粟島公園~宇佐 国宝級の~~! [九州編その3!]
2011年5月25日 水曜日 563日目
思った通り静かで快適な宿泊でした。
朝の海を見に展望台に上がって写真を撮り、ラジオビタミンに投稿しておいた。その写真はコレ。
8時半に公園をでて、ラジオを聴きながら走っていると、お天気あっちこっちのコーナーでヨッシーの写真が紹介されたぜ!ラジオネームは、「国東のヨッシー」。行った先々で、あるときは別府のヨッシー。またある時は長崎のヨッシーなのだ。
決まった名前で続けるより、これからあちこちの風景写真を投稿していくので、その土地土地のヨッシーになったほうが面白いから。そのうち聞いてる人も、あれ?これ同じ人じゃないの?って気づくと愉快やろう~。
さあ、今日はちょっと山登りである。思いの外走りやすく、このままでは盛り上がりのないうちに国東半島を走破してしまいそうなので、ここいらで内陸部に入ってみようというわけだ。真玉(またま)から、国道をはずれ、半島中央部に向かっていく。
県道654で黒土というところまで上がり、そこから市道を通ってまずは川中不動へ行く。
なんか白い花がきれいね。
ストーンサークルは気になるが、今回はパス。
磨崖仏有りの表示でストップ。イノシシよけの柵を手で除けて橋を渡る。
予想よりコヂンマリした仏さんだったが、少し磨耗気味になっているところが時代物であることを語っておる。
天念寺方面やね。
岩肌がごつごつの山があり、ダイナミックじゃ。
天念寺というのは行者の修行の山やったんやな。無明橋なんておっそろしい高いところにかかっとる。
あれを渡るんか?こわ~。
道の駅のおばちゃんに天念寺はどこ?と聞くと、その駐車場の向こうの民家みたいなやつ、と教えてくれた。
うーむ、ざっくばらんな感じ。
川中不動。まさに川の中。ひねり無し、ぼけ無し、直球一直線である。
天念寺となりの藁葺き屋根のお堂では、火を使ったお祭りがあるそうで、お堂にはいるとその模様を伝えるビデオが自動的にスタートして結構ビックリした。
つぎは国宝の富貴寺(ふきじ)だな。なんせ国宝やからな。いっぺんイカンと。
川中不動からいったん坂道を下る。旧道の方が楽に走れると思い、Y字路をすっと左に入る瞬間対抗側から駐在のパトカーが来るのが見えた。
そのまま道を下っていると、さっきのパトカーが後ろから追いついてきた。
「前の自転車止まってください~」
と車のスピーカーで指示される。たぶんさっきY字路に入ったとき、駐在の方からするとパトカーを見て逃げた、みたいに映ったようである。
おおむねこういう時は、捜索願のでている人かどうかを確認するのが巡査の仕事なのだ。
だいたいスピーカーであれこれ指示されるのは腹立つのだ。自動車やバイクなら安全に停車させるために必要かもしれないが、歩行者自転車に対しては横着しないで車を降りて声をかけるのが人として当たり前なんやないか?と思う。そんなわけでヨッシーすでにムッとしているのである。
車から降りてきた巡査は30歳前後くらい。もちろんヨッシーより年下なので、
「なにかね?なんで止めた?」
と尋ねる。
お決まりのパターンで、名前と生年月日をお願いします、と聞くので、松田優作、と名乗り、弟の誕生日を答えておく。ついでに富貴寺までの道を尋ねたら、丁寧に教えてくれた。
県道29の合流まで下り、ここから登り返すことになる。ヨッシーの地図読みでは、このコースが一番楽なのだ。
29を上がって巡査が教えてくれた工事現場のところから、県道655に乗り換える。
ここからが今日一番の登りなのだ。30分ほど自転車を押して峠越え。そこからピューと下れば富貴寺である。
時間は1時15分。予定通りのタイムである。
拝観料は200円。これはしかたないな。国宝やからな。
これが国宝の大堂。中は暗くて仏さんもよく見えない。
外にでて山の方への小道をたどると、岩の中に仏さんがいた。
ピースして拝観終了~。
もうあとは豊後高田まで下る一方である。県道34で高田まで走り、昭和の町並みを再現した商店街を見学。
古い車が並んでる。これらはまだ動くんだろうか?いっぺん運転してみたい。
昭和の車やさんを再現してある。
足踏みミシンもなつかしい。実家にもおばあちゃんの家にもあったなあ。
昭和の家も再現。
五右衛門風呂。
レコードも試聴できる。
白黒テレビでは、昔のニュース映像がながされ、茶の間にはちゃぶ台と茶碗や箸のセットも置いてある。
こんな西洋人形が各家にあったなあ。
この柱時計はじいさんの家のに似ている。
8ミリフィルム映写機。ヨッシーの大学時代には、まだまだ現役で活躍していた。アメリカンフットボール部のマネージャーだったとき、各他大学の試合をスカウティングにいき、8ミリで撮影して現像してもらっていたのである。しかし3年生頃にそれがビデオカメラに移行されたのを覚えている。
由美かおるの看板。いまも美貌を維持しているのはスバラ恐ろしい。
教室で居眠りはいけませんよ。
無料のエリアばっかしやったが、それなりに楽しめた。3時過ぎだよ。先を急ごう。
国東の最後を飾るのはやっぱりお地蔵さん。
国道213で宇佐市に突入。なんだか疲れてはいるが、宇佐神宮に参ってみる。
お、山頭火の歌碑。575を崩したスタイルは、なんとなくヨッシーも親近感を感じる。またいつかは俳句などひねってみるか。
本殿にやっとたどりつく。広すぎるわ。足痛いのに。
案内書きに、下社にも詣でましょうとある。上社は高貴な人用、下社は一般の人用だったと書いてある。身分で分けるのが納得イカン。だから神社やお寺は好かんところもあるのじゃ。
国道213で宇佐市内に向かうと、ケーズデンキ発見!去年サンヨーのeneloop充電器を買ったのが、直後に壊れてしまい修理か交換をしてもらいたかったのだ。
サービスカウンターに現れた店員の兄ちゃんは、恐るべしマニュアル男やった。
一週間ほどお預かりします。
と繰り返すばかりで話が進まない。もうええわ、と言って店を出る。
連絡して置いた大森さんから連絡が入り、宇佐で会ってごはんに連れて行ってもらう。
天ぷらやさん~~~!
揚げたてを次々に持ってきてくれる。めちゃうまや~。
宿泊は宇佐市役所裏の河川敷。明日は雨の予報なのだが、ここならトライアルもドコモショップも歩いていける範囲である。
走行 61キロ 出費 2381円 (コロッケ、おにぎり、バナナ、かき氷、唐揚げ、たまご、巻きずし、発泡酒、焼酎、富貴寺)
思った通り静かで快適な宿泊でした。
朝の海を見に展望台に上がって写真を撮り、ラジオビタミンに投稿しておいた。その写真はコレ。
8時半に公園をでて、ラジオを聴きながら走っていると、お天気あっちこっちのコーナーでヨッシーの写真が紹介されたぜ!ラジオネームは、「国東のヨッシー」。行った先々で、あるときは別府のヨッシー。またある時は長崎のヨッシーなのだ。
決まった名前で続けるより、これからあちこちの風景写真を投稿していくので、その土地土地のヨッシーになったほうが面白いから。そのうち聞いてる人も、あれ?これ同じ人じゃないの?って気づくと愉快やろう~。
さあ、今日はちょっと山登りである。思いの外走りやすく、このままでは盛り上がりのないうちに国東半島を走破してしまいそうなので、ここいらで内陸部に入ってみようというわけだ。真玉(またま)から、国道をはずれ、半島中央部に向かっていく。
県道654で黒土というところまで上がり、そこから市道を通ってまずは川中不動へ行く。
なんか白い花がきれいね。
ストーンサークルは気になるが、今回はパス。
磨崖仏有りの表示でストップ。イノシシよけの柵を手で除けて橋を渡る。
予想よりコヂンマリした仏さんだったが、少し磨耗気味になっているところが時代物であることを語っておる。
天念寺方面やね。
岩肌がごつごつの山があり、ダイナミックじゃ。
天念寺というのは行者の修行の山やったんやな。無明橋なんておっそろしい高いところにかかっとる。
あれを渡るんか?こわ~。
道の駅のおばちゃんに天念寺はどこ?と聞くと、その駐車場の向こうの民家みたいなやつ、と教えてくれた。
うーむ、ざっくばらんな感じ。
川中不動。まさに川の中。ひねり無し、ぼけ無し、直球一直線である。
天念寺となりの藁葺き屋根のお堂では、火を使ったお祭りがあるそうで、お堂にはいるとその模様を伝えるビデオが自動的にスタートして結構ビックリした。
つぎは国宝の富貴寺(ふきじ)だな。なんせ国宝やからな。いっぺんイカンと。
川中不動からいったん坂道を下る。旧道の方が楽に走れると思い、Y字路をすっと左に入る瞬間対抗側から駐在のパトカーが来るのが見えた。
そのまま道を下っていると、さっきのパトカーが後ろから追いついてきた。
「前の自転車止まってください~」
と車のスピーカーで指示される。たぶんさっきY字路に入ったとき、駐在の方からするとパトカーを見て逃げた、みたいに映ったようである。
おおむねこういう時は、捜索願のでている人かどうかを確認するのが巡査の仕事なのだ。
だいたいスピーカーであれこれ指示されるのは腹立つのだ。自動車やバイクなら安全に停車させるために必要かもしれないが、歩行者自転車に対しては横着しないで車を降りて声をかけるのが人として当たり前なんやないか?と思う。そんなわけでヨッシーすでにムッとしているのである。
車から降りてきた巡査は30歳前後くらい。もちろんヨッシーより年下なので、
「なにかね?なんで止めた?」
と尋ねる。
お決まりのパターンで、名前と生年月日をお願いします、と聞くので、松田優作、と名乗り、弟の誕生日を答えておく。ついでに富貴寺までの道を尋ねたら、丁寧に教えてくれた。
県道29の合流まで下り、ここから登り返すことになる。ヨッシーの地図読みでは、このコースが一番楽なのだ。
29を上がって巡査が教えてくれた工事現場のところから、県道655に乗り換える。
ここからが今日一番の登りなのだ。30分ほど自転車を押して峠越え。そこからピューと下れば富貴寺である。
時間は1時15分。予定通りのタイムである。
拝観料は200円。これはしかたないな。国宝やからな。
これが国宝の大堂。中は暗くて仏さんもよく見えない。
外にでて山の方への小道をたどると、岩の中に仏さんがいた。
ピースして拝観終了~。
もうあとは豊後高田まで下る一方である。県道34で高田まで走り、昭和の町並みを再現した商店街を見学。
古い車が並んでる。これらはまだ動くんだろうか?いっぺん運転してみたい。
昭和の車やさんを再現してある。
足踏みミシンもなつかしい。実家にもおばあちゃんの家にもあったなあ。
昭和の家も再現。
五右衛門風呂。
レコードも試聴できる。
白黒テレビでは、昔のニュース映像がながされ、茶の間にはちゃぶ台と茶碗や箸のセットも置いてある。
こんな西洋人形が各家にあったなあ。
この柱時計はじいさんの家のに似ている。
8ミリフィルム映写機。ヨッシーの大学時代には、まだまだ現役で活躍していた。アメリカンフットボール部のマネージャーだったとき、各他大学の試合をスカウティングにいき、8ミリで撮影して現像してもらっていたのである。しかし3年生頃にそれがビデオカメラに移行されたのを覚えている。
由美かおるの看板。いまも美貌を維持しているのはスバラ恐ろしい。
教室で居眠りはいけませんよ。
無料のエリアばっかしやったが、それなりに楽しめた。3時過ぎだよ。先を急ごう。
国東の最後を飾るのはやっぱりお地蔵さん。
国道213で宇佐市に突入。なんだか疲れてはいるが、宇佐神宮に参ってみる。
お、山頭火の歌碑。575を崩したスタイルは、なんとなくヨッシーも親近感を感じる。またいつかは俳句などひねってみるか。
本殿にやっとたどりつく。広すぎるわ。足痛いのに。
案内書きに、下社にも詣でましょうとある。上社は高貴な人用、下社は一般の人用だったと書いてある。身分で分けるのが納得イカン。だから神社やお寺は好かんところもあるのじゃ。
国道213で宇佐市内に向かうと、ケーズデンキ発見!去年サンヨーのeneloop充電器を買ったのが、直後に壊れてしまい修理か交換をしてもらいたかったのだ。
サービスカウンターに現れた店員の兄ちゃんは、恐るべしマニュアル男やった。
一週間ほどお預かりします。
と繰り返すばかりで話が進まない。もうええわ、と言って店を出る。
連絡して置いた大森さんから連絡が入り、宇佐で会ってごはんに連れて行ってもらう。
天ぷらやさん~~~!
揚げたてを次々に持ってきてくれる。めちゃうまや~。
宿泊は宇佐市役所裏の河川敷。明日は雨の予報なのだが、ここならトライアルもドコモショップも歩いていける範囲である。
走行 61キロ 出費 2381円 (コロッケ、おにぎり、バナナ、かき氷、唐揚げ、たまご、巻きずし、発泡酒、焼酎、富貴寺)
ヨッシーの表現、ほんとに面白いです~。
ヨッシーは「松田優作」ってか。
そして「由美かおる」の表現も。
「種田山頭火」知ってるんだね。そして「金子みすず」も。
「中原中也」もカバーしていたら、山口県文化検定認定証貰えるかも。
あっ、由美かおるさんは無関係だったと思いますが。
by yamazakura (2011-06-11 22:09)
yamazakuraさん
山頭火はちょっと似てると言われたことがありまんにゃわ。
by 旅人ヨッシー松田843 (2011-06-14 21:32)