熊本市内滞在 熊本城観光、王将のち地獄行き [九州編その2]
2010年12月9日 木曜日 396日目
あ~、千円で買ったダウンベストを膝のあたりに潜り込ませて寝袋にはいると暖かくていい。買ってよかった。しかし今朝はまた冷え込んで、6時にじんわり寒くて目が覚める。木の陰には地面の凍ってるところもある。
またラジオビタミンに空の写真を送る。
愛車の後ろ変速機の調子が相変わらずよくない。ギアがすぐに切り替わらなかったり、逆に勝手にガチャガチャギアが切り替わったりして困るのだ。プカプカさんに見てもらうため、写真を撮ってブログに載せる。
その結果、簡単な部品の交換で直ると言うことがわかりホッとする。計画では明日から天草に向かって走り出す予定なので、熊本市内では一人合宿続きだったけどせめて熊本城と水前寺公園くらいは見ておこうと思い、11時半に河川敷から自転車で走り出す。
石垣が立派やなあ。
頬宛門(ほほあてもん)から、入園料500円を払って入城。入ってすぐに無料のガイドがあるのを見つけ、次の回は5分後の12時からスタートなのでタイミングヨッシー!
時間になってもほかに参加者なし。女性ガイドとヨッシー2人の貸し切り案内になった。しかし、ガイドの女性はこういうことにも慣れているのか、機械的に案内を開始する。
狭間という壁の穴から鉄砲や弓を射る、防御の工夫。
次はいきなり天守閣。おう立派じゃ。ぐうんと足を踏ん張ったように裾が広がる形の石垣が特徴的。曲線が美しい。
振り返ると宇土櫓が見える。この建物は戦火から免れて、400年前の築城当時のまま残っている。あとの天守閣などは、復元して建てられたものなのである。
次にガイドさんは石垣の表面を案内する。真ん中がヘコんだようになっているのは、城が焼かれたときの火の高熱で割れた跡だという。なるほど他の場所のたくさんの石垣も、同じようにヘコんでおる。
本丸御殿(復元)と、その前に残る加藤清正公お手植と言われる大銀杏の木。
いよいよ天守閣へ。これらへの入城もすべて500円に含まれているのはありがたい。大盤振る舞いやないか。
城の古写真が、復元に役に立ったという。大阪城はエレベーターがついているが、熊本城には無い。階段で上がるしかない。
各階には歴史的な展示物が並んでいる。西南の役で激しい戦いの場となった熊本城は、原因不明の出火で焼けてしまった。そして築城400年事業として、少しずつ天守閣や城門、本丸御殿などが復元再現されているのである。
てっぺんまで登り、四方の景色をみる。阿蘇の山は雪の綿帽子をかぶっておるではないか。あんな寒いところからトットト脱出して良かった~。
お城の中って寒いのよね~。だだっ広くて暖房が行き渡らんのだろうが、お侍さんたちも寒かったやろうなあ。特に足が冷たいんやて。
早々に天守閣を出て、次は本丸御殿へ。
お手植の銀杏も燃えたけど、復活して新しく枝が生え、今の形になったそうである。ツヨイナア。
本丸御殿はお殿様が普段暮らしたり、執政を執ったりする場所であったらしい。
チョー豪華である。
ずっと向こうまで続く大広間。金の釘隠しやふすまの引き手が豪華である。
いちばんいいな、と思ったのはこの縁側?みたいなところ。南に面していて、今日も燦々と日が照って暖かい。ここから月を眺めたり、庭の向こうに造られた舞台で舞や踊りを楽しんだのであろう。ヨッシーもこんな日当たりの縁側がほしい。
座敷の一番奥にあるお殿様の居室は、かなり豪華。ちょうどやってきた、見学の幼稚園児でさえ、ほえ~とかうわ~とか言っておる。
本丸御殿のあとは、宇土櫓をみる。これが築400年の物件でございます。
入ってみると今までみた建物とぜんぜん違う。
古い。木の床も黒光りして年代を感じる。
階段の踏み板も、足を置くところがヘコんですり減っている。やっぱし本物は違うわ。こうやないといかんは。復元もあと400年たったらこうなるのかな?
城を後にし、下通りに出て何か食べることにする。アーケードを自転車で流していたら、王将発見!
迷わずニューテーン!
メニューを見ながらかなり迷って、ライスと餃子1人前を発注。予算がないもので…。
よし!餃子ウマシ!
飯の後、水前寺公園まで走ってみたが、やっぱりここも入場料が400円必要である。今日はお城で500円使ったから公園はパス。
Uターンして、今日の締めくくりは銭湯なのだ。しかし道を間違え、気がついたらテントを張った河川敷近くに戻ってしまった。そこで前から気になっていた自転車屋に入ってみる。
きれいなショーウインドーには、いかにも速そうで高そうなロードレーサーが並び、ヨッシーみたいなイモ自転車乗りには敷居が高い感じがするのだ。
しかしスポーツデポまで行くのはまた遠いし、プカプカさんに言われた部品くらいならここでも手にはいるかと覗いてみた。
社長、と呼ばれている大将に相談したら、エンドキャップはばら売りで2つ80円で分けてくれた。それからいっそワイヤーも交換することにして、612円でそれも手に入れる。
そしてそれから銭湯である。自転車屋で聞いた大福湯は、臨時休業になっていた。前で困っていたら、同じようにお湯に来たのに休業に唖然としていたおばちゃんが、近くの別の銭湯を教えてくれた。
その名も「地獄温泉」。すげえ名前やな。まだ4時なので、他にお客はなし。ヨッシーの貸し切り湯である。360円也。
全体に古びていてオンボロである。しかし久々の入浴はキモチンヨカ~。体を2回洗ってキレイキレイする。
夜はまだ残っていたソーセージで鍋をして暖まる。いよいよ明日は天草に向かって走り出す。
走行 20キロ 出費 2526円 (とうふ、うどん、白菜、バナナ、もやし、カセットボンベ、シフトケーブル、エンドキャップ、熊本城、王将、銭湯)
あ~、千円で買ったダウンベストを膝のあたりに潜り込ませて寝袋にはいると暖かくていい。買ってよかった。しかし今朝はまた冷え込んで、6時にじんわり寒くて目が覚める。木の陰には地面の凍ってるところもある。
またラジオビタミンに空の写真を送る。
愛車の後ろ変速機の調子が相変わらずよくない。ギアがすぐに切り替わらなかったり、逆に勝手にガチャガチャギアが切り替わったりして困るのだ。プカプカさんに見てもらうため、写真を撮ってブログに載せる。
その結果、簡単な部品の交換で直ると言うことがわかりホッとする。計画では明日から天草に向かって走り出す予定なので、熊本市内では一人合宿続きだったけどせめて熊本城と水前寺公園くらいは見ておこうと思い、11時半に河川敷から自転車で走り出す。
石垣が立派やなあ。
頬宛門(ほほあてもん)から、入園料500円を払って入城。入ってすぐに無料のガイドがあるのを見つけ、次の回は5分後の12時からスタートなのでタイミングヨッシー!
時間になってもほかに参加者なし。女性ガイドとヨッシー2人の貸し切り案内になった。しかし、ガイドの女性はこういうことにも慣れているのか、機械的に案内を開始する。
狭間という壁の穴から鉄砲や弓を射る、防御の工夫。
次はいきなり天守閣。おう立派じゃ。ぐうんと足を踏ん張ったように裾が広がる形の石垣が特徴的。曲線が美しい。
振り返ると宇土櫓が見える。この建物は戦火から免れて、400年前の築城当時のまま残っている。あとの天守閣などは、復元して建てられたものなのである。
次にガイドさんは石垣の表面を案内する。真ん中がヘコんだようになっているのは、城が焼かれたときの火の高熱で割れた跡だという。なるほど他の場所のたくさんの石垣も、同じようにヘコんでおる。
本丸御殿(復元)と、その前に残る加藤清正公お手植と言われる大銀杏の木。
いよいよ天守閣へ。これらへの入城もすべて500円に含まれているのはありがたい。大盤振る舞いやないか。
城の古写真が、復元に役に立ったという。大阪城はエレベーターがついているが、熊本城には無い。階段で上がるしかない。
各階には歴史的な展示物が並んでいる。西南の役で激しい戦いの場となった熊本城は、原因不明の出火で焼けてしまった。そして築城400年事業として、少しずつ天守閣や城門、本丸御殿などが復元再現されているのである。
てっぺんまで登り、四方の景色をみる。阿蘇の山は雪の綿帽子をかぶっておるではないか。あんな寒いところからトットト脱出して良かった~。
お城の中って寒いのよね~。だだっ広くて暖房が行き渡らんのだろうが、お侍さんたちも寒かったやろうなあ。特に足が冷たいんやて。
早々に天守閣を出て、次は本丸御殿へ。
お手植の銀杏も燃えたけど、復活して新しく枝が生え、今の形になったそうである。ツヨイナア。
本丸御殿はお殿様が普段暮らしたり、執政を執ったりする場所であったらしい。
チョー豪華である。
ずっと向こうまで続く大広間。金の釘隠しやふすまの引き手が豪華である。
いちばんいいな、と思ったのはこの縁側?みたいなところ。南に面していて、今日も燦々と日が照って暖かい。ここから月を眺めたり、庭の向こうに造られた舞台で舞や踊りを楽しんだのであろう。ヨッシーもこんな日当たりの縁側がほしい。
座敷の一番奥にあるお殿様の居室は、かなり豪華。ちょうどやってきた、見学の幼稚園児でさえ、ほえ~とかうわ~とか言っておる。
本丸御殿のあとは、宇土櫓をみる。これが築400年の物件でございます。
入ってみると今までみた建物とぜんぜん違う。
古い。木の床も黒光りして年代を感じる。
階段の踏み板も、足を置くところがヘコんですり減っている。やっぱし本物は違うわ。こうやないといかんは。復元もあと400年たったらこうなるのかな?
城を後にし、下通りに出て何か食べることにする。アーケードを自転車で流していたら、王将発見!
迷わずニューテーン!
メニューを見ながらかなり迷って、ライスと餃子1人前を発注。予算がないもので…。
よし!餃子ウマシ!
飯の後、水前寺公園まで走ってみたが、やっぱりここも入場料が400円必要である。今日はお城で500円使ったから公園はパス。
Uターンして、今日の締めくくりは銭湯なのだ。しかし道を間違え、気がついたらテントを張った河川敷近くに戻ってしまった。そこで前から気になっていた自転車屋に入ってみる。
きれいなショーウインドーには、いかにも速そうで高そうなロードレーサーが並び、ヨッシーみたいなイモ自転車乗りには敷居が高い感じがするのだ。
しかしスポーツデポまで行くのはまた遠いし、プカプカさんに言われた部品くらいならここでも手にはいるかと覗いてみた。
社長、と呼ばれている大将に相談したら、エンドキャップはばら売りで2つ80円で分けてくれた。それからいっそワイヤーも交換することにして、612円でそれも手に入れる。
そしてそれから銭湯である。自転車屋で聞いた大福湯は、臨時休業になっていた。前で困っていたら、同じようにお湯に来たのに休業に唖然としていたおばちゃんが、近くの別の銭湯を教えてくれた。
その名も「地獄温泉」。すげえ名前やな。まだ4時なので、他にお客はなし。ヨッシーの貸し切り湯である。360円也。
全体に古びていてオンボロである。しかし久々の入浴はキモチンヨカ~。体を2回洗ってキレイキレイする。
夜はまだ残っていたソーセージで鍋をして暖まる。いよいよ明日は天草に向かって走り出す。
走行 20キロ 出費 2526円 (とうふ、うどん、白菜、バナナ、もやし、カセットボンベ、シフトケーブル、エンドキャップ、熊本城、王将、銭湯)
本丸御殿の縁側いいですねー。昔の人はすることがない時
月とか眺めたりしてたんですね。月見て何思ってたんですかね。私もこれからテレビ見る代わりに月眺めようかな。
by ラブレターフロムカナダ (2010-12-20 15:14)
ラブレターフロムカナダ
旦那は大工やなかったか?頼んで縁側造ってもらえよ。でもガイジンに縁側を説明するのは並大抵ジャングル大帝ではないかもな。
日本から見える月も、カナダからみる月も、ほんとに同じ月なのかな?
by 旅人ヨッシー松田843 (2010-12-20 15:31)