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道の駅たるみず 猿ヶ城渓谷視察1 [九州編その2]

2010年5月12日 水曜日 186日目 昨日の約束では、道の駅まで迎えに来てもらう予定であったが、ヨッシーは朝から暇なので垂水市内まで自力で移動することにする。 それを朝思い付いたので、ソーダくんには連絡が出来ていないのだが、思い立ったらすぐ行動しないと気が済まない843のヨッシーだから見切り発車。 国道220で桜島口まですすみ、左折して市内方面に走る。朝少し噴火があったので、空気中にちらほらある火山灰が、たまに目や口に入ってくる。 8時10分に市役所前に到着。協議会事務所に電話して、ソーダくんが出勤したらコールバックしてもらうようにお願いした。 DSCF3280.jpg うまく連絡取れて市役所別館の協議会事務所に自転車を置かせてもらい、車に乗り換えて視察開始! ソーダくんの仕事は、垂水市の観光を活性化し、新たな雇用を作り出すこと。具体的にはこの春にオープンした、新しい猿ヶ城キャンプ場の利用者を増やすため、猿ヶ城渓谷を使った沢登りイベントを実施する。 いままでやったことの無いジャンルの仕事だったため行き詰まっていたそうである。たまたまツイッターでつながったヨッシーにでもすがりつきたい!くらいの困りようだったことでもそれが判る。とにかく猿ヶ城渓谷が、沢登りとして魅力のある場所なのかどうかだけでも見てほしい、というのが今回のヨッシーの役割なのである。 周辺の観光や歴史案内などを車中で聞きながら移動。 まずは通り道にある八木酒蔵に立ち寄る。有名な伊佐美から独立した杜氏が、芋焼酎にこだわって新しく始めたのだが、すでに伊佐美を越えた、とまで言われているそうだ。 DSCF3281.jpgDSCF3282.jpg 通常酒蔵は見学はさせない所が多い。それは仕込みのときなどに雑菌が入ったりするのを嫌うからだが、ここはいつでも誰でも見学自由なのだ。開かれているなあ。 DSCF3283.jpgDSCF3284.jpgDSCF3285.jpg 瓶の日にちと量は、税務署が課税するために量って書いて行ったものだそうだ。焼酎の課税率は結構高く、一滴分でも多く税金とってやるぞ~、みたいなのが丸見えで興ざめである。 DSCF3286.jpgDSCF3288.jpgDSCF3289.jpg いま売り出しているのはこれらの銘柄。全部一通り試飲したが、それぞれにうまかった。ヨッシーが気に入ったのは、千代吉(ちよきち)。フルーティで飲み易く、芋という感じがほとんどしない。 DSCF3292.jpgDSCF3293.jpg ややほろ酔いで、猿ヶ城キャンプ場到着。まずは5月にオープンしたばかりのコテージを見せていただく。 DSCF3294.jpg 素晴らし過ぎる。古民家タイプは囲炉裏がある。お風呂はゴエモン風呂。洗濯機も備えていて、長期滞在にも対応しているそうである。 さて本命の渓谷を見に参る。遊歩道が整備されているので、気軽に川沿いを散策できる。 DSCF3301.jpgDSCF3303.jpg まずは吊橋を渡って7~8分歩くと、こんな大きな渕がある。水は透明で青く、泳いだり飛び込んだり1日中楽しめそうなスポットだ。 DSCF3305.jpg 上流はこんな感じ。 DSCF3308.jpgDSCF3309.jpg 途中支流を渡河する。 DSCF3320.jpg ちょっと怖い橋を渡って、 DSCF3311.jpg 三姉妹の滝。 DSCF3312.jpgDSCF3318.jpg そして、観光ポスターにもなっている、はじらいの滝。なんではじらいか?というと、この滝を見せに人を連れて来たのに、そのときの滝の水量がちょっとしか無くて、「はずかしい」、からきているという。まあ名前なんてそんなもんだわ。 ヨッシーもカヌーの川下りで遊んでいた頃、長良川のある瀬の名前を、「白木みのるの瀬」、と呼んでいた。なんでか、というと当時我々が瀬にチャレンジしようとしていたとき、車で伴走していた仲間に向かって、「ここはな!あぶないんじゃ!たいへんなことになるぞ!」、とか言ってきた近所のおっちゃんが白木みのるに似ていたから、という理由だ。もう今となっては、まず白木みのるが判らない世代が多くなってきたてなもんや三度笠。 DSCF3314.jpg はじらいの上流側にある、白磁の床。みごとに真っ白な一枚岩である。遊歩道はここまで。徒歩で約20分くらいである。 駐車場に戻る。まだ時間があるので、こんどは桜島の湯の平展望台に連れていってくれた。その途中にある桜岳(おうがく)陶芸さんに寄ってみた。 火山灰と鉄分の多い温泉を粘土と釉薬につかっているそうで、焼き物の表面がうっすらと銀色に光っているのが特長。 DSCF3323.jpgDSCF3324.jpg 社長さんは美人で元気だ。少し話している間だけでも、人をどんどん元気にしてくれる。 ななななんと!お土産に、と湯のみをプレゼントしてくださった。 DSCF3346.jpgDSCF3351.jpg う~ん、これで焼酎が旨く呑めるぞ。 湯の平展望台。 DSCF3325.jpgDSCF3326.jpg 車ならあっという間に上がれるが、自転車ではこうはいかない。桜島のごつごつした表面が間近に見ることが出来る。 DSCF3327.jpg それから長渕剛のモニュメント像。 DSCF3330.jpgDSCF3331.jpg オールナイトコンサートを行ったときの記念モニュメント。 碑には、今後の音楽活動でも多くのアーティストが続いてほしい・・・・、と書いてあるが、剛の跡をとってライブするツワモノはなかなか現れんようで現在まで、誰も何も開催されていない。剛も、「あとに続け」、なんて言わんでもいいのに・・・。 さて、おまっとさん。今日のお昼はソーダくんのおごりである。ささやかながらのお礼、ということで、漁協の2階にある桜勘食堂(おうかんしょくどう)へやってきた。 工場?倉庫?みたいな建物の2階に外階段で上がると、社員食堂風のスペースがあってここが食堂。 DSCF3336.jpg ソーダくんのお勧めで、カンパチの漬け丼700円をいただく。垂水漁港はカンパチの養殖が盛んで、それを食材として提供してる。 DSCF3332.jpg これがメニューの写真。 DSCF3333.jpgDSCF3335.jpg そしてこれが、本物。 美味そうではないか。 実食! おー、脂に甘みがあってうまし!ここでしか食べられん味なので、みなさんも垂水へどうぞお越しを。 それからエビを買いに行く。錦江湾はいきなり水深が深くなる、いわゆるドン深なので、なんと深海にすむエビが目の前で捕れる。それを漁港で売っているのだが、ソーダくんの顔で、おねいちゃん500g500円のところ、少し多めに入れてくれた。しかも発砲スチロール付きである。 DSCF3337.jpg DSCF3339.jpgDSCF3340.jpg エビの名前は、えーっと、カタカナがいっぱい並んだナントカエビ。忘れた。しかし水揚げは垂水近郊で消費する分しか揚がっていないそうだから、結局皆さんが欲しくても垂水に来るしかない。 それから玉子もいただいた。それは、黄身がエビの風味がする玉子。 DSCF3341.jpg 出荷するとき捨てられるエビの頭を、ある養鶏業者さんが引き取ってニワトリの餌にしたんだそうだ。そしたらナント、黄身にエビの風味が付いた玉子が産まれるようになったとか。 DSCF3338.jpg さんざんご馳走になって、お土産もたくさんいただいてしまった。市役所でソーダくんと別れ、コインランドリーにまっしぐら。たまった洗濯物を一気に片付けて、道の駅に戻る。 DSCF3344.jpg おー、楽しみなエビを塩茹でする。 これがバカうま!始めは一人にしては量が多いかな?と思っていたが、700g?くらいあったエビは黙々と食べるヨッシーの前から、30分で無くなった! それから例の玉子を生飲み! DSCF3342.jpgDSCF3343.jpg やっぱり黄身はエビ風味だー!すごいぞ垂水!すごいぞー!ちなみに玉子も垂水に来ないと味わえません。 DSCF3345.jpg シルエットになった桜島がウツクシー! そこにランドアースのシゲから電話。よーしよーし。昨日実はシゲから電話があって、種子島シーカヤックの仕事のあと、時間があったら垂水に寄るわ、と言っていたのである。さっそく沢登りの件を伝え、ソーダくんとのアポをこしらえた。 ヨッシーはアウトドアの仕事をしていたが、いまは引退して長い。地球倶楽部という会社名も、業界の中で忘れられて行っているし、ここは現役のアウトフィッター、人吉に、いや、九州にこのひとありのシゲが出てこないと話しにならん。 忙しく走り回ってる社長、シゲが、なんの縁か垂水にやってくる。これは人と人を繋ぐのが生まれもってのヨッシーにしたら、あとのことがどうなろうと、とりあえず繋がんと話しにならんではないか。 エビと焼酎と桜島と、明日の御対面の期待に胸膨らまかすヨッシーは、このあと9時にはテントに入ってお休みになられました。 走行 0キロ 出費 1381円 (弁当、コーラ、アイス、発泡酒、コインランドリー、缶コーヒー)
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