つえ温泉~小国~黒川 美人数珠繋ぎ~ [九州編その3!]
2011年5月4日 水曜日・みどりの日 542日目
晴れ。テント撤収しようとフライシートを見たら、黄色い埃が付着している。これこそ黄砂なのだ。きのうラジオで黄砂飛来と言ってたからな。
10時に河川敷を出て、国道387で小国方面に行く。しかしその前に杖立温泉(つえたておんせん)に立ち寄りたい。大分の旧友、大森さん情報では杖立に無料の露天湯があるのだ。それに入るため、つえ温泉は我慢して入らなかったのである。
杖立の由来は、来るとき杖を突いてあるいていた人も、湯治のあとは杖が取れて歩いて帰れるようになる。用が無くなった杖を、置いていくので杖立になったそうなのである。
そんなに効き目がある温泉なら入ってみたい。できれば無料で入ってみたい。さらに混浴ならば申し分なし。コンヨクハヨケイカ?
エエ調子で下っていったらダム湖をまたぐきれいな橋に出た。でもアレ!道間違えてる。途中から県道12号に向かわなアかんところを通り過ぎたようである。ここは写真は撮ったが渡らずに引き返す。下った道を登る。
そう!ここ。これを走らなアカン。基本川沿いなので、そんなに大きなアップダウン無し。押して歩くこともほぼなく、ズンズン走って行ける~。
県道12はこのトンネルの手前で右に入り、
このダムの上で川の反対側につながってる。
ダム。
慰霊碑。十数人のかたがダム工事で殉職されていた。
そしてこの杖立大橋で再度川の反対側に渡ると国道212なのだ。右折して、
なんとなく写真を撮る。
川はやっぱり流れているのがいいね~。そこそこの急流やから川下りしてみたい。
11時半に杖立温泉到着~。なんとなく止まったコンビニ。お弁当買って、ホースで水をまいていた美人の奥さんに無料露天風呂の場所を聞く。
たまたまこの場所が正解で、すぐそばの階段を下りていけば、川のそばにあると美人の奥さんが教えてくれた。自転車はお店の向かい側に止めておけば見ていてくれると美人の奥さんが言ってくださる。
建物と建物の間を縫うように狭い階段がつながっている。これが杖立の特徴でもあるようで、エエ感じである。
わき水も飲める。
さらに階段を伝い降りるとそこには~!
露天風呂休止中の張り紙が~。
お湯が入ってない。やられた~。しかたなくコンビニで美人の奥さんから買わせていただいたお弁当を食って鯉のぼりでも眺める。
なかなか壮観でっしゃろ。
屋根付きの橋にも願い事を書いた木札がぶら下がる。ここは並べてぶら下げるのが好きな集落であるらしい。
ちょいと階段を上がったところに薬師の湯という共同風呂を発見。よし!
200円を投函して入る方式。
お湯は透明。少し熱めで気持ちいい。
ウサギちゃんぢゃなくて、オッサンの入浴シーンばっかしでスマンノ~。
コンビニまで戻り、美人の奥さんに報告。お礼を言って自転車に乗ろうとしていると、美人の奥さんがわざわざ道を横切って、美人の奥さんが飴をプレゼントしてくれた。うれしい~。
さあ、どんだけ美人の奥さんなんか見てみたいやろ~。
どうやああああ~。
そして美人の奥さん曰く、小国の道の駅でご主人が働いているから立ち寄って声をかけてあげてください、と言われる。わかりました。美人の奥さんの言うことにゃあ従いますバッテン。
おびただしいい鯉のぼり。
おっと、杖立にはお犬様の湯もあるのか~。犬もあるけば棒に当たる。犬も湯に入りゃ杖も取れる?犬も歩けば猫も歩く?
とにかく美人の奥さんとの約束を果たすべく、国道212で小国を目指す。
途中発見した大イチョウの木。ここで会った60がらみのオッサン。自転車で走って何がオモロいのか?と絡んでくる。あんたにはワカラン!ワシにもワカラン!
国道沿いにあった骨董品屋さん。この細長さはなんじゃろか?店番してた婆さんがヨッシーを見てビックリしてなさった。
よし!2時に道の駅到着。
この個性的な形の建物よな~。
2階の道の駅運営事務局って感じのところで、カウンターの女性に、
「あの~高橋さんいらっしゃいますか~?」
と尋ねると、どちら様ですか?どなたの紹介ですか?と何回も聞かれた。そら怪しいわな。
しかし出てこられた高橋さんはこの道の駅のチーフで、旅人ヨッシーの到来を大変喜んでくださった。
機転の利く高橋さんはすぐに誰かに電話して、旅人が来てるから来ないか?と伝えている。そして現れたのは熊本日日新聞小国支局長の山本さん。いきなり取材なのだ。
山本支局長、若い上にのだめに出てた玉木に似てる。独身かどうかはきいてないので自分で確かめてくれ。バレーボールをしている山本さんは、ヨッシーの膝サポーターを見て、古いのでよければ差し上げますと言ってわざわざお家まで取りに行ってくださった。ありがたい!
小国の飲むヨーグルト。ものすっごい濃い、飲むヨーグルト。おいしい。
そして高橋さんは、ヨッシーのプロフィールに関西学院卒業とあるのを見て、黒川温泉近くの立ち寄り湯を紹介してくださった。そこの息子さんも関学卒なんだそうな。つながってきたなあああ。
美人の奥さん→高橋さん→熊日新聞の玉木→同窓の温泉経営者。オモロいなあ。
ちょっと時間を食ったが、がんばってその耕きちの湯までたどりつかんといかん。まだ15キロ以上先な上にこれから坂道が本格的なのである。
午後4時。こっからは国道442をひたすら進む。黄金週間なのでバイクや車やバスが多いし多すぎる。
夫婦滝なる見所で立ち寄り。土産物屋兼茶店の敷地から階段で川に下りる。店主の工夫か。ハートマークだらけ。永遠の愛に願を掛けてあちこちにぶら下げる方式。
この夫婦滝はめずらしい。左右の滝は違う川からきた水が、ここで一つになっているんである。これはなかなか無いと思う。
小屋にはウサギも飼われている。店主曰く最近一匹逃げたらしい。
有名になった黒川温泉にさしかかる。ここまでひたすら上り坂を、自転車押しながら上がってきているのである。まださらに上がるのである。
まああれですな。黒川温泉は金(かね)の匂いがしたな。ことごとく立派な施設が、金持ち優遇的な匂いをさせておる。そんな風な目で見てたら、温泉並びの少し気取った造りのガソリンスタンドまでそんな風に見える。
さくっと素通りしてヘロヘロになりながら坂道をあがる。4時に小国を出てからもう2時間押し上がっている。いま6時前。もう今日は着かないんちゃうか?と思いかけたら看板が出てきた。
あなうれし!しかしもう7時前なのである。大丈夫やろか?
そしたらヨッシーよりすこし若いご亭主が、到着を待っていてくれた。そして案内された家族風呂で贅沢に入浴。
今日はこういう写真が多いな~。
くたくたになってる足腰にお湯がじわ~っと染みて心地よい。営業時間は終わっているので長湯はできない。ささっと上がってお礼を言い、耕きちの湯をあとにする。
じゃがもう暗くなりかけてるし第一身体が動かん。手近なところに建設中の道路を見つけ、路上でテント泊。あしたも休日やから工事はないっしょ。
小国のスーパーで買っておいた餃子で鍋。
走行 42キロ 出費 2028円 (餃子、キャベツ、もやし、とうふ、総菜、弁当、発泡酒、焼酎)
晴れ。テント撤収しようとフライシートを見たら、黄色い埃が付着している。これこそ黄砂なのだ。きのうラジオで黄砂飛来と言ってたからな。
10時に河川敷を出て、国道387で小国方面に行く。しかしその前に杖立温泉(つえたておんせん)に立ち寄りたい。大分の旧友、大森さん情報では杖立に無料の露天湯があるのだ。それに入るため、つえ温泉は我慢して入らなかったのである。
杖立の由来は、来るとき杖を突いてあるいていた人も、湯治のあとは杖が取れて歩いて帰れるようになる。用が無くなった杖を、置いていくので杖立になったそうなのである。
そんなに効き目がある温泉なら入ってみたい。できれば無料で入ってみたい。さらに混浴ならば申し分なし。コンヨクハヨケイカ?
エエ調子で下っていったらダム湖をまたぐきれいな橋に出た。でもアレ!道間違えてる。途中から県道12号に向かわなアかんところを通り過ぎたようである。ここは写真は撮ったが渡らずに引き返す。下った道を登る。
そう!ここ。これを走らなアカン。基本川沿いなので、そんなに大きなアップダウン無し。押して歩くこともほぼなく、ズンズン走って行ける~。
県道12はこのトンネルの手前で右に入り、
このダムの上で川の反対側につながってる。
ダム。
慰霊碑。十数人のかたがダム工事で殉職されていた。
そしてこの杖立大橋で再度川の反対側に渡ると国道212なのだ。右折して、
なんとなく写真を撮る。
川はやっぱり流れているのがいいね~。そこそこの急流やから川下りしてみたい。
11時半に杖立温泉到着~。なんとなく止まったコンビニ。お弁当買って、ホースで水をまいていた美人の奥さんに無料露天風呂の場所を聞く。
たまたまこの場所が正解で、すぐそばの階段を下りていけば、川のそばにあると美人の奥さんが教えてくれた。自転車はお店の向かい側に止めておけば見ていてくれると美人の奥さんが言ってくださる。
建物と建物の間を縫うように狭い階段がつながっている。これが杖立の特徴でもあるようで、エエ感じである。
わき水も飲める。
さらに階段を伝い降りるとそこには~!
露天風呂休止中の張り紙が~。
お湯が入ってない。やられた~。しかたなくコンビニで美人の奥さんから買わせていただいたお弁当を食って鯉のぼりでも眺める。
なかなか壮観でっしゃろ。
屋根付きの橋にも願い事を書いた木札がぶら下がる。ここは並べてぶら下げるのが好きな集落であるらしい。
ちょいと階段を上がったところに薬師の湯という共同風呂を発見。よし!
200円を投函して入る方式。
お湯は透明。少し熱めで気持ちいい。
ウサギちゃんぢゃなくて、オッサンの入浴シーンばっかしでスマンノ~。
コンビニまで戻り、美人の奥さんに報告。お礼を言って自転車に乗ろうとしていると、美人の奥さんがわざわざ道を横切って、美人の奥さんが飴をプレゼントしてくれた。うれしい~。
さあ、どんだけ美人の奥さんなんか見てみたいやろ~。
どうやああああ~。
そして美人の奥さん曰く、小国の道の駅でご主人が働いているから立ち寄って声をかけてあげてください、と言われる。わかりました。美人の奥さんの言うことにゃあ従いますバッテン。
おびただしいい鯉のぼり。
おっと、杖立にはお犬様の湯もあるのか~。犬もあるけば棒に当たる。犬も湯に入りゃ杖も取れる?犬も歩けば猫も歩く?
とにかく美人の奥さんとの約束を果たすべく、国道212で小国を目指す。
途中発見した大イチョウの木。ここで会った60がらみのオッサン。自転車で走って何がオモロいのか?と絡んでくる。あんたにはワカラン!ワシにもワカラン!
国道沿いにあった骨董品屋さん。この細長さはなんじゃろか?店番してた婆さんがヨッシーを見てビックリしてなさった。
よし!2時に道の駅到着。
この個性的な形の建物よな~。
2階の道の駅運営事務局って感じのところで、カウンターの女性に、
「あの~高橋さんいらっしゃいますか~?」
と尋ねると、どちら様ですか?どなたの紹介ですか?と何回も聞かれた。そら怪しいわな。
しかし出てこられた高橋さんはこの道の駅のチーフで、旅人ヨッシーの到来を大変喜んでくださった。
機転の利く高橋さんはすぐに誰かに電話して、旅人が来てるから来ないか?と伝えている。そして現れたのは熊本日日新聞小国支局長の山本さん。いきなり取材なのだ。
山本支局長、若い上にのだめに出てた玉木に似てる。独身かどうかはきいてないので自分で確かめてくれ。バレーボールをしている山本さんは、ヨッシーの膝サポーターを見て、古いのでよければ差し上げますと言ってわざわざお家まで取りに行ってくださった。ありがたい!
小国の飲むヨーグルト。ものすっごい濃い、飲むヨーグルト。おいしい。
そして高橋さんは、ヨッシーのプロフィールに関西学院卒業とあるのを見て、黒川温泉近くの立ち寄り湯を紹介してくださった。そこの息子さんも関学卒なんだそうな。つながってきたなあああ。
美人の奥さん→高橋さん→熊日新聞の玉木→同窓の温泉経営者。オモロいなあ。
ちょっと時間を食ったが、がんばってその耕きちの湯までたどりつかんといかん。まだ15キロ以上先な上にこれから坂道が本格的なのである。
午後4時。こっからは国道442をひたすら進む。黄金週間なのでバイクや車やバスが多いし多すぎる。
夫婦滝なる見所で立ち寄り。土産物屋兼茶店の敷地から階段で川に下りる。店主の工夫か。ハートマークだらけ。永遠の愛に願を掛けてあちこちにぶら下げる方式。
この夫婦滝はめずらしい。左右の滝は違う川からきた水が、ここで一つになっているんである。これはなかなか無いと思う。
小屋にはウサギも飼われている。店主曰く最近一匹逃げたらしい。
有名になった黒川温泉にさしかかる。ここまでひたすら上り坂を、自転車押しながら上がってきているのである。まださらに上がるのである。
まああれですな。黒川温泉は金(かね)の匂いがしたな。ことごとく立派な施設が、金持ち優遇的な匂いをさせておる。そんな風な目で見てたら、温泉並びの少し気取った造りのガソリンスタンドまでそんな風に見える。
さくっと素通りしてヘロヘロになりながら坂道をあがる。4時に小国を出てからもう2時間押し上がっている。いま6時前。もう今日は着かないんちゃうか?と思いかけたら看板が出てきた。
あなうれし!しかしもう7時前なのである。大丈夫やろか?
そしたらヨッシーよりすこし若いご亭主が、到着を待っていてくれた。そして案内された家族風呂で贅沢に入浴。
今日はこういう写真が多いな~。
くたくたになってる足腰にお湯がじわ~っと染みて心地よい。営業時間は終わっているので長湯はできない。ささっと上がってお礼を言い、耕きちの湯をあとにする。
じゃがもう暗くなりかけてるし第一身体が動かん。手近なところに建設中の道路を見つけ、路上でテント泊。あしたも休日やから工事はないっしょ。
小国のスーパーで買っておいた餃子で鍋。
走行 42キロ 出費 2028円 (餃子、キャベツ、もやし、とうふ、総菜、弁当、発泡酒、焼酎)
2011-05-17 14:20
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