亀徳~犬田布岬 [九州編その2]
2010年4月14日 水曜日 158日目
徳之島ゲートボール協会のみなさん、一夜の屋根をありがとう。
こんな感じのところでした。
朝、亀徳の街中をうろうろ走っていたら、100円ショップを発見。カセットボンベとか、欲しいものがあるので開店時間の9時半まで待つことにする。
せっかく空いた時間なので、前から破れて気になっていたナイロンの袋(これも百均の商品)を縫う。
どう?いい感じじゃ無い?もう少し使えそうでしょ。
百均では残念ながらカセットボンベは品切れ中だった。しかたないので近くのスーパーを2軒回るが、どちらも申し合わせたように、3本セット398円である。高いし3本もいらんし。しかしどうしようもないので、398で買う。
亀徳から県道80号線を南に、時計周りに島を回ることにする。
しばらく走ると、横綱のモニュメント発見。
牛の横綱である。闘牛が盛んとはしっておるが、いきなりこんなものが建っておるとは。隣のお墓の柱飾りがすごい。
ここにも牛が・・・・。
海岸沿いを走る。
喜念浜の近くに立ってた看板。
まさに牛中心の徳之島である。
綺麗な砂浜に降り立ってみたら、
またも牛!しかも散歩中。
やはり牛を中心にして一年を過ごす徳之島であったか。
さらに走ると、県道から変な建物が目に入ったので、その前まで行ってみた。
不思議である。完全に手づくり感である。屋根の鳥は何を表しておるのか?
家の前まで行ってみたが、ちょっとあぶない予感がしたので、すぐにUターンした。
さて、闘牛場にも参る。いまは開催されていないのであるが、牛舎にやはり牛が2頭いた。あのー、朝から人間より牛のほうがよく会うんですけど~。
さらに走り、徳之島のほぼ南端に位置する喜念崎灯台に参る。
想像よりちっこい。でも灯台には違いないので、灯台ハンターのヨッシーの面目躍如である。
瀬田、という海水浴場に寄る。ここは地図の情報ならキャンプできるとあったが、現在トイレ等の施設工事中につき、宿泊を断念。でも海岸はとても綺麗だった。
徳之島=泉重千代である。言い切ってしまう。120歳でお亡くなりになったそうであるが、生家が見れるというので、坂道をやっとこ登った。
りっぱな銅像が立っていた。
ヨッシーも長寿にあやかり、一緒に記念撮影。
隣に建っていたのが生家か?
重千代記念館?なるものもあったが、鍵が閉まっていた。
県道をさらに走る。橋を渡ったら、すごい高いところだった。
谷もすごく深くて鋭い!
さて、次は島の西部になる、犬田布岬(いぬたぶみさき)に到着。午後3時である。今日の宿泊地にしたい。
ここにはあの、戦艦大和の慰霊塔がある。綺麗な芝生の広がる崖際に、大和の沈んだ方角を向いて建っている。
すぐ先は絶壁で、打ち寄せる波が白くなって砕け散っている。ときおり高く上がった海の飛沫が、慰霊塔の向こうに上がってせつない気分になったりする。
ぐるりと一周して駐車場に戻ると、一軒だけ営業している喫茶店の窓が開き、「美味しいコーヒーありますよ~」と、店主らしき女性から声がかかった。入らねばなるまい。
女性はやっぱり店主の吉玉道子さん。
ご主人は徳之島で25年、コーヒー栽培をされているという。え!それって観光案内に乗ってた人?
やっぱりそうである。2年前からここでお店もやり始めたそうで、なんともかわいらしい。
ちなみに道子ママも美人である。
コーヒーをごちそうになり、いろいろお話して、今夜は店前の屋根の下にテントを張らせてもらうことにした。雨が降るからね~。
帰り際にトーストにバターと蜂蜜を塗ってサンドイッチにしたものもいただいた。すぐ食べた。うまかった。バターに蜂蜜、サイコー!
テントを張り、自炊準備。そしたら道子ママが、ゆで卵を2個も差し入れてくれた。ウレピー!
今日の献立は、紅芋とスパムのカレー味風コンソメスープ。
雨が降り出し、寒くなってきた。夕暮れになったらすぐにテントに入って、もう寝袋に入る。だって寒いもん。
そのままうとうとして寝てしまう。
走行 41キロ 出費 1546円 (サンド、カフェラテ、コロッケ、おにぎり、カセットボンベ、コンソメ、カレー粉、カーボン用紙、自転車油、発泡酒)