島流し一時中断のうえ、ご赦免船にて本土へ [九州編その2]
2010年8月7日 土曜日 272日目
朝までかかって草は全部燃えつきた。真っ白な灰になっちまった。
あ、でも真っ白でもなかったか。
11時5分の種子島発高速船トッピーに乗らんといかん。戸締りとかかたづけとかして、自転車も室内にとりこんでおいてから港に車で走る。船からJRへの乗り換えとかがタイトな感じなので、ホットモットでのり弁を買っておく。
高速船の片道運賃は6000円なのだが、種子島発の往復で買うと8600円である。離島の人には有利なようになっておる。
全席指定だが、空いてたらほかの席に移ってもらっても大丈夫ですよ、と予約窓口のお兄ちゃんは親切に教えてくれた。
高速船に乗るのは久々である。前はたぶん6~7年前で、やっぱり種子島に来るときに乗った。ヨッシーは乗りのもの大好きくんなので、心が躍る。
船内は7割くらい席が埋まっておった。すぐさまあいてる席に移動してくつろぐ。窓際の席でないから外が見られなくて残念。出航時、ジェットエンジンが始動する時、キュイーンという独特の音がする。低い音から徐々に高くなって、ゴーっという轟音に変わっていくのがカッコイイ。今からぶっ飛ばすぞ~、っとチーターが後ろ足を踏ん張っているがごとくのイメージが浮かぶ。
巡航速度80キロ出るというからすごい。鹿児島まで1時間半でついてしまう。今日は波が少々あるが、水中翼で船体を浮かせて走るため、揺れは少しである。でも前の席に座っている家族は、「揺れるねえ」、とか言っている。しかしヨッシーが思うに、電車のほうがもっと揺れるくらいに感じるが・・・。
のり弁タイム。
おっとチクワ天がすべって転んで床に落ちてしまった。すぐに拾い上げたのでセーフ!ということにして、全部いただいた。
アテンダントのおねいさんが、タクシーのご予約はいかがですか?と聞いてまわっておる。12時40分に港について、JR鹿児島中央駅発13時14分の特急はやての風に乗らねばならんから、バスなんかでチンタラ移動するわけにいかん。万が一タクシー乗り場が込んだことを考えて、予約をお願いする。無料で予約できるんである。
6番の札を渡され、船着き場に6番の看板をもった運転手がいるので声をかけてください、と言われた。なんと簡単な予約方法であるか。なかなかよろしい。
定刻に鹿児島港到着。桟橋を歩きながら6番を探すが、見当たらないまま普通のタクシー乗り場に出てしまった。しかも乗り場にはだれも並んでないやないか!もう6番は無視して先頭のタクシーに乗り込む。
鹿児島中央駅まで15分。すぐにみどりの窓口に走り、昨日ヤフーの検索で調べた路線案内どおりに切符を買う。
まず乗るのは、特急はやての風4号。
写真を撮ってたらJRの女性車掌さん?が、シャッター押しましょうか?と聞いてくれた。う~む、JRはやっぱり民営になってよかったねえ。国鉄時代には考えれんサービスの良さである。
室内はウッドテイストで落ち着いた感じ。外を眺められるベンチ風の席もあり、観光列車っぽい。
この路線は、昨年人吉から鹿児島まで自転車で走ったのとほぼ同じコースを逆にたどるのである。
走りだすとすぐに桜島が噴火した。
よーしよーし、旅気分が盛り上がってきたぞ~。のどが渇いてたまらんので、ちょっとぜいたくだがビールを買って飲む。
この列車限定のビールである。コクがあってうまかった。
吉松駅で、こんどはしんぺい4号で肥薩線を行くのだ。スイッチバックやループ線があり、非力な蒸気機関車でも山越えができるように工夫されている。昔から難所として有名である。
こちらも展望用の窓がついていたりして、しかも女性のアテンダントさんが2人も乗り込んで観光客のお世話をしてくれるのである。
途中の駅で、待ち時間の間にシャッターを押してもらった。
この真幸(まさき)駅の入場切符は、縁起がいいと全国的に有名なんだそうだ。ホームには幸せの鐘があり、鳴らせば鳴らすほど幸せになるという。でもみなさん遠慮がちに1回か2回しか鳴らしておらなんだ。おくゆかし。
列車は眺めの良いところでしばらく停車する。
眺めもよいしのども渇いたのでやっぱりビールでしょ。
矢岳駅に到着。さっき書いたように、昨年12月に逆コースを鹿児島まで走った時、自転車でこの駅に立ち寄っている。キョーレツな上り坂にあえぎあえぎしながらたどり着いた駅なので思い出深い。
昔この路線を走っていたD51が展示してある。前にも見たがもう一度行ってみた。
アテンダントのおねいさんがまたしてもシャッター押してくれた。
ここから人吉まではくだりである。ループ線を過ぎ、球磨川を渡ればもう人吉駅である。16時3分到着。
ここで最後の乗り換え。九州横断特急8号に乗りかえる。
渡駅は次の駅なので、あっという間の特急乗車だった。
ランドアース本社のある、渡駅でおりて、もうホームの端から線路を歩いて会社まで歩く。そのほうが近いからね。
おう、懐かし。我が家に帰ってきたような。
夜はガイド連中とまたしても飲み会になる。人吉市内の居酒屋、家族にて。
ここは以前の焼鳥屋とは違って安くてうまい。まずはお疲れさんでカンパーイ。
タコのから揚げ。この盛で380円くらい!
オムレツ、でかい!
チーズのから揚げ。
魚フライを持って喜ぶガイドのジュン。ブーメランパンツ一丁でラフティングガイドする、世界でただ一人の男である。
明日も仕事なので、そこそこのところでお開きにする。そのご何人かのメンバーは、繁華街の怪しげな空間に消えていった・・・。
走行 0キロ 出費 3700円 (のり弁、ビール、コロッケ、居酒屋)
朝までかかって草は全部燃えつきた。真っ白な灰になっちまった。
あ、でも真っ白でもなかったか。
11時5分の種子島発高速船トッピーに乗らんといかん。戸締りとかかたづけとかして、自転車も室内にとりこんでおいてから港に車で走る。船からJRへの乗り換えとかがタイトな感じなので、ホットモットでのり弁を買っておく。
高速船の片道運賃は6000円なのだが、種子島発の往復で買うと8600円である。離島の人には有利なようになっておる。
全席指定だが、空いてたらほかの席に移ってもらっても大丈夫ですよ、と予約窓口のお兄ちゃんは親切に教えてくれた。
高速船に乗るのは久々である。前はたぶん6~7年前で、やっぱり種子島に来るときに乗った。ヨッシーは乗りのもの大好きくんなので、心が躍る。
船内は7割くらい席が埋まっておった。すぐさまあいてる席に移動してくつろぐ。窓際の席でないから外が見られなくて残念。出航時、ジェットエンジンが始動する時、キュイーンという独特の音がする。低い音から徐々に高くなって、ゴーっという轟音に変わっていくのがカッコイイ。今からぶっ飛ばすぞ~、っとチーターが後ろ足を踏ん張っているがごとくのイメージが浮かぶ。
巡航速度80キロ出るというからすごい。鹿児島まで1時間半でついてしまう。今日は波が少々あるが、水中翼で船体を浮かせて走るため、揺れは少しである。でも前の席に座っている家族は、「揺れるねえ」、とか言っている。しかしヨッシーが思うに、電車のほうがもっと揺れるくらいに感じるが・・・。
のり弁タイム。
おっとチクワ天がすべって転んで床に落ちてしまった。すぐに拾い上げたのでセーフ!ということにして、全部いただいた。
アテンダントのおねいさんが、タクシーのご予約はいかがですか?と聞いてまわっておる。12時40分に港について、JR鹿児島中央駅発13時14分の特急はやての風に乗らねばならんから、バスなんかでチンタラ移動するわけにいかん。万が一タクシー乗り場が込んだことを考えて、予約をお願いする。無料で予約できるんである。
6番の札を渡され、船着き場に6番の看板をもった運転手がいるので声をかけてください、と言われた。なんと簡単な予約方法であるか。なかなかよろしい。
定刻に鹿児島港到着。桟橋を歩きながら6番を探すが、見当たらないまま普通のタクシー乗り場に出てしまった。しかも乗り場にはだれも並んでないやないか!もう6番は無視して先頭のタクシーに乗り込む。
鹿児島中央駅まで15分。すぐにみどりの窓口に走り、昨日ヤフーの検索で調べた路線案内どおりに切符を買う。
まず乗るのは、特急はやての風4号。
写真を撮ってたらJRの女性車掌さん?が、シャッター押しましょうか?と聞いてくれた。う~む、JRはやっぱり民営になってよかったねえ。国鉄時代には考えれんサービスの良さである。
室内はウッドテイストで落ち着いた感じ。外を眺められるベンチ風の席もあり、観光列車っぽい。
この路線は、昨年人吉から鹿児島まで自転車で走ったのとほぼ同じコースを逆にたどるのである。
走りだすとすぐに桜島が噴火した。
よーしよーし、旅気分が盛り上がってきたぞ~。のどが渇いてたまらんので、ちょっとぜいたくだがビールを買って飲む。
この列車限定のビールである。コクがあってうまかった。
吉松駅で、こんどはしんぺい4号で肥薩線を行くのだ。スイッチバックやループ線があり、非力な蒸気機関車でも山越えができるように工夫されている。昔から難所として有名である。
こちらも展望用の窓がついていたりして、しかも女性のアテンダントさんが2人も乗り込んで観光客のお世話をしてくれるのである。
途中の駅で、待ち時間の間にシャッターを押してもらった。
この真幸(まさき)駅の入場切符は、縁起がいいと全国的に有名なんだそうだ。ホームには幸せの鐘があり、鳴らせば鳴らすほど幸せになるという。でもみなさん遠慮がちに1回か2回しか鳴らしておらなんだ。おくゆかし。
列車は眺めの良いところでしばらく停車する。
眺めもよいしのども渇いたのでやっぱりビールでしょ。
矢岳駅に到着。さっき書いたように、昨年12月に逆コースを鹿児島まで走った時、自転車でこの駅に立ち寄っている。キョーレツな上り坂にあえぎあえぎしながらたどり着いた駅なので思い出深い。
昔この路線を走っていたD51が展示してある。前にも見たがもう一度行ってみた。
アテンダントのおねいさんがまたしてもシャッター押してくれた。
ここから人吉まではくだりである。ループ線を過ぎ、球磨川を渡ればもう人吉駅である。16時3分到着。
ここで最後の乗り換え。九州横断特急8号に乗りかえる。
渡駅は次の駅なので、あっという間の特急乗車だった。
ランドアース本社のある、渡駅でおりて、もうホームの端から線路を歩いて会社まで歩く。そのほうが近いからね。
おう、懐かし。我が家に帰ってきたような。
夜はガイド連中とまたしても飲み会になる。人吉市内の居酒屋、家族にて。
ここは以前の焼鳥屋とは違って安くてうまい。まずはお疲れさんでカンパーイ。
タコのから揚げ。この盛で380円くらい!
オムレツ、でかい!
チーズのから揚げ。
魚フライを持って喜ぶガイドのジュン。ブーメランパンツ一丁でラフティングガイドする、世界でただ一人の男である。
明日も仕事なので、そこそこのところでお開きにする。そのご何人かのメンバーは、繁華街の怪しげな空間に消えていった・・・。
走行 0キロ 出費 3700円 (のり弁、ビール、コロッケ、居酒屋)
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