誰だ君は？まさかの「旅の同伴者？との出会い」の巻

２０１０年９月２日　木曜日　２９８日目

前夜こっそりゴミ出ししようと思ったができなかったので、しかたなく７時に目覚ましをかけて捨てに行く。

ゴミ集積所からの帰り道、うちの隣の家の、スタッフまゆみの車のあたりにうずくまってないている何者かを発見。まゆみに相談するが、うちでは引き受けられんという。本人も口が利けないようなので、保護して連れ帰ることにする。

おなかが減っているようだがあいにく口に合いそうなものもない。とりあえず水を出したら少し飲んだ。

さてこれからどうするか？どこから来たんやろう？親や兄弟はおるのか？話しかけてもなくばかり。困ってしまってわんわんわわん。若い女子のようなので、いよいよの時は自転車旅に同伴して全国を回るか？まあそれも悪くないが、本人がついて来てくれるかまだわからん。

初めて見る家の中の風景を不安に感じたのか、うろうろ歩きまわって心細げにしておる。



にゃんだ君は？どこの子だ？





まゆみは出勤していったが、また昼に様子を見に来てくれるという。リエにメールすると、１０時ごろここに寄って様子を見てくれるという。

ほっておいたら隅っこで寝てしまった。



１０時にリエがきて、タマゴの黄身をあげたらいいというのでやってみたらペロリと食べてしまった。

１２時半にまゆみが段ボール箱持ってきてくれた。目のところが赤くなっておるのが気になったので、箱に入れてペット病院に連れていく。

点滴みたいな注射と、ワクチン注射される。目は結膜炎だそうで、目薬刺して終わり。生後どれくらいなのかさっぱりわからんかったのだが、獣医によると２ヶ月くらいとのこと。餌は普通の猫缶でいいというのでちょっとホッとする。特に痩せてもおらんし、ノミもいないから最近まで飼われていて捨てられたんじゃないかな？と先生はおっさる。

恐る恐る、「いくらかな？」、と聞くと、「４０００円ね」、とさらりとおっさる。

一瞬固まっておったら、「野良だから３０００円でいいわ。お互い様やからね」、と一気に１０００円安くなる。ありがたい。ホントは２０００円くらいにして欲しかったが・・・・。

連れて帰ったら、注射されたのがショックだったのか、隅っこに寄ってそのまま寝てしまった。よし、静かでよろしい。そのすきにスーパーに行って猫缶を７８円で買う。う～ん、１日１０００円の旅の予算の中から、今後は猫缶代もださなあかんのか？なんとか旅を再開するまでに、里親を探さんといかん。

猫缶をやったらはじめは餌と思わんかったのか食わなかったが、指先につけて舐めさせ、そのまま皿のほうに誘導したらやっと食べ始めた。えらい勢いで食っておる。やっぱおなか空いてたのか。

そして食ったら寝た。しずかでよろしい。

夜にはまゆみとリエが様子を見に来てくれた。リエに、お前飼ってやれ、と勧めるが、借家で猫飼えないという。まったくもう。

古いタッパーに、海岸の砂を敷いて置いておいたら、特に教えてもいないのにちゃんとその中におしっこしていた。まあまあ賢いやん。

夜は走りまわったりして騒がしいかな？と思っていたが、朝までぐっすり寝ていた。

走行　０キロ　出費　３２０４円　（アイス、猫缶、病院）