人吉～京町温泉

２０１０年１０月２７日　水曜日　３５３日目

曇りやけど寒い朝。今後はますます寒くなると思うとや憂鬱。

１０時過ぎに公園から出発。国道２１９のバイパスにでてから、クラフトパーク石野公園に立ち寄る。ここには昨年シゲの紹介で知り合った陶芸家、高場英二氏の工房がある。風貌から通称金太郎さんという。



広場には飛行機の模型がおいてある。日本初の動力飛行機を作った人が、ここ人吉の人だったということでNHKだかのドラマになったと聞いていた。もしかしてそれか？

作業してるおっちゃんが自転車見て話しかけてきたので逆にきいてみた。そしたらこの模型が正に撮影で使ったもので、公園がNHKから譲り受けたそうである。

金太郎さんはアポ無しやったが工房におられた。

いまからここは印刷工場になる、とか訳わからんこと言ってはる。



古着屋で買ってきたジャケットなどに、ステンシルでサンショウウオのプリントを入れるというのである。そんでから浅草で開かれるは虫類イベントで売るんだそうだ。

ジャケットの背中部分に型を置き、ラッカースプレーでシューッとやる。型を代えて２回色づけするとサンショウウオに見えてくる。




コーヒーをゴチになり、携帯の充電などもさせてもらってお暇する。

国道２１９から今度は国道２２１に入るのだ。ここからは本格的な登りの始まり。去年はシゲの言うとおり、矢岳渓谷沿いに上がって山越えをしたが、今回はこのルートで行く。



機関車みたいな造りの喫茶店。廃業中のようではあるが。

坂道やけど押して歩かんといかんほどではない。ペダルを漕いで走る方が、登りでもやっぱり楽。まずは人吉ループ橋にかかる。



ぐるぐる回って上がっていく。登り切ってもまだ坂は続く。ループ橋のあとはほぼ押して歩いてる。左側は山で、いろんなゴミが捨ててあるのが目に入る。百万円の札束がおちてないかチラチラ見ているが一向に落ちていない。



熊本はここまで。そして加久藤（かくとう）トンネルである。長さ１８００メートルもある。気合いを入れて走ったが、内部の照明がかなり明るくて助かった。



そしてトンネルを抜けると宮崎県なのだ。



８キロを一気に走り下り、加久藤の町に入る。ただでも気温が低いのに、下りで風を受けてなお寒い。こりゃあ暖まらんと、と思い前回泊まった京町温泉まで５キロ足を延ばしてえびの湯さんで入浴。これがめちゃめちゃ暖まった。



前回同様河原にテントを張ろうとしたら、草がボウボウに生えていて断念。そりゃ１年経ったもんなあ。

橋の下にテント張って寝る。



夕焼けきれい。



走行　４１キロ　出費　７８４円　（弁当、ジュース、発泡酒、温泉）