おひっこし [番外]
ＦＣ２のブログから引っ越しして来た。
ただし２０１０年７月１２日 月曜日の日記までは、まだ写真の移転が出来ていないので、もとのブログサイトで見てね。めんどくさくてスマンスマン。
過去記事はこちらへ
http://tabibito1.blog88.fc2.com/
ではよろすく～。
ただし２０１０年７月１２日 月曜日の日記までは、まだ写真の移転が出来ていないので、もとのブログサイトで見てね。めんどくさくてスマンスマン。
過去記事はこちらへ
http://tabibito1.blog88.fc2.com/
ではよろすく～。
佐賀～人吉 [九州編その２]
２０１０年７月１３日 火曜日 ２４７日目
午前４時に佐賀営業所に到着。ここで次はローカルエリアへの配達ルートを回るトラックに乗り換える。
３人目のドライバーはモーリくん。まだ若い。４トンのトラックで熊本方面に走る。
もうあたりはすっかり明るくなり、雨も小降りになっている。川や田んぼの広がる風景の中を走り、九州自動車道のインターから熊本市内まで一気に走る。昨日まで兵庫県だったのに、もう熊本だなんて素早く移動しすぎかもしれん。
水前寺公園の近くで降ろしてもらう。広い道を右に歩いたら駅があるから、と言い残してモーリは走り去った。この時点で午前７時である。
タイミング悪く雨が再び強くなる。折り畳みの傘しかないので、荷物が濡れてしまうがどうしようもない。
屋久島で登山したときの反省で、今回は小さいデイパックを実家に置き、そのかわりに大きめのザックを持ってきた。かなり昔に買ったものだが、肩から掛けたり背中に背負ったりできる３ウェイタイプなのだ。
さっそく背負って歩こうと、チャックを開けて背負いベルトを出してビックリ！ベルトを隠すための多いの部分に隠れて気がつかなかったが、底のところの縫製が破れて大穴が空いているではないか！ガーン、である。
しかたない、再び覆いを閉めて肩から脇に吊して歩く。ベルトが食い込んで肩が痛いがな～。せっかく楽できると思っていたのになあ。しかしよく考えたらこのザックはアメリカで買った、２０年選手であった。もう寿命かもしれん。
右手方向に水前寺公園があるようだが、いまいち自分の位置がよくわからない。ＪＲの駅はこの先にあるんだろうか？とにかく真っすぐいけば何かあるだろ。時々強くなる雨を避けて、開店前のガソリンスタンドや動物病院の前で雨宿りする。人はたくさん行き交っているが、雨なのと通勤通学時間とあって、なかなか道を尋ねられそうな人と会わない。
２０分歩いて靴の中に雨が染みてきた。やっとこさすれ違ったおじさんに尋ねると、この先５分でＪＲ新水前寺駅があると教えていただいた。やれうれしや。
トラックを降りてから３０分でＪＲの駅に到着。すぐに熊本方面の列車が来た。この駅は慣れてない人には油断ならん。ホームが一つしか無いのである。上りも下りも同じホームに交互にやってくる。駅員に聞いて、ちゃんと乗ることができた。
次は熊本駅で乗り換え。熊本駅に来たのは初めてだとおもうが、ここもややこしい駅やった。２番ホームから八代（やつしろ）行きが出るので探していたが、１番ホームと３番ホームの間を２回行ったり来たりしたが見つからん。雨なうえに重いバッグが肩に食い込んで徐々に不機嫌モードになってきた。こんなイライラ腹立つのは旅に出て以来初めてのことかもしれん。
落ち着こうと、ベンチに腰を降ろしてあたりを見回すと、２番ホームが目に入った。確かに１番と３番の間は間なんだが、かなりズレているので目に入らんかったのだ。モー、と牛のように何回も鳴いて悔しがる。
雨が鬼のように降り出した。ちゃんと人吉まで行けるか心配になる。
八代に着いたが、次の人吉方面行きは１時間半後である。腹減ったので、改札外にあるコンビニに出させてもらって買い食いする。
立ち読みしたり観光案内所を冷やかしたり、東京の友達からかかってきた電話を取ったりしていたら、案外早く時間が経った。
鬼のように降っていた雨が、今度は気の狂ったようになった。今年の梅雨はどないなっとんじゃ？心配したが１両編成のワンマン列車は無事に駅を離れた。
もう眠くてたまらんので、うとうとしたりまた起きたり。車内の音声アナウンスが、
｢これは人吉行きのワンワン列車です｣
と言ってるように聞こえてならん。ワンマン、と言ってるのだろうが、寝ぼけた耳にはワンワン列車に聞こえる。運転手の顔を見たら、確かに猫系ではなく、どちらかといえば犬系をしている。
猫系の運転手のときは、｢ニャンニャン列車｣、と聞こえるのだろうか。
最寄りの渡（わたり）駅で下車。無人駅だから、切符は運転手のワンワンにわたす。
なつかしや、ランドアースの建物がホームの向こうに見えるわい。ホームから線路に下りると近道なんだが、そんなことしてるところを誰かに見られたりすると、社長のシゲに迷惑がかかるから自重して遠回りで歩いた。
ガイドハウスに荷物をほうり込み、会社に顔を出して帰着の挨拶をする。
もう眠くてたまらんので、ガイドハウスのベッドで仮眠。午後４時に目覚め、本社のシャワールームを使わせてもらう。
シゲが前回食べられなかった餃子に再チャレンジしようと、連れ出してくれたがまたしても閉店。（涙）
しかたなく、違う店、茶びんに行く。ここもテレビや雑誌によくでるお店である。ニラがたっぷり入っているところが特長。
餃子とともに、中華カツ丼なるものを発注。
餃子はこんな感じ。
中はたしかにニラたっぷりだ。
中華カツ丼は、想像では中華丼にカツがのってるようなイメージだったが、そうではなかった。
カツ丼の中華味って感じ。え、どう違うって？明らかに違うがな～。
腹一杯でガイドハウスに戻り、シゲとビール及び焼酎で乾杯。ランドアースもヨッシーが留守にしている短い間に、スタッフが辞めたりして激動である。そんな話しを夜更けまで。
走行 ０キロ 車移動 ８００キロ？ 出費 ２６６８円 （ＪＲ、カップ麺、おにぎり、中華カツ丼、餃子）
午前４時に佐賀営業所に到着。ここで次はローカルエリアへの配達ルートを回るトラックに乗り換える。
３人目のドライバーはモーリくん。まだ若い。４トンのトラックで熊本方面に走る。
もうあたりはすっかり明るくなり、雨も小降りになっている。川や田んぼの広がる風景の中を走り、九州自動車道のインターから熊本市内まで一気に走る。昨日まで兵庫県だったのに、もう熊本だなんて素早く移動しすぎかもしれん。
水前寺公園の近くで降ろしてもらう。広い道を右に歩いたら駅があるから、と言い残してモーリは走り去った。この時点で午前７時である。
タイミング悪く雨が再び強くなる。折り畳みの傘しかないので、荷物が濡れてしまうがどうしようもない。
屋久島で登山したときの反省で、今回は小さいデイパックを実家に置き、そのかわりに大きめのザックを持ってきた。かなり昔に買ったものだが、肩から掛けたり背中に背負ったりできる３ウェイタイプなのだ。
さっそく背負って歩こうと、チャックを開けて背負いベルトを出してビックリ！ベルトを隠すための多いの部分に隠れて気がつかなかったが、底のところの縫製が破れて大穴が空いているではないか！ガーン、である。
しかたない、再び覆いを閉めて肩から脇に吊して歩く。ベルトが食い込んで肩が痛いがな～。せっかく楽できると思っていたのになあ。しかしよく考えたらこのザックはアメリカで買った、２０年選手であった。もう寿命かもしれん。
右手方向に水前寺公園があるようだが、いまいち自分の位置がよくわからない。ＪＲの駅はこの先にあるんだろうか？とにかく真っすぐいけば何かあるだろ。時々強くなる雨を避けて、開店前のガソリンスタンドや動物病院の前で雨宿りする。人はたくさん行き交っているが、雨なのと通勤通学時間とあって、なかなか道を尋ねられそうな人と会わない。
２０分歩いて靴の中に雨が染みてきた。やっとこさすれ違ったおじさんに尋ねると、この先５分でＪＲ新水前寺駅があると教えていただいた。やれうれしや。
トラックを降りてから３０分でＪＲの駅に到着。すぐに熊本方面の列車が来た。この駅は慣れてない人には油断ならん。ホームが一つしか無いのである。上りも下りも同じホームに交互にやってくる。駅員に聞いて、ちゃんと乗ることができた。
次は熊本駅で乗り換え。熊本駅に来たのは初めてだとおもうが、ここもややこしい駅やった。２番ホームから八代（やつしろ）行きが出るので探していたが、１番ホームと３番ホームの間を２回行ったり来たりしたが見つからん。雨なうえに重いバッグが肩に食い込んで徐々に不機嫌モードになってきた。こんなイライラ腹立つのは旅に出て以来初めてのことかもしれん。
落ち着こうと、ベンチに腰を降ろしてあたりを見回すと、２番ホームが目に入った。確かに１番と３番の間は間なんだが、かなりズレているので目に入らんかったのだ。モー、と牛のように何回も鳴いて悔しがる。
雨が鬼のように降り出した。ちゃんと人吉まで行けるか心配になる。
八代に着いたが、次の人吉方面行きは１時間半後である。腹減ったので、改札外にあるコンビニに出させてもらって買い食いする。
立ち読みしたり観光案内所を冷やかしたり、東京の友達からかかってきた電話を取ったりしていたら、案外早く時間が経った。
鬼のように降っていた雨が、今度は気の狂ったようになった。今年の梅雨はどないなっとんじゃ？心配したが１両編成のワンマン列車は無事に駅を離れた。
もう眠くてたまらんので、うとうとしたりまた起きたり。車内の音声アナウンスが、
｢これは人吉行きのワンワン列車です｣
と言ってるように聞こえてならん。ワンマン、と言ってるのだろうが、寝ぼけた耳にはワンワン列車に聞こえる。運転手の顔を見たら、確かに猫系ではなく、どちらかといえば犬系をしている。
猫系の運転手のときは、｢ニャンニャン列車｣、と聞こえるのだろうか。
最寄りの渡（わたり）駅で下車。無人駅だから、切符は運転手のワンワンにわたす。
なつかしや、ランドアースの建物がホームの向こうに見えるわい。ホームから線路に下りると近道なんだが、そんなことしてるところを誰かに見られたりすると、社長のシゲに迷惑がかかるから自重して遠回りで歩いた。
ガイドハウスに荷物をほうり込み、会社に顔を出して帰着の挨拶をする。
もう眠くてたまらんので、ガイドハウスのベッドで仮眠。午後４時に目覚め、本社のシャワールームを使わせてもらう。
シゲが前回食べられなかった餃子に再チャレンジしようと、連れ出してくれたがまたしても閉店。（涙）
しかたなく、違う店、茶びんに行く。ここもテレビや雑誌によくでるお店である。ニラがたっぷり入っているところが特長。
餃子とともに、中華カツ丼なるものを発注。
餃子はこんな感じ。
中はたしかにニラたっぷりだ。
中華カツ丼は、想像では中華丼にカツがのってるようなイメージだったが、そうではなかった。
カツ丼の中華味って感じ。え、どう違うって？明らかに違うがな～。
腹一杯でガイドハウスに戻り、シゲとビール及び焼酎で乾杯。ランドアースもヨッシーが留守にしている短い間に、スタッフが辞めたりして激動である。そんな話しを夜更けまで。
走行 ０キロ 車移動 ８００キロ？ 出費 ２６６８円 （ＪＲ、カップ麺、おにぎり、中華カツ丼、餃子）
