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那覇~北谷 スパッツ&ザック&デレック [沖縄編]

2010年2月24日 水曜日 109日目 昨夜お話した京大自転車サークルのみなさんは、ケラマに行くため早起きして出発した。 ヨッシーの本日の予定は、北谷(ちゃたん)町でアメリカ人の知人とめしを食うことなので、朝は急いで出て行く必要はない。11時のチェックアウトまでたっぷり時間を使って日記の更新や写真のデータ送信などをゲストハウスのリビングでやる。 ちなみに昨晩実家からの荷物を受け取った中身は写真のような物たち。 DSCF1755.jpg 文庫本と確定申告用紙、青いケースに入っているのはキャンプ用バーナーを使うときに便利な風よけ。風が強いと燃料を余計に食うので、やっぱり必要だと思って送ってもらった。その他食品は母からの差し入れである。 ついでに昨夜百合子さんから差し入れてくださった、スッパイマンお菓子シリーズもぱちり。 DSCF1756.jpg ゲストハウス、カムカム沖縄を11時に出発。お天気は今日も抜群の快晴である。国道58号を北谷に向かって北上。すぐにギターをもった自転車男を追い越す。若者は自転車を押して歩きながら、電話中だったので目で挨拶してそのまま追い越す。 国道を走っていると、後ろから追い越した旅姿のスーパーカブから、「がんばってくださーい」、と声がかかる。うれしい瞬間だ。 浦添市に入り、お昼ご飯タイムが近づいているところに謀ったように天下一品の看板が目に入ってしまった。しまった~。看板見てしもうた~。あー、体が勝手にラーメンの看板に引き寄せられて行く~。 DSCF1757.jpg 「いらっしゃいませー、カウンターの御席にどうぞー」、と店員に促され、覚悟を決める。一番安い、ラーメン定食650円を注文。しかし関西人にはこの気持ちわかると思うけど、こってり系の老舗的な天下一品をこの沖縄で目にして素通りできる人はそうはおらんと思う。引力がある。魔力がある。催眠術がある。 DSCF1758.jpg じっくり味わいながら、噛み締めながら完食。 DSCF1759.jpg 会計するときに、「ポイントカードおつくりしますか?」と聞かれ、反射的にハイ下さいと言っている。ポイント集めるにはまた来んといかんのに。 摂取した脂とニンニクのパワーで、再び北谷を目指す。しかし急がなくても北谷は近い。2時には到着してしまう。目の前にあったビーチ→の看板に誘われ、ハンドルを左に取る。 今夜の泊まりはこの辺りかな~?と思っていると、若者に声をかけられた。さっき追い抜きざまに声をかけてくれたカブのライダーであった。 名をスパッツという。茨城県から旅に出て、明日本部からフェリーに乗って鹿児島に渡り、あとは茨城まで走って帰る。そこでアウトドアショップに勤めることになっているらしい。 DSCF1760.jpg いやー、しかし旅仲間といろいろ話しするのは面白いな~。あっという間に時間が経ち、友達と待ち合わせしているスパッツは、またどこかで会いましょう!と、さわやかに去って行った。 DSCF1761.jpg ちなみにいつもスパッツをはいてるからスパッツと呼ばれるようになった。ひねりも何もなかったが、それはそれでよしとしよう。 さて、ヨッシーが夕方会う予定の米軍人、ザックは会うのは2回目だ。でも1回目は東京でチラッと見かけて挨拶したぐらいなんである。だから初対面に近い。ザックの元カノのサトミが、ヨッシーの山登り&飲み友達なのがきっかけである。 待ち合わせの5時まで適当に過ごし、ジャスコの玄関で無事合流する。職場の友達、デレックも一緒である。まずデレックの知ってる寿司屋に行く。 DSCF1764.jpg DSCF1765.jpg DSCF1763.jpg ビール飲んで寿司食う。彼等は何でも食う。箸の使い方もうまい。ヨッシーよりうまい。ヨッシーの芸術的な箸使いに、外人2人も悶絶している。この持ち方が出来るのは、世界中でもヨッシー一人ではないか、と長年思っていた。しかーし!驚くべきことに、飲み友のサトミも、、まったく同じ芸術的な持ち方をするのである。世界に2人目がいた! 次の店はどうする?てなことになり、ザックのリクエストで、外人がめったに行かないようなローカルな店にしようと来た。なぜなら今夜はヨッシーがいるので、そういう冒険がしやすいってことなのだ。 しかしヨッシーも北谷は初めてだし、彼等もここに赴任してまだ日が浅い。そこで寿司屋の大将に聞いてみたら、近くに沖縄民を聞かせる店があると教えてくれた。 ショーのチャージが一人1500円かかる。ここはマジ本気の民謡ショーステージの店だった。ザックがそれでもいいよと言い、チャージを3人分払ってくれた。 DSCF1769.jpg DSCF1770.jpg 約1時間のショーは、一緒に歌ったり踊ったりもあり、外人も楽しめたよぅだ。 それから3軒目はブリティッシュパブに行った。そこでザックがたのんでくれた、レッドブルのトリプルなんとかとかいうキョーレツなカクテル?のようなやつでまず乾杯した。 DSCF1771.jpg 一杯1200円もするだけあり、なんだかのハーブのようなコユーい味に目を白黒させる。デレックがIフォンの辞書で調べて見せてくれた。甘草、と翻訳されていた。 体もでかいが態度もでかいデレックに歳を聞いてみた。23歳だと!おそるべし米国人。ロシア語を勉強しているというので、じゃあ六本木にいかなきゃー、とザックと2人でからかった。六本木にはロシアの美女がうようよいるよ~、と教えてあげた。 デレックは日本に来るのは初めてで、六本木ってどんなとこ?とザックに聞いている。ザックは、ラスベガス見たいなところだよ~、と教えている。でもデレックはあんまり興味ない見たいである。日本で行ってみたいとこある?とヨッシーが聞くと、京都や大阪に行ってみたい、という。 でも京都や大阪にはロシア美女はいないよ~、とさらにからかったらザックには大ウケであった。 ヨッシーは今夜ビーチでテント張って寝るけどきみらはどうする?と聞くと、じゃあ自分らも一緒にテントで寝る~、というので歩いてビーチに移動。今夜は暖かいしなんとかなるやろ~。 12時を回っているけど、ビーチにはけっこう人がうろうろしておる。端っこのほうにテントを張っていると、警備員のおじさんが現れ、キャンプ禁止だと言われる。そこで酔っ払ってるのも手伝って、ヨッシーがいろいろ屁理屈をこねて撃退してしまった。でもやりとりを聞いていた2人はちょっと白けた雰囲気になり、やっぱり今夜は帰るわ~、と言い出す。 それはそれで良し。泡盛で別れの杯を交わし、去って行った。一人テントに潜り込む。さっきの警備のおじさんは、1時間おきに起こしにきますよー、と言っていた割に、結局朝まで寝かせてくれた。あんがとね。 走行 24キロ 出費 920円 (ラーメン、発泡酒、自転車カバー)
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