。

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左がキョウトマツダ、右がユーサクだ。

10時ごろテントに戻って寝る。明日は種子島最南端、門倉岬に向かうのだ。

走行 13キロ 出費 1420円 (弁当、竹、とうふ、温泉、発泡酒)
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種一周 沖ヶ浜田~熊野海水浴場 [九州編その2]

2010年9月16日 木曜日 312日目

夜はかなり涼しく、やや肌寒かった。今回は、寝袋は暑すぎるからいらんやろう、と思いクラブハウスに置いてきたのをちょっと後悔する。

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8時に出発。うす曇り。暑くなくて良い。

港の出口に、黒糖づくりの工場を発見。看板に作り方がのっている。読んでみると手間がかかるもんやなあと思う。

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海岸線をご機嫌で走る。

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安納(あんのう)からは県道75号線になり、東海岸を走る。

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かかしも笑っておる。

漕ぐたびにカキンカキンと音が出るようになったしまった。どこが悪いんじゃろうか?気にはなるが原因がわからんのでそのまま走るしかない。

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先日車で行ってみた、カシミア号遭難場所前を通過。

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いままでは西之表市だったが、ここからは中種子町になる。

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もう少し坂道を上がったり下がったりすると、いつもシーカヤックで訪れている馬立の岩屋への分岐に着く。

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あ~、ここまで来たら熊野まではもう少しなんである。時間はそろそろ1時じゃが、この辺りには商店など何もないから、我慢してもう少し走らねば。

JAXAの施設、増田通信所前。

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お!見学無料の看板あり。早速寄ってみる。ロケット関係の施設はどこも敷地が広い。通信設備なのにこんなに広さが必要なんだろうか?

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ロケットと言うと打ち上げのイメージが先行するが、実際にはその後、人口衛星の管理・通信業務が必須になる。ここは筑波やたの通信設備などと連携して、衛星を24時間体制で監視しているのだ。

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ということを、展示室のビデオで初めて知る。

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内線電話?がレトロなのがアンバランス。

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月焼き?なるものを発見。なんじゃこれは?

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つまりは、アポロが大昔持ち帰った月の石と同じ成分のレプリカを用いて焼いた陶器を、月焼きというのである。

そんなものがあったなんてチートモ知らんかった。ええ勉強になった。

冷房の利いた展示室でしっかり涼み、コーラでのどを潤してから先に進む。

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通信所から坂道をビャーっと下りると、先日ロケット打ち上げを見に来た増田の浜に出る。

熊野までもうあと15キロか20キロくらいなんだけど、ここからが実は大変であった。

近道をしようと曲がった、海岸沿いの広域農道がただただ上り下りの繰り返しだった。車なら近道なんだろうが自転車では大変なばかりである。昼飯も食ってないので力が入らない。上りは自転車を押して黙々と歩くしかない。日陰で10回くらい休憩して、やっと本来の県道75号線に戻った。ここからはぴゅーっと坂道を降りれば良いだけである。助かった。

やっと見つけた商店でパンを買う。飲み物はかなり迷ったが、発泡酒を選択。もうここまで来たらええやろ。

あ~、のど越しがたまらん。

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3時過ぎに熊野海水浴場に到着。もうヘロヘロである。芝生に張ってあるテントは、先日クラブハウス横の公園でキャンプしていたサーファー、ユーサクのものだ。今はここでほぼ定住して、サーフィンに行っていると聞いていた。

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ヨッシーもそのそばにテントを張ってから、水道のホースで水浴びする。

スカッとするし超気持ちいい!あ~天国。

売店で買っておいた発泡酒を持って、ビーチのあずまやで一人お疲れさん会を実施。海風が涼しくて最高。

夜ごはんはご飯炊いて魚缶詰ですます。焼酎飲みながらテントでラジオを聞く。阪神が横浜に2-1で辛勝。たのむで阪神タイガース。優勝してや~。

10時ごろユーサクが帰ってきたが、もう眠いので明日の朝に挨拶することにして寝る。

走行 52キロ 出費 963円 (さつまあげ、とうふ、パン、発泡酒)
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種一周 浦田~沖ヶ浜田 [九州編その2]

2010年9月15日 水曜日 311日目

穏やかな夜だったので、ゆっくり休めた。6時半ごろ目覚め、他に食べ物がないのでまたしてもラーメンを食う。

8時に浦田を出発して、種子島最北端の喜志鹿埼を目指す。

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この灯台にも一回行ったことあるが、その時は車やった。

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少し上り下りを繰り返す道を走って、すぐに灯台に着く。

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岬を見降ろす展望所のフェンスが工事中で、中に入れないようになっていた。バリケードのそばでぼーっと立っていたら、現場監督っぽい兄ちゃんが、「なかに入ってもいいですよ。落ちないでね」、と言ってくれた。

崖際まで行って、岬の左右を見降ろす。

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看板にもあるように、この海域は潮の流れが複雑なのである。シーカヤックでも航行困難な場所の一つであると、シゲからも聞いていた。

監督に、「誰か落ちたから工事してるの?」と、ちょっといじわる質問をしてみる。

「いやあ~、まさか。もうだいぶ古かったんでねえ」

礼を言って灯台を後にして、県道581を走って今度は東側海岸を南に下る。

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登ったり降りたり。

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伊関というところで、公民館?か物産館みたいなところを発見。なんだろうか?と覗いてみたら、もとは保育所だったが、いまは情報館みたいな使い方をするために準備中とのこと。水道から水を汲ませてもらう。

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やや薄ぐもりだが、やっぱり暑い。沖ヶ浜田というところで商店に飛び込み、白クマで涼を得る。うま~。

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まだ10時だが、急ぐ必要もないので漁港の横にある公園で休憩。板敷のごきげんなあずまやでさっそく昼寝する。まだ昼前やけど・・・。

浜のほうではハンググライダーの練習をしておる。

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昼ごろ目を覚ますと、弁当を食ってから同じようにごろ寝する工事のおっちゃんたちが来ていた。

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ヨッシーも自炊してハンバーグ&ライスのランチする。

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食っていたら雨が降り出した。雷もごろごろいってる。屋根があるからここは平気だが、ハングの皆さんはすぐに引き上げていった。

雨はかなり強く降りだし、前が見えないくらいである。雷も近づいてきてごろごろどころの音ではない。

もう、ビシッとかバシーンとか鳴りだした。オソロシー。

気がついたら3時半を回っているので、今日はもうここで寝ることにする。まだ20キロくらいしか走ってないけど。

あずまやの下にテントを張って寝る。

走行 20キロ 出費 325円 (コーラ、白クマ)
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種一周に出発! [九州編その2]

2010年9月14日 火曜日 310日目

なんだか疲れていたのか、9時まで寝ていた。引き続き、溜めていた日記をひたすら更新する。それでから旅の間の食料として缶詰やふりかけなどを買い出しに行く。そんなこんなで、すでに午後4時になっておった。

今日は出発して、10キロ少し先の浦田海水浴場あたりまで行こうと決めていたので夕方からで良いのである。

昼間は暑いしね。

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走りだす前に、クラブハウス前で記念撮影。今回は20日までにはここまで帰ってこなくてはならない。21日から、友人のウィリーゆういちご一家がやってくるからだ。

夕方でもまだまだ暑い。たるんでしまった体からボタボタ汗が出てくる。

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約1時間で浦田に到着する。

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車では何回も来ているが、自転車では初めて。

芝生広場にテントでも張ろうかと思ったら、有料であった。1000円は痛いので、ビーチを見学したあと少し先の浦田漁港まで移動。

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いつもシーカヤックツアーのスタート地点に使わせてもらっている場所なので、テントの張れる広場があるのをし知っておったのである。

あまり食欲がないので、インスタントラーメンひとつで夕食のかわりにする。

テントの両側を網戸にして、風を通すと涼しい。ラジオ聞くが入らない。8時半に寝てしまう。

走行 12キロ 出費 765円 (缶詰、トウガラシ、ふりかけ、コーラ)
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