戸井岬~大堂津 [九州編その2]
2010年11月7日 日曜日 364日目
本当のことを言うと、今日でちょうど一年が経ったことになる。昨年11月8日に、実家の兵庫県西宮市を出発した。
思えばその当時は、このブログ日記の一番上に、
○月×日 ~日目
の、~日目のところに、「1日目」、と書いたときは、今日と言う日が来るとは思っていても、実感は伴っていない。いまはこうやって一年が過ぎ去ったことが事実になり、うれしくもあるが恐ろしくもある。
一年経ったのに、まだ沖縄と鹿児島しか回ってない!という恐ろしさであることよ。あと45都道府県回るのに、このペースやと23年くらいかかるぞ。ど~する?
まあたぶん大阪とか神戸とかはパスするし、他にもジャンジャンパスすればあと2年くらいでなんとかなるやろう。23年を2年にするとは滅茶苦茶やけど。
さて、トイレでの目覚めシーンからである。夜の間も本格的に雨が降り、昨日運良くトイレで雨宿りできてラッキーやったな、と一人思いながら寝袋を出る。5時頃釣り人と思われる車が何台かやってきただけで、静かでよく眠れた。
テントをすぐに撤収して、朝御飯食べている間も雨は止まない。
9時ごろ、愛知ナンバーの乗用車で夫婦がやってきてトイレに来た。そのまま色々話す。3週間の予定で九州を回るそうで、主に車の中で寝泊まりしているんだそうな。このカローラ2みたいな車の中で寝るのはキツいやろうなあ。
これから霧島や指宿へ回るというので、温泉や寝られる公園などを教えてあげた。
9時半に雨止みの雰囲気。思い切って出発する。でないとまた今夜もここに泊まってしまい、明日の出発記念日を、トイレで迎えなあかんようになってまう。
ここでショックな出来事発見。
なんかメガネの曇りが取れんなあ、と思ってレンズをよく見たら、どうやら表面のコーティングがはがれたかして傷のようになっている。ありゃ~。これはこの夏に免許更新の際に新調した中の一本やで。まだ新しいのに。なんか薬品がかかったのか?それとも温泉にして入ったのがあかんのか?
ヨッシーはいつもお風呂にメガネして入ることにしている。相当に目が悪いので、風呂で知り合いに会ってもわからないし、万一混浴ってところに出くわしたとき、メガネをしていなかったらせっかくのチャンスを棒に振ることになる。
混浴!とか、女湯が見える!とか気がついてから脱衣所に行ってメガネをして戻ったら、見たいのバレバレになるからな。だから初めからメガネして入浴するのだ。
こんな講釈している場合ではない。メガネが傷物になったのである。しかたない、これは入浴用にして普段はまだ傷ついてないやつを使うことにする。
馬。
でかいミミズ?ヒル?長く体を伸ばしたときで、4~50センチあるぞ。今日は雨上がりやからか、こういうのが道路中横断しておる。たまに車に牽かれた奴もおる。
御崎神社は海のそばなので、戸井岬灯台までやっぱし登り。ジグザグ押しである。もうたいがい足も筋肉痛やし。肩も痛いし。
それでも1時間かけて灯台到着。霧にかすんでいる。
200円払って灯台見学。
昭和2年に造られたものである。
海のまっただ中に立っているように見えて、300度くらい海を見渡せる。なかなかの眺めである。来て良かった。
昔使っていた、明かりを回すための重りと巻き上げ装置。そうそう、どこかでもこれと同じの見たよ。昔は昼間のうちに人力で重りを巻き上げ、夜はその重りが下がっていく力を利用して明かりを回転させていたのだ。
灯台の入場券売りのおねいさんに頼んで、自転車ごと灯台と一緒に写してもらった。東大は無理でも灯台くらいは制覇したい。今後も登れる灯台はどんどん登ろう。
昨日からほぼ登りばっかしやったが、やっとここからは下りになる。
岬の駅までもどったところで、観光案内所のお兄さんから声がかかる。茶髪の営業、福田さん。まあお茶飲んで休んでくださいと、案内所に通された。
この9月から、戸井岬にもっと人を呼ぼうといことで新しくできたのがこの観光案内所、岬の駅である。いま15人のスタッフが働いているというからすごい。
ソフトクリームを食べてみた。うまい!最近はソフトクリームといっても、カップに入った奴を押し出す機械にいれてギュッとやるやつが多くていかん。あれは味気ない。
管理は簡単ではないが、やっぱ昔ながらのこういう機械で造った奴でないといかん。
味が濃いし、一緒につけてもらった日向夏のジャムがさっぱりしていて合う。これで250円は安いくらいじゃ。
コーヒーもごちそうになり、そしてここには西宮では有名な洋菓子店のツマガリで働いていたという女性スタッフとも会話が弾んだ。
なんだかんだで気がついたら12時前である。いかん。進まねば。通行止め箇所はやっぱり通れないようなので、安全策をとって串間まで戻ることにする。
がんがん下る。
ざまあみろ、くらい下る。
串間には、来るとき通らなかった国道448の方を通って戻る。やっぱし昨日の海沿いの方が、アップダウンがなくて楽やったなあ。
串間から国道220に入り、南郷町を目指す。
この国道は川沿いであり、しかも鉄道が併走している。思った通りアップダウンはキツくない。
南郷町に入った。と、ここで後ろから追いついてきた自転車の人有り。たしか戸井岬からの下りですれ違ったなあ。もう追いついてきたとは早いこと。
ちょうど先にあったラブホテルの入り口で記念撮影。
てっちゃんである。一日に200キロ走ることもあるというので、ビックラこいた。ヨッシーより10歳も若いし元気あるなあ。
西武ライオンズもキャンプに来ておるのか?あんまり興味ないけど。
南郷町までほぼ下りになり、海沿いに出てから大堂津、といところの先にある、猪崎鼻(いさいばな)に無料キャンプ場があるので行ってみる。
ちょっと暗い感じのところだが、もう5時前なので選択肢はない。お隣のテントは無人でお出かけ中のようである。
今夜はこれで焼酎を割ってみよう。戸井岬の道ばたでもいできた、夏みかん?まだ青いけど。
うん!さっぱり爽やか酸味がうまい。
ラジオ聴いて寝る。
走行 53キロ 出費 1066円 (とうふ、さつまあげ、シュウマイ、野菜、コーラ、灯台)
本当のことを言うと、今日でちょうど一年が経ったことになる。昨年11月8日に、実家の兵庫県西宮市を出発した。
思えばその当時は、このブログ日記の一番上に、
○月×日 ~日目
の、~日目のところに、「1日目」、と書いたときは、今日と言う日が来るとは思っていても、実感は伴っていない。いまはこうやって一年が過ぎ去ったことが事実になり、うれしくもあるが恐ろしくもある。
一年経ったのに、まだ沖縄と鹿児島しか回ってない!という恐ろしさであることよ。あと45都道府県回るのに、このペースやと23年くらいかかるぞ。ど~する?
まあたぶん大阪とか神戸とかはパスするし、他にもジャンジャンパスすればあと2年くらいでなんとかなるやろう。23年を2年にするとは滅茶苦茶やけど。
さて、トイレでの目覚めシーンからである。夜の間も本格的に雨が降り、昨日運良くトイレで雨宿りできてラッキーやったな、と一人思いながら寝袋を出る。5時頃釣り人と思われる車が何台かやってきただけで、静かでよく眠れた。
テントをすぐに撤収して、朝御飯食べている間も雨は止まない。
9時ごろ、愛知ナンバーの乗用車で夫婦がやってきてトイレに来た。そのまま色々話す。3週間の予定で九州を回るそうで、主に車の中で寝泊まりしているんだそうな。このカローラ2みたいな車の中で寝るのはキツいやろうなあ。
これから霧島や指宿へ回るというので、温泉や寝られる公園などを教えてあげた。
9時半に雨止みの雰囲気。思い切って出発する。でないとまた今夜もここに泊まってしまい、明日の出発記念日を、トイレで迎えなあかんようになってまう。
ここでショックな出来事発見。
なんかメガネの曇りが取れんなあ、と思ってレンズをよく見たら、どうやら表面のコーティングがはがれたかして傷のようになっている。ありゃ~。これはこの夏に免許更新の際に新調した中の一本やで。まだ新しいのに。なんか薬品がかかったのか?それとも温泉にして入ったのがあかんのか?
ヨッシーはいつもお風呂にメガネして入ることにしている。相当に目が悪いので、風呂で知り合いに会ってもわからないし、万一混浴ってところに出くわしたとき、メガネをしていなかったらせっかくのチャンスを棒に振ることになる。
混浴!とか、女湯が見える!とか気がついてから脱衣所に行ってメガネをして戻ったら、見たいのバレバレになるからな。だから初めからメガネして入浴するのだ。
こんな講釈している場合ではない。メガネが傷物になったのである。しかたない、これは入浴用にして普段はまだ傷ついてないやつを使うことにする。
馬。
でかいミミズ?ヒル?長く体を伸ばしたときで、4~50センチあるぞ。今日は雨上がりやからか、こういうのが道路中横断しておる。たまに車に牽かれた奴もおる。
御崎神社は海のそばなので、戸井岬灯台までやっぱし登り。ジグザグ押しである。もうたいがい足も筋肉痛やし。肩も痛いし。
それでも1時間かけて灯台到着。霧にかすんでいる。
200円払って灯台見学。
昭和2年に造られたものである。
海のまっただ中に立っているように見えて、300度くらい海を見渡せる。なかなかの眺めである。来て良かった。
昔使っていた、明かりを回すための重りと巻き上げ装置。そうそう、どこかでもこれと同じの見たよ。昔は昼間のうちに人力で重りを巻き上げ、夜はその重りが下がっていく力を利用して明かりを回転させていたのだ。
灯台の入場券売りのおねいさんに頼んで、自転車ごと灯台と一緒に写してもらった。東大は無理でも灯台くらいは制覇したい。今後も登れる灯台はどんどん登ろう。
昨日からほぼ登りばっかしやったが、やっとここからは下りになる。
岬の駅までもどったところで、観光案内所のお兄さんから声がかかる。茶髪の営業、福田さん。まあお茶飲んで休んでくださいと、案内所に通された。
この9月から、戸井岬にもっと人を呼ぼうといことで新しくできたのがこの観光案内所、岬の駅である。いま15人のスタッフが働いているというからすごい。
ソフトクリームを食べてみた。うまい!最近はソフトクリームといっても、カップに入った奴を押し出す機械にいれてギュッとやるやつが多くていかん。あれは味気ない。
管理は簡単ではないが、やっぱ昔ながらのこういう機械で造った奴でないといかん。
味が濃いし、一緒につけてもらった日向夏のジャムがさっぱりしていて合う。これで250円は安いくらいじゃ。
コーヒーもごちそうになり、そしてここには西宮では有名な洋菓子店のツマガリで働いていたという女性スタッフとも会話が弾んだ。
なんだかんだで気がついたら12時前である。いかん。進まねば。通行止め箇所はやっぱり通れないようなので、安全策をとって串間まで戻ることにする。
がんがん下る。
ざまあみろ、くらい下る。
串間には、来るとき通らなかった国道448の方を通って戻る。やっぱし昨日の海沿いの方が、アップダウンがなくて楽やったなあ。
串間から国道220に入り、南郷町を目指す。
この国道は川沿いであり、しかも鉄道が併走している。思った通りアップダウンはキツくない。
南郷町に入った。と、ここで後ろから追いついてきた自転車の人有り。たしか戸井岬からの下りですれ違ったなあ。もう追いついてきたとは早いこと。
ちょうど先にあったラブホテルの入り口で記念撮影。
てっちゃんである。一日に200キロ走ることもあるというので、ビックラこいた。ヨッシーより10歳も若いし元気あるなあ。
西武ライオンズもキャンプに来ておるのか?あんまり興味ないけど。
南郷町までほぼ下りになり、海沿いに出てから大堂津、といところの先にある、猪崎鼻(いさいばな)に無料キャンプ場があるので行ってみる。
ちょっと暗い感じのところだが、もう5時前なので選択肢はない。お隣のテントは無人でお出かけ中のようである。
今夜はこれで焼酎を割ってみよう。戸井岬の道ばたでもいできた、夏みかん?まだ青いけど。
うん!さっぱり爽やか酸味がうまい。
ラジオ聴いて寝る。
走行 53キロ 出費 1066円 (とうふ、さつまあげ、シュウマイ、野菜、コーラ、灯台)
大崎~戸井岬 [九州編その2]
2010年11月6日 土曜日 363日目
今日の目的地は戸井岬である。大昔、バイクで九州一周したときにも立ち寄っているはずだが、ほとんど記憶にない。25年前やもんなあ。
なんかわざわざ行った割になんもなかったようなイメージが、うっすらある。
今回戸井岬はパスしようかとも思っていたが、実は戸井岬の灯台は中が見学できる数少ない灯台のひとつなんである。全国に15しかないんである。沖縄で一つ登ったからここを外すわけにいかんなあ、と思い、なんだか気が進まぬような進むような中途半端な感じでペダルを回す。
国道220と448はこの区間重複しているんである。海岸沿いの国道を走ってまずは串間に入る。ここからは国道はそれぞれ別れ、ヨッシーは448行くのだが、地図には串間の南側から海岸沿いを通る、県道454、というのがある。はは~ん、これは昔の街道やな、と当たりをつけそっちを走ってみる。
やっぱり海岸沿いの起伏の少ないところを、集落をつないで通る田舎道で大正解。
水鳥もたくさん。
さて里の風景を楽しませてくれた道も、本城と言うところで結局国道448に合流するのであるが。
しかしナント~、ここで不吉な立て看板発見!
通行止めじゃ~。戸井岬のあと、そのまま海岸沿いを北上しようと思っていたのに、通り抜けが出来ないんである。看板の電話番号にかけて、自転車くらいは通れないのかな?と、問い合わせてみたが、本日は土曜日のため電話に出たのは警備員さん。くわしい情報は聞けなかった。
どっちにしても戸井岬までは行くしかない。気が進まぬような進むような感じが、さらに重くなったようだ
。
串間から戸井岬に向かうには、まず山越えになる。重い自転車押しながら峠に向かって登っていると、橋の欄干に猿発見。しかもこいつら、鉢巻きしとる。
反対側のやつらも。
誰が鉢巻きを絞めさせたのか?念のいったことに、鉢巻きがずれて落ちないように、針金のよなものであごの下に通して止めてある。
次の橋の欄干には馬が!
こいつは鉢巻きはしていないな、と思ったら~。
反対側の馬はマフラー?されとる。誰やこんなんして遊んどるのは。
さすがに次の欄干の飛び魚には手つかずであった。
トンネルで峠を越えて、坂道を時速50キロで下ると、戸井の集落に入る。
戸井岬はまだ先じゃ。あらためて登りになる。しかしここからが本気でキツかった。坂道はまるで壁のようになっていて、まっすぐ愛車を押して上がれない。またしてもジグザグ押しである。
さっきの峠越えでかなり消耗したのが更にここで消耗する。
頑張ること1時間半、駒止めのゲートに着いた。ここでは車400円、二輪100円の牛馬保護協力費という名前の通行料を取られる。
自転車は?とゲートに近づくと、
「どうぞどうぞ!そのまま通って」
とおばちゃん無料で通してくれた。もともと自転車無料なんか、坂道を押してきたヨッシーを見てサービスしてくれたのかは不明。
片側交互通行のガードマンとしゃべり、国道の通行止めについて聞いてみたがこのおっちゃんはよく知らなかった。
まずは戸井岬の看板前で記念撮影。しかしここはまだ岬の先端ではない。岬の駅、という観光案内所で教えてもらった、御崎神社に行ってみる。
おう、馬がいた。野生馬なのだ。
御崎神社は崖に神社の祠がある。
人はあそこまでは行けないので、下の方から見上げる形で参拝するのだ。
下は断崖絶壁で、岩の上で釣りする人あり。見てたら結構な勢いで波が押し寄せて、打ち付けた波のしぶきが高々と舞い散って釣り人の上にかかっておる。
こわ~。ようあんなとこで釣りするわ。落ちたら死ぬで。
午後3時。神社の駐車場に戻ったところで雨が降り出す。予報では持ちそうなことを言っていたが、結構な勢いで降るので、トイレに入って雨宿り。
このトイレはすごく広くて、入り口に土間になっているスペースがあって自転車ごと雨宿りできる。
しかも小さなベンチもあるので、座ってくつろげる。トイレに行きたくなったら3秒で行ける。
なかなか止まない上に、午後4時を回って暗くなり始めた。おそらく今夜はここに泊まるのだな~、と腹をくくったので、まずはビールを飲む。
どこやらのオリジナル発泡酒で、たったの85円だったのである。味は発泡酒としてはまあまあじゃないかな?氷に突っ込んでギンギンに冷やして味がわからんようにして飲んだらうまい。
暗くなったがここは電気もつく。コンセントもある。外は寒いが中は暖かい。ラジオも聞こえる。日本シリーズをやっている。
トイレ内で自炊して、土間にテント張って寝る。
走行 41キロ 出費 686円 (コーラ、巻きずし、インスタントラーメン、発泡酒)
今日の目的地は戸井岬である。大昔、バイクで九州一周したときにも立ち寄っているはずだが、ほとんど記憶にない。25年前やもんなあ。
なんかわざわざ行った割になんもなかったようなイメージが、うっすらある。
今回戸井岬はパスしようかとも思っていたが、実は戸井岬の灯台は中が見学できる数少ない灯台のひとつなんである。全国に15しかないんである。沖縄で一つ登ったからここを外すわけにいかんなあ、と思い、なんだか気が進まぬような進むような中途半端な感じでペダルを回す。
国道220と448はこの区間重複しているんである。海岸沿いの国道を走ってまずは串間に入る。ここからは国道はそれぞれ別れ、ヨッシーは448行くのだが、地図には串間の南側から海岸沿いを通る、県道454、というのがある。はは~ん、これは昔の街道やな、と当たりをつけそっちを走ってみる。
やっぱり海岸沿いの起伏の少ないところを、集落をつないで通る田舎道で大正解。
水鳥もたくさん。
さて里の風景を楽しませてくれた道も、本城と言うところで結局国道448に合流するのであるが。
しかしナント~、ここで不吉な立て看板発見!
通行止めじゃ~。戸井岬のあと、そのまま海岸沿いを北上しようと思っていたのに、通り抜けが出来ないんである。看板の電話番号にかけて、自転車くらいは通れないのかな?と、問い合わせてみたが、本日は土曜日のため電話に出たのは警備員さん。くわしい情報は聞けなかった。
どっちにしても戸井岬までは行くしかない。気が進まぬような進むような感じが、さらに重くなったようだ
。
串間から戸井岬に向かうには、まず山越えになる。重い自転車押しながら峠に向かって登っていると、橋の欄干に猿発見。しかもこいつら、鉢巻きしとる。
反対側のやつらも。
誰が鉢巻きを絞めさせたのか?念のいったことに、鉢巻きがずれて落ちないように、針金のよなものであごの下に通して止めてある。
次の橋の欄干には馬が!
こいつは鉢巻きはしていないな、と思ったら~。
反対側の馬はマフラー?されとる。誰やこんなんして遊んどるのは。
さすがに次の欄干の飛び魚には手つかずであった。
トンネルで峠を越えて、坂道を時速50キロで下ると、戸井の集落に入る。
戸井岬はまだ先じゃ。あらためて登りになる。しかしここからが本気でキツかった。坂道はまるで壁のようになっていて、まっすぐ愛車を押して上がれない。またしてもジグザグ押しである。
さっきの峠越えでかなり消耗したのが更にここで消耗する。
頑張ること1時間半、駒止めのゲートに着いた。ここでは車400円、二輪100円の牛馬保護協力費という名前の通行料を取られる。
自転車は?とゲートに近づくと、
「どうぞどうぞ!そのまま通って」
とおばちゃん無料で通してくれた。もともと自転車無料なんか、坂道を押してきたヨッシーを見てサービスしてくれたのかは不明。
片側交互通行のガードマンとしゃべり、国道の通行止めについて聞いてみたがこのおっちゃんはよく知らなかった。
まずは戸井岬の看板前で記念撮影。しかしここはまだ岬の先端ではない。岬の駅、という観光案内所で教えてもらった、御崎神社に行ってみる。
おう、馬がいた。野生馬なのだ。
御崎神社は崖に神社の祠がある。
人はあそこまでは行けないので、下の方から見上げる形で参拝するのだ。
下は断崖絶壁で、岩の上で釣りする人あり。見てたら結構な勢いで波が押し寄せて、打ち付けた波のしぶきが高々と舞い散って釣り人の上にかかっておる。
こわ~。ようあんなとこで釣りするわ。落ちたら死ぬで。
午後3時。神社の駐車場に戻ったところで雨が降り出す。予報では持ちそうなことを言っていたが、結構な勢いで降るので、トイレに入って雨宿り。
このトイレはすごく広くて、入り口に土間になっているスペースがあって自転車ごと雨宿りできる。
しかも小さなベンチもあるので、座ってくつろげる。トイレに行きたくなったら3秒で行ける。
なかなか止まない上に、午後4時を回って暗くなり始めた。おそらく今夜はここに泊まるのだな~、と腹をくくったので、まずはビールを飲む。
どこやらのオリジナル発泡酒で、たったの85円だったのである。味は発泡酒としてはまあまあじゃないかな?氷に突っ込んでギンギンに冷やして味がわからんようにして飲んだらうまい。
暗くなったがここは電気もつく。コンセントもある。外は寒いが中は暖かい。ラジオも聞こえる。日本シリーズをやっている。
トイレ内で自炊して、土間にテント張って寝る。
走行 41キロ 出費 686円 (コーラ、巻きずし、インスタントラーメン、発泡酒)
都城~大崎 [九州編その2]
2010年11月5日 金曜日 362日目
重い腰を上げて、今日は志布志まで走らねば。7時半起き、9時半出発。晴れ。
国道10号を南に戻り、県道109で志布志に向かう。緩やかな登りと下り。登りも乗ったまま走れるので、この県道を選んで正解だったかも。
平松城趾の看板発見。休憩がてら徒歩で見学に行く。
細くて暗い通路は、その昔は防衛のためだったのかも。城が攻められたとき、敵を一列にして通らせることができ、上から石を落としたり矢で射たりする。
城跡はこちら、と看板はあるが一向に行き当たらない。もう諦めて帰るかと思い始めたら広い場所に出た。
城趾など来るものではない。建物もなにもないから城跡なんであって、見るものなんにもない。看板が立っているくらいじゃ。しかたないから看板を写す。
お昼前に志布志の境界を越える。すぐのところに道の駅松山。おにぎり弁当210円を買って、昼飯とする。
曇り空になり、ちょっと寒い。走れば暑い。体温調節が難しい。
道の駅から少し行ったところにこんな看板発見。
望遠隠しカメラ設置してあります
望遠だったら隠さなくてもいいのに。念の入ったことである。しかもこの売店?は廃業されているようなので、見守り続けている意味はあるのか?
県道109号は、県道63号とぶつかり、志布志へは63号へ左折する。この県道63は、以前鹿児島の隼人に向かうとき、一度通った道である。そのとき隼人では、塩満さんのところに寄せていただいた。
志布志まではほぼ下り。あっという間に町中に着き、交差点のところにあるスーパー、タイヨーで買い出し。ここにタイヨーがあるのは、以前来たから覚えていた。やっぱ鹿児島ではタイヨーさんが一番安い感じがする。
今夜は前にも泊まった、道の駅おおさきに泊まる。ここは温泉に入れるし、屋根の下にテントを張って休めるのだ。
温泉のおばさんにたのんで、携帯充電もしてもらった。
外のベンチで自炊、のち焼酎。
走行 49キロ 出費 1638円 (おにぎり、だいこん、はくさい、バナナ、豚ロース、とうふ、寿司、たまご、発泡酒、温泉)
重い腰を上げて、今日は志布志まで走らねば。7時半起き、9時半出発。晴れ。
国道10号を南に戻り、県道109で志布志に向かう。緩やかな登りと下り。登りも乗ったまま走れるので、この県道を選んで正解だったかも。
平松城趾の看板発見。休憩がてら徒歩で見学に行く。
細くて暗い通路は、その昔は防衛のためだったのかも。城が攻められたとき、敵を一列にして通らせることができ、上から石を落としたり矢で射たりする。
城跡はこちら、と看板はあるが一向に行き当たらない。もう諦めて帰るかと思い始めたら広い場所に出た。
城趾など来るものではない。建物もなにもないから城跡なんであって、見るものなんにもない。看板が立っているくらいじゃ。しかたないから看板を写す。
お昼前に志布志の境界を越える。すぐのところに道の駅松山。おにぎり弁当210円を買って、昼飯とする。
曇り空になり、ちょっと寒い。走れば暑い。体温調節が難しい。
道の駅から少し行ったところにこんな看板発見。
望遠隠しカメラ設置してあります
望遠だったら隠さなくてもいいのに。念の入ったことである。しかもこの売店?は廃業されているようなので、見守り続けている意味はあるのか?
県道109号は、県道63号とぶつかり、志布志へは63号へ左折する。この県道63は、以前鹿児島の隼人に向かうとき、一度通った道である。そのとき隼人では、塩満さんのところに寄せていただいた。
志布志まではほぼ下り。あっという間に町中に着き、交差点のところにあるスーパー、タイヨーで買い出し。ここにタイヨーがあるのは、以前来たから覚えていた。やっぱ鹿児島ではタイヨーさんが一番安い感じがする。
今夜は前にも泊まった、道の駅おおさきに泊まる。ここは温泉に入れるし、屋根の下にテントを張って休めるのだ。
温泉のおばさんにたのんで、携帯充電もしてもらった。
外のベンチで自炊、のち焼酎。
走行 49キロ 出費 1638円 (おにぎり、だいこん、はくさい、バナナ、豚ロース、とうふ、寿司、たまご、発泡酒、温泉)
都城さらに連泊 [九州編その2]
2010年11月4日 木曜日 361日目
晴れ。新しいテントサイトはこんなところ。
屋根というかテントがあって、テーブルといすが付いている。
朝ご飯は昨晩半額で買った助六寿司とキュウリ、野菜の味噌汁。
午前中は天気がいいので、ソーラー充電しながらブログ記事を書く。
テントの外にソーラーを置いて、コードを室内に引き込んで直に携帯につなぐ。ちょっと乱暴なやり方だけど、天気が良くて十分発電している間はOKだろう。実際1時間後くらいにちゃんと満充電になった。
ポカポカした気候で風もなく、穏やかな一日である。夕方までテント周辺で過ごし、5時に近くのコープに買い出しに出た。
カレーシュウマイなるものが安く売られていたので、コンソメスープで暖めていただく。焼酎が切れたので、今回は赤霧島を手に入れた。霧島、黒霧島、赤霧島と3種類ある。どこが違うかはようわからん。
河川敷だが、橋と橋の中間あたりなので車の音は遠い。夜はかなり静かで、落ち着いて寝られる。
走行 7キロ 出費 2176円 (コーヒー、鳥たたき、シュウマイ、カレー粉、発泡酒、赤霧島)
晴れ。新しいテントサイトはこんなところ。
屋根というかテントがあって、テーブルといすが付いている。
朝ご飯は昨晩半額で買った助六寿司とキュウリ、野菜の味噌汁。
午前中は天気がいいので、ソーラー充電しながらブログ記事を書く。
テントの外にソーラーを置いて、コードを室内に引き込んで直に携帯につなぐ。ちょっと乱暴なやり方だけど、天気が良くて十分発電している間はOKだろう。実際1時間後くらいにちゃんと満充電になった。
ポカポカした気候で風もなく、穏やかな一日である。夕方までテント周辺で過ごし、5時に近くのコープに買い出しに出た。
カレーシュウマイなるものが安く売られていたので、コンソメスープで暖めていただく。焼酎が切れたので、今回は赤霧島を手に入れた。霧島、黒霧島、赤霧島と3種類ある。どこが違うかはようわからん。
河川敷だが、橋と橋の中間あたりなので車の音は遠い。夜はかなり静かで、落ち着いて寝られる。
走行 7キロ 出費 2176円 (コーヒー、鳥たたき、シュウマイ、カレー粉、発泡酒、赤霧島)