大崎~戸井岬 [九州編その2]
2010年11月6日 土曜日 363日目
今日の目的地は戸井岬である。大昔、バイクで九州一周したときにも立ち寄っているはずだが、ほとんど記憶にない。25年前やもんなあ。
なんかわざわざ行った割になんもなかったようなイメージが、うっすらある。
今回戸井岬はパスしようかとも思っていたが、実は戸井岬の灯台は中が見学できる数少ない灯台のひとつなんである。全国に15しかないんである。沖縄で一つ登ったからここを外すわけにいかんなあ、と思い、なんだか気が進まぬような進むような中途半端な感じでペダルを回す。
国道220と448はこの区間重複しているんである。海岸沿いの国道を走ってまずは串間に入る。ここからは国道はそれぞれ別れ、ヨッシーは448行くのだが、地図には串間の南側から海岸沿いを通る、県道454、というのがある。はは~ん、これは昔の街道やな、と当たりをつけそっちを走ってみる。
やっぱり海岸沿いの起伏の少ないところを、集落をつないで通る田舎道で大正解。
水鳥もたくさん。
さて里の風景を楽しませてくれた道も、本城と言うところで結局国道448に合流するのであるが。
しかしナント~、ここで不吉な立て看板発見!
通行止めじゃ~。戸井岬のあと、そのまま海岸沿いを北上しようと思っていたのに、通り抜けが出来ないんである。看板の電話番号にかけて、自転車くらいは通れないのかな?と、問い合わせてみたが、本日は土曜日のため電話に出たのは警備員さん。くわしい情報は聞けなかった。
どっちにしても戸井岬までは行くしかない。気が進まぬような進むような感じが、さらに重くなったようだ
。
串間から戸井岬に向かうには、まず山越えになる。重い自転車押しながら峠に向かって登っていると、橋の欄干に猿発見。しかもこいつら、鉢巻きしとる。
反対側のやつらも。
誰が鉢巻きを絞めさせたのか?念のいったことに、鉢巻きがずれて落ちないように、針金のよなものであごの下に通して止めてある。
次の橋の欄干には馬が!
こいつは鉢巻きはしていないな、と思ったら~。
反対側の馬はマフラー?されとる。誰やこんなんして遊んどるのは。
さすがに次の欄干の飛び魚には手つかずであった。
トンネルで峠を越えて、坂道を時速50キロで下ると、戸井の集落に入る。
戸井岬はまだ先じゃ。あらためて登りになる。しかしここからが本気でキツかった。坂道はまるで壁のようになっていて、まっすぐ愛車を押して上がれない。またしてもジグザグ押しである。
さっきの峠越えでかなり消耗したのが更にここで消耗する。
頑張ること1時間半、駒止めのゲートに着いた。ここでは車400円、二輪100円の牛馬保護協力費という名前の通行料を取られる。
自転車は?とゲートに近づくと、
「どうぞどうぞ!そのまま通って」
とおばちゃん無料で通してくれた。もともと自転車無料なんか、坂道を押してきたヨッシーを見てサービスしてくれたのかは不明。
片側交互通行のガードマンとしゃべり、国道の通行止めについて聞いてみたがこのおっちゃんはよく知らなかった。
まずは戸井岬の看板前で記念撮影。しかしここはまだ岬の先端ではない。岬の駅、という観光案内所で教えてもらった、御崎神社に行ってみる。
おう、馬がいた。野生馬なのだ。
御崎神社は崖に神社の祠がある。
人はあそこまでは行けないので、下の方から見上げる形で参拝するのだ。
下は断崖絶壁で、岩の上で釣りする人あり。見てたら結構な勢いで波が押し寄せて、打ち付けた波のしぶきが高々と舞い散って釣り人の上にかかっておる。
こわ~。ようあんなとこで釣りするわ。落ちたら死ぬで。
午後3時。神社の駐車場に戻ったところで雨が降り出す。予報では持ちそうなことを言っていたが、結構な勢いで降るので、トイレに入って雨宿り。
このトイレはすごく広くて、入り口に土間になっているスペースがあって自転車ごと雨宿りできる。
しかも小さなベンチもあるので、座ってくつろげる。トイレに行きたくなったら3秒で行ける。
なかなか止まない上に、午後4時を回って暗くなり始めた。おそらく今夜はここに泊まるのだな~、と腹をくくったので、まずはビールを飲む。
どこやらのオリジナル発泡酒で、たったの85円だったのである。味は発泡酒としてはまあまあじゃないかな?氷に突っ込んでギンギンに冷やして味がわからんようにして飲んだらうまい。
暗くなったがここは電気もつく。コンセントもある。外は寒いが中は暖かい。ラジオも聞こえる。日本シリーズをやっている。
トイレ内で自炊して、土間にテント張って寝る。
走行 41キロ 出費 686円 (コーラ、巻きずし、インスタントラーメン、発泡酒)
今日の目的地は戸井岬である。大昔、バイクで九州一周したときにも立ち寄っているはずだが、ほとんど記憶にない。25年前やもんなあ。
なんかわざわざ行った割になんもなかったようなイメージが、うっすらある。
今回戸井岬はパスしようかとも思っていたが、実は戸井岬の灯台は中が見学できる数少ない灯台のひとつなんである。全国に15しかないんである。沖縄で一つ登ったからここを外すわけにいかんなあ、と思い、なんだか気が進まぬような進むような中途半端な感じでペダルを回す。
国道220と448はこの区間重複しているんである。海岸沿いの国道を走ってまずは串間に入る。ここからは国道はそれぞれ別れ、ヨッシーは448行くのだが、地図には串間の南側から海岸沿いを通る、県道454、というのがある。はは~ん、これは昔の街道やな、と当たりをつけそっちを走ってみる。
やっぱり海岸沿いの起伏の少ないところを、集落をつないで通る田舎道で大正解。
水鳥もたくさん。
さて里の風景を楽しませてくれた道も、本城と言うところで結局国道448に合流するのであるが。
しかしナント~、ここで不吉な立て看板発見!
通行止めじゃ~。戸井岬のあと、そのまま海岸沿いを北上しようと思っていたのに、通り抜けが出来ないんである。看板の電話番号にかけて、自転車くらいは通れないのかな?と、問い合わせてみたが、本日は土曜日のため電話に出たのは警備員さん。くわしい情報は聞けなかった。
どっちにしても戸井岬までは行くしかない。気が進まぬような進むような感じが、さらに重くなったようだ
。
串間から戸井岬に向かうには、まず山越えになる。重い自転車押しながら峠に向かって登っていると、橋の欄干に猿発見。しかもこいつら、鉢巻きしとる。
反対側のやつらも。
誰が鉢巻きを絞めさせたのか?念のいったことに、鉢巻きがずれて落ちないように、針金のよなものであごの下に通して止めてある。
次の橋の欄干には馬が!
こいつは鉢巻きはしていないな、と思ったら~。
反対側の馬はマフラー?されとる。誰やこんなんして遊んどるのは。
さすがに次の欄干の飛び魚には手つかずであった。
トンネルで峠を越えて、坂道を時速50キロで下ると、戸井の集落に入る。
戸井岬はまだ先じゃ。あらためて登りになる。しかしここからが本気でキツかった。坂道はまるで壁のようになっていて、まっすぐ愛車を押して上がれない。またしてもジグザグ押しである。
さっきの峠越えでかなり消耗したのが更にここで消耗する。
頑張ること1時間半、駒止めのゲートに着いた。ここでは車400円、二輪100円の牛馬保護協力費という名前の通行料を取られる。
自転車は?とゲートに近づくと、
「どうぞどうぞ!そのまま通って」
とおばちゃん無料で通してくれた。もともと自転車無料なんか、坂道を押してきたヨッシーを見てサービスしてくれたのかは不明。
片側交互通行のガードマンとしゃべり、国道の通行止めについて聞いてみたがこのおっちゃんはよく知らなかった。
まずは戸井岬の看板前で記念撮影。しかしここはまだ岬の先端ではない。岬の駅、という観光案内所で教えてもらった、御崎神社に行ってみる。
おう、馬がいた。野生馬なのだ。
御崎神社は崖に神社の祠がある。
人はあそこまでは行けないので、下の方から見上げる形で参拝するのだ。
下は断崖絶壁で、岩の上で釣りする人あり。見てたら結構な勢いで波が押し寄せて、打ち付けた波のしぶきが高々と舞い散って釣り人の上にかかっておる。
こわ~。ようあんなとこで釣りするわ。落ちたら死ぬで。
午後3時。神社の駐車場に戻ったところで雨が降り出す。予報では持ちそうなことを言っていたが、結構な勢いで降るので、トイレに入って雨宿り。
このトイレはすごく広くて、入り口に土間になっているスペースがあって自転車ごと雨宿りできる。
しかも小さなベンチもあるので、座ってくつろげる。トイレに行きたくなったら3秒で行ける。
なかなか止まない上に、午後4時を回って暗くなり始めた。おそらく今夜はここに泊まるのだな~、と腹をくくったので、まずはビールを飲む。
どこやらのオリジナル発泡酒で、たったの85円だったのである。味は発泡酒としてはまあまあじゃないかな?氷に突っ込んでギンギンに冷やして味がわからんようにして飲んだらうまい。
暗くなったがここは電気もつく。コンセントもある。外は寒いが中は暖かい。ラジオも聞こえる。日本シリーズをやっている。
トイレ内で自炊して、土間にテント張って寝る。
走行 41キロ 出費 686円 (コーラ、巻きずし、インスタントラーメン、発泡酒)
串間から戸井岬に向かう山越えと都井岬までの坂はキツかったですね~(汗
最初すれ違った後に、ここをあんな荷物満載でどうやって上ったんだろう?なんて考えながら走ってました^^
by てっちゃん (2010-11-13 12:51)
てっちゃん
いやあ。歩いてればいつかは着くのである。人が一日で行くとしても、2日かけてもヨッシー的には良いのである。
by 旅人ヨッシー松田843 (2010-11-19 19:39)