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長崎鼻~知覧 [九州編その2]

2010年10月10日 日曜日 336日目

雨上がりの空気は澄んでいる。水平線も景色もクッキリになっとる。ホンマやったら今日開聞岳に登れば種子島や屋久島も見渡せたかもしれないが、筋肉痛がまだ残っているのでそれはパスね。

倉田さんもヨッシーもいびきをかいたようで、沢たまき似の女史は大合唱だったよ、と教えてくれた。スマンコトデス。

出発前に記念撮影を、と思ったらたまき女史がメイクを始められた。タイミング悪し。しかたなく待機に入る。

約30分後、無事に3人で記念撮影完了。

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それで走り始めが10時になってまった。

この公園で出会ったおじさんが親切に教えてくれた道順で知覧に向かう。知覧までの距離は35キロくらいだから余裕なんだが、どれくらい上り坂があるかによって疲労度と到着時間がかわってくる。

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教えられた広域農道に入る。

しかし山すそを横切るルートはちょっと失敗やった。無駄に登り下りが繰り返されて疲労ばかりである。例えて言うならスカートのフリルの上を走っているようなもんなのだ。知覧まではもちろん登り坂を克服せねばならんのはわかっておるが、このフリル走りは全く別の話であった。つまりは海沿いルートを通り、野元さんに教えられた道をまっすぐに知覧に上がるほうが無駄な力を使わずに済む、正解ルートだったのだ。

教えてくれた広域農道は、確かにお茶畑の向こうに海が見えたりして、車でドライブするには良いと思うのだが・・・・。

時間はどんどん経って、知覧に何時に着くのか不安になってきた。早く着いて特攻祈念館を見学して明日は枕崎までまっしぐらに進みたいのだ。

もし4時とか5時に知覧に着いたら、見学は明日の朝になってしまい、時間的によろしくない。なんでよろしくないかは解らないが、とにかくそんな感じがする。

昼飯はAコープで白飯とコロッケで済まし、知覧に向けて走る。

平野部に入って、けっこうあと少しってとこまで来てるのに、なんか足が思うように回らん。もう疲れがここまで来たのか?どうしたヨッシー!

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おー、特攻平和会館の看板までキター。

時間は2時40分。とにかく500円払って館内へGo!

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撃ち落とされたゼロ戦とか飾ってあるし。

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1500名以上の若者が特攻で戦死されたそうで、遺影がずらーっと並んで館内左右の壁際に掲示されている。それから辞世の句とか、父母にあてた手紙とかもいっぱいある。全部読む時間もバイタリティもないが、そのなかで目を引いたものがこれらである。

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「地獄の閻魔王、帳面ひろげて待っておれ」

「俺が死んだら何人泣くべ」

死を直前にしている、というより、任務が遂行できる日がきた爽快な気持ちの現れ?と考えるのは間違っているだろうか。

あっぱれな絶筆だと思う。ヨッシーも、あっぱれな所は見習いたい。

映像展示も含め、約2時間で見学を終了。あぁ、疲れた。

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会館外に再現されている、攻撃前夜に隊員達が過ごしたという三角兵舎。暗くて粗末。夜には忍び泣きの声も聞こえてきたという。

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会館前にある植木は、飛行機の形になっている。それにはどんな意味が?

夕暮れをスーパーのタイヨーに急ぎ、お買い物後平和会館横の公園にテントを張って横になる。広くて綺麗な芝生が心地いい。今夜は晴れているので冷え込みそうである。

走行 37キロ 出費 1703円 (白飯、コーラ、コロッケ、とうふ、のど飴、弁当、コーラ、発泡酒、平和会館)
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写真いれますた [番外]

お待たせすマスタ。

過去記事に写真はいりまさいた。

東男三人組~から3日分だけじゃが・・・。

見てちょんまげ。
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