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ノシャップ岬~稚内 タロジロとドームと [北陸~北海道の巻]

2011年7月23日 土曜日 622日目

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なんじゃこりゃああ。朝ご飯も普通に豪華やないか!玉子も魚も付いてる。これだけでも500円以上はするから、昨夜のウニ丼は1500円以下???ぜんぜん計算合わん。しっかしこういう計算が合わないのは大好きである。

昆布干しの手伝いに行った面々は朝4時過ぎに出て行き、8時過ぎに戻ってきた。

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カブライダーが2人同宿で、一人はおかっぱ少年。もう一人は札幌から来た鼻さん。本名かな?確かめたら顔の真ん中に付いてる鼻ですって。珍しいお名前ですね~。2人は意気投合した模様で、今日一緒に利尻島にフェリーで渡るそうである。

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同宿のほぼ全員で記念撮影。楽しい一夜をありがとう。

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チャリダー加藤くんは、昨日サロベツを走っているときリアのスポークが折れて変速機に巻き込み、あわやゴール直前で断念か!と思われたがなんとかそのまま自走できて宗谷岬まで到達したという。今日はこのあと稚内空港から飛行機で飛ぶだけなので記念撮影もゆるゆるの感じになっておる。良かった良かった。

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三々五々出発して行き、ヨッシーも10時に漁師の店を離れた。といっても行くのは目と鼻の先の稚内灯台である。灯台ハンターとしては逃せない。

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隣の南極越冬隊資料館もついでに見る。無料やからね。

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実際使われた機材がそのまま保管されている。

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室内の様子も少し再現されている。

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アザラシも連れて帰ったんかい!

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そして南極と言えばタロジロ物語よの。当時の新聞が掲示されていて興味深い。

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タロ、国家公務犬?なんじゃそれは。5時になったらすぐ帰れるってことか?

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日本に戻り、余生を過ごしたタロは、昭和45年に天寿を全うしている。

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しかし死んだ後も、剥製となった身を生まれ故郷の稚内に戻そうと運動は続いている。身勝手な人間のセンチメンタルはやめてそーっとしといてやれ。人も動物も、死んだらもうそこにはオランのである。あとの抜け殻を大事にしたいのは、残ったものの思いなだけ。お釈迦さんも、死後の体はそのへんにうっちゃって置けと弟子たちに命じている。

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雪上車。おもったより小さいな。

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これだけではおもしろくないので、やっぱり隣の青少年科学館に入る。150円と格安やし。

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歴代の南極探検船の模型が並ぶ。初代の船の実物は、以前東京お台場で係留されているのを見学したことがある。

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そしておもしろ大発見!子供の頃の、タロ、ジロ、そしてサブロー。実は三兄弟やったがサブローは早くに死んでいる。なんとかわいらしいことか。



科学館やからいろんな実験が体験できたりする。その中で一番ヨッシーが反応したのがこれ。音波による波の変化を見る奴。ダイヤルを回すと波長が変わり、それに応じて発泡スチロールの粒々の形も変化する。オモロー!

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ノシャップ岬から稚内まではほんの数キロの距離。市内見学の第一は、防波堤ドーム。ドームというとまたしても熊本人吉を思いだしてしまうのであるが。

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以前は鉄道の駅がここまで引き込まれ、連絡船に乗り継いで当時の樺太、現サハリンまで人も物資も渡っていったのだ。いまはドーム形の防波堤が残っているのみ。

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でかいのだ。

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花畑を見ながらポートサービスという道の駅っぽいところに向かうと、

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大阪からの自転車野郎、ウエノハジメに出会った。彼は今日、利尻礼文から戻ってきたそうで、明日から島に渡るヨッシーと入れ違いである。

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ここにはコインランドリーもあるし、畳の休憩室も自由に使える。もちろんヨッシーも洗濯して畳の部屋でテレビを見て過ごした。

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かなりゆっくりして、5時前に外にでる。まずはすぐ近くにあるフェリー乗り場を偵察しておく。利尻行きは6時半、7時半とある。朝イチから渡れば、それから島を走れるので都合がいい。

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JR稚内駅も見ておく。乗らないけど、最北端の駅だから。

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線路もここが北のさきっちょ。

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買い物に行く途中見つけたジブラルタ生命。最北の支店やろうか。多分そう。

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道にあった看板で、自衛隊護衛艦の一般公開が明日もあることが判明。よし、朝から見学して11時10分のフェリーに乗ろう。

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スーパーはサイジョウ。天塩の道の駅で会った、13年キャンピングカー生活のじい様から聞いていたお店である。むむ。なるほどやすい。

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今夜の宿泊は、ドームである。人吉の方ではない。こんなデカい屋根、使ってやらんともったいない。しかし他に宿泊者はおらず、ヨッシー一人なのは寂しい。今夜は焼き肉なのだ!しかも薄い鉄板に焦げ付かないようにアルミホイルを敷く工夫を思いついたのだ。これは快調!

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お米と味噌汁もつけてどやっ!

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夜遅くバイクの音が近づいてきた。帯広から走ってきたというおっちゃんは、ここの常連さんだった。ヨッシーしかいないのを見て、今夜は少ないな~と言っている。ピークはここに旅人のテントがずらーっと並ぶらしい。

おっちゃんは自分のテントを張り終えると、行きつけの飲み屋があるとかでいそいそと町に出て行った。これが楽しみであちこちに遠征するんだそうである。

走行 16キロ 出費 2136円 (えだまめ、焼き肉たれ、米、チーズ、豚肉、とうふ、おにぎり、カップめん、発泡酒、アルミホイル、科学館)
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天塩~ノシャップ岬 サロベツ爆走&漁師の店 [北陸~北海道の巻]

2011年7月22日 金曜日 621日目

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朝4時頃。明るくなりだすとカラスがうるさく鳴く。まったく悪さばっかししおってからに。

天塩から稚内までは、サロベツ原野を突っ切っていくのだ。ここからはまさにナンモナイ。セイコーマートでおにぎりなど買い出ししておく。コンビニでロードタイプの自転車お兄さんに出会う。

ご近所の人が練習中かな?と思ったら、東京からの自転車旅人だった!荷物少な~。小田原からの加藤くん。北海道までは公共交通機関で来て、ひたすら北上して宗谷岬を目指しているそうである。帰りは稚内空港から飛行機で帰る。なんだかぎりぎりの日程なので、一日280キロ走ったこともあるとか。彼からノシャップ岬の宿、漁師の店の話を聞き、ヨッシーも今夜はそこに泊まろうかとウッスラ考える。

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道道106がライダーあこがれの道。真っ直ぐの何にもない道なのだ。

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天塩川を渡る。まだ下ったことはないが、いつかはカヌーで旅してみたい川の一つ。

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さあ!真っ直ぐの始まりだよ~。

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サロベツ原野駐車公園で。

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さすがに風通しが良さそうな土地だけあって、扇風機が乱立。

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かかしも立ってる。

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北緯45度の記念碑。北半球のど真ん中なのだ。だからなんだ?まあまあそう言わずに。

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お!第一鹿と遭遇。でけえなあ。当たったら負けるなあ。

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前を見てもまっすぐ。

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後ろを見てもまっすぐ。

電信柱も何にもない。一節には有事には滑走路にするためであるとか。ホントかな~?

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何にもないかと思うと、たまにトイレとかはある。

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おう!利尻富士がますます近づいてきた。上ってやるから待ってろよ~。

バイクや車が猛スピードで走っていく。特にバイクが多いな。



退屈になってきたので走りながらの姿を動画撮影してみた。カメラ取り付け位置が低かったため、背中が大写しやけど勘弁してくれ。しかも某ブランドの宣伝みたくなってしまった。すまんすまん。

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こんなものを発見。利尻島からここまで遠泳で渡った人がいるのか!19.5キロを10時間近くかかっている。すごいなあ。

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あんな遠くからやで。

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何にもないはずやのに、浜の方でなにやらしている怪しい2人発見。双眼鏡で確かめたら、何かを砂浜から掘り出そうとしている。たまに車を動かしているのは、ロープか何かで、そのナニカを引っ張り出そうとしている模様。興味はわくが、あんな遠いところまで自転車で行く元気はない。

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12時、こうほねの家という休憩所に到着。昔は売店をやっていたみたいだが、今は休憩とトイレだけ。ここにはコンセントがあったので、またしても充電をしながら携帯でブログも書く。

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じっくり1時間半ほど休憩兼ブログに時間を使い、2時過ぎに出発。早速目に入った北海道の看板。なにを今更主張せなあかんのか?自分がいまどこに居るのか解らなくなる人も多いとは思うが、北海道か九州か解らなくなることはないやろう?

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2時半、稚内とノシャップ岬への分岐まで来た。あともうちょっと。ノシャップ方面へ進む。

漁村風景が始まり、やっと人の生活臭がしはじめる。

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温泉発見。露天風呂から外を見ているおっさんたちに手を振ると笑いながら答えてくれた。

「気持ちいいか~?」

と大声で聞くと、早くおいでと返事が返る。

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稚内童夢温泉。いかん。ドームと聞くとちがうことを考えてしまうのは、熊本人吉に行き過ぎやからかな?

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600円と、ヨッシーにはちとお高いが久々入浴なのでまあよろしい。

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1時間近く入浴して、今夜泊まるかもしれない漁師の家を探しに走る。左の丘の上には自衛隊のレーダー?が見える。ここはアル意味最前線でもあるのだ。

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漁師の店に行く前に、まずはそのノシャップ岬を見ておかないと。

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そこでお会いした大阪からのご家族とお話しした。自転車ではるばる来たことに、おとうさんが痛く感動してござる。

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岬のあとは漁師の店。実際見てから泊まるかどうか決めようと思ったが、まあまあの施設で小ぎれいである。そして朝会った加藤くんとも再会。ここは食事代として朝夜分として2000円を払えば、泊まりは無料なのだ。

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そして夕飯は5時半から始まる。それを知らなかったから、ヨッシーはギリギリの時間に宿に着いた。それでも食事に間に合ったのはラッキーやった。出てきたのはウニ丼!すごい!さすが漁師がやってるだけアル。

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追加でデカいホッケを焼いてもらう。これが200円なのだ!やすすすううううう~。

夕食時、まだビールを買ってなかったので、同宿になったハーレーのジージがビールの貸し出しをしてくれた。ありがたい。あとでセイコーマートで買って返してくれればいいとご親切。

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晩ご飯のあと、すぐ近くのセイコーマートへ買い出しに行く。自衛隊の基地の横を走ったら、バイク部隊の車両が置いてあった。しぶ~。

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せっかくの夕暮れなので、ノシャップ岬を再度訪れ日没をみる。

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利尻もシルエットになってきれい。

その後宿では自然とのみ会が始まり、宿の大将も酒とつまみを持って上がってきた。これは毎夜のことらしく、ウニ丼食って朝飯付きで晩酌も込みで2000円ってナニゴト?って感じ。

いまは昆布漁をやってるそうで、同宿の何人かは朝早起きしてお手伝いに行くとか。ヨッシーはゆっくり寝たいのでパスする。

11時頃まで飲み会。

走行 80キロ 出費 3950円 (サイダー、バナナ、おにぎり、コーラ、枝豆、発泡酒、漁師の店、温泉)
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羽幌~天塩 カラス男?そしてカラス [北陸~北海道の巻]

2011年7月21日 木曜日 620日目

朝方冷え込んだ。たぶん10度くらいになったんやないかな。油断できない北海道。常に冬用寝袋を使っていて良かった。

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6時45分起きて、花しょうぶを見学。

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コンセントを使ってブログを更新。ゆっくりしてから10時出発。

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めざせ!稚内、なのだ。

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走る左側に利尻富士が見えてきた。まだこれから天塩、稚内と2日はかかる距離でも間近に見えるとは。

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おっちゃんはこの畑を一人でやっておられるのか?恐るべし、道民の体力気力。

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ひたすら海岸沿いのなにもないところを走り、やっとたどり着いた初山別(しょさんべつ)でお昼の休憩。コンビニはなく、商店で菓子パンを買ってバナナとともに昼飯とす。昼食の準備は、できれば朝のうちに見かけたコンビニなどで買っておくべきである。北海道は油断できない。

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午後から走り始めて最初に自衛隊に追い越される。しっかしこのトラックの積んでるのはなに?なにをする道具?マニアとかには解るんやろうなあ。

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緩やかな登り下りを繰り返しながら、ひたすら丘陵地帯を北に走る。

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突然追い越された黒ずくめの自転車野郎。香港出身のヨウくん。現在は東京で働いているが、6ヶ月間の長期休暇をもらって日本を旅している。日本語ペラペラであった。もっと休みが欲しかったと言うが、半年でも日本的には長い休暇である。よくそんなに休める。さすが外資系。

その後追いついたり追い越したりしながら走ったが、年若いヨウくんには上り坂で勝てず、置いてきぼりになってしまう。

6時に天塩(てしお)の町に到着。道の駅でテントを張って宿泊。兵庫県からキャンピングカーで来ているじい様と話す。もう13年もほとんど家に帰らず、日本を回り続けているというのだ。自宅は孫家族に住まわせているので、たまに帰っても3日といない。もう他人の家みたいになっていて、居場所がなくて落ち着かんのだそうだ。

はじめはいやいや車の旅についてきた奥さんも、旅の生活の方が気を使わずにすむので気に入ってしまった。じい様が兵庫の家に寄る、と言うと、

「え!なんで帰るの?どうしても帰らんとイカンの?」

と言う始末。

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カラスがものすごいたくさん屋根や電線にとまっている。一羽が飛び立つと一斉に他の奴らも飛び立ち、空が黒くなるほどの恐ろしさである。それでどっかに飛んでいってしまうのか、と思ったら、また同じ屋根や電線に戻ってくる。いったい何羽いるのか数えたら、ざっと250羽はいる。カアカアうるせいよ、お前たちは。

走行 71キロ 出費 948円 (パン、コーラ、弁当、枝豆、バナナ、発泡酒)
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留萌~羽幌(はぼろ) [北陸~北海道の巻]

2011年7月20日 水曜日 619日目

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朝方周りのみんなは早出していく気配がしていたが、久々の大の字布団寝で二度寝して起きたのは8時過ぎやった。

神様の置いていってくれたサンドイッチで朝ご飯。神様ってのはこのみつばちハウスのご近所さんっぽい兄さんで、お店で売れ残った弁当とかパンを持って遊びに来てくれる奇特な人のこと。

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群馬ライダーを見送り、残っているのは伊藤くんとヨッシーのみ。それと管理人も。

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札幌にある散髪屋さん。なんとチャリダーは無料で散髪してくれるそうで、伊藤くんは頭刈ってもらったそうである。これはヨッシーも行かねば。

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留萌は数の子の町。日本で初めて数の子に金色の着色をしたのが留萌なのだ。そしてあんなコトやこんなコトがあってみつばちハウスが無料で宿泊できるわけである。オワカリ?

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伊藤くんも旅立つ。彼のタイトなスケジュールで行くと、旅の途中でヨッシーと再会する可能性はほぼ無い。さらばじゃ。

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最後にヨッシーも10時に出発。今日は羽幌(はぼろ)を目指す。この町の名前は覚えにくい。何回も、「羽幌、歯ボロボロ」、と繰り返して覚える。

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早速現れた第一のトンネル。しかし今までとは大違いで、幅の広い歩道がついている。この調子でたのんまっせ~、国交省。あ、北海道では開発局か。

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国道232号沿いは、左側に砂浜が続く平坦な道。それなりにスピードが乗って調子いい。

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なんだかでっかい木造家屋が現れる。道の駅に隣接しているニシン番屋であった。当時のまま保存されているのが貴重。

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当時のままってのと、木造としてはかなり大きいこともあって大枚350円を投資して入場。

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ニシンがバンバン穫れていた頃の遺産である。明治38年頃建てられ、200人前後の人が寝泊まりしながら働いていたそうである。

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だいどころ、という大板敷きの間を中心に、周りに雇われ漁夫たちが寝る空間があり、いわゆる大部屋生活である。

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親方の部屋は全体を見回せるところにあり、目配りできるようになっている。

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漁夫の生活空間の質素さに対し、親方家族のは豪華である。台所も別個にあり、全く違うものを食っていた。

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並んでいるお皿も、高級そうだ。

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客間も豪華。

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労働契約の証文。こういうものを取り交わしていたことが、ヨッシーにとっては意外にちゃんとしてるやん、と思う一方、使う側と使われる身は紙一枚の隔たりとは思えない待遇の違いである。

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番屋の道の駅でお会いした高橋さん。現在は北海道在住であるが、仕事の合間を縫って日本縦断旅を続けてこられたのである。確か19年?かけて少しづつ九州の最南端佐多岬から走って来られたそうである。本当はこういうチャレンジこそが、なかなかできないことで尊敬に値するのではないか?と思う。今回宗谷岬まで走れば、ゴールなんだそうである。連絡先を交換してお別れした。

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走り去る高橋さん。

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そして暑さに参り、コーラに手を出すヨッシー。しっかし最近はゴミ箱が置いてない。

「ゴミは各自お持ち帰りください」。

そら解るけど~。自販機で飲んだコーラの缶さえ捨てるとこが無いのはやりすぎやろ~。逆にポイ捨てする人が多発するんちゃうか?とか思うし。ポイ捨てしなくても、どこかのコンビニとかで捨てらることになるんやったらイカガなものかと思うよ~。

こういうときヨッシーは、店頭の自販機の場合は中の店員に、「はい!」、と言って渡す。孤立自販機の場合は、たいがい先客がそこらへんに固めて置いていることが多いからそれにならう。

道の駅にはもうひとつ、郷土資料館が併設されていた。無料なのでモチロン入る。

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出会い頭に熊!現実にそうなったときのイメトレで、戦いのポーズを取ってみた。

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しかし相手はこの爪なのだ。勝てそうにないな~。

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外に誰かの銅像が。松浦武四郎?しらんなあ。

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間宮林造は有名やけど、このひとも蝦夷を探検、研究したことで高名なんだそうだ。北海道、の名付け親なんだって。

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羽幌まではこんな海岸線がずっと続く。

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風力発電と見せかけて、じつは有事にロシアの何かを吹き飛ばすための軍事施設では?とか妄想する。

けっこう延々と立ってる。

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この道の駅の名前、なんて読むのかわからんかったがこの看板で判明。

風W = ふわっと

ひねりすぎじゃろ。

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午後3時過ぎ、道路に蜃気楼が見える。

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暑いんでふわっとで休憩。宿泊&入浴ができる道の駅。

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展示写真に、三毛別熊事件ってのがあった。こことは別の場所に展示施設があって、それを紹介しているのだ。しかしもともとの三毛別熊事件ってのがなんなのかワカラン。ヨッシーの地図にも、「三毛別熊事件現場」、と書いてある場所があるが、それがなんなのかワカラン。

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そんなワカランコトハほっといて、足湯に入ろうね~。

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お湯は温泉っぽく濁っているが、これが元々の色なのか?ヨッシー的には朝と夕方でお湯の色が濃くなってる物件をいくつか見てきているのでイブカシむ。

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足湯から眺めることのできる二つの島は、焼尻島と天売島(てうりじま)。高橋さんは船で渡ると言っておられた。しかしヨッシーの優先順位は利尻島と礼文島なのだ。

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道の駅の情報コーナー。図書館みたいな感じである。しかも無線LANのフリースポットなので早速繋げてみた。

しかし全然アカンである。スピード遅っ。ISDNどころかモデム回線くらいの感じ。使いもんにならんのでドコモの回線でネットする。

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あんまり油も売ってられないのでそこそこで道の駅をでる。羽幌の入り口あたりに立っているデカい奴。誰?何者?答えてはくれない。

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5時半。羽幌市内の無料キャンプ場に到着。朝日公園。

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ちょうど管理人の人がいてはったので、名前を申告してチェックイン。ほかにはテントが一張り、キャンピングカーが一台のみ。

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屋根下にはずらりとテーブルが並び、いい感じ。しかもなんとここにはコンセントが壁に並んでついている。コンセントは大事なのよね~。ありがたい。

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今夜はソーセージ。しかも焼くのである!100円鍋が活躍。鉄板が薄いので超弱火にせんといかんが、いい調子で焼けてくれる。

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出来上がりの図。うまっそ~。そして確かにうまい。煮るばっかしの調理に飽きていたので、これでバリエーションが広がるわい。まだここでも大阪毎日放送ラジオが受信できる。しかし我がタイガースは3-1で広島に敗れる。

走行 58キロ 出費 1902円 (オレジュー、インスタントラーメン、枝豆、ソーセージ、味噌汁、ごま、弁当、ばなな、電池、カセットボンベ、発泡酒)
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川下キャンプ場(浜益)~留萌 トンネル多すぎっ [北陸~北海道の巻]

2011年7月19日 火曜日 618日目

曇り空。何とか走れそうである。9時に撤収して目の前のセイコーマートへゴミ捨てに行く。そこにリアカーを引っ張った旅人自転車発見。

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サーフボードが積んである。コンビニから出てきたのは神奈川から日本を回ってるテラオくん。あちこちで波に乗りながら旅しているという。リアカーの使い心地などを質問する。思ったより快適にはしれるそうだが、左の車輪がよくパンクするし減りが早いそうである。どうしても左車輪が一番道路の左端を通るから仕方ないんだと。

あと、リヤカーはサドルの下のシートポストってとこに接続するようになってるんだけど、そこに力が掛かるから一回そのシートポストが折れたそうである。普通に使ってたらそんなとこ絶対折れない場所なだけに、へえ~って感じなのだ。

これから南に向かい、宮崎や種子島で波に乗る予定だとか。

さあ今日は国道231の、トンネル集中区間を走らんとイカン。一番長いのが2900mもあるし、その次が2060m、3番目が1992mと地図に記されている。モチロンちっさいトンネルもたくさんある。

「陸の孤島」、とも書かれている。ドンナトコヤロウ。

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しかし出発してすぐに、徒歩で旅している井田さんに出会う。さっきのリアカー男テラオくんが追い越したと聞いていた人である。

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今回は北海道一周なんだそうだが、すでに日本縦断は達成しているかなりの旅人である。ヨッシーと違い、持ち物が少ないのである。だから大荷物を見て驚いておられる。何でも洗濯は歯磨き粉をつけて手でゴシゴシするとか。なるほど泡立つし、洗剤を別に持たないでもよい。この箱の中にテントも寝袋も非常用食料も入っている。

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井田さんと別れてすぐに、サクランボ狩りの善盛園に寄り道する。浜益の喫茶店、サンセットのご主人が経営しているとかである。じつはヨッシーはサクランボ狩り初体験なのだ。

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入園料500円で、時間無制限食べ放題!お金払うときに、「3日くらい居続けてもいい?」、と聞くと笑いながらイイヨとお許しが出た。

持ち帰りは別途重さに応じて買い取る方式。ヨッシーは食いまくるのみで勝負する。

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昨日までの3連休でかなりの来園者があり、下の方は食べられちゃったけどはしごで登ればいいよ、教えられいざ参戦。

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よしよし、まだまだあるやんか。

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はしごめんどくさいから直接木登りじゃ!

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ビニールの屋根がかかっているから、雨でも大丈夫。

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赤いのが美味しいかというとそうでもなく、日に当たりすぎて苦みが多い。ほどほどに赤いやつを取るのがコツなのかも。

3日どころか1時間ばかしで腹がいっぱいになり、同じ味ばかりで飽きたので終了~。

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また国道で海沿いに走る。この海は日本海なのだ。だから天気予報なんかでも、日本海側とか、オホーツク海側、とか言っている。

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来た!一つ目のトンネル。しかも電気消えてるし!真っ暗やんか~。細々とした赤い流星のライトを頼りに走る。時々やってくる車の明かりがうれいしいなんて、普段とは正反対。

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やっと抜けたが次のトンネルも真っ暗~。勘弁してよ~。

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雄冬岬にある白銀の滝。

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国道開通記念の碑文を読めば、昭和56年に開通している。ヨッシーが大学6年の時にバイクで旅したのが昭和61年だから、すでに道はできていたはずだが通った記憶がない。通ったのか?通らなかったのか?皆目分からん。

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滝のそばの休憩所には、冷たい麦茶が用意されている。ちょっと寒いけど麦茶いただきました。

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苦労して道を造ったのがわかる、断崖絶壁の連続なのだ。

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雄冬野営場。地図にもあった無料キャンプ場だが、道路際の空き地のようなスペースである。車が通るとうるさくて眠れんやろうなあ。

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冷水泉は水質の問題?で引用禁止。でも歴史あるわき水なので保存されているのだ。

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雲が取れないな。

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さあ次は一番長いトンネルだよ~。

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やっぱ3キロほどもトンネルが続くと、景色も見えない単調さに飽きてくるな。

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やっと出口。

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このトンネルね。

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しらんうちにけっこう高い位置を走っている。

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3時に増毛(ましけ)に入る。浜益から増毛までお店一切無し。恐るべし北海道。

ちょいと町中を見学。駅は高倉健の映画でロケ地として使われた。そういやその映画見たな。

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増毛駅は留萌本線終着駅なのだ。

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そして日本最北の酒蔵、国稀(くにまれ)の見学。もちろん試飲目当てである。

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それなりに見学して~。

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来た~、試飲コーナー。

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ここは自由に飲ませてもらえん。おばちゃんがちょっとづつ注いでくれるのを飲む方式。でも10臭類くらい飲むとけっこうほろ酔いになった。

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こんな板が用意されている。

増毛では泊まらず、先の留萌までいくので4時近いがまた走る。

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5時に留萌市内に入ったところで、後ろから自転車旅の松下くんが追いついてきた。東京から何回かに分けて日本縦断の旅を決行中。今回宗谷岬まで行けばゴールなんだとか。その後はまた世界を旅してみたいとユメが広がっている。その場でいろんな旅の話をしたが、もっと話したくて少し別れがたい感じだったが松下くんは先に進む。

ヨッシーは留萌駅の近くにあるみつばちハウスを探しに行く。さっき松下くんと話しているとき、向かいの家のご主人がやってきて教えてくれたのである。

駅そばのみつばちハウス発見。宿泊料は?とそーっとのぞくとナント無料やないか~い!

中をのぞき込んでるヨッシーを見つけて、管理人君が出てきてくれた。

自転車も広い駐輪場に入れられるし、なかなか快適。宿泊スペースには先客が一人。そそそそそれが伊藤くんやないか~~~。金沢の100円ショップ前で出会ったのを覚えてるかな。すごい再会。

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またあとで話そうと言って、まずは夕日を見ながら、徒歩で近くの銭湯へ。420円也。

スーパーで買い物してからハウスのリビングスペースで弁当食う。

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群馬からの日本一周ライダー以外は、徒歩旅と自転車旅ばかり。

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東京発の消防士さんは、7日間しか休みがとれなかったので、一日280キロペースで飛ばして青森まで走り、北海道まで3日で上陸したと言うからビックリ。それってバイクで走る距離やん!恐るべし消防士。



あとみんな自己紹介は自分でしてね~。

飲酒は23時まで、という鉄則守って一斉に就寝。

走行 69キロ 出費 2782円 (たまご、とうふ、弁当、パン、そうめん、発泡酒、焼酎、銭湯)
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川下キャンプ場停滞 ままま、まっさか~ [北陸~北海道の巻]

2011年7月18日 月曜日・海の日 617日目

7時半起き。少し雨降り。

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走る予定の海岸線は霧にかすんでいる。連泊決定。

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テント村もおそらくピーク。連休は今日までなので、夕方にはガラーンとしたキャンプ場に逆戻りかな?

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泳いでる人もピークに多いかも。でもこの程度。ビーチにはライフセーバーがいて安全監視をしているのだが、海水浴客が少なすぎると仕事に張りが出んやろうなあ。

ラジオを聴きながら、テントの中で寝て過ごす。時々周りの人たちをウオッチング。

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昨日の頂き物おにぎりとかで昼御飯を食べてから、サンセットでコーヒータイム。

ブログなど書いたりマンガ読んだり。

隣に座ったおじさんに、色が黒いなあ!、と話しかけられ、自転車旅なのでと答えると、ちょっと怖い情報を教えてくれた。

ヨッシーがすでに走ってきた日本海側の親不知子不知で、数年前にシニアの日本一周チャリダーがトンネルで事故にあって亡くなったニュースのことは前に書いたと思う。

その亡くなった人とこのおじさんは、正にこのサンセットでたまたま出会ってお話しされたんだそうである。その後ニュースで事故のことを知ったというのだ。

次はヨッシーの番か?

ちなみにこのおじさんは札幌の人で、滅多にこのあたりには来ないと言うから余計に、「当たり!」、って気もする。

まあでもしかし、ヨッシーは出きるだけ長く旅を続けたいと思っているので、走れば走るほどその危険は増していくという考え方もある。

一方で、「人生は確率論では語れない何かに左右されている」、とも言えるので、結論としては。

「どっちでもええ」

と言うことだな。絶対確実なのは、人はいつかはあの世に行くのだ。

夕方になってキャンプ場にもどると、見事にテント村は撤収されている。そこに一人、ライダーがテントを張っているので話しかけてみた。ケンシロウくん。彼のお父さん曰く、北斗の拳から取った名前なんだそうだ。

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キャンプ場ガラーン。

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昨日いただいた焼きそばを作る。100円の鉄板鍋が活躍した。野菜をいっぱい入れたので鍋のキャパをオーバーしているが、出来上がりは上々である。

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昨日のおにぎりも活躍。旅の前半ではフライパンを持たず、自炊メニューから焼き物をあきらめていたのだが、煮物系だけでは限界を感じていた。これからはソーセージも玉子焼きも焼けるし、魚やステーキも焼けるかも。

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ここ北海道でも関西のラジオが入る。1179は毎日放送。日没頃から受信できるようになるのは電波と太陽の黒点の関係か?チガうか?とにかく毎晩我が阪神タイガースのナイターが聞けてうれしい。広島に5-0で快勝!

走行 0キロ 出費 777円 (キャベツ、豚肉、発泡酒、コーヒー)
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川下キャンプ場滞在 ディナーご招待! [北陸~北海道の巻]

2011年7月17日 日曜日 616日目

引き続き雨。連泊。

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ぎょえ~。さらにテント村が広がってる~。

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ヨッシーテントの近くまで迫ってきた。

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少ないが泳いでる人もいる。しかし子供はちゃんとウェットスーツを着ていた。そやろなあ。水冷たいもん。

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昼ご飯は昨日コンサートの開かれたレストラン、サンセットでハンバーグ定食をいただく。850円。キャンプ場にはテーブルとイスがないので、書き物と伝票整理のために利用した。

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珍しいことにマンガ、ボーダーが置いてある。ヨッシーは全巻自宅に持ってるが、何回読んでも面白い。よってここでも熟読。

夕方テントに戻り、炊事棟で晩ご飯を作っていたら、向かい側の水道で焼き肉の準備をしている方々がヨッシーのことを覚えていた。昨日のコンサートを主催された教会のメンバーではなかとですか。

お話ししてたら、当然のごとく夕食にご招待いただいた。ご飯が炊きあがったばかりだったが、これは明日の朝食べることにしてモチロン参加させてもらう。

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いきなり帆立!まさかこんなに早いタイミングでこいつが食えるとは~。ありがたや~。

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肉も焼きそばも焼きまくり。おむすびも3つ食べてすぐに満腹。おかしい?もっと食べれるはずなのに、今日は胃袋が小さい?

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たくさんでキャンプされているのは、札幌の教会の方々で、年に何回かこういうふうに楽しむんだとか。いいときに当たった。

ヨッシーも中高大と通った関西学院がキリスト教系の学校だったので、通しで12年間毎日礼拝の時間があった。聖書を読んだり賛美歌を歌ったり、そしてこのときに目を開けたまま寝る特技を身につけたりしたものだ。

「好きな聖書に一節は?」

などと質問されてもちゃんと答えられるのだ。

その一節は、マタイによる福音書?やったかな?

「野を飛ぶ鳥を見なさい。彼らは蒔くことも刈ることせず、取り入れることもしない。なのに神様は彼らを養っていてくださる。野に咲く花を見なさい。今日は咲き、明日は炉に投げ入れられる花でさえ、神様はあのように美しく着飾ってくださる。栄華を極めたときのソロモンでさえ、あのようではなかっただろう。だからあなた方に言う、なにを食べようとかなにを着ようとかで思い悩むのではない。まず神の愛と義とを求めなさい。そうすればそれらのものは、すべて添えて与えられるだろう」

ちょっとうろ覚えのとこもあるがだいたいこんな感じ。

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焼き肉会のあとは、牧師さんのメッセージタイム。プロジェクターにパソコンをつないで本格的である。

家族の役割についてお話があったあと、ヨッシーはおねむタイムなので先に失礼した。おにぎりや魚、帆立などのおみやげをいただき、札幌に来たら教会のゲストハウスに泊まってくださいと連絡先をいただいた。感謝である。みなさん気持ちのいい方々で、また是非再会したい。

走行 0キロ 出費 1566円 (魚、パン、とうふ、、ハンバーグ定食、発泡酒)
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川下キャンプ場で雨宿り [北陸~北海道の巻]

2011年7月16日 土曜日 615日目

朝方頃から?霧雨のような雨が降り出す。予報も雨だったから、予定通り連泊決定。

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しっかし北海道民すげえよ~。雨なのにお構いなしにキャンプにやってくる。昨日は平日と言うこともあって、ヨッシー以外に2組しかキャンパーは居なかったが今日は続々とやってくる。

しかもテントがどれもでっかい。ケンミンショーで、北海道民は海水浴に来て浜辺でテントをびっしりと張り、泳がないで焼き肉を延々とやっていると言うのがあったが正にそれではないか?

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ちなみに海を見に行ったら、数人の子供が砂遊びしてるだけやった。そら寒いもん。雨降ってるし。

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こんな超ビッグテントも!風で吹き飛ばされんのかな?ロゴスって日本の第三商事のブランドやん。すげえの作れるようになったのね~。

夕方ヨッシーテントのすぐそばにあるレストランから、何かコンサートのようなのをやってる音が聞こえてくる。暇人ヨッシーはすぐに反応した。

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チェロコンサート、しかも無料!

へえ~、と扉の前で立ってたら、女性が中から手招きしている。ふらふら入っていく。

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外国人の人がチェロで、クラシックや歌謡曲などのメロディを披露してくれる。

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しかもコーヒーとクッキー付き!

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女性3人のコーラスあり。

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そしてビンゴゲームもあり!無料でいいのか?いいのだ。主催は札幌のキリスト教会だから。

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そして終盤ぎりぎりにビンゴが出たヨッシーにはリンゴジャムが当たった。当たっていいのか?いいのだ!

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小雨の中キャンプ場に戻るとまたテントが増えてる。ヨッシーの側にはまだ少ないが、反対の遠い方はすでに集落みたいになっとる!道民恐るべし。

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肉がないので今夜はきざみ揚げと卵で木の葉丼。あるいはキツネ丼という人もあり。ハイカラ丼はドンなんやったか?

走行 0キロ 出費 986円 (枝豆、うす揚げ、キャベツ、とうふ、卵、発泡酒)
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札幌~川下(浜益町) [北陸~北海道の巻]

2011年7月15日 金曜日 614日目

8時起床。鮭と味噌汁の朝ご飯をいただき、さらに長袖シャツをいただき出発。いままで使ってた古い古い古いシャツが限界に近いので、それと交換してもらった。

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パタゴニアのシャツで、新品だそうだ。これで男前がまたあがる~!サンキュ~。

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記念撮影後、海沿いを北にあがるルートを選択。初めて北海道を旅したのは26年前で学生の時。オフロードバイクで1ヶ月キャンプしながら走り回った。その後何回かは札幌やニセコを訪れたことはあったが、長丁場の北海道は久しぶりなのである。

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国道337で石狩市に入ってからは国道231に進む。わかってはいるが、やっぱり道はおおむね真っ直ぐである。

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石狩川を越える。水が茶色いのはやっぱ雨のせいかな?

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なんかの誰かが絶賛している。なんかな?

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お馬さん。徐々に北海道に入った感があるなあ。

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国道231は、日本海側をひたすら海沿いに続く道なのだ。緩やかなアップダウンはあるが、走りやすい。

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北海道に多い、コンビニのセイコーマートでカップめんのお昼ご飯。しっかしおっどろいた。この自社ブランドカップめんは、ナント78円なのだ。やっすう~。
しかも他の商品もそんなに高くない。小分けの肉類や野菜も売っているので、小さなスーパーみたい。

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でっかいおにぎりも160円。早速セイコーマートの会員カードを無料で作った。

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北海道初トンネル。

午後3時に厚田に到着。いやあ~、わかってはいるけど町と町の間が長い。しかもその間にお店一切無し。ペースがつかめるまでは昼ご飯のタイミングとか逃してしまうかも。

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厚田公園に、恋人の聖地とかがある。恋人たちでないヨッシーも、見るだけ見とこう。

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展望台があって鐘があって、ウェディングドレスの桂ナントカさんがドウしたコウしたとかの看板があってフーンって感じ。

厚田で野宿か考えたが、もうちょっと進んでおくことにする。また今夜から雨になる予報なので、泊まる場所探しは慎重だ。

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厚田から先はトンネル天国?地獄?なのである。短い、といっても数百メートルのやつを越えていく。

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誰や!勝手に関係者の前に「釣り」、って書いたやつは!オモロいやないか~。

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現れたのが1901mの長いやつ。

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気合いを入れて走り込んだら、トンネル内で工事片側交互通行。ガードマンの手信号で進むと、後ろでも車両を止めてくれているようで快適に走れる。たぶんトンネルの真ん中から半分は工事中やったから、1キロあまりをヨッシー独り占めで快走。こんなんやったら道路工事もっとやって~、って言いたくなる。

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トンネルのあとは坂道を下り、浜益町の川下に到着。小さな町があってコンビニもキャンプ場もある。大きな芝生広場があるが、有料か無料かわからいので、テントを張ってたキャンパーに聞くと、無料なんだそうだ。車は有料駐車場に停めないといけないのでお金がかかるが、自転車は無料~~!

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早速テントを張って自炊開始。

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豚肉が100円で買えたので、豚鍋。

そういやラジオで、明日から3連休とか言っている。知らんかった。カレンダー見ないから気がつかんかった。

走行 78キロ 出費 970円 (ジュース、おにぎり、カップめん、豚肉、キャベツ、とうふ、発泡酒)
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小樽~札幌 ABEさんと再会。 [北陸~北海道の巻]

2011年7月14日 木曜日 613日目

毎朝4時半にはヨッシーが乗ってきたのと同じ、新潟からの便がつく。それなりにターミナルビルには人の出入りがあるはず何だが、まったく気がつかず起きたら7時半。

そして雨はまだ止まない。のたのたテントを片づけてから、またしても待合所のソファでテレビを見たり寝ころんだり。

しかしここのテレビはまだ地デジ化されてないけど大丈夫なんか?頑張れ、新日本海フェリー。

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外はさらに大雨になっとる。

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屋根から滝のように雨水が落ちたりして、ヨッシーの北海道上陸を歓迎してくれている?

昨夜旧知の阿部さんと連絡が取れ、札幌のご自宅に泊めていただくことになっているから、夕方までには最寄り駅に着いておかねばならん。しかし大した距離ではないからあわてることもない。

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12時前にやっと雨は止み、もう降るなよ~と祈りつつ恐る恐る走り出す。国道5号でまっしぐら。

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交差点で止まった車のご夫婦から声をかけられ、その場でしばらくお話する。ご主人が、ヨッシーの愛車、赤い流星号と同じジャイアントのグレートジャーニーを買ったばかりとのことで、なおさら声をかけたかったそうである。キャンデーを差し入れていただいた。ありがと!

小樽と札幌の間には低い峠があり、5号線は緩やかな登りになっていく。

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たいがいトンネルを越えると下り坂になるのだが、ここは期待に反してさらに登り!

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北海道だからかな?気温の表示の次に、路温が表示される。路面温度はたぶん冬に必要なんだろうな。

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予想以上に緩やかな登りは続き、思ったより高いところまで来ている。やるなあ、北海道。あんまり深い意味はないけど、内地とはスケールが違うような気配を感ずる。

やっとこさ登りが終わると、こんどはひたすら下りになる。ありがたや~。登った分だけ下りる。当たり前やけど、盛者必衰の断りのごとくである。ん?この例えの用い方はいいのか?

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1時半頃、待ち合わせの星置駅前に到着。とにかく腹が減った。5号線沿いは思ったより食べ物屋が無く、朝からなんとなく食べたかったカレーを出しそうなところがない。

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ショッピングセンターのフードコートで、塩ラーメン&ミニカレーのセットメニューにしておく。札幌と言えばラーメン!そして食べたかったカレー!両方食べれて、し・あ・わ・せ~。

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引き続きセンター内のマックでお茶しながら、夕方出張から帰ってくる阿部を待つ。しっかし、ここのマックは無線LANは遅いしコンセントは電源落としてあるしあかんわ~。それでも手持ちのバッテリーでブログを更新する。

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日本ハムファイターズカラーのタクシーが走ってる!関西なら阪神タイガース柄のタクシーがあるのは知っているが。ローカルニュースでも取り上げられ、一番最初に利用したタイガースファン丸出しのコスチュームおばさんは、運転手にどちらまで?と聞かれたら即座に、

「優勝まで~!」

と言っていた。さすがは関西のおばちゃん。

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4時過ぎ、茨城県から帰ってきた阿部さんと合流。阿部さんとは、ヨッシーが地球倶楽部をやっていたとき、アメリカの水難救助訓練を実施しているレスキュー3の講習会で一緒になり、その後お互いレスキューインストラクターになったあとも、山岳救助の講習会に誘っていただいたり、またアメリカまでロープレスキューの講習会を受けに行ってニンニクたっぷりのステーキを一緒に食べてまわりからヒンシュクを買った仲なのである。それにあわせて、日本各地の繁華街で、あんなコトやこんなコトをして遊んだ仲でもある。

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お家でくつろぎ、お風呂も入らせてもらった。

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奥さんと娘さん手作りの晩ご飯にビールもある!そしてレディガガの録画番組を見せてもらった。徹子の部屋とか、スマスマとか。ヨッシーは動くガガを見たこと無かったから新鮮やった。

そしてナデシコジャパンの準決勝も録画で見れてサイコ~。

走行 23キロ 出費 940円 (マック、ラーメンセット、缶コーヒー)
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