玉名～佐賀市 いきなり走った７０キロ

２０１１年１月４日　火曜日　４２２日目

晴れ。さあいよいよ出発じゃ。テントを畳みすべての荷物を自転車に積み、更地のようになった橋の下を眺めるとなんだか寂しくもある。

９時に走り出し、国道２０８号線を佐賀方面に行く。



左に見えてきた頭に白く雪をかぶった山は、雲仙か？こんなに近かったのか。玉名の近くの長洲と言うところから、フェリーで島原半島に渡るルートは、２００９年に旅をスタートさせた直後に通ったところである。今回はそうではなく、有明海をぐるっと陸路で回ることにした。

荒尾市、大牟田市と快調に進む。久々の走行なので控えめに走りたいが、なんとなく走り続けた。

２時半に柳川に入る。水郷で有名な町である。ちょっと寄り道。



橋のところでちょうど観光の船がやってきた。写真を撮らせてもらう。



北原白秋の生家を見に行く。



白秋は我が母校、関西学院の校歌を作った人でもあるので、ここはなにかのご縁があるか？と思った次第。



しかし入館料は４００円やんか。入り口のおばちゃんに、無料で見れるコーナーはないの？と食い下がるも、結果は見学断念。残念。



柳川から国道２０８号に戻り、少し走れば筑後川にさしかかる。



ここから佐賀県なのだ。川の中州にゲートボール場を発見。公園みたいになってるから今夜はここで泊まるか？いい時間になってきたからそろそろ停まらねば。



ロケーションは悪くないが、水とトイレがない。いや、トイレはあるが鍵がかかっている。

もう５０キロ以上走っているが、がんばってもう少し走ろう。そうすれば佐賀市内で前に泊まった河川敷がある。あそこなら水もトイレもあるし。

やや膝が痛くなってきた。



通りすがりの自転車屋で空気入れ借りる。これでちょっと走りが楽になった。それから通りかかった自転車あさひで、シフトケーブルのアウターワイヤーを買った。前に熊本でインナーワイヤーは交換していたが、外側の、いわゆるチューブのようになっているほうも、錆が来ているようなのだ。



日暮れ間近の６時前に嘉瀬川河川敷到着。



餃子入り寄せ鍋に白飯を自炊。

走行　７０キロ　出費　１５９６円　（餃子、コーラ、カップめん、弁当、ハンバーガー、アウターワイヤー、発泡酒）